JP2017008686A - 建具の扉用ハンドル装置 - Google Patents
建具の扉用ハンドル装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017008686A JP2017008686A JP2015128436A JP2015128436A JP2017008686A JP 2017008686 A JP2017008686 A JP 2017008686A JP 2015128436 A JP2015128436 A JP 2015128436A JP 2015128436 A JP2015128436 A JP 2015128436A JP 2017008686 A JP2017008686 A JP 2017008686A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- annular
- seat
- door
- seal
- peripheral surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Abstract
【解決手段】第1シール材10は、座板部材9を構成する内受け座11のフランジ部の内面に面接触状態で押付けられる環状板止水弾性体10であり、第2シール材50は内受け座11のフランジ部に軸方向に連設する筒状部の収納空間に固定的に嵌め込まれた環状板オイルシール50であり、環状板オイルシール50は、第1形態保持部材に保持されると共に内受け座11の内周面に密着状態に嵌合する環状嵌合部と、この環状嵌合部に連続すると共に水平軸部15bの外周面に当る外・内のリップ部分を有する弾性の環状シールリップ部と、外リップ部分と内リップ部分との間に形成された環状凹みに充填されるオイルと、環状シールリップ部と環状嵌合部との間に設けられ、環状シールリップ部を保持する第2形態保持部材とから成る。
【選択図】図1
Description
(b)請求項2に記載の発明は、内受け座は内面側に横向き環状凹所を有し、該横向き環状凹所に略収まるように環状板止水弾性体が嵌め込まれ、前記内受け座に外嵌合する外受け座が複数の固着具を介して外側座板部材の複数の水平取付け柱にそれぞれ螺着すると、前記環状板止水弾性体は、その垂直内側面が扉の内壁面に対して圧接状態となる。したがって、外部からの水等の浸入を確実に防止することができる。
(c)請求項3に記載の発明は、環状嵌合部の突起状先端部は、内受け座の筒状部に嵌め込まれかつ短筒状第1軸受け板21に支持されているので、環状板止水弾性体は軸方向に滑動しない。なお、短筒状第1軸受け板21は、一つの部材でありながら、水平軸部を支持する機能もある。
(d)請求項5に記載の発明は、横向き環状凹所板体50は、内受け座の筒状部の内端面と当接する環状垂直壁60と、この環状垂直壁の半径外方向の外周端部に略直交状態に連設すると共に、前記筒状部の外周面に面接触状態に外嵌合する外環状壁61と、この外環状壁に対向するように前記環状垂直壁の半径内方向の内周端部に略直交状態に連設してその突出周端部が環状シールリップ部53の第2形態保持部材で保持された側の傾斜状周端部の外面に略当接すると共に、内側ハンドルの水平軸部に密接状態に外嵌合する内環状壁62と、前記内環状壁と前記外環状壁の間の前記環状垂直壁の内面に環状に突設されかつ環状嵌合部の突起状先端部に密接状態に接触する中間環状壁63とから成るので、ハンドルの水平軸部の外周面に対して、複数個のオイル(グリス)を設ける箇所ができる。
(e)請求項6に記載の発明は、環状板型オイルシール50は外受け座7と横向き環状凹所板体58にサンドイッチ状態に挟持されているので、内外の止め具を使用しなくても、環状板型オイルシールの軸方向の滑動を防止することができる。
(f)請求項7に記載の発明は、第1シール材としての止水弾性体10Aは、扉の取付け孔3の内周面に密着状態に嵌入すると共に内受け座11の筒状部の外周面に密着する短筒部分10bと、この短筒部分の外端部に連設するとフランジ部分10aとを有し、該止水弾性体は前記扉の表面と前記フランジ部分との間にサンドイッチ状態に挟持されるので、該第1シール材のシール効果をより高めることができる。
1…扉、1a…内壁面、1b…外壁面、
2…長杆状軸本体、
3…貫通状取付け孔、
4…横向き凹所、
5…固着具用の貫通孔、
6…外側ハンドル、
7…外側座板部材(一方の取付け座)、8…水平取付け柱、
9…内側座板部材(他方の取付け座)、
10、10A…第1シール材(環状板止水弾性体)、
11…内受け座、
12…外受け座、
13…固着具、14…飾り筒、
15…内側ハンドル、
15a…把手部
15b…水平軸部(ハンドルシンガネ)、
16…水平嵌合孔、
17…小径部、18…段差状大径部、
19…段差状小径部、
21…第1軸受け板、
22…第2軸受け板、
23、24…止め具、
25…横向き環状凹所、
27…収容空間、
28…環状支持板、28a…断面段差部、
50…第2シール材(環状板型オイルシール)、
51…第1形態保持部材、
52…環状嵌合部、52a…突起状先端部、
53…環状シールリップ部、
54…環状凹み、
55…オイル(グリス)。
56…弾性の第2形態保持部材、
58…横向き環状凹所板体。
Claims (7)
- 扉に固定された座板部材と、この座板部材に回動自在に支持された状態でその水平軸部が扉の取付け孔を貫通するハンドルと、前記座板部材の内面と前記扉の表面との間に設けられる第1シール材と、前記水平軸部の外周面と前記座板部材の内周面との間に設けられる第2シール材とを備える建具の扉用ハンドル装置であって、
前記第1シール材(10)は、前記座板部材を構成する内受け座(11)のフランジ部(11a)の内面に面接触状態で押付けられる環状板止水弾性体であり、一方、前記第2シール材は、前記内受け座のフランジ部に軸方向に連設する筒状部(11b)の収納空間(27)に固定的に嵌め込まれた環状板オイルシール(50)であり、該環状板オイルシールは、第1形態保持部材(51)と、この第1形態保持部材に保持されると共に前記内受け座の内周面に密着状態に嵌合する環状嵌合部(52)と、この環状嵌合部に連続すると共に、前記水平軸部の外周面に当る外・内のリップ部分を有する弾性の環状シールリップ部(53)と、前記外リップ部分と内リップ部分との間に形成された環状凹み(54)に充填され得るオイル(55)と、前記環状シールリップ部と前記環状嵌合部との間に設けられ、前記環状シールリップ部を保持する第2形態保持部材(56)とから成る建具の扉用ハンドル装置。 - 請求項1に於いて、内受け座(11)は内側座板部材(9)を構成し、該内受け座の内面側に横向き環状凹所(25)を有し、該横向き環状凹所に略収まるように環状板止水弾性体(10)が嵌め込まれ、前記内受け座に外嵌合する外受け座(12)が複数の固着具を介して外側座板部材(7)の複数の水平取付け柱(8)にそれぞれ螺着すると、前記環状板止水弾性体は、その垂直内側面が扉の内壁面(1a)に対して圧接状態となることを特徴とする建具の扉用ハンドル装置。
- 請求項1に於いて、環状嵌合部(52)の突起状先端部(52a)は、内受け座(11)の筒状部に嵌め込まれかつ短筒状第1軸受け板(21)に支持されていることを特徴とする建具の扉用ハンドル装置。
- 扉に固定された座板部材と、この座板部材に回動自在に支持された状態でその水平軸部が扉の取付け孔を貫通するハンドルと、前記座板部材の内面と前記扉の表面との間に設けられる第1シール材と、前記水平軸部の外周面と前記座板部材の内周面との間に設けられる第2シール材とを備える建具の扉用ハンドル装置であって、前記第1シール材(10)は、前記座板部材を構成する内受け座(11)のフランジ部(11a)の内面に面接触状態で押付けられる環状板止水弾性体であり、一方、前記第2シール材(50)は、前記内受け座のフランジ部に軸方向に連設する筒状部(11b)の収納空間(27)に固定的に嵌め込まれた環状板オイルシールであり、該環状板オイルシールは、第1形態保持部材(51)と、この第1形態保持部材に保持されると共に前記内受け座の内周面に密着状態に嵌合する環状嵌合部(52)と、この環状嵌合部に連続すると共に、前記水平軸部の外周面に当る外・内のリップ部分を有する弾性の環状シールリップ部(53)と、前記外リップ部分と内リップ部分との間に形成された環状凹み(54)と、前記環状シールリップ部と前記環状嵌合部との間に設けられ、前記環状シールリップ部を保持する第2形態保持部材(56)と、オイル溜まり(57)を形成するように内受け座の筒状部及び前記水平軸部の外周面に嵌合する横向き環状凹所板体(58)から成り、少なくとも前記環状凹み又は前記オイル溜まりのいずれかにオイルを充填することができる建具の扉用ハンドル装置。
- 請求項4に於いて、横向き環状凹所板体(50)は、内受け座の筒状部の内端面と当接する環状垂直壁(60)と、この環状垂直壁の半径外方向の外周端部に略直交状態に連設すると共に、前記筒状部の外周面に面接触状態に外嵌合する外環状壁(61)と、この外環状壁に対向するように前記環状垂直壁の半径内方向の内周端部に略直交状態に連設してその突出周端部が環状シールリップ部(53)の第2形態保持部材で保持された側の傾斜状周端部の外面に略当接すると共に、内側ハンドルの水平軸部に密接状態に外嵌合する内環状壁(62)と、前記内環状壁と前記外環状壁の間の前記環状垂直壁の内面に環状に突設されかつ環状嵌合部の突起状先端部に密接状態に接触する中間環状壁(63)とから成ることを特徴とする建具の扉用ハンドル装置。
- 請求項4に於いて、環状板型オイルシール(50)は外受け座(7)と横向き環状凹所板体(58)にサンドイッチ状態に挟持されていることを特徴とする建具の扉用ハンドル装置。
- 請求項1又は請求項4に於いて、止水弾性体(10、10A)は、扉の取付け孔(3)の内周面に密着状態に嵌入すると共に内受け座(11)の筒状部の外周面に密着する短筒部分(10b)と、この短筒部分の外端部に連設するとフランジ部分(10a)とを有し、該止水弾性体は前記扉の表面と前記フランジ部分との間にサンドイッチ状態に挟持されることを特徴とする建具の扉用ハンドル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015128436A JP6583992B2 (ja) | 2015-06-26 | 2015-06-26 | 建具の扉用ハンドル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015128436A JP6583992B2 (ja) | 2015-06-26 | 2015-06-26 | 建具の扉用ハンドル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017008686A true JP2017008686A (ja) | 2017-01-12 |
JP6583992B2 JP6583992B2 (ja) | 2019-10-02 |
Family
ID=57763755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015128436A Active JP6583992B2 (ja) | 2015-06-26 | 2015-06-26 | 建具の扉用ハンドル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6583992B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020200678A (ja) * | 2019-06-11 | 2020-12-17 | 三協立山株式会社 | 戸 |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0323258U (ja) * | 1989-07-17 | 1991-03-11 | ||
JPH0575561U (ja) * | 1992-07-08 | 1993-10-15 | 株式会社野口ハードウェアー | 取手類の取付構造 |
JPH0662149U (ja) * | 1991-03-07 | 1994-09-02 | ジャパン・ハードウェアー株式会社 | 扉用ロックハンドル |
JP2002139156A (ja) * | 2000-11-02 | 2002-05-17 | Nok Corp | 回転体オイルシール |
JP2006010050A (ja) * | 2004-06-29 | 2006-01-12 | Showa Corp | 自動販売機等の転倒防止用油圧緩衝器 |
JP2007205062A (ja) * | 2006-02-02 | 2007-08-16 | Nifco Inc | ドアハンドル装置 |
JP2010084899A (ja) * | 2008-10-01 | 2010-04-15 | Tsubakimoto Chain Co | 自動給油チェーン |
JP2014129702A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Goal Co Ltd | サムターン装置およびこれを備えた扉錠 |
JP3196422U (ja) * | 2014-10-08 | 2015-03-12 | 仁久 宇野 | 水門用開閉機 |
JP2015086665A (ja) * | 2013-11-01 | 2015-05-07 | 株式会社栃木屋 | 施錠装置 |
-
2015
- 2015-06-26 JP JP2015128436A patent/JP6583992B2/ja active Active
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0323258U (ja) * | 1989-07-17 | 1991-03-11 | ||
JPH0662149U (ja) * | 1991-03-07 | 1994-09-02 | ジャパン・ハードウェアー株式会社 | 扉用ロックハンドル |
JPH0575561U (ja) * | 1992-07-08 | 1993-10-15 | 株式会社野口ハードウェアー | 取手類の取付構造 |
JP2002139156A (ja) * | 2000-11-02 | 2002-05-17 | Nok Corp | 回転体オイルシール |
JP2006010050A (ja) * | 2004-06-29 | 2006-01-12 | Showa Corp | 自動販売機等の転倒防止用油圧緩衝器 |
JP2007205062A (ja) * | 2006-02-02 | 2007-08-16 | Nifco Inc | ドアハンドル装置 |
JP2010084899A (ja) * | 2008-10-01 | 2010-04-15 | Tsubakimoto Chain Co | 自動給油チェーン |
JP2014129702A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Goal Co Ltd | サムターン装置およびこれを備えた扉錠 |
JP2015086665A (ja) * | 2013-11-01 | 2015-05-07 | 株式会社栃木屋 | 施錠装置 |
JP3196422U (ja) * | 2014-10-08 | 2015-03-12 | 仁久 宇野 | 水門用開閉機 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020200678A (ja) * | 2019-06-11 | 2020-12-17 | 三協立山株式会社 | 戸 |
JP7225035B2 (ja) | 2019-06-11 | 2023-02-20 | 三協立山株式会社 | 戸 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6583992B2 (ja) | 2019-10-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6583992B2 (ja) | 建具の扉用ハンドル装置 | |
JP2012243860A (ja) | ケーブルクランプ | |
US10100931B2 (en) | Sealing lip for a low friction bonded piston seal | |
US9086176B2 (en) | Valve structure | |
JP2011247335A (ja) | ホースコネクタ | |
JP6506129B2 (ja) | サムターン装置 | |
CN207093946U (zh) | 一种管路密封连接组件和具有其的车辆 | |
BR212012007531U2 (pt) | conector para tubulação que contém um inserto de plástico | |
WO2015009638A8 (en) | High-pressure bi-directional sealing system | |
CN212455796U (zh) | 一种穿墙套管 | |
JP6611430B2 (ja) | 防水構造 | |
CN204692297U (zh) | 用于密封的非金属垫圈 | |
CA2568921A1 (en) | Stuffing box for rotating rod | |
DE602006001514D1 (de) | Hülse zur vormontage einer flachdichtung an einem maschinenteil | |
JP3207390U (ja) | コンクリート型枠支持部の止水構造 | |
CN109506830A (zh) | 一种可转动的高精度压力表 | |
JP6358891B2 (ja) | 制震ダンパ | |
JP6588225B2 (ja) | 配管材接続具及び配管材設置構造 | |
CN211389996U (zh) | 一种o型圈槽结构 | |
JP5959946B2 (ja) | 下水管用止水プラグ | |
CN203239927U (zh) | 密封圈 | |
US10263409B2 (en) | Cable connecting assembly | |
KR20170005559A (ko) | 파이프 밀폐 유닛 | |
CN203147149U (zh) | 直通式管道视镜 | |
CN208831819U (zh) | 一种弧面硬密封注脂阀 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180618 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190312 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190319 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190422 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190801 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190902 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6583992 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |