JPH0919872A - ラチェットスパナ - Google Patents
ラチェットスパナInfo
- Publication number
- JPH0919872A JPH0919872A JP18988695A JP18988695A JPH0919872A JP H0919872 A JPH0919872 A JP H0919872A JP 18988695 A JP18988695 A JP 18988695A JP 18988695 A JP18988695 A JP 18988695A JP H0919872 A JPH0919872 A JP H0919872A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ratchet spanner
- nut
- present
- projecting part
- rotated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、長尺パイプ同士を接続させるため
に接続用ナットを回転螺合用ラチェットスパナの改良に
関する発明である。 【構成】 本発明は、ラチェットスパナにおいて、上突
出部内及び下突出部内の水平面にそれぞれＵ字形溝を形
成し、前記Ｕ字形溝の開口部には背面にスプリングが取
り付けられた可動板が設けたことを特徴とするラチェッ
トスパナの構成とした。
に接続用ナットを回転螺合用ラチェットスパナの改良に
関する発明である。 【構成】 本発明は、ラチェットスパナにおいて、上突
出部内及び下突出部内の水平面にそれぞれＵ字形溝を形
成し、前記Ｕ字形溝の開口部には背面にスプリングが取
り付けられた可動板が設けたことを特徴とするラチェッ
トスパナの構成とした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、メガネレンチやソケッ
トレンチが使用できない場所でのネジ締め作業に使用す
るためのラチェットスパナの改良に関する発明である。
トレンチが使用できない場所でのネジ締め作業に使用す
るためのラチェットスパナの改良に関する発明である。
【０００２】
【従来の技術】従来、メガネレンチやソケットレンチが
使用できない場所でのナット締め作業をする場合には、
ナットにスパナを当てて、１回回転させる毎にスパナを
ナットからその都度離し、ナット締め付け作業をしてい
る。
使用できない場所でのナット締め作業をする場合には、
ナットにスパナを当てて、１回回転させる毎にスパナを
ナットからその都度離し、ナット締め付け作業をしてい
る。
【０００３】しかしながら、スパナを一回締付ける度に
接続用ナットから脱外しているために、接続用ナットを
締付ける締付け作業の作業能率が遅くなり、作業能率が
極めて悪いとの欠点がある。
接続用ナットから脱外しているために、接続用ナットを
締付ける締付け作業の作業能率が遅くなり、作業能率が
極めて悪いとの欠点がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、接続ナット
同士を接続する場合でも、極めて作業効率のよいラチェ
ットスパナを提供することを目的とするものである。
同士を接続する場合でも、極めて作業効率のよいラチェ
ットスパナを提供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、ラチェットス
パナにおいて、上突出部内及び下突出部内の水平面にそ
れぞれＶ字形溝を形成し、前記Ｖ字形溝の開口部には背
面にスプリングが取り付けられた可動板を設けたことを
特徴とするラチェットスパナの構成とした。
パナにおいて、上突出部内及び下突出部内の水平面にそ
れぞれＶ字形溝を形成し、前記Ｖ字形溝の開口部には背
面にスプリングが取り付けられた可動板を設けたことを
特徴とするラチェットスパナの構成とした。
【０００６】
【実施例】次に、本発明であるラチェットスパナについ
て図面を参照して説明する。図１は、本発明であるラチ
ェットスパナを使用して長尺パイプ同士を接続用ナット
により接続した状態の斜視図である。長尺パイプ同士１
１・１１ａを接続ナット１０により接続する場合には、
本発明であるラチェットスパナ１を接続ナット１０にセ
ットし、ラチェットスパナ１を回動することにより接続
するものである。
て図面を参照して説明する。図１は、本発明であるラチ
ェットスパナを使用して長尺パイプ同士を接続用ナット
により接続した状態の斜視図である。長尺パイプ同士１
１・１１ａを接続ナット１０により接続する場合には、
本発明であるラチェットスパナ１を接続ナット１０にセ
ットし、ラチェットスパナ１を回動することにより接続
するものである。
【０００７】図２は本発明であるラチェットスパナの一
部縦断面図、図４は本発明であるラチェットスパナの一
部拡大図である。ハンドル２の先端は二股状に分岐して
いて、上突出部２ａ内及び下突出部２ｂ内の平坦面９・
９ａには、止めピン７ａ・８ａにより可動板７・８が回
動可能に取り付けられている。可動板７・８の両側に
は、図８に示すように、可動板７・８に直角にカバ−４
ａ・４ｂが取り付けられていて、可動板７・８と一緒に
回動する。
部縦断面図、図４は本発明であるラチェットスパナの一
部拡大図である。ハンドル２の先端は二股状に分岐して
いて、上突出部２ａ内及び下突出部２ｂ内の平坦面９・
９ａには、止めピン７ａ・８ａにより可動板７・８が回
動可能に取り付けられている。可動板７・８の両側に
は、図８に示すように、可動板７・８に直角にカバ−４
ａ・４ｂが取り付けられていて、可動板７・８と一緒に
回動する。
【０００８】図３は、本発明であるラチェットスパナの
一部縦断面図であり、上突出部２ａ内及び下突出部２ｂ
内の平坦面９・９ａにはＶ字形溝３・４が形成さられて
いるとともに、前記Ｖ字形溝３・４の開口部には可動板
７・８が設けられている。そして、可動板７・８の背面
にはスプリング５・６が取り付けられていて、可動板７
は矢印ａ・ｂ方向に回動し、可動板８は矢印ｃ・ｄ方向
に回動可能な構造となっている。前述の如く、可動板７
及び可動板８の両側には、略三角形状のカバ−３ａ・３
ｂ・４ａ・４ｂが設けられている。
一部縦断面図であり、上突出部２ａ内及び下突出部２ｂ
内の平坦面９・９ａにはＶ字形溝３・４が形成さられて
いるとともに、前記Ｖ字形溝３・４の開口部には可動板
７・８が設けられている。そして、可動板７・８の背面
にはスプリング５・６が取り付けられていて、可動板７
は矢印ａ・ｂ方向に回動し、可動板８は矢印ｃ・ｄ方向
に回動可能な構造となっている。前述の如く、可動板７
及び可動板８の両側には、略三角形状のカバ−３ａ・３
ｂ・４ａ・４ｂが設けられている。
【０００９】符号１０は長尺パイプ１１・１１ａを接続
するための接続ナット１０であり、この接続ナット１０
の外周の一辺に可動板７・８が接触するように、本発明
であるラチェットスパナ１をセットする。
するための接続ナット１０であり、この接続ナット１０
の外周の一辺に可動板７・８が接触するように、本発明
であるラチェットスパナ１をセットする。
【００１０】図５は、本発明であるラチェットスパナの
動きを示した一部縦断面図であり、長尺パイプ１１・１
１ａ同士を接続するために、接続ナット１０を締付ける
場合には、先ず、接続ナット１０に本ラチェットスパナ
１を当てて、ハンドル２を矢印ｇ方向に回動させると、
接続ナット１０と上突出部２ａ内の平坦面９と接続ナッ
ト１０の外周面とが接触部ａで接触するとともに、接続
ナット１０と下突出部２ｂ内の平坦面９ａと接続ナット
１０の外周面との接触部ｂで接触することにより接続ナ
ット１０が回転する。
動きを示した一部縦断面図であり、長尺パイプ１１・１
１ａ同士を接続するために、接続ナット１０を締付ける
場合には、先ず、接続ナット１０に本ラチェットスパナ
１を当てて、ハンドル２を矢印ｇ方向に回動させると、
接続ナット１０と上突出部２ａ内の平坦面９と接続ナッ
ト１０の外周面とが接触部ａで接触するとともに、接続
ナット１０と下突出部２ｂ内の平坦面９ａと接続ナット
１０の外周面との接触部ｂで接触することにより接続ナ
ット１０が回転する。
【００１１】図６は本発明であるラチェットスパナ同士
を組み合わせて自動化した実施例の正面図である。本例
では、本発明であるラチェットスパナ同士１・１を組み
合わせた構造であり、２個のラチェットスパナ１・１の
各ハンドル２・２に駆動棒１３・１５が止めピン１６ａ
・１６ｂにより交差させて連結され、前記駆動棒１３・
１５には駆動歯車１７が連結されていて、前記駆動歯車
１７を回転させることにより駆動棒１３・１５が駆動
し、ラチェットスパナ１・１が連動することにより接続
ナット１０が締付けられ、長尺のパイプ同士を接続ナッ
ト１０により容易に接続することができる。符号１８は
オ−ムギアを示し、このオ−ムギア１８は、駆動源によ
り回転し、オ−ムギア１８により駆動歯車１７が連動し
回転する。このような構造にすることにより本ラチェッ
トスパナ１・１を組み合わせて自動化することができ
る。
を組み合わせて自動化した実施例の正面図である。本例
では、本発明であるラチェットスパナ同士１・１を組み
合わせた構造であり、２個のラチェットスパナ１・１の
各ハンドル２・２に駆動棒１３・１５が止めピン１６ａ
・１６ｂにより交差させて連結され、前記駆動棒１３・
１５には駆動歯車１７が連結されていて、前記駆動歯車
１７を回転させることにより駆動棒１３・１５が駆動
し、ラチェットスパナ１・１が連動することにより接続
ナット１０が締付けられ、長尺のパイプ同士を接続ナッ
ト１０により容易に接続することができる。符号１８は
オ−ムギアを示し、このオ−ムギア１８は、駆動源によ
り回転し、オ−ムギア１８により駆動歯車１７が連動し
回転する。このような構造にすることにより本ラチェッ
トスパナ１・１を組み合わせて自動化することができ
る。
【００１１】図７は本発明であるラチェットスパナ同士
を組み合わせて自動化した実施例の平面図である。オ−
ムギア１８に連動する駆動歯車１７の両側には、止めピ
ン１６ｃ・１６ｄにより駆動棒１３・１５を挟むように
して回転板１９・１９ａが取り付けられ、前記各回転板
１９・１９ａは、シャフト１２・１３により固定されて
いる。
を組み合わせて自動化した実施例の平面図である。オ−
ムギア１８に連動する駆動歯車１７の両側には、止めピ
ン１６ｃ・１６ｄにより駆動棒１３・１５を挟むように
して回転板１９・１９ａが取り付けられ、前記各回転板
１９・１９ａは、シャフト１２・１３により固定されて
いる。
【００１２】図８は、本発明であるラチェットスパナの
他の実施例の一部縦断面図である。本例では、上下突出
部２ａ・２ｂに形成されているＶ字形溝３・４の方向及
び可動部材の取り付け位置が図３に示したラチェットス
パナ１とは異なる構造のラチェットスパナ１である。ラ
チェットスパナ１のハンドル２をｌ方向に回動させる
と、接続ナット１０はｈ部分及びｊ部分に力がかかり、
また、ハンドル２を矢印ｍ方向に回動させるとｉ部分及
びｋ部分に力が掛かり、連続してｌ方向→ｍ方向と回動
することにより接続ナット１０を締めつけることができ
るとともに、緩めることもできる。
他の実施例の一部縦断面図である。本例では、上下突出
部２ａ・２ｂに形成されているＶ字形溝３・４の方向及
び可動部材の取り付け位置が図３に示したラチェットス
パナ１とは異なる構造のラチェットスパナ１である。ラ
チェットスパナ１のハンドル２をｌ方向に回動させる
と、接続ナット１０はｈ部分及びｊ部分に力がかかり、
また、ハンドル２を矢印ｍ方向に回動させるとｉ部分及
びｋ部分に力が掛かり、連続してｌ方向→ｍ方向と回動
することにより接続ナット１０を締めつけることができ
るとともに、緩めることもできる。
【００１３】
【発明の効果】本発明は以上に説明したような構成のラ
チェットスパナであるから、以下に述べる特別な効果が
得られるのである。第１に、メガネレンチやソケットレ
ンチが使用できない場所でのネジ締め作業が可能となる
との効果が得られる。第２に、長尺パイプ同士を接続す
る際に、本発明であるラチェットスパナを使用すること
により接続作業時間を大幅に短縮することができるの
で、作業効率が大幅に向上できるとの効果が得られる。
チェットスパナであるから、以下に述べる特別な効果が
得られるのである。第１に、メガネレンチやソケットレ
ンチが使用できない場所でのネジ締め作業が可能となる
との効果が得られる。第２に、長尺パイプ同士を接続す
る際に、本発明であるラチェットスパナを使用すること
により接続作業時間を大幅に短縮することができるの
で、作業効率が大幅に向上できるとの効果が得られる。
【図１】本発明であるラチェットスパナを使用してパイ
プ同士を接続した状態を示した斜視図。
プ同士を接続した状態を示した斜視図。
【図２】本発明であるラチェットスパナの正面図。
【図３】本発明であるラチェットスパナの一部縦断面
図。
図。
【図４】本発明であるラチェットスパナの一部拡大図。
【図５】本発明であるラチェットスパナの動きを示した
一部縦断面図。
一部縦断面図。
【図６】本発明であるラチェットスパナを取り付けたラ
チェットスパナの正面図。
チェットスパナの正面図。
【図７】本発明であるラチェットスパナを取り付けたラ
チェットスパナの平面図。
チェットスパナの平面図。
【図８】本発明であるラチェットスパナの他の実施例の
一部縦断面図。
一部縦断面図。
１ ラチェットスパナ ２ ハンドル ２ａ 上突出部 ２ｂ 下突出部 ３ Ｖ字形溝 ３ａ カバ− ４ Ｖ字形溝 ４ａ カバ− ５ スプリング ６ スプリング ７ 可動部材 ７ａ 止めピン ８ 可動部材 ８ａ 止めピン ９ 平坦面 ９ａ 平坦面 １０ 接続ナット １１ 長尺パイプ １１ａ 長尺パイプ １２ シャフト １３ シャフト １４ 駆動棒 １５ 駆動棒 １６ ピン １６ａ 止めピン １６ｂ 止めピン １６ｃ 止めピン １６ｄ 止めピン １７ 駆動歯車 １８ オ−ムギア １９ 回転板 １９ａ 回転板
Claims (2)
- 【請求項１】 ラチェットスパナにおいて、上突出部内
及び下突出部内の水平面に、それぞれＶ字形溝を形成
し、前記Ｖ字形溝の開口部には背面にスプリングが取り
付けられた可動板が設けたことを特徴とするラチェット
スパナ。 - 【請求項２】 可動板の両面にカバ−を設けたことを特
徴とする請求項１記載のラチェットスパナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18988695A JPH0919872A (ja) | 1995-07-03 | 1995-07-03 | ラチェットスパナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18988695A JPH0919872A (ja) | 1995-07-03 | 1995-07-03 | ラチェットスパナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0919872A true JPH0919872A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=16248831
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18988695A Pending JPH0919872A (ja) | 1995-07-03 | 1995-07-03 | ラチェットスパナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0919872A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003020475A1 (en) * | 2001-09-03 | 2003-03-13 | Palsung Hitech Co., Ltd | Ratchet spanner with stopper cap |
| WO2005025807A1 (en) * | 2003-09-16 | 2005-03-24 | Jae-Kwang Lim | Wrench with a single movable teeth portion |
| KR100896829B1 (ko) * | 2006-12-20 | 2009-05-12 | 프록센 툴즈 컴퍼니 리미티드 | 몽키스패너 |
-
1995
- 1995-07-03 JP JP18988695A patent/JPH0919872A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003020475A1 (en) * | 2001-09-03 | 2003-03-13 | Palsung Hitech Co., Ltd | Ratchet spanner with stopper cap |
| WO2005025807A1 (en) * | 2003-09-16 | 2005-03-24 | Jae-Kwang Lim | Wrench with a single movable teeth portion |
| KR100896829B1 (ko) * | 2006-12-20 | 2009-05-12 | 프록센 툴즈 컴퍼니 리미티드 | 몽키스패너 |
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