JP2542063Y2 - クサビ金具を用いた連結構造用連結ビス - Google Patents

クサビ金具を用いた連結構造用連結ビス

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JP2542063Y2
JP2542063Y2 JP2989292U JP2989292U JP2542063Y2 JP 2542063 Y2 JP2542063 Y2 JP 2542063Y2 JP 2989292 U JP2989292 U JP 2989292U JP 2989292 U JP2989292 U JP 2989292U JP 2542063 Y2 JP2542063 Y2 JP 2542063Y2
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金治 石田
堀  良昭
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ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、縦枠と横枠をクサビ金
具を利用して連結する際に用いる連結ビスに関する。
【0002】
【従来の技術】縦枠と横枠をクサビ金具を利用して連結
する構造としては種々のものが知られている。例えば、
実公昭49−38348号公報に示すように、縦枠のビ
スホールにワッシャを嵌挿した連結ビスを螺入し、この
連結ビスのビス頭部とワッシャを横枠の透孔に挿通し、
そのビス頭部と横枠との間にクサビ金具を圧入して縦枠
と横枠を連結するものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】かかる連結構造である
と、連結ビスに嵌挿したワッシャを横枠の透孔に嵌合す
ることで縦枠と横枠を微動しないように仮保持している
ので、ワッシャは透孔の径とほぼ等しい円形状となって
おり、ワッシャと透孔を嵌合する際にワッシャの外周縁
部と透孔の周縁部が干渉し易くワッシャと透孔を嵌合し
難くなる。また、連結ビスをビスホールに螺入している
ので振動などで連結ビスが弛み易く、連結ビスが弛むと
クサビ金具とビス頭部との間に隙間が生じてクサビ金具
が外れることがある。
【0004】そこで、本考案は前述の課題を解決できる
ようにしたクサビ金具を用いた連結構造用の連結ビスを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】ビス頭部2と軸杆部3と
ネジ部4を備え、この軸杆部3とネジ部4との間に、外
周面がビス頭部2に向けて順次小径なるテーパー状で弾
性変形可能なフィニッシングワッシャ5と平ワッシャ6
を嵌挿して成る連結ビス。
【0006】
【作 用】フィニッシングワッシャ5をガイドとして
平ワッシャ6を透孔にスムーズに嵌合できるし、フィニ
ッシングワッシャ5の弾性変形によって弛むことを防止
できる。
【0007】
【実 施 例】図1に示すように、連結ビス1はビス頭
部2と、このビス頭部2より小径な弾付き形状の軸杆部
3と、この軸杆部3より小径なネジ部4を有する段付き
ビスであり、この軸杆部3の小径部3aにフィニッシン
グワッシャ5と平ワッシャ6が嵌挿してある。この連結
ビス1は丸棒よりビス頭部2と軸杆部3と小径杆を有す
る素材を転造し、その小径杆にフィニッシングワッシャ
5と平ワッシャ6を嵌挿した状態で小径杆にネジ部4を
転造して作製する。前記フィニッシングワッシャ5は図
2、図3に示すようにテーパ形状の外周壁7と、この外
周壁7の小径先端周縁と連続した外周壁7と逆向きのテ
ーパ形状のの内周壁8と、この内周壁8の大径基端周縁
と連続し孔9aを有する隔壁9より成って弾性変形可能
となり、連結ビス1の軸杆部3の小径部3aが隔壁9の
孔9aに挿通して大径部3bと小径部3aの段差部3c
が隔壁9に接している。
【0008】次に連結ビス1を用いて縦枠と横枠を連結
する構造について説明する。図4に示すように、縦枠1
0の横枠取付板11には一対の透孔12,12が幅方向
に間隔を置いて形成してあり、この透孔12は連結ビス
1のビス頭部2より大径で平ワッシャ6とほぼ同一径と
なっている。横枠20は横板21と、その横板21の幅
方向両端部に一体的に設けた一対の縦板22,22で上
向コ字状となり、その横板21にビスホール23が幅方
向に間隔を置いて一体形成してある。クサビ金具30は
縦板31に一対の縦溝32を形成し、その縦溝32の縦
縁部に沿ってクサビ片33が打ち出し一体形成してあ
る。
【0009】図5に示すように連結ビス1のネジ部4を
横枠20のビスホール23に螺入して平ワッシャ6をビ
スホール23の端面に押しつけてフィニッシングワッシ
ャ5を圧縮変形成させて連結ビス1を取付ける。これに
よって、連結ビス1の弛みが防止される。横枠20に取
付けた連結ビス1のビス頭部2を縦枠10の横枠取付板
11の透孔12に挿通してフィニッシングワッシャ5の
外周壁7をガイドとして平ワッシャ6を透孔12内に嵌
合し、クサビ金具30の縦溝32を軸杆部3に嵌挿して
クサビ片33をビス頭部2と横枠取付板11の内面11
aとの間に圧入して横枠20の長手方向一端面20aを
横枠取付板11の外面11bに突き合せ連結する。
【0010】図6に示すように、クサビ金具30の縦板
31の縦溝32を下端面31aに開口しないようにして
その下部に連続してビス頭部2が挿通可能なる大径孔3
4を形成し、その大径孔34の下方に小径孔35を形成
して普通のビス36を小径孔35より横枠20のビスホ
ールに螺合して縦枠10と横枠20をより強固に連結し
てある。
【0011】
【考案の効果】フィニッシングワッシャ5をガイドとし
て平ワッシャ6を縦枠10の横枠取付板11の透孔12
にスムーズに嵌合できるし、横枠20のビスホール23
に螺入することでフィニッシングワッシャ5が弾性変形
するから連結ビス1が弛むことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】連結ビスの正面図である。
【図2】フィニッシングワッシャの斜視図である。
【図3】フィニッシングワッシャの断面図である。
【図4】縦枠と横枠とクサビ金具の分解斜視図である。
【図5】縦枠と横枠の連結状態の断面図である。
【図6】変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…連結ビス、2…ビス頭部、3…軸杆部、4…ネジ
部、5…フィニッシングワッシャ、6…平ワッシャ、1
0…縦枠、11…横枠取付板、12…透孔、20…横
枠、21…横板、23…ビスホール、30…クサビ金
具、31…縦板、32…縦溝、33…クサビ片。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横枠20のビスホール23に螺入した連
    結ビス1のビス頭部2を縦枠10の横枠取付板11の透
    孔12に挿通し、このビス頭部2と横枠取付板11との
    間にクサビ金具30を圧入して横枠2と縦枠1を連結す
    る構造に用いる連結ビスにおいて、 ビス頭部2と軸杆部3とネジ部4を備え、その軸杆部3
    とネジ部4との間に、外周面がビス頭部2に向けて順次
    小径のテーパ状で弾性変形可能なフィニッシングワッシ
    ャ5と平ワッシャ6を嵌合して成るクサビ金具を用いた
    連結構造用連結ビス。
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