JP2560898B2 - 可動間仕切壁 - Google Patents

可動間仕切壁

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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、上端を解放した状態で床上に設置される可
動壁であって、ローパーティション等と称されてオフィ
スなどの簡易間仕切に使用される可動間仕切壁に関する
ものである。
[従来の技術] 従来、この種の可動間仕切壁として、複数のパネルを
連結具を介して連結するようにしたものがある。すなわ
ち、従来知られているものは、内側面にテーパーを付与
した凹溝を各パネルの上枠材の水平端面に形成するとと
もに、連結具に前記凹溝の内側面に係合するテーパー部
を設けておき、その連結具を隣設するパネルの上枠材に
橋架するようにしている。そして、連結具を隣設する両
パネルの上枠材にボルトを用いて止着し、それらボルト
の緊締力によってその連結具のテーパー部を両パネルの
凹溝の内側面側に押入させるようにしている。
なお、従来のものは、パネルの枠材をアルミニューム
製の押出材により構成し、その枠材の凹溝に鋼鉄製の連
結具を係合させるようにしている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、枠材にアルミニューム押出材を使用する
と、材料費が高くなり、パネルのコストダウンが難しく
なる。そのため、近時、パネルの枠材を鋼鉄製のものに
することが考えられている。
ところが、硬度の高い鋼鉄製の枠材に設けた凹溝に、
同じく鋼鉄製の連結具のテーパー部を押入させて緊締し
ても、寸法のばらつき等に起因してそのテーパー部と凹
溝内側面とが全面的にしっくりと密着し難い。そのた
め、外観的には、問題なく組み上がっている場合でも、
しばらく使用していると、その緊締部分に緩みが生じて
連結剛性が低下し易いという問題が発生する。
本発明は、このような問題点を解消するとともに、必
要なボルトを連結具に予め仮保持させておくことも容易
にできるため、組立作業の円滑化をも図ることができる
可動間仕切壁を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、このような目的を達成するために、次のよ
うな手段を講じたものである。
すなわち、本発明に係る可動間仕切壁は、複数のパネ
ルを柱及び連結具を介して連結するようにしたものであ
る。各パネルは、鉄製の上枠材を有したもので、その上
枠材に、内側面にテーパーを付与した凹溝を形成してあ
る。連結具は、隣設するパネルの上枠材間にシート材を
介して架設された鉄製のもので、前記各パネルの凹溝内
側面に係合するテーパー部を有するとともに、両端部と
中央部との中間に、前記凹溝の底部方向に突出する突起
をそれぞれ突設してなる。シート材は、前記連結具と別
体に構成されたもので、鉄よりも硬度の低い材料により
作られている。そして、前記連結具の両突起を各パネル
の凹溝底部に設けた係合凹部にそれぞれ係合させるとと
もに、その連結具の中央部を柱に1本のボルトを用いて
緊締し、かつその連結具の両端部を対応するパネルの上
枠材にそれぞれ1本のボルトを用いて緊締し、そのテー
パー部を前記シート材を介して前記凹溝の内側面間に押
入させていることを特徴としている。
シート材の好ましい材質としては、アルミニュームや
銅等が挙げられる。シート材の厚み寸法は、0.5〜1mm程
度あれば十分である。
予め連結具に必要なボルトを仮保持させておき、部品
管理部門や施工現場での部品の員数合わせを簡略化する
には、シート材のボルト挿通孔の内周に、ボルトの外周
に摺接するボルト仮保持用の舌片を一体に形成しておく
のがよい。
連結具の製作の簡略化を図るには、連結具を、板金製
のものにし、その所要箇所を台形状に切り起こすことに
よって、前記突起を形成するのが好ましい。なお、その
突起と係合孔との係合を確実に行わせるには、突起の両
側縁と係合孔の内周面に、シート材の一部を介在させる
のがよい。
パネル間に柱を介在させる場合には、柱の左右の接合
面に係合面をそれぞれ設けるとともに、各パネルの接合
面に前記係合孔に係合する下方へ屈曲する係合爪を設け
ておき、前記柱の上端近傍部に保持させたナットに、前
記連結具の中央部を貫通させたボルトを螺合させて、そ
の緊締力により前記柱を相対的に前記連結具方向に引き
寄せるようにするのが好ましい。各係合爪を対応する係
合孔の最終位置まで深く正確に係合させることができる
からである。
[作用] 本発明の構成によれば、ボルトを締め付けることによ
って、連結具のテーパー部を各パネルの凹溝内側面間に
押入させることができるが、そのテーパー部と凹溝の内
側面との間には、軟質のシート材が介在させてある。そ
のため、ボルトの緊締力によりそのシート材が主に塑性
変形し、前記テーパー部および内側面の両方に密着する
ことになる。したがって、連結具のテーパー部と上枠材
の内側面に多少の寸法誤差や面の荒れ等が存在しても、
そのテーパー部が前記内側面間に密に押入して強固にテ
ーパー結合することになる。
これに加えて、連結具の中央部及び各片半部をそれぞ
れ1本のボルトによりパネルに定着することができるの
で、ボルトの定着作業の工数を半減させることができ
る。しかも、前記ボルトにより緊締される連結具の両端
部と中央部との中間には、突起が突設されており、その
突起がパネルの枠材に設けた係合凹部に係合させてある
ので、各パネルが連結具に対して水平回動するのを、ボ
ルトと突起とによって禁止することができる。そのた
め、ボルトの本数を少なくしているにも拘らず、高い連
結剛性を確保することが可能となる。
また、前記シート材は、連結具と別体のものであるた
め、連結具と異なった形状のものにすることも自在にで
きる。そのため、例えば、シート材のボルト挿通孔の内
周に、ボルトの外周に摺接するボルト仮保持用の舌片を
一体に形成しておくようなことも可能である。しかし
て、このような舌片を設けておけば、連結具の下面側に
シート材を添接させた状態で、連結具のボルト挿通孔に
挿通させたボルトを,前記舌片を変形させつつシート材
のボルト挿通孔にも圧入することにより、ボルトを連結
具に抜け落ちないように仮保持させておくことができ
る。このような作業を予め工場等で行っておけば、出荷
部門や施工現場等では、連結具と、シート材と、ボルト
とを、1つのユニット部品として扱うことが可能とな
る。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を、図面を参照して説明す
る。
この可動間仕切壁は、第12図に示すように、柱1を介
して順次隣設させた複数のパネル2を、連結具3及びシ
ート材4を介してそれぞれ連結したものである。
柱1は、第1図〜第3図および第12図に示すように、
下端にアジャスタ11を有した角形パイプ状のもので、そ
の左右の接合面1a、1bに対をなす係合孔12を、上下方向
に所定の間隔をあけて複数段穿設している。
パネル2は、第1図、第3図〜第7図に示すように、
上枠材21、側枠材22及び図示しない下枠材を、芯材20を
包囲するように枠形に集合させ、その両面に薄鉄板製の
面板24をエポキシ系接着剤等を用いて貼着したものであ
る。上枠材21は、板金素材にロールフォーミングを施す
ことにより形成した板金製のもので、上面に幅の広い外
溝25を有するとともに、この外溝25の底面中央に、内側
面26aにテーパーを付与した凹溝26を形成している。側
枠材22は、前記上枠材21と同一の横断面形状をなす板金
製のもので、その外溝27に柱1の接合面1a、1b部分を嵌
合させるようにしている。また、側枠材22の凹溝28内に
は、柱1の係合孔12に係合する係合爪29がそれぞれ固着
してある。係合爪29は、第1図及び第3図に示すよう
に、前記凹溝28の底面に溶接により固着された基板29a
と、この基板29aの両側縁から外方に延出させた対をな
す爪本体29bとを具備してなるもので、前記爪本体29a
は、下方に屈曲する逆L字形をなしている。
連結具3は、第1図、第2図及び第4図〜第8図に示
すように、隣設するパネル2の上枠材21間に架設された
もので、前記各パネル2の凹溝26の内側面26aに係合す
るテーパ部31を有している。すなわち、この連結具3
は、板金素材をプレス加工によりチャンネル状に成形す
ることにより作られもので、底板部32と、両側板部33と
からなっており、その側板部33の下縁部分を傾斜させる
ことによって、テーパー部31を形成している。連結具3
の底板部32における両端部及び中央部には、第8図に示
すように、ボルト挿通孔34、35が穿設してあり、また、
両端部と中央部の中間には、前記凹溝26の底部方向に突
出する突起36がそれぞれ突設してある。突起36は、第5
図〜第8図に示すように、連結具3の底板部32の所要箇
所を下方へ台形状に切り起こすことによって形成された
もので、該連結具3のプレス成形時に同時に作られる。
しかして、この突起36の両側縁36aにはテーパーが付与
されることになるが、このテーパー角は、前記凹溝26の
内側面26aに付与しておるテーパー角よりも小さく設定
してある。
そして、前記連結具3の両突起36を各パネル2の凹溝
26内に設けた係合孔26bにシート材4を介してそれぞれ
係合させるとともに、その連結具3の両端部を対応する
パネル2の上枠材21にそれぞれ1本のボルト5を用いて
緊締し、そのテーパー部31をシート材4を介して前記凹
溝26の内側面26aに押入させている。すなわち、前記各
パネル2の上枠材21における前記ボルト挿通孔34に対応
する部位には、ナット7が溶接により固設してあるとと
もに、前記突起36に対応する部位には、第6図に示すよ
うに、四角形の係合孔26bが穿設してある。この係合孔2
6bに連結具3の突起36を嵌合させた上で、前記ボルト挿
通孔34に挿通させたボルト5を前記ナット7に螺着する
ことによって、連結具3と各パネル2とを結合してい
る。
シート材4は、0.5〜1mm程度の厚みを有したアルミニ
ューム製のもので、第7図に示すように、前記連結具3
とは別体に作られており、その連結具3の外面を抱持す
る形態をなしている。シート材4の両端部及び中央部に
は、第9図に示すように、前記ボルト挿通孔34、35に対
応するボルト挿通孔41、42が穿設してある。シート材4
のボルト挿通孔41、42の内周には、第10図に拡大して示
すように、内方に延出する平面視三角形の舌片41a、42a
が複数枚一体形成されており、星形の開口形状をなして
いる。しかして、このシート材4を連結具3の外面に添
接させた上で、連結具3のボルト挿通孔34、35に挿通さ
せたボルト5、6を、前記舌片41a、42aを塑性変形させ
つつボルト挿通孔41、42に圧入することによって、前記
各ボルト5、6を連結具3に抜け落ちないように装着す
ることができるとともに、このシート材4も、連結具3
の外面に添接保持されることになる。この状態までは工
場で組み立てておき、施工現場では、このようにユニッ
ト化された連結具3、シート材4及びボルト5、6を用
いて、各パネル1同士を連結するようにしている。な
お、前記連結具3の突起36は、第5図及び第6図に示す
ように、シート材4に設けた透孔43を貫通して下面側に
突出させてある。透孔43は、シート材4の所要箇所に第
11図(a)に示すように、H形の切込線43aを入れ、こ
の切込線43aにより形成される対をなす舌片43bを第11図
(b)に示すように下方に屈曲させることにより形成し
たものである。しかして、この舌片43bは、第6図に示
すように、連結具3の突起36の両側縁36aと、上枠材21
に穿設した係合孔26b内周との間に介在することにな
り、板金の切断端同士が直接当接するのを防止する。
また、前記柱1の上端近傍部には、ナット8が保持さ
せてあり、前記連結具3の中央に穿設したボルト挿通孔
35及びシート材4の中央に穿設したボルト挿通孔42を貫
通させたボルト6をこのナット8に螺合させて、その緊
締力により前記柱1を相対的に前記連結具3方向に引き
寄せるようにしている。
なお、9は合成樹脂製のキャップであり、第1図及び
第2図では図示を省略してある。10は巾木である。
このような構成のものであれば、ボルト5を締め付け
ることによって、連結具3のテーパー部31を各パネル2
の凹溝26の内側面26a間に押入させることができるが、
そのテーパー部31と凹溝26の内側面26aとの間には、鉄
よりも硬度の低いアルミニューム製のシート材4が介在
させてある。そのため、ボルト5の緊締力によりそのシ
ート材4が主に塑性変形し、前記テーパー部31および前
記内側面26aの両方に密着することになる。したがっ
て、連結具3のテーパー部31と凹溝26の内側面26aに多
少の寸法誤差や面の荒れ等が存在しても、そのテーパー
部31が前記内側面26a間に密に押入して強固にテーパー
結合することになる。よって、ボルト5を一旦締め付け
れば、長期に亘って緩むことがなく、その連結具3と各
パネル2との密なテーパー係合によってパネル2同士を
強連結することが可能となる。しかして、このような可
動間仕切壁であれば、多数連結したパネル2の一面側に
棚板や天板等を片持的に支持させて、大きな偏荷重を作
用させるようなことがあっても、連結部分の緩みにより
その上縁部分が荷重側に湾曲するような不具合が生じな
い。
また、前記シート材4は、連結具3と別体のものであ
るため、連結具3と異なった形状のものにすることも自
在にできる。そのため、前述のようにシート材4のボル
ト挿通孔41、42の内周に、ボルト5、6の外周に摺接す
るボルト仮保持用の舌片41a、42aを一体に形成しておく
ようなことも可能である、しかして、このような舌片41
a、42aを設けておけば、連結具3の下面側にシート材4
を添接させた状態で、連結具3のボルト挿通孔34、35に
挿通させたボルト5、6を、前記舌片41a、42aを変形さ
せつつシート材4のボルト挿通孔41、42にも圧入するこ
とにより、ボルト5、6を連結具3に抜け落ちないよう
に仮保持させておくことができる。このような作業を予
め工場等で行っておけば、施工現場では、連結具3と、
シート材4と、ボレト5、6とを、1つのユニット部品
として扱うことが可能となる。そのため、施工現場にお
いて小部品の員数合わせを行う作業を削減することが可
能となり、能率よく組立作業を進めることができる。
さらに、この実施例では、前記ボルト5、6により緊
締される連結具3の両端部と中央部との中間には、突起
36が突設されており、その突起36がパネル2の上枠材21
に設けた係合孔26bに係合させてあるので、各パネル2
が連結具3に対して水平回動するのを、ボルト5と突起
36とによって禁止することができる。そのため、ボルト
5の本数を少なくしているにも拘らず、高い連結剛性を
確保することが可能となる。さらに、連結具3の中央部
に貫通したボルト6により柱1を連結具3方向に牽引す
るようにしているので、パネル2の係合爪29を柱1の係
合孔12に確実に係合させることが可能となる。
なお、シート材4の材質は、アルミニュームに限定さ
れるものではなく、銅等であってもよい。要するに、圧
縮力により塑性変形して連結具のテーパー部と上枠材の
凹溝内側面に密着するような材料であればよい。
[発明の効果] 本発明は、以上のような構成であるから、連結部分の
剛性を損ねることなしにボルトの螺着工数を少なくする
ことができ、荷重を作用させてもその上縁部分が湾曲す
るような不具合の発生を防止できるとともに、連結具の
みならずパネルの枠材をも鉄製のものにした場合でも、
寸法誤差や面の荒れ等により連結具のテーパー部と上枠
材の凹溝とを密に係合させることができくなるという不
具合が発生するのを有効に防止することができる。その
ため、高価なアルミニューム製の枠材を使用している場
合と同様に、パネル同士を連結具を介して強連結するこ
とができ、その連結部分の剛性を長期に亘って高い値に
維持することができる。したがって、偏荷重を作用させ
てもその上縁が湾曲するようなことのない頑丈な可動間
仕切壁を安価に提供できるものである。
しかも、シート材を連結具とは別体のものにしている
ため、シート材のボルト挿通孔を連結具のボルト挿通孔
と異なったものにすることができる。そのため、このシ
ート材にボルトの仮保持機能等を発揮させることも可能
であり、連結具、シート材及びボルトをユニット化して
部品管理部門や施工現場等での作業を改善することもで
きる。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明の一実施例を示し、第1図は要部を示す正
断面図、第2図は第1図におけるII矢視図、第3図は第
1図におけるIII−III線断面図、第4図は第2図におけ
るIV−IV線断面図、第5図は第2図におけるV−V線断
面図、第6図は第5図におけるVI−VI線に沿う拡大断面
図、第7図は第5図に相当する部分を分解して示す概略
断面図、第8図は連結具を示す平面図、第9図はシート
材を示す平面図、第10図はシート材のボルト挿通孔を拡
大して示す部分平面図、第11図(a)、(b)はシート
材の透孔形成方法を説明する説明図、第12図は一部省略
した正面図である。 1……柱、1a、1b……接合面 2……パネル、3……連結具 4……シート材、5……ボルト 6……ボルト、8……ナット 12……係合孔、21……上枠材 26……凹溝、26a……内側面 26b……係合孔、29……係合爪 31……テーパー部、34……ボルト挿通孔 35……ボルト挿通孔、36……突起 41……ボルト挿通孔、42……ボルト挿通孔 41a……舌片、42a……舌片

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のパネルを柱及び連結具を介して連結
    するようにした可動間仕切壁であって、 各パネルは、鉄製の上枠材を有したもので、その上枠材
    に、内側面にテーパーを付与した凹溝を形成してあり、 連結具は、隣設するパネルの上枠材間にシート材を介し
    て架設された鉄製のもので、前記各パネルの凹溝内側面
    に係合するテーパー部を有するとともに、両端部と中央
    部との中間に、前記凹溝の底部方向に突出する突起をそ
    れぞれ突設してなり、 シート材は、前記連結具と別体に構成されたもので、鉄
    よりも硬度の低い材料により作られており、 前記連結具の両突起を各パネルの凹溝底部に設けた係合
    凹部にそれぞれ係合させるとともに、その連結具の中央
    部を柱に1本のボルトを用いて緊締し、かつその連結具
    の両端部を対応するパネルの上枠材にそれぞれ1本のボ
    ルトを用いて緊締し、そのテーバー部を前記シート材を
    介して前記凹溝の内側面間に押入させていることを特徴
    とする可動間仕切壁。
  2. 【請求項2】シート材がアルミニューム製であることを
    特徴とする請求項1記載の可動間仕切壁。
  3. 【請求項3】シート材が銅製であることを特徴とする請
    求項1記載の可動間仕切壁。
  4. 【請求項4】シート材が0.5〜1mm程度の厚みを有するも
    のであることを特徴とする請求項1記載の可動間仕切
    壁。
  5. 【請求項5】連結具およびシート材にボルト挿通孔を形
    成しており、シート材のボルト挿通孔の内周に、ボルト
    の外周に摺接するボルト仮保持用の舌片を一体に形成し
    ていることを特徴とする請求項4記載の可動間仕切壁。
  6. 【請求項6】連結具を、板金製のものにし、その所要箇
    所を台形状に切り起こすことによって、前記突起を形成
    していることを特徴とする請求項1記載の可動間仕切
    壁。
  7. 【請求項7】突起の両側縁と係合孔の内周間に、シート
    材の一部を介在させていることを特徴とする請求項6記
    載の可動間仕切壁。
  8. 【請求項8】柱の左右の接合面に係合孔をそれぞれ設け
    るとともに、各パネルの接合面に前記係合孔に係合する
    下方へ屈曲する係合爪を設けておき、前記柱の上端近傍
    部に保持させたナットに、前記連結具の中央部を貫通さ
    せたボルトを螺合させて、その緊締力により前記柱を相
    対的に前記連結具方向に引き寄せるようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の可動間仕切壁。
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「特許から見た機械要素便覧〈固着〉」特許庁編、社団法人発明協会発行(昭和55年9月25日発行)、No.1627No.1610No.1612

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