JP2885392B2 - 縦材と横材の掛着装置 - Google Patents

縦材と横材の掛着装置

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JP2885392B2 JP12436794A JP12436794A JP2885392B2 JP 2885392 B2 JP2885392 B2 JP 2885392B2 JP 12436794 A JP12436794 A JP 12436794A JP 12436794 A JP12436794 A JP 12436794A JP 2885392 B2 JP2885392 B2 JP 2885392B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、構築物等における縦
材に対する横材端部の掛着装置に関するもので、更に詳
しくは、柱材の側方に横架材を架設する場合、又は建具
等において縦框の上下部に横框の各端部を掛合連結する
場合等における縦材と横材の掛着接合手段に係るもので
ある。
【0002】
【従来の技術】 従来この種の先行技術として、実公昭
56−36341号公報に紹介されている「組立枠セッ
ト」の構成は、同公報の実用新案登録請求の範囲の記述
によると、「周面に縦方向の凹溝を形成してその奥端壁
に多数の係合孔をほぼ一定間隔に縦設した中空支柱と、
前記凹溝に嵌入される後端縁に前記係合孔に掛込む鍵状
の係止片を設け、前側にねじ杆を突出さしてなる連結子
と、前記ねじ杆に螺合する締ナットと、前記支柱周面に
端面を接する中空梁材とからなり、前記中空梁材にはそ
の中空部に挿入される連結子のねじ杆に螺合する前記締
ナットの挿入兼操作孔を端面付近の側腹に透設してなる
組立枠セット。」である。そして該枠セットの組立手法
は、同明細書の詳細な説明右欄下部における記載によれ
ば、「各部材により組立枠を組立てるには、中空梁材1
1の両端面から中空部内に連結子5のねじ杆8を挿入し
て、溝14,14によって平板部6を支持すると共に、
挿入兼操作孔13から挿し込んだ締ナット9にねじ杆8
の端部を当ててから締ナット9を回転して螺合する。然
るのちに両側の中空支柱1,1の夫々の凹溝2に、中空
梁材11から突出する連結子5の平板部6を嵌めて係止
片7を係合孔4に掛け込み、(以下省略する。)」とい
うような煩雑な手法であって枠体組立作業に手間取り不
能率であり、かつ各部材構成と組合わせにおいても複雑
多岐であってその製作加工費も多額となる不合理があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 そこで、本発明にお
いては、前記組立枠体や構築物又は家具、建具等の組立
て構造において、縦材と横材の組合わせ結合手段を簡素
化すると共に、部材構成をも簡易にしてしかも縦横両材
の結合を強固にし、工作費と組立費とを軽減して構築物
その他の構造を合理化することを目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】 縦材の側壁に設けた掛
止孔へ横材端部に突設した掛止爪を掛合することで縦横
両材を接合するものであって、横材の上下隔壁に対向状
の挿入溝を設けて該両挿入溝間に、上下両縁部に凹部を
対設した掛止爪の基板を挿嵌し、横材の上下両縁部を前
記凹部に向って押圧してかしめ付ける手段により掛止爪
の基板を横材端部に固着するようにしてあり、なお、該
掛止爪の両側部に、横材両側壁から延長した両突片を対
設し、該両突片を掛止爪の縦材掛止孔への掛合と共に縦
材の側壁に当接させるよう突設するものであり、なおま
た、縦材側壁の掛止孔の両側部に突条を対設し、該両突
条に横材端部の両突片を係合した上で縦材側壁に当接さ
せるようにも構成するものである。
【0005】
【作用】 掛止爪の基板が横材端部内腔の上下両挿入溝
間に挿入され、横材の上下両隔壁を掛止爪基板の凹部に
向って押圧することで該押圧部の両部材がかしめ付けに
より固定する。また、縦材の掛止孔へ横材端部の掛止爪
を掛合すれば、掛止爪両側部に突設されている両突片が
縦材側壁に当接し両突条にも係合するから、縦材と横材
の掛着部におけるガタツキがなく密接して横材の横振れ
を防止する。
【0006】
【実施例】 本発明における一実施例を添付図面の図1
から図6に図示してあり、図中の符号1は縦材となる中
空支柱、2は横材となる中空横桟である。中空支柱1
は、円管柱の周壁外面に突条1aと凹溝1bとを交互に
縦設し、適宜な凹溝の底壁に縦長い掛止孔1cを間欠的
に設けてあり、上下に長く延びていて、使用場所、使用
目的に応じ適当な長さにカットして用いる。中空横桟2
は、前記中空支柱1の掛止孔1cへ掛合する下向き鉤片
3aを有する掛止爪3の基板3bを端部内腔へ挿入固定
して鉤片3aを端部中心部に突設し、該鉤片3aの両側
部に両側壁から延長した両突片2a,2aを対設してあ
り、該鉤片挿入端部の内腔は図2に示すように、両側壁
間の中空部の上下部に対設した両隔壁2b,2bの対向
面に左右両突条による挿入溝2c,2cを対設してあ
り、この両挿入溝に掛止爪3の基板3bの上下両縁を挿
嵌し、上下両隔壁を夫夫外側方から基板上下両縁に設け
た凹部イ,ロに向って押圧し、かしめ付け手段により掛
止爪基板3bを横桟2の内端中心部へ固着する。(図3
を参照。)
【0007】図3は、前記中空横桟2の端部に掛止爪3
を挿入し固定する状態及び手法を一部縦断面図で示した
側面図であって、符号4はプレス機に組合わせて取り付
けたポンチを示し、上下対向状に取り付けた各ポンチの
間に、掛止爪3を挿入した横桟2の端部を配置し上下両
側から各ポンチ先端で押圧することにより、横桟隔壁の
四点部が押し下げられて各凹部イ,イ,ロ,ロに食い込
み、該食い込み部ハ,ハ,ニ,ニによりかしめ付けられ
て基板3bが固定する。
【0008】図4は、前記掛止爪挿着部の平面図、図5
は中空横桟の端面図であり、図6は、中空支柱の両側部
に夫夫中空横桟を掛着した状態を示す平面図である。
【0009】図7は、中空支柱につき他の形状の平面四
角形支柱1′による実施例を示し、図8は、更に他の形
状の六角形支柱1″による実施例を示したものである。
また、図9は、中空横桟につき、上下幅を約二倍幅にし
た横桟2′の端部のみを示した分解側面図である。
【0010】本発明は、前記各実施例図において図示し
た突条付きの支柱に限ることなく、周壁外面の平滑な支
柱においても、掛止孔へ掛止爪を掛合させれば、横桟の
端部に対設した両突片が支柱の周壁面に当接して密着状
に接合できるから、横桟の横振れを防止して掛着できる
ものであり、各種形状の支柱に適用される。
【0011】
【発明の効果】 横材端部に掛止爪を突設する手法を簡素化して製作
能率を向上させ、接合部材の点数を少なくして組立ての
手間を省くと共に製作コストを低減する。 縦材に対する横材の接合を確実にして着脱自在な掛
着手段を提供し、組立、分解自在な構築物等を構成で
き、広範な利用に供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における縦材と横材を分解し
各一部を示す斜視図
【図2】同実施例における横材の端部を分解して示す拡
大分解斜視図
【図3】図2に示した二部材の結合状態とその手法を示
す一部断面の側面図
【図4】図3に示したものの平面図
【図5】図3に示した横材の端面図
【図6】同実施例において縦材の両側に横材を掛着した
状態を示す平面図
【図7】本発明の縦材(支柱)につき他の実施例を示す
平面図
【図8】本発明の縦材(支柱)につき更に他の実施例を
示す平面図
【図9】本発明の横材(横桟)につき他の実施例を示す
一部斜視図
【符号の説明】
1,1′,1″…中空支柱 1a…突条 1b…凹溝 1c…掛止孔 2,2′…中空横桟 2a…突片 2b…隔壁 2c…挿入溝 3…掛止爪 3a…鉤片 3b…基板 4…ポンチ イ…凹部(上縁部) ロ…凹部(下縁部) ハ…食い込み部(上縁部) ニ…食い込み部(下縁部)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦材の側部に設けた掛止孔に、横材の一
    端部に突設した掛止爪を掛着する装置において、掛止爪
    を横材の一端部に突設するにあたり、横材の上下隔壁に
    対向状一対の挿入溝を設けて、該両挿入溝間に上下両
    縁部に凹部を有する掛止爪の基を挿嵌し、横材の上下
    隔壁を前記凹部に向かって押圧してかしめ付け手段に
    より掛止爪の基を横材端部の内腔に固着するようにし
    た縦材と横材の掛着装置。
  2. 【請求項2】 横材端部に基を固着した掛止爪の鉤片
    両側部で、横材の両側壁を延長して両突片とし、掛止爪
    の縦材掛止孔への掛合と共に両突片が縦材の側壁に当接
    するよう構成した請求項1記載の縦材と横材の掛着装
    置。
  3. 【請求項3】 縦材の側壁に設けられた掛止孔の両側部
    長手方向に延びる突条を対設し、掛止爪を掛止孔に掛
    合することにより、横材の両突片が前記両突条に外嵌し
    て、縦材の側壁に当接するよう構成した請求項2記載の
    縦材と横材の掛着装置。
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