JP2802476B2 - 突合せ部材の連結方法 - Google Patents

突合せ部材の連結方法

Info

Publication number
JP2802476B2
JP2802476B2 JP31266793A JP31266793A JP2802476B2 JP 2802476 B2 JP2802476 B2 JP 2802476B2 JP 31266793 A JP31266793 A JP 31266793A JP 31266793 A JP31266793 A JP 31266793A JP 2802476 B2 JP2802476 B2 JP 2802476B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
butting
press
members
connecting member
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP31266793A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07136050A (ja
Inventor
謙一郎 大橋
Original Assignee
有限会社帖佐製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社帖佐製作所 filed Critical 有限会社帖佐製作所
Priority to JP31266793A priority Critical patent/JP2802476B2/ja
Publication of JPH07136050A publication Critical patent/JPH07136050A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2802476B2 publication Critical patent/JP2802476B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、額縁・アルミサッシ・
建築構造部材・建具・家具等の金属製・木製・プラスチ
ック製等の部材を突合せて連結する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば額縁・アルミサッシ等の突
合せ部材の連結は、連結部材を突合せ部材間に股がるよ
うに当て、連結部材をカシメやボルト又はネジでもって
各突合せ部材に固着することによって突合せ部材を連結
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の突合せ部材の連
結方法では、カシメやボルト・ネジの締め付け作業に手
間・時間がかかり、自動化が難しいという問題点があっ
た。本発明が解決しようとする課題は、従来のこれらの
問題点を解消し、きわめて短時間で且つ単純な作業で連
結でき、連結作業の自動化が容易にできるという新しい
構想の突合せ部材の連結方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の要旨は、 1) 突合せる部材の突合せ部分それぞれに、突合せ部
材を股がるように連続した溝部を設け、同溝部に圧入さ
れる硬度の高い連結部材の圧入側面に圧入方向から突合
せ面に向って僅か傾いた小さな突出の縦突条を複数設
け、突合せ部材を互いに突合せた後、溝部に上記連結部
材を圧入し、連結部材の縦突条が突合せ部材の溝部側面
に食い込んで圧入されるに従って縦突条が突合せ部材を
互いに引き寄せながら連結することを特徴とする突合せ
部材の連結方法 2 連結部材の圧入側面に圧入方向と略直交する小さ
な突出の横突条を設けた前記1)記載の突合せ部材の連
結方法 3) 突合せ部材が額縁のフレーム部材である前記1)
又は2)記載の突合せ部材の連結方法 4) 突合せ部材がアルミ製であり、連結部材がステン
レス製である前記1)〜3)何れか記載の突合せ部材の
連結方法 にある。
【0005】ここで、突合せ部材としては、額縁のフレ
ーム材、アルミサッシ、建具、家具、機械部材、建築構
造部材等があり、用途に限定されるものでない。又、突
合せ部材の突合せ面の部材の長手方向に対する角度も連
結される部材の用途・フレーム組み合せ形状によって適
宜決まるものでその都度角度・突合せ面の形状も限定さ
れるものではない。更に、溝部及び連結部材の形状もL
字・ヘ字状、直線状等種々の形状のものが採用できう
る。連結部材の素材は、縦突条が突合せ部材の溝部の圧
入側面に食い込める程、突合せ部材に比べて高い硬度で
あればよい。
【0006】
【作用】本発明では、二個又は三個以上の突合せ部材を
突合せた後、これら突合せ部材間に股がるように連続し
て形成された溝部に連結部材を圧入する。連結部材が圧
入されると、連結部材の圧入側面に設けられた高い硬度
の縦突条は突合せ部材の溝部側面に食い込み、溝部側面
に傷を与えながら溝部深くに押し込まれる。溝部深く押
し込まれるにつれて縦突条は傾斜しているので圧入開始
する位置の縦突条は突合せ面に近付き、縦突条は突合せ
部材を互いに突合せ面方向に引き寄せ、且つより強い力
でもって突合せ部材を緊締する。又、突合せ部材の圧力
方向と直角方向(溝長手方向)への引き抜きに対して、
縦突条が突合せ部材の側面に食い込んで係止して移動を
防止する。又、連結部材の圧入側面の横突条は、溝部側
面に傷を与えながら圧入されて溝部側面に食い込んで連
結部材と突合せ部材との圧力方向への分離を防止する。
このように、突合せ部材の突合せ部分の溝部に連結部材
を圧入するだけで突合せ部材を連結できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例は額縁のアルミフレームの連結に使用し
た例である。
【0008】図1,2,3,4に示す実施例1は、ステ
ンレス製の垂直板材をその中間で折曲させ、縦突条1と
横突条2とを垂直の面それぞれに且つ折曲部分を対称に
複数設けた連結部材3をフレーム4,5の溝部6に圧入
して連結する例である(図1,2,3参照)。本実施例
1の連結部材3はステンレス製であり、額縁のフレーム
4,5はアルミ一体成型品である。連結部材3の高さは
8ミリ,厚みは2ミリ、縦突条1は長さは5ミリ,突出
は0.3ミリ、その傾斜角は垂直から1〜2度傾いてい
る。又、横突条2の突出は0.3ミリ程である。図中、
7は突合せ面(接合面)である。この実施例1では、こ
の連結部材3を圧力装置で突合せたフレーム4,5の溝
部6に圧入することで縦突条1・横突条2が各フレーム
4,5の溝部6側面に食い込んで各フレーム4,5を引
き寄せて分離しないように強固に連結できる。
【0009】図5に示す実施例2は、同じ額縁のアルミ
一体成型品のフレーム8,9を連結するものであり、溝
部10はフレーム8,9に水平方向に設けられ、ステン
レス製の連結部材11はL字状の平板であり、その上面
・下面の両面にその対角隅を対称に縦突条12と横突条
13が設けられた例である。この連結部材11は、溝部
10に水平に圧入される。連結状態は前記実施例と同様
である。
【0010】図6で示す実施例3は、やはり額縁のフレ
ーム14,15の連結の例であり、縦の巾広の溝部16
が直角状にアルミ製のフレーム14,15に形成され、
これに断面コ字状のステンレス製連結部材17が圧入さ
れる。連結部材17の垂直に立ち上った両折曲部の外周
垂直面に0.3ミリ程の小さい突出の垂直からの傾斜角
1〜2度の10ミリ程の長さの縦突条18と10ミリ程
の長さの横突条19を設けている。この実施例3のもの
も、その溝部に圧入するだけでフレームを強固に連結さ
れる。
【0011】更に、図7に示す実施例4は、壁掛鏡のフ
レームの連結の例で、鏡20を保持する木製6角フレー
ムの各フレーム部材21にヘ字状の溝部22を設け、こ
れに縦突起23を設けたヘ字状アルミ製連結部材24を
圧入する例である。他は前実施例と同様である。
【0012】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば、突合せ部
材の突合せ部分の溝部に連結部材を圧入するだけで突合
せ部材を連結できるので、連結作業が迅速且つ容易に行
え、連結作業の自動化が容易に行えるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【図3】実施例1の連結部材を示す拡大斜視図である。
【図4】実施例1の連結部材の縦突起を示す拡大横断面
図である。
【図5】実施例2を示す斜視図である。
【図6】実施例3を示す斜視図である。
【図7】実施例4を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 縦突条 2 横突条 3 連結部材 4 フレーム 5 フレーム 6 溝部 7 突合せ面 8 フレーム 9 フレーム 10 溝部 11 連結部材 12 縦突条 13 横突条 14 フレーム 15 フレーム 16 溝部 17 連結部材 18 縦突条 19 横突条 20 鏡 21 フレーム部材 22 溝部 23 縦突起 24 連結部材

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 突合せる部材の突合せ部分それぞれに、
    突合せ部材を股がるように連続した溝部を設け、同溝部
    に圧入される硬度の高い連結部材の圧入側面に圧入方向
    から突合せ面に向って僅か傾いた小さな突出の縦突条を
    複数設け、突合せ部材を互いに突合せた後、溝部に上記
    連結部材を圧入し、連結部材の縦突条が突合せ部材の溝
    部側面に食い込んで圧入されるに従って縦突条が突合せ
    部材を互いに引き寄せながら連結することを特徴とする
    突合せ部材の連結方法。
  2. 【請求項2】 連結部材の圧入側面に圧入方向と略直交
    する小さな突出の横突条を設けた請求項1記載の突合せ
    部材の連結方法。
  3. 【請求項3】 突合せ部材が額縁のフレーム部材である
    請求項1又は2記載の突合せ部材の連結方法。
  4. 【請求項4】 突合せ部材がアルミ製であり、連結部材
    がステンレス製である請求項1〜3何れか記載の突合せ
    部材の連結方法。
JP31266793A 1993-11-17 1993-11-17 突合せ部材の連結方法 Expired - Fee Related JP2802476B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31266793A JP2802476B2 (ja) 1993-11-17 1993-11-17 突合せ部材の連結方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31266793A JP2802476B2 (ja) 1993-11-17 1993-11-17 突合せ部材の連結方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07136050A JPH07136050A (ja) 1995-05-30
JP2802476B2 true JP2802476B2 (ja) 1998-09-24

Family

ID=18031983

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31266793A Expired - Fee Related JP2802476B2 (ja) 1993-11-17 1993-11-17 突合せ部材の連結方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2802476B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07136050A (ja) 1995-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3965601A (en) Picture frame
US4122617A (en) Picture frame
US3675957A (en) Locking connection for supporting grid systems
JPH0234488Y2 (ja)
US4718184A (en) Picture frame corner joining system
US4438578A (en) Picture frame and corner bracket assembly
CA2407863C (en) Duct connecting system having integral transverse flanges
JP2802476B2 (ja) 突合せ部材の連結方法
US4079496A (en) Method of making a thermal barrier shape
US4610565A (en) Device for joining frame members for picture frame
US4583878A (en) Framing system
JPH0420294Y2 (ja)
JP3396717B2 (ja) 乾式壁材の端部材
JPS6310749Y2 (ja)
JPH0246621Y2 (ja)
JP2744589B2 (ja) 板材取付装置
JP2872615B2 (ja) 連結構造
JP2544286Y2 (ja) 縦枠と横枠の連結構造
JPS5835100Y2 (ja) 額縁
JP2530063B2 (ja) 部材同士の接合方法及び構造
JP2560898B2 (ja) 可動間仕切壁
JPS628648Y2 (ja)
JP3043094U (ja) 建築または構築材料溶接用裏当て金具
JP2518788Y2 (ja) 格子面体
JPH0246622Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees