JPH073665Y2 - 壁埋込型リモコンの取付装置 - Google Patents

壁埋込型リモコンの取付装置

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JPH073665Y2
JPH073665Y2 JP16659488U JP16659488U JPH073665Y2 JP H073665 Y2 JPH073665 Y2 JP H073665Y2 JP 16659488 U JP16659488 U JP 16659488U JP 16659488 U JP16659488 U JP 16659488U JP H073665 Y2 JPH073665 Y2 JP H073665Y2
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JP
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wall
remote control
wall surface
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JP16659488U
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洋 喜多
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Noritz Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は例えば給湯装置や風呂加熱装置等のリモートコ
ントーラ(以下リモコンとする)を壁に設けたリモコン
取り付け用の貫通空間に埋め込む状態に取り付ける取付
装置に関する。
〈従来技術とその課題〉 壁面の表裏から取り付いて、リモコンを壁の貫通空間に
保持する構造をもつ壁埋込型リモコンの取付装置は従来
より種々提案されているが、一方、壁の材質も例えばプ
ラスターボード、木板、ケイカル板、コンクリート等、
硬くてもろいものから軟質で凹みやすいものまで種々の
ものがあることから、従来は壁の種類に応じて、それに
対応した材質のもの及び取り付け構造を有する取付装置
が用いられていた。
しかしながら、取付装置としては、同じ材質、構造のも
ので、幅広い壁の種類に適応できるものが望まれるわけ
である。
そこで本考案は比較的硬くてもろい壁から軟質で締め付
けが利きにくい壁までに対応し得る壁埋込型リモコンの
取付装置の提供を目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本考案の壁埋込型リモコンの取付装置は、リモコン嵌め
込み用の凹部とその周囲に形成されたフランジ部とから
なり、前記凹部が壁に形成されたリモコン取り付け用の
貫通空間に嵌め込まれることにより前記フランジ部が前
記貫通空間の表側壁面に当接するようにしたリモコン嵌
め込み用ケースと、一端側が前記リモコン嵌め込み用ケ
ースの裏面側に締め付け固定されることにより他端側が
前記貫通空間の裏側壁面に押圧状態に当接せられる締付
片とを有し、該締付片は、前記他端側の壁面当接部付近
を適当な曲率半径をもつ曲げ部とすると共に、該曲げ部
に至る手前の傾斜部をその幅内で一部切り欠いて得られ
る切欠突片部の先端部が前記曲げ部より多少手前の位置
に臨むようにし、これにより前記曲げ部と切欠突片部と
で裏側壁面に対する二段階接地構造としたことを特徴と
している。
〈作用〉 硬い壁に対する場合は、締付片の曲げ部だけが当接する
ことになり、切欠突片部は壁面に達しない。この場合、
壁面とは曲げ部が接地するので、壁面への圧力が集中せ
ず、よってもろい材質の壁でも壁材が割れたり欠けたり
しない。一方、軟質の壁に対する場合は、締付片の曲げ
部の他に切欠突片部が壁面に達し、一部噛み込む形で壁
面に当接することとなり、曲げ部の当接だけでは不十分
である取り付け状態が切欠突片部により確実なものとな
る。
〈実施例〉 第1図は本考案実施装置の縦断面図、第2図は平面図、
第3図は締付片の縦断面図、第4図は締付片を裏面側か
ら見た斜視図、第5図と第6図はそれぞれ締付片の壁面
への当接状態を示す拡大断面図である。
壁10の貫通空間15にリモコンRを埋め込む形で取り付け
る取付装置は、リモコン埋め込み用ケース20と、化粧枠
30と、一対の締付片40と、該締付片40を取り付ける取付
調整部50とからなる。前記リモコン嵌め込み用ケース20
はリモコンR嵌め込み用の凹部21と該凹部21の周囲に形
成されたフランジ部22とからなる。リモコンRは前記凹
部21に嵌め込んでネジ60固定されることにより取り付け
られる。そして前記凹部21を貫通空間15に嵌め込むこと
により前記フランジ部22が壁10の表側壁面11に当接す
る。
前記締付片40は、垂直差し込み部41と水平部42と傾斜部
43と曲げ部44を有する。前記垂直差し込み部41は段付き
に形成され、取付調整部50に差し込まれることにより、
段部41aが取付調整部50に当接する。前記水平部42には
ネジ穴42aが設けられ、ネジ70で締付片40を前記取付調
整部50に締め付けることができるりようになされてい
る。前記傾斜部43にはその幅内を一部切り欠くことによ
り、切欠突片部45を形成すると共に、その先端部45aが
曲げ部44より多少手前の位置に臨むようにしている。そ
して前記先端部45aにはその裏面側、すなわち壁面12に
対向する側がギザギザ形状となるよう溝45bを設けてい
る。この溝45bは打ち凹まして形成してもよいし、切り
欠いて形成してもよい。前記曲げ部44は壁面12への当接
圧が集中しないようにしたもので、限定されない適当な
曲率半径でもって曲げている。
前記取付調整部50は前記リモコン嵌め込み用ケース20の
裏面に固定されている。この取付調整部50は必ずしも必
要というものではなく、前記締付片40を直接前記ケース
20に締め付けるようにすることも可能である。
壁10の貫通空間15への取り付けは、リモコン嵌め込み用
ケース20の裏面側の取付調整部50に一対の締付片40をネ
ジ70で仮締めした状態で、締付片40を貫通空間15の裏側
へ通し、前記ケ−ス20のフランジ部22を表側壁面11に当
接し、ネジ70を締め付ける。これにより締付片40が裏側
壁面12に当接し、壁面12を押圧する状態となって全体が
固定される。なお前記ネジ70を壁10の表側から回すため
のドライバー用挿通孔がケース10の底壁に設けられてい
る。また前記化粧枠30は表側壁面11のリモコンRの周囲
に嵌め込まれる。
前記締付片40による裏側壁面12への締め付け当接の状態
は、壁10の性質によって第5図に示す状態と第6図に示
す状態の2通りとなる。
すなわち、壁10が硬質の場合には、壁面が押されて凹む
ことがないため、第5図に示すように締付片40の曲げ部
44だけが裏側壁面12に当接する。壁面12が凹むことがな
いので、曲げ部44だけの当接で充分な押圧力が加わり、
全体が固定される。また曲げ部44で当接するため、壁面
12への当たりが柔らかく、もろい材質の壁10でも壁10に
割れ目が入ったり、欠け落ちたりすることがなく、確実
に固定できる。
一方、壁10が軟質材で構成されている場合には、第6図
に示すように、ネジ70の締め付けによって締付片40の曲
げ部44がまず裏側壁面12に当接するが、壁10が軟質であ
るので、壁10が適当に凹んでしまう。しかし後続して前
記切欠突片部45の先端部45aが裏側壁面12に当接し、壁
面12に食い込む。これにより確実な固定が行われる。こ
のように本考案では締付片40の曲げ部と切欠突片部45と
が壁面に対する二段階接地構造とされており、硬質壁の
場合には前記曲げ部44だけが接地し、軟質壁の場合には
曲げ部44の他に切欠突片部45も接地して固定を確実なも
のとしている。
また前記切欠突変部45の先端部45aの裏面側(壁面12に
対向する側)に溝45bを設けることにより、該先端部45a
がギザギザ形状となり、壁面への当接時の食い込みがよ
くなる。
〈効果〉 本考案の壁埋込型リモコンの取付装置は以上の構成より
なり、締付片の壁面接地用の曲げ部とその多少手前に臨
む切欠突片部とを設けて、二段階接地構造としたので、
硬質、軟質の何れの壁に対しても確実に適応して固定す
ることができる。すなわち従来のように壁の種類に応じ
て取り付け具を変更するといったことが解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施装置の縦断面図、第2図は平面図、
第3図は締付片の縦断面図、第4図は締付片を裏面側か
ら見た斜視図、第5図と第6図はそれぞれ締付片の壁面
への当接状態を示す拡大断面図である。 10:壁 11:表側壁面 12:裏側壁面 15:貫通空間 20:リモコン嵌め込み用ケース 21:凹部 22:フランジ部 40:締付片 44:曲げ部 45:切欠突片部 45a:切欠突片部の先端部 R:リモコン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リモコン嵌め込み用の凹部とその周囲に形
    成されたフランジ部とからなり、前記凹部が壁に形成さ
    れたリモコン取り付け用の貫通空間に嵌め込まれること
    により前記フランジ部が前記貫通空間の表側壁面に当接
    するようにしたリモコン嵌め込み用ケースと、一端側が
    前記リモコン嵌め込み用ケースの裏面側に締め付け固定
    されることにより他端側が前記貫通空間の裏側壁面に押
    圧状態に当接せられる締付片とを有し、該締付片は、前
    記他端側の壁面当接部付近を適当な曲率半径をもつ曲げ
    部とすると共に、該曲げ部に至る手前の傾斜部をその幅
    内で一部切り欠いて得られる切欠突片部の先端部が前記
    曲げ部より多少手前の位置に臨むようにし、これにより
    前記曲げ部と切欠突片部とで裏側壁面に対する二段階接
    地構造としたことを特徴とする壁埋込型リモコンの取付
    装置。
JP16659488U 1988-12-23 1988-12-23 壁埋込型リモコンの取付装置 Expired - Lifetime JPH073665Y2 (ja)

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JP16659488U JPH073665Y2 (ja) 1988-12-23 1988-12-23 壁埋込型リモコンの取付装置

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JP16659488U JPH073665Y2 (ja) 1988-12-23 1988-12-23 壁埋込型リモコンの取付装置

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JPH0286180U JPH0286180U (ja) 1990-07-09
JPH073665Y2 true JPH073665Y2 (ja) 1995-01-30

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JP16659488U Expired - Lifetime JPH073665Y2 (ja) 1988-12-23 1988-12-23 壁埋込型リモコンの取付装置

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