JPH0757396B2 - 金属中空形材のつぶしフラット部形成方法 - Google Patents

金属中空形材のつぶしフラット部形成方法

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JPH0757396B2
JPH0757396B2 JP3101727A JP10172791A JPH0757396B2 JP H0757396 B2 JPH0757396 B2 JP H0757396B2 JP 3101727 A JP3101727 A JP 3101727A JP 10172791 A JP10172791 A JP 10172791A JP H0757396 B2 JPH0757396 B2 JP H0757396B2
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光雄 柘植
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、各種機械器具、又は
トラス等の構造物に使用されるアルミニウム合金(以下
アルミと略称する)、鉄等の金属の中空形材と他の部材
との連結等を目的として、該中空形材の一部に設けられ
るつぶしフラット部の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばトラスを構成する棒材とし
ての断面円形中空アルミ形材の端部に、ハブの係止溝に
係合連結させるための凹凸を有する継手フラット部を形
成する方法として、加圧面に所定の凹凸型を有する一対
のダイスの間で上記円形中空アルミ形材の端部を加圧し
てフラット部につぶすと共に該フラット部に凹凸形状を
圧印する方法が一般に行われ、または管端部の設定長さ
を軸対称に対向して中折り曲げ加工を行い、次に前記中
折り曲げ加工方向と直角をなす軸対称方向から押しつぶ
すことによって管端部を扁平にする加工方法が知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の前
者の方法では、アルミ形材端部を左右に展延しつつ押し
つぶすため、形成されるフラット部がアルミ形材の壁2
枚分の厚さの扁平板となり、これではトラス構成材の継
手部としての強度、特に曲げ剛性に十分でなく、しかも
該フラット部にさらに凹凸形状を圧印すると、凹部の強
度が著しく低下する不都合があり、さらには、上記フラ
ット部が扇形状に展延してアルミ形材の外径よりも外方
へ大きく張り出すため、これが係合連結されるハブの厚
さもそれに対応して厚くしなければならない等の欠点が
あり、後者の方法は、管端部の設定長さをまず軸対称に
対向してプレスで中折り曲げ加工を行い、次にその加工
方向と直角をなす軸対称方向からプレスで押しつぶす工
程で加工工数が多く、生産速度並びにコストの面で難点
があった。
【0004】本願第1発明は、従来のつぶしフラット部
の強度を高めると共に圧印に適する十分な厚さを付与
し、さらにフラット部の張り出し幅を縮少する金属中空
形材のフラット部を形成する方法を提供することを課題
とし、
【0005】本願第2発明は、金属中空形材に所定凹凸
形状を有するフラット部を形成する方法を提供すること
を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題達成のため、本
願第1発明は、押出加工時にまたは押出後の引抜加工時
に、中空形材の少くともフラット部形成予定部分におい
てフラット形成のためのプレス方向と直交する方向の相
対する形材側壁部材を内側へそれぞれ全長にわたって凹
ませた凹部を有する金属中空形材を準備し、次に、上記
フラット部形成予定部分を相対する両プレス面で上記プ
レス方向に加圧し、上記内側へ凹んだ両形材側壁部材を
上記プレス面がわの両形材側壁部材の間に屈曲させつつ
食い込ませて重合させる、金属中空形材のつぶしフラッ
ト部形成方法を提案し、
【0007】本願第2発明は、中空形材の少くともフラ
ット部形成予定部分においてフラット形成のためのプレ
ス方向と直交する方向の相対する形材側壁部材を内側へ
それぞれ凹ませた金属中空形材を準備し、次に、上記フ
ラット部形成予定部分を相対する凹凸型を有する両プレ
ス面で上記プレス方向に加圧し、上記内側へ凹んだ両形
材側壁部材を上記プレス面がわの両形材側壁部材の間に
屈曲させつつ食い込ませて重合させると共に該重合部分
の表面に凹凸を付与する、金属中空形材の凹凸つきつぶ
しフラット部形成方法を提案する。
【0008】本願発明における上記「中空形材」には、
横断面が矩形、円形、長円形、六角形等の閉断面形状の
もの、及び矩形C形、円形C形、長円形C形等のような
開断面であって上記閉断面形状に準ずるものも含まれ
る。
【0009】また、本願第2発明における上記形材側壁
部分を内側へ凹ませる「金属中空形材の少くともフラッ
ト部形成予定部分」とは、本願第1発明における中空形
材の押出時に形材全長にわたって凹みを付与するもの、
押出後に引抜き加工により形材全長にわたって凹みを付
与するもののほか、凹みのない金属中空形材のフラット
部形成予定部分にプレス加工により凹みを付与するもの
等も含む趣旨である。
【0010】
【実施例】まず、図1、2は本願第1発明によって金属
中空形材の一部に形成されたつぶしフラット部を示し、
横断面正方形の中空アルミ形材(1)の端部につぶしフ
ラット部(2)を設けてあり、該フラット部(2)は、
横断面において上下相対する平坦なフラット面をなす形
材側壁のフラット部材(3)、(3)の間に、それらと
連続して隣り合う他の相対する形材側壁部材(4)、
(4)がU字状に屈曲して上記フラット部材(3)、
(3)の間の中間位置まで食い込んだ状態で扁平に重合
されており、それにより該フラット部(2)の厚さはア
ルミ形材(1)の壁4枚分となり、またフラット部
(2)の幅はアルミ形材(1)とほぼ同幅となる。
【0011】上記のフラット部(2)は、一例として、
これに軸通し孔を開設して中空アルミ形材(1)の軸に
よる連結部に使用される。
【0012】この金属中空形材のつぶしフラット部形成
方法の実施例について説明する。一例として、図1、2
と同様の横断面正方形の中空アルミ形材の相対する形材
側壁部材(4a)、(4a)を図3、(イ)に示すよう
に押出加工により全長にわたって<字状に内側へ凹ませ
た凹部を有する中空アルミ形材(1a)を準備する。
【0013】ついで、同図(ロ)に示すように平坦なプ
レス面を有する下部ダイス(5a)上に、上記フラット
部形成予定部分(Pa)を、その部材(4a)、(4
a)をプレス方向と直交する方向に向けた状態で、セッ
トし、ついで平坦なプレス面を有する上部ダイス(6
a)を降下させ、両ダイス(5a)、(6a)でプレス
方向に相対する形材側壁フラット部材(3a)、(3
a)を相対方向に加圧し、それにより上記内側へ凹んだ
両部材(4a)、(4a)をさらに内側へ屈曲させてい
き、そして遂には、同図(ハ)に示すように前記図2と
同様の厚さが形材の壁4枚分で幅が形材(1a)のそれ
とほぼ等しいつぶしフラット部(2a)を形成する。
【0014】次に、金属中空形材の凹凸形状つきつぶし
フラット部形成方法の実施例について説明する。一例と
して図4、(イ)に示すように横断面円形の中空アルミ
形材の相対する形材側壁部材(4b)、(4b)を引抜
き加工等により形材全長にわたって<字状に内側へ凹ま
せた全長凹みつき中空アルミ形材(1b)を準備する。
【0015】ついで、同図(ロ)に示すように凹凸形状
の型(7b)を有する下部ダイス(5b)上に、上記凹
みつき中空アルミ形材(1b)の端部のフラット部形成
予定部分(Pb)を、その部材(4b)、(4b)をプ
レス方向と直交する方向へ向けた状態でセットし、つい
で凹凸形状の型(8b)を有する上部ダイス(6b)を
降下させ、両ダイス(5b)、(6b)の型(7b)、
(8b)で相対する形材側壁部材(3b)、(3b)を
相対方向に加圧し、それにより同図(ハ)に示すように
前記図2と同様のフラット部(2b)を形成すると共に
該フラット部の両フラット面に凹凸形状を圧印する。
【0016】上記の凹凸つきフラット部(2b)は、一
例として該アルミ形材(1b)をトラス構成材に使用し
た場合のハブの係止溝に係合すべき継手に用いられる。
【0017】
【発明の効果】本願第1発明の金属中空形材のつぶしフ
ラット部形成方法によれば、押出加工時にまたは押出後
の引抜加工時に、フラット形成のためのプレス方向と直
交する方向の相対する形材側壁部材を内側へそれぞれ全
長にわたって凹ませた凹部を有する金属中空形材を準備
するので、わざわざフラット部形成予定部分にプレス加
工によって凹みを形成する必要がなく、それだけ加工工
数を削減でき、中空の長尺形材を高い生産速度で製造が
でき、したがってコストも低減でき、その形状精度も高
いものとすることができる。また全長にわたり凹部を有
する金属中空形材であるから、長尺材を任意の長さに切
断してつぶしフラット部を直ちに形成でき、しかも中空
形材の壁をスムーズに4層に折畳み、所期の壁4枚分の
厚さのフラット部を確実に且つ容易に形成することがで
きるのである。
【0018】本願第2発明の金属中空形材の凹凸つきつ
ぶしフラット部形成方法によれば、上記第1発明の効果
と同様の効果に加え、上記フラット部の形成と同時に該
フラット部の表面に所望の凹凸形状を付与することがで
きるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】つぶしフラット部つき中空形材の一部省略側面
図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】(イ)一部凹みつき中空形材の正面図である。 (ロ)中空形材を平坦ダイスにセットした状態の正面図
である。 (ハ)プレスした状態の正面図である。
【図4】(イ)全長凹みつき中空形材の正面図である。 (ロ)中空形材を凹凸ダイスにセットした状態の側面図
である。 (ハ)プレス圧印した状態の側面図である。
【符号の説明】
1、1a、1b 中空アルミ形材 2、2a、2b つぶしフラット部 3、3a 形材側壁フラット部材 4、4a 形材側壁部材 5a、5b 下部ダイス 6a、6b 上部ダイス 7b、8b 型 Pa、Pb フラット部形成予定部分

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押出加工時にまたは押出後の引抜加工時
    に、中空形材の少くともフラット部形成予定部分におい
    てフラット形成のためのプレス方向と直交する方向の相
    対する形材側壁部材を内側へそれぞれ全長にわたって凹
    ませた凹部を有する金属中空形材を準備し、 次に、上記
    フラット部形成予定部分を相対する両プレス面で上記プ
    レス方向に加圧し、上記内側へ凹んだ両形材側壁部材を
    上記プレス面がわの両形材側壁部材の間に屈曲させつつ
    食い込ませて重合させる、 金属中空形材のつぶしフラッ
    ト部形成方法。
  2. 【請求項2】 中空形材の少くともフラット部形成予定
    部分においてフラット形成のためのプレス方向と直交す
    る方向の相対する形材側壁部材を内側へそれぞれ凹ませ
    た金属中空形材を準備し、 次に、上記フラット部形成予
    定部分を相対する凹凸型を有する両プレス面で上記プレ
    ス方向に加圧し、上記内側へ凹んだ両形材側壁部材を上
    記プレス面がわの両形材側壁部材の間に屈曲させつつ食
    い込ませて重合させると共に該重合部分の表面に凹凸を
    付与する、 金属中空形材の凹凸つきつぶしフラット部形
    成方法。
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