JP2736766B2 - 固着具 - Google Patents

固着具

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JP2736766B2
JP2736766B2 JP32513595A JP32513595A JP2736766B2 JP 2736766 B2 JP2736766 B2 JP 2736766B2 JP 32513595 A JP32513595 A JP 32513595A JP 32513595 A JP32513595 A JP 32513595A JP 2736766 B2 JP2736766 B2 JP 2736766B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドアや窓等が取り付け
られている枠材を建物等の開口部に取り付けるための固
着具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、特開昭64−1887号のよ
うに、専用工具で細長い薄板に長手方向に圧縮する力を
加えて、複数箇所で折曲して、枠材の外面と開口部の内
面との間の空隙を充満するものはある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において
は、長手方向に力を加えて、枠材の外面と開口部の内面
との間の空隙を広げる方向にだけ動くもので、広げすぎ
た場合には戻すことが困難なので、枠材を真っ直ぐに調
整して取り付けるのは難しいという問題がある。また、
専用工具を必要とするため、薄板の固着具だけでなくそ
の専用工具も携帯しなければならず煩わしく不便である
し、専用工具の分だけコストアップにつながるという問
題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題を解
決するために、枠材を開口部に取り付けるための固着具
において、薄板状の本体は、両端部に固定部を設けると
共に、略中央にねじ挿通孔を設けて成り、複数箇所に設
けた折曲部で本体が折曲した状態になるように両固定部
を枠材の外面に固定し、ねじ挿通孔からねじを挿通して
開口部の内側面に螺合して折曲部を開口部の内側面に圧
接させるようにして成るものである。
【0005】
【作用】本発明を使用するには、予め枠材の所要箇所に
本体の固定部を固定し、枠材を開口部に押し込み、ねじ
をねじ挿通孔に挿通し、ドライバーで開口部の内面に螺
合し締め付ければ折曲部が開口部の内側面に圧接されて
枠材が開口部に取り付けられる。また、枠材が真っ直ぐ
でない状態に取り付けられた場合等、枠材の外面と開口
部の内面との間の空隙を広げすぎたものを戻したい場
合、ねじをドライバーで緩めれば戻すことも可能であ
る。なお、本発明の固着具とは別に木ねじを使用すれ
ば、枠材は一層強固に取り付けられる。
【0006】
【実施例】本体1は、金属製の薄板を細長く打ち抜き形
成したもので、中央部が少し幅が狭くくびれている。本
体1の中央には、ねじ12が挿通される円形のねじ挿通
孔11を設け、そこから両端に向かって、略楕円形状の
折曲用孔10・・・10をあけて折曲部15・15を設
け、四角形の一辺からW字状の突起部4が突出している
形状の折曲用孔9・・・9をあけて折曲部14・14を
設け、長方形の相対向する短辺が尖った形状の視認用孔
8・8を設け、細長状の折曲用孔7・・・7をあけて折
曲部13・13を設け、そして両端部に円形のねじ挿通
孔6・6を設けてある。
【0007】折曲部13・13、折曲部14・14及び
折曲部15・15のところで、図4に示すような形状に
予め折曲しておく。すると、突起部4・4が外方に突出
する。また、中央の垂直面部分が押圧部5となり、両端
の垂直面部分が固定部2・2となる。
【0008】この本体1をドアDが取り付けられている
枠材Wの縦枠材には左右それぞれ3箇所に、上枠材には
2箇所に貫通孔16・・・16を設け、本体1の固定部
2・2がこの貫通孔16を跨ぐように、中央の押圧部5
が貫通孔16に挿入されるようにして、両端部のねじ挿
通孔6・6から固定ねじ3・3を開口部Kの内面に締め
付けて固定しておく。
【0009】開口部Kの縦の内面には、枠材Wの取付中
心位置を示す垂直線を描いておき、本体1・・・1が固
定された枠材Wを開口部Kに押し込み、垂直線を貫通孔
16及び視認用孔8を通じて見て、垂直線が視認用孔8
の両端の尖った先端(この先端が枠材Wの中心に合って
いる)に合うように、つまり、見込み方向から見て垂直
になるようにし、本体1のそれぞれ中央のねじ挿通孔1
1からねじ12を開口部Kの内面に螺合させて締め付け
ると、折曲部14・14が開口部の内側面に圧接される
と共に、突起部4・4が喰い込む。この時、枠材が見付
け方向から見て真っ直ぐになるよう、8個の本体1・・
・1の広げる幅をそれぞれに調整して取り付ける。
【0010】なお、符号Tは、戸当り材であり、この戸
当り材Tで貫通孔16が隠せるようになっており、符号
Gは、開口部Kと枠材Wとの間の隙間を隠すための額縁
材であり、枠材Wを取り付けた後、最後に取り付けるも
のである。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、本体を広
げる方向だけでなく、狭める方向にも容易に動かすこと
ができるので、開口部に枠材を垂直に調整して取り付け
る作業が容易となる効果がある。また、普通のドライバ
ーで作業ができるので、専用工具を必要とせず、煩わし
さがなく便利であるし、安価に提供できるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用状態を示す正面図。
【図2】要部の縦断面図。
【図3】要部の横断面図。
【図4】本体の拡大図であって、(A)は折曲する前の
本体で取付状態における見込み方向つまり側面から見た
図、(B)は折曲した後の本体で取付状態における見付
け方向つまり正面から見た断面図。
【符号の説明】
1 本体 2 固定部 11 ねじ挿通孔 12 ねじ 13 折曲部 14 折曲部 15 折曲部 W 枠材 K 開口部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠材を開口部に取り付けるための固着具に
    おいて、板状の本体は、両端部に固定部を設けると共
    に、略中央にねじ挿通孔を設けて成り、複数箇所に設け
    た折曲部で本体が折曲した状態になるように両固定部を
    枠材の外面に固定し、ねじ挿通孔からねじを挿通して開
    口部の内側面に螺合して折曲部を開口部の内側面に圧接
    させることを特徴とする固着具。
JP32513595A 1995-11-20 1995-11-20 固着具 Expired - Fee Related JP2736766B2 (ja)

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