JP2544286Y2 - 縦枠と横枠の連結構造 - Google Patents

縦枠と横枠の連結構造

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JP2544286Y2
JP2544286Y2 JP2989092U JP2989092U JP2544286Y2 JP 2544286 Y2 JP2544286 Y2 JP 2544286Y2 JP 2989092 U JP2989092 U JP 2989092U JP 2989092 U JP2989092 U JP 2989092U JP 2544286 Y2 JP2544286 Y2 JP 2544286Y2
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堀  良昭
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ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、縦枠と横枠をくさび金
具を利用して連結する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】縦枠と横枠をくさび金具を利用して連結
する構造としては種々のものが知られている。例えば、
実公昭49−38348号公報に示すように、縦枠のビ
スホールにワッシャを嵌挿した連結ビスを螺入し、この
連結ビスのビス頭部とワッシャを横枠の透孔に挿通し、
そのビス頭部と横枠との間にくさび金具を圧入して縦枠
と横枠を連結するものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】かかる連結構造である
と、連結ビスに嵌挿したワッシャを横枠の透孔に嵌合す
ることで縦枠と横枠を微動しないように仮保持している
ので、例えば図1に示すように縦枠1の横枠取付板2に
透孔3を形成し、横枠4の横板5にビスホール6を形成
し、ワッシャ7を嵌挿した連結ビス8をビスホール6に
螺入してワッシャ7を透孔3に挿入し、連結ビス8のビ
ス頭部8aと縦板1の横枠取付板2内面2aとの間にク
サビ金具9を圧入して縦枠1と横枠4を連結する構造と
した時に、図2のようにビスホール6の中心6aが横板
5より透孔3の半径だけ離隔するから横板5に立上り片
5aを一体的に形成し、その立上り片5aにビスホール
6を形成している。このために、横枠4の材料が立上り
片5a分だけ余分に必要となって材料費が高くなってコ
スト高となる。また、ワッシャ7の大径部7aを透孔3
に嵌合して縦枠1と横枠4を位置決めしており、しかも
縦枠1の横枠取付板2の板厚には制限があるので、大径
部7aが短いので、縦枠1と横枠4を仮保持した状態で
はワッシャ7の大径部7aが透孔3に確実に嵌合せず、
クサビ金具9を圧力する時には縦枠1と横枠4を作業者
が手で突き合せてワッシャ7の大径部7aを透孔3に嵌
合させた状態に維持しながらクサビ金具9を圧入する必
要があって縦枠と横枠の連結作業が面倒となる。
【0004】そこで、本考案は前述の課題を解決できる
ようにした縦枠と横枠の連結構造を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】縦枠10の横枠取付板1
1に、大径孔13とこの大径孔13の一部と連続した縦
長の狭搾孔14より成るビス挿通孔12を形成し、横枠
20の横板21にビスホール23を長手方向に連続して
形成し、前記大径孔13より小径のビス頭部31とこの
ビス頭部31より小径で狭搾孔14とほぼ同一径の軸杆
部32とネジ部33より成り、軸杆部32とネジ部33
との間にワッシャ34を設けた連結ビス30と、クサビ
金具40を備え、前記連結ビス30のネジ部33を横枠
20のビスホール23に螺入し、この連結ビス30のビ
ス頭部31とワッシャ34の大径鍔34aを大径孔13
に挿通してワッシャ34の小径部34bを狭搾孔14に
嵌合して縦枠10と横枠20を仮保持し、縦枠10の横
枠取付板11の内面と連結ビス30のビス頭部31との
間にクサビ金具40を圧入して横枠20の長手方向一端
面20aを縦枠10の横枠取付板11の外面11bに突
き合せ連結して成る縦枠と横枠の連結構造。
【0006】
【作 用】連結ビス30に設けたワッシャ34の小径
部34bがビス挿通孔12の狭搾孔14に嵌合して連結
ビス30の中心がビス挿通孔12の大径孔13中心から
離隔するので、横枠20のビスホール23を横板21に
直接一体的に形成でき、従来のように立上り片が不要と
なりそれだけ横枠4の材料費を安くできてコスト安にで
きるし、ワッシャ34の大径鍔34aで連結ビス30が
ビス挿通孔13より抜け出さないように仮保持できるか
ら縦枠10と横枠20を手で保持せずにクサビ金具40
を圧入できる。
【0007】
【実 施 例】図3に示すように、縦枠10の横枠取付
板11には一対のビス挿通孔12,12が幅方向に間隔
を置いて形成してあり、このビス挿通孔12は大径孔1
3と、この大径孔13の一部と連続した縦長の狭搾孔1
4より成っている。横枠20は横板21と、その横板2
1の幅方向両端部に一体的に設けた一対の縦板22,2
2で上向コ字状となり、その横板21にビスホール23
が幅方向に間隔を置いて一体形成してある。連結ビス3
0はビス頭部31、ビス頭部31より小径の軸杆部3
2、軸杆部32より小径のネジ部33より成る段付ビス
で、その軸杆部32とネジ部33との間の部分にワッシ
ャ34が設けてあり、図4に示すようにそのネジ部33
をビスホール23に螺入して軸杆部32とネジ部33の
段差部35をワッシャ34に当接し、そのワッシャ34
をビスホール23の開口端面23aに当接している。ク
サビ金具40は縦板41に一対の縦溝42,42を形成
すると共に、その各縦溝42の両側縁にクサビ片43,
43をそれぞれ打出し一体形成して成る。
【0008】前記連結ビス30は図5に示すように、丸
棒を転造等によりビス頭部31、軸杆部32、小径杆部
36を有するビス素材37を製作し、薄板よりワッシャ
34を成形し、そのワッシャ34をビス素材37の小径
杆部36に挿入した後に小径杆部36にネジ部33を転
造成形してワッシャ34を抜けないように保持してい
る。ビス頭部31の径Bは大径孔13の径Cより若干小
径で、軸杆部32の径Dは狭搾孔14の幅Eより若干小
さく、ワッシャ34の大径鍔34aの径Fはビス頭部3
1とほぼ同一径で、ワッシャ34の小径部34bの径G
は狭搾孔14の幅Eより若干小さく、かつその長さHは
縦枠10の横枠取付板11の板厚Iとシーラー50の厚
さJの和より若干大きくしてある。
【0009】縦枠10と横枠20の連結について説明す
る。図4に示すように、横枠20のビスホール23に連
結ビス30のネジ部33を螺入して軸杆部32とビス頭
部31を突出する。横枠20を縦枠10に向けて横方向
に移動して連結ビス30のビス頭部31とワッシャ34
の大径鍔34aを大径孔13に挿通し、横枠20を下方
に移動してワッシャ34の小径部34bを狭搾穴14に
嵌合して縦枠10と横枠20を幅方向に微動しないよう
に位置決めし、ワッシャ34の大径鍔34aで連結ビス
30がビス挿通孔12より抜け出ないようにして仮保持
する。クサビ金具40の縦溝42を軸杆部32に挿入し
てビス頭部31と横枠取付板11の内面11aとの間に
クサビ金具40を圧入して横枠20の長手方向一端面2
0aを縦枠10の横枠取付板11の外面11bにシーラ
50を介して突き合せ連結する。
【0010】
【考案の効果】連結ビス30に設けたワッシャ34の小
径部34bがビス挿通孔12の狭搾孔14に嵌合して連
結ビス30の中心がビス挿通孔12の大径孔13中心か
ら離隔するので、横枠20のビスホール23を横板21
に直接一体的に形成でき、従来のように立上り片が不要
となりそれだけ横枠4の材料費を安くできてコスト安に
できる。また、ワッシャ34の大径鍔34aによって連
結ビス30が縦枠10の横枠取付板11のビス挿通孔1
2より抜け出すことが防止され、クサビ金具40を圧入
する時に縦枠10と横枠20を手で突き合せ保持する必
要がなく縦枠10と横枠を簡単に連結できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の縦断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本考案の実施例を示す分解斜視図である。
【図4】連結状態の縦断面図である。
【図5】連結ビスの製造工程説明図である。
【符号の説明】
10…縦枠、11…横枠取付板、12…ビス挿通孔、1
3…大径孔、14…狭搾孔、20…横枠、21…横板、
23…ビスホール、30…連結ビス、31…ビス頭部、
32…軸杆部、33…ネジ部、34…ワッシャ、34a
…大径鍔、34b…小径部、40…クサビ金具。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦枠10の横枠取付板11に、大径孔1
    3とこの大径孔13の一部と連続した縦長の狭搾孔14
    より成るビス挿通孔12を形成し、横枠20の横板21
    にビスホール23を長手方向に連続して形成し、前記大
    径孔13より小径のビス頭部31とこのビス頭部31よ
    り小径で狭搾孔14とほぼ同一径の軸杆部32とネジ部
    33より成り、その軸杆部32とネジ部33との間に大
    径鍔34aと小径部34bを有するワッシャ34を設け
    た連結ビス30と、クサビ金具40を備え、 前記連結ビス30のネジ部33を横枠20のビスホール
    23に螺入し、この連結ビス30のビス頭部31とワッ
    シャ34の大径鍔34aを大径孔13に挿通してワッシ
    ャ34の小径部34bを狭搾孔14に嵌合して縦枠10
    と横枠20を仮保持し、縦枠10の横枠取付板11の内
    面11aと連結ビス30のビス頭部31との間にクサビ
    金具40を圧入して横枠20の長手方向一端面20aを
    縦枠10の横枠取付板11の外面11bに突き合せ連結
    して成る縦枠と横枠の連結構造。
JP2989092U 1992-04-09 1992-04-09 縦枠と横枠の連結構造 Expired - Fee Related JP2544286Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104499901A (zh) * 2014-12-18 2015-04-08 重庆欧帆门业有限公司 门板螺钉安装器

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CN104499901A (zh) * 2014-12-18 2015-04-08 重庆欧帆门业有限公司 门板螺钉安装器

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