JPH0575561U - 取手類の取付構造 - Google Patents

取手類の取付構造

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JPH0575561U
JPH0575561U JP4777192U JP4777192U JPH0575561U JP H0575561 U JPH0575561 U JP H0575561U JP 4777192 U JP4777192 U JP 4777192U JP 4777192 U JP4777192 U JP 4777192U JP H0575561 U JPH0575561 U JP H0575561U
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door plate
hole
mounting screw
outer peripheral
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栄一 野口
好友 長田
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株式会社野口ハードウェアー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラス戸板に形成された貫通孔にパッキン部
材を介して取付ねじにより取手類を取り付けたとき、こ
の取付ねじのゆるみの発生を防止することのできる主と
してガラス戸板用の取手類の取付構造を提供する。 【構成】 貫通孔(6)が穿設された戸板(5)と、筒
部(2)の一方の端面の外周にフランジ部(3)が同心
一体に形成されてなり該筒部(2)が前記貫通孔(6)
に挿入保持されているパッキン部材(1)と、前記貫通
孔(6)及びパッキン部材(1)の筒部(2)に戸板
(5)の裏面側から挿入された取付ねじ(7)と、前記
取付ねじ(7)の戸板(5)表面側への突出端に螺締さ
れて固定された取手類(8)とを具備する取手類の取付
構造において、パッキン部材(1)は、その前記フラン
ジ部(3)の外側表面の外周部を内周部よりも高く形成
してなり、前記パッキン部(1)のフランジ部(3)の
外側表面外周部の高所が前記取付ねじ(7)の頭部(7
a)の平坦裏面によって戸板(5)の板面に押圧されて
圧縮されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、家具や建具のガラス戸の戸板に貫通孔を穿設して、この貫通孔にパ ッキン部材を介して取手類を取り付ける取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、家具や建具などに設けられたガラス戸の戸板を1枚のガラス戸板で構成 したものが多く用いられるようになっている。このようなガラス戸の戸板に取手 類を取り付ける場合、ガラス戸を構成するガラス戸板に貫通孔を穿設して、この 貫通孔にパッキン部材を介して前記取手類を取り付けている。 この従来の取付構造としては、実公昭60−16192号公報に記載された提 案が公知である。この提案は図4及び図5に示すように、パッキン部材10を弾 性部材により筒部20と表面が平面状のフランジ部材30とを同心状に一体に形 成し、中心にねじを挿入する孔部40を形成し、かつ筒部20の軸方向の中央胴 部20a及び先端部20bの外径を、挿入するガラス戸板の貫通孔の内径よりそ れぞれ大及び小としたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように構成された従来の取付構造によると、図5に示すようにパッキン 部材10をガラス戸板5に形成された貫通孔6に挿入するとき、パッキン部材1 0の筒部20の先端部20aの外径が貫通孔6の内径より小さくなっているので 容易に挿入できる。また筒部20の中央胴部20aの外径は貫通孔6の内径より 大きくなっているので、挿入後にパッキン部材10の弾性によりこのパッキン部 材10がガラス戸板5に形成された貫通孔6から脱落することを防止できる。 しかしながら、上記のパッキン部材10をガラス戸板5の表裏両面から貫通孔 6内にそれぞれ装着し、中心の孔部40に一端に頭部7aを有する取付ねじ7を 挿入し、この取付ねじ7の他端に取手類8を螺着して締め付け固定したとき、取 付ねじ7の頭部7aの裏面と取付ねじ7の本体との境界部断面は通常ある程度の 曲率半径Rの円弧状となっているため、この頭部7aの裏面とパッキン部材10 の平面状の外側表面とが密着せず、取付ねじ7がパッキン部材10に対して回動 してゆるみ易く且つ隙間が生じ易いという問題があった。
【0004】 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、ガラス戸板に形成された貫通 孔にパッキン部材を介して取付ねじにより取手類を取り付けたとき、この取付ね じのゆるみの発生を防止することのできる主としてガラス戸板用の取手類の取付 構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための構成を実施例に対応する図を参照して説明する。 すなわち、本考案は、 貫通孔(6)が穿設された戸板(5)と、筒部(2)の一方の端面の外周にフ ランジ部(3)が同心一体に形成されてなり該筒部(2)が前記貫通孔(6)に 挿入保持されているパッキン部材(1)と、前記貫通孔(6)及びパッキン部材 (1)の筒部(2)に戸板(5)の裏面側から挿入された取付ねじ(7)と、前 記取付ねじ(7)の戸板(5)表面側への突出端に螺締されて固定された取手類 (8)とを具備する取手類の取付構造において、 前記パッキン部材(1)は、その前記フランジ部(3)の外側表面の外周部を 内周部よりも高く形成してなり、前記パッキン部(1)のフランジ部(3)の外 側表面外周部の高所が前記取付ねじ(7)の頭部(7a)の平坦裏面によって戸 板(5)の板面に押圧されて圧縮されていることを特徴としている。 また、図3に示されるように、前記パッキン部材(1)は、その前記筒部(2 )の外周に断面鋸歯状の凹凸部(2e)が外周方向に連続して形成された構造と してもさしつかえない。
【0006】
【作用】
上記の構造によると、図1に示すように、パッキン部材1をガラス戸板5の貫 通孔6内に装着し、パッキン部材1の中心の孔部4内に取付ねじ7を挿入し、先 端に取手類8を螺着して締め付け固定するとき、パッキン部材1のフランジ部3 の外側表面の外周部が高く内周部が低くなっているので、取付ねじ7の頭部7a の基部が円弧状となっていても、この部分はパッキン部材1の表面には当接せず 、外周側から順次当接して弾性変形により頭部7aの裏面がパッキン部材1の外 周表面の高所に密着当接する。従って頭部7aとパッキン部材1との間の摩擦力 が大となり、取付ねじ7の回動が防止されてゆるみ止めとなる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案に係る取付構造の実施例を図面を参照して説明する。 図1及び図2に本考案の第1の実施例を示す。パッキン部材1は合成樹脂また はゴムなどの弾性部材からなっており、筒部2の一方の端面の外周にフランジ部 3が同心状に一体に形成されている。そしてこれらの筒部2及びフランジ部3の 中心を貫通して孔部4が設けられており、この孔部4に図1に示すように取付ね じ7が挿入されるようになっている。また前記フランジ部3の外側表面には外周 部から内周部に向かって漏斗状に凹こんで傾斜する斜面3aが形成されている。 上記のように構成された本実施例によると、図1に示すようにガラス戸板5に 形成された貫通孔6内にパッキン部材1を挿入し、さらにパッキン部材1の中心 に形成された孔部4内に取付ねじ7を挿入し、この取付ねじ7がガラス戸板5の 表側に突出した一端に取手類8を螺着して締め付けるとき、取付ねじ7の頭部7 aの平坦裏面がパッキン部材1のフランジ部3の外周側から順次当接していく。 そしてフランジ部3の弾性変形によりフランジ部3の表面と取付ねじ7の頭部7 aの裏面とが密着してゆるみ止めの作用を得ることができる。このとき取付ねじ 7の頭部7aの基部と取付ねじ7本体との境界部がR状となっていても、フラン ジ部3の表面の内周部が低くなっているので前記基部が当接せず、取付ねじ7の 頭部7aがフランジ部3の表面から浮き上がることない。 尚、図1の実施例では、パッキン部材1を、貫通孔6の裏側からのみ挿入した 形状であるが、表裏両側から挿入させるようにしてもさしつかえない。
【0008】 図3(A),(B)に本考案の第2の実施例を示す。 この第2の実施例では、筒部2の外周面に軸方向に直角に鋸歯状の凹凸部2e を形成したものであり、パッキン部材1をガラス戸板5の貫通孔6へ挿入したと きの脱落を防止することができる。
【0009】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る取付構造によれば、パッキン部材のフラン ジ部の外側表面の外周部を内周部より高くしたので、パッキン部材をガラス板等 の貫通孔に装着し、このパッキン部材を介して取付ねじにより取手類を取り付け たときに、この取付ねじとパッキン部材との間に隙間の生ずることがなく、その ゆるみの発生を防止して取手類を強固にガラス戸に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る取付構造の第1の実施例を示す断
面図、
【図2】上同パッキン部材の一部断面側面図と平面図、
【図3】本考案に係る取付構造の第2の実施例に用いる
パッキン部材の一部断面側面図と平面図、
【図4】従来の取付構造に用いるパッキン部材の一部切
欠斜視図、
【図5】従来の取付構造の断面図、
【符号の説明】
1 パッキン部材 2 筒部 3 フランジ部 3a 斜面 5 戸板 6 貫通孔 7 取付ねじ 8 取手類

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通孔が穿設された戸板と、筒部の一方
    の端面の外周にフランジ部が同心一体に形成されてなり
    該筒部が前記貫通孔に挿入保持されているパッキン部材
    と、前記貫通孔及びパッキン部材の筒部に戸板の裏面側
    から挿入された取付ねじと、前記取付ねじの戸板表面側
    への突出端に螺締されて固定された取手類とを具備する
    取手類の取付構造において、 前記パッキン部材は、その前記フランジ部の外側表面の
    外周部を内周部よりも高く形成してなり、前記パッキン
    部のフランジ部の外側表面外周部の高所が前記取手ねじ
    の頭部の平坦裏面によって戸板の板面に押圧されて圧縮
    されていることを特徴とする取手類の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記パッキン部材は、その前記筒部の外
    周に断面鋸歯状の凹凸部が外周方向に連続して形成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の取手類の取付構
    造。
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