JPS6041367Y2 - パネル用止め金具 - Google Patents

パネル用止め金具

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JPS6041367Y2
JPS6041367Y2 JP218981U JP218981U JPS6041367Y2 JP S6041367 Y2 JPS6041367 Y2 JP S6041367Y2 JP 218981 U JP218981 U JP 218981U JP 218981 U JP218981 U JP 218981U JP S6041367 Y2 JPS6041367 Y2 JP S6041367Y2
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JP
Japan
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board
plate
tips
panel
presser
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Expired
Application number
JP218981U
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English (en)
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JPS57117106U (ja
Inventor
寿久 岩村
Original Assignee
積水ハウス株式会社
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Publication date
Application filed by 積水ハウス株式会社 filed Critical 積水ハウス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、建物の軸組に外壁パネル等建物用パネルを
固定するのに使用するパネル用止め金具に関する。
(従来の技術) この種止め金具は実公昭53−86913号公報に示さ
れているように、基板の中央に固定部を設け、固定部の
両側に一対の軸を突設し、該軸に押え板を回動自在に付
設した構造をしている。
基板はその固定部で建物の軸組に固定される。
押え板は軸回りに回動することによりその先端を基板側
方に突出することができる。
この基板側方に突出した押え板先端部と軸組との間で外
壁パネルが挾持され、これによって外壁パネルが建物の
軸組に固定される。
(考案が解決しようとする問題点) ところで従来のパネル用止め金具においては、押え板が
平板であり、そのため外壁パネルは外壁パネルと軸組と
の間及び外壁パネルと押え板先端部との間がともに面接
触した状態で挾持される。
この結果、単位面積当たりの挟持力が弱く、外壁パネル
が横ずれし易いという問題が生じている。
(問題点を解決するための手段) 本考案パネル用止め金具は、略長方形の金属板で形成さ
れた基板の中央に基板固定用の孔が形成され、基板の長
手方向の両端部にそれぞれ軸が突設され、該軸で押え板
が回動自在に設けられ、これら両押え板はその先端が互
いに異なる方向に回動して基板と直交する位置に止るこ
とができるようになされ、両押え板は後端が下方に屈曲
垂下せられているとともに先端が斜め下方に湾曲状に屈
曲せられ、該先端の幅方向中央を切欠いて2叉状の爪部
が形成されたものである。
(実施例) 2第1図はこの考案の一実施例としてのパネル用止め金
具を示し、図中1は矩形をした基板で中央に基板固定用
の孔2が穿設され、基板1の長手方向の両端部にそれぞ
れ軸3,3を突設するための孔4,4が穿設されている
また基板1の一側縁一部には当り板5が起立させである
軸3,3として図示例では六角穴付ボルトを用い、それ
を基板の孔4,4に螺合している。
6,6は押え板で、その中央適所に形成した軸挿通孔7
,7に軸3.3を挿通することにより軸3,3を介して
押え板6,6を基板1に付設している。
この挿通孔7,7は軸3,3と螺合する雌ねじ孔として
もよいが、図示例では軸径より大きなバカ孔としている
そして押え板6,6と基板1との間にスペーサーとして
のコイルスプリング8,8を介挿している。
コイルスプリング8,8はその弾性復元力により押え板
6,6が軸周りに自然に回動するのを防止する作用をな
している。
押え板6,6はその先端9,9を斜め下方に屈曲すると
共に、その先端の幅方向中央を切欠き1G、10.2叉
状の爪部に形成しである。
この押え板の後端はその一部11.11が適当長さ下方
に向けて垂下させである。
この構成のパネル用止め金具を用いて建物用パネルとし
て例えば外壁パネルを建物用軸組に固定するには、第2
図に示すように、2つの軸組12.12の間に挿通され
たボルト13を基板固定用の孔2に挿通し、ナツト締め
することにより基板1を軸組12,12に固定する。
このとき、押え板6,6は第1図の如く基板1の長手方
向と平行な方向に振向けておく。
次に、両軸組12,12の上に外壁パネル14,14の
端部15,15を載せて後、押え板6,6を当たり板5
に当接するまでそれぞれ左右方向に回動する。
この場合、手前側の押え板6は左方への回動によりその
側縁が当たり板5の側縁5aに当接するが、他方の押え
板6は右方への回動によりその後端11が前記当たり板
の内面5bに当接する。
但し、当たり板5を第3図に示すように基板1の左右両
側に起立形威し、各押え板6,6の側縁が当たり板の側
縁5a、5bに当接するようにしても良い。
かくして両押え板6,6を左右に回動して後、六角穴付
ボルト3,3を外壁パネル14.14の間の隙間から適
当な工具を挿入して締付ける。
これにより各押え板6,6はその後端の垂下部11.1
1が支点となって先端9,9を、てこの原理に基づき外
壁パネル端部15,15に押圧し、外壁パネル14,1
4を軸組12,12との間で挾持する。
ところで、この挟持状態において押え板の先端9.9は
斜め下方に折曲形成されているため、外壁パネル端部に
対しては従来の如き面接触でなく、いわゆる点接触若し
くは線接触をすることとなる。
従って外壁パネルの押圧力がその点接触部分若しくは線
接触部分に集中する結果、外壁パネルは横ずれ等を起こ
すことなく強固に軸組12゜12に固定される。
また、前記押え板先端9,9は切欠かれて2叉状の爪部
に形成されているため、正確には外壁パネル端部に対し
て2点接触若しくは2線接触することとなり、このため
外壁パネルの横ずれ防止の作用は更に効果的である。
(考案の効果) このようにこの考案に係るパネル用止め金具によれば、
外壁パネル等の建物用パネルを軸組に対して押圧固定す
るのにその押圧力を押え板先端の2叉状爪部という2点
若しくは2線を通じ集中的に作用することができるとと
もに弾力性があるため、寸法精度がわるく多少の歪があ
っても建物用パネルを横ずれなどしない強固な状態で固
定できるという効果がある。
加えて、押え板の先端を2叉状爪部に形成するだけの簡
単な構成であるから、製作、加工が容易であると共に、
既存のパネル用止め金具の押え板を取り替え、あるいは
押え板先端を折曲し切欠くことによって、既存品をこの
考案品に容易に改良することができるという効果もある
また、押え板を回動させるとき、棒状治具の先端部をこ
の2叉状部に差込んで操作することができるため、外壁
パネルの狭い隙間であっても容易確実な回動作業ができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例としてのパネル用止め金具
の分解斜視図、第2図は該止め金具を用いて外壁パネル
を軸組に固定した状態を示す斜視図、第3図は、この考
案の他の一実施例としてのパネル用止め金具の斜視図で
ある。 1・・・・・・基板、2・・・・・・固定部、3・・・
・・・軸、6・・・・・・押え板、9・・・・・・先端
、10・・・・・・切欠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略長方形の金属板で形成された基板の中央に基板固定用
    の孔が形成され、基板の長手方向の両端部にそれぞれ軸
    が突設され、該軸で押え板が回動自在に設けられ、これ
    ら両押え板は、その先端が互いに異なる方向に回動して
    基板と直交する位置に止ることができるようになされ、
    両押え板は後端が下方に屈曲垂下せられているとともに
    先端が斜め下方に湾曲状に屈曲せられ、該先端の幅方向
    中央を切欠いて2叉状の爪部が形成されたことを特徴と
    するパネル用止め金。
JP218981U 1981-01-10 1981-01-10 パネル用止め金具 Expired JPS6041367Y2 (ja)

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JP218981U JPS6041367Y2 (ja) 1981-01-10 1981-01-10 パネル用止め金具

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JP218981U JPS6041367Y2 (ja) 1981-01-10 1981-01-10 パネル用止め金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57117106U JPS57117106U (ja) 1982-07-20
JPS6041367Y2 true JPS6041367Y2 (ja) 1985-12-16

Family

ID=29800632

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