JPH0737594Y2 - 便座の取付構造 - Google Patents

便座の取付構造

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JPH0737594Y2
JPH0737594Y2 JP14891189U JP14891189U JPH0737594Y2 JP H0737594 Y2 JPH0737594 Y2 JP H0737594Y2 JP 14891189 U JP14891189 U JP 14891189U JP 14891189 U JP14891189 U JP 14891189U JP H0737594 Y2 JPH0737594 Y2 JP H0737594Y2
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JP
Japan
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toilet seat
western
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opening
piece
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JP14891189U
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JPH0387391U (ja
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孝一 稲角
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は洋式便器本体に取付けられる便座の取付構造に
関するものである。
[従来の技術] 従来、洋式便器本体1に便座本体2を取付ける構造とし
て種々のものが提供されており、例えば、実公昭63−83
19号公報、実開昭63−29497号公報に示されるようなも
のがある。これらのものは第4図乃至第6図に示される
ように便座本体2及び便蓋2aを回動自在に支持するヒン
ジ部材2aの下面よりボルト8を一体に突設してあり、こ
のボルト8を洋式便器本体1の上面部1aに穿設された取
付孔1bに挿通し、ボルト8にナット13を螺合することに
よって取付けられるというものである。
[考案が解決しようとする課題] しかし上述のような従来例にあっては、便座本体2の取
付けボルト8を取付孔1bに挿通すると共に洋式便器本体
1の下方よりナット13をボルト8に螺合し、ナット13を
締め付けることで取付けるというものであり、取付作業
に手間がかかると共に時間を取るという問題があった。
本考案は上記問題点を解決しようとするものであり、そ
の目的とするところは、洋式便器本体の上方側よりワン
タッチで簡単に取付けを行うことができる便座の取付構
造を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案における便座の取付
構造は、洋式便器本体1の上面部に便座本体2を載置
し、この便座本体2の背部の適所に背方に向けて開口す
る開口部3を設け、開口部3内に便座本体2の背方に向
けて突出する突起体4を突設し、開口部3の入口部分3a
の両側のうち少なくともいずれか一方に上面に係止溝14
aを有する凹状突起体14を突設し、上記洋式便器本体1
の上面部1aに上面部1aと一定間隔を隔てて押さえ片6を
設け、この押さえ片6と反対方向に突出するように洋式
便器本体1の上面部1aに上面部1aと一定間隔を隔てて固
定片5を設け、固定片5に下方に向けて突出する係止突
起5aを突設し、押さえ片6の先端を上記突起体4の上面
に弾接させると共に固定片5に設けた係止突起5aを凹状
突起体14の上面に設けた係止溝14aに係止したものであ
る。
[作用] 便座本体2は便座本体2を洋式便器本体1の上面部1aに
沿って移動させて背部の適所に設けた開口部3内に洋式
便器本体1の上面部1aに設けた押さえ片6と固定片5と
を位置させ、押さえ片6の先端を開口部3内に設けた突
起体4の上面に弾接させると共に固定片5に設けた係止
突起5aを凹状突起体14の上面に設けた係止溝14aに係止
させることによって取付けられる。
[実施例] 以下、本考案を図示された実施例に基づいて詳述する。
第1図に示されるように洋式便器本体1の上面部1aに載
置される便座本体2には背部の適所に背方に向けて開口
する開口部3を設けてあり、開口部3の内部には便座本
体2の背方に向けて突出する突起体4を突設してある。
開口部3の入口部分3aの両側のうち少なくともいずれか
一方には上面に係止溝14aを有する凹状突起体14を突設
してある。便座本体2が取付けられる洋式便器本体1の
上面部1aには便座本体2を固定するための連結部材7を
配置してある。この連結部材7は第3図に示されるよう
に相対向する上下一対の上板7aと下板7bとにより構成し
てあり、上板7aと下板7bとは曲成部7cによって連続させ
てある。上板7aの中央部には取付ボルト8を挿通させる
ための通孔9を設けてあり、下板7bにも上板に設けた通
孔9の位置と対応する位置にほぼ同径の通孔10を設けて
ある。上記上板7aは弾性を有しており、凸状にたわませ
てある。上板7aの先部には押さえ片6を形成してあり、
押さえ片6の先端には上方に向けて曲成された当たり片
6aを設けてある。上板7aの後端からは曲成部7cを介して
押さえ片6とは反対方向に弾性を有する固定片5を連出
してあり、固定片の先端には下方に向けて曲成されたつ
かみ部5bを設けてある。固定片5の中間部には下方に向
けて突出する係止突起5aを突設してある。そして、上記
連結部材7は上板7aと下板7bに設けた通孔9,10に取付ボ
ルト8を挿通し、この取付ボルト8を洋式便器本体1に
設けた取付孔1bに固定部材11を介して固定することで洋
式便器本体1に取付けてある。このとき、上板7aと下板
7bとの間には筒状に形成されたスペーサ12を介在させて
あり、取付ボルト8はこのスペーサ12の内部も通すよう
にしてある。これは取付ボルト8を締め付けて連結部材
7を固定する際、取付ボルト8の締め付けによって上板
7aと下板7bとが近接するのを防止するためである。固定
部材11は下端程太径となった筒状の挿着部材11aによっ
て主体を構成してある。挿着部材11aの内部には下部程
太径となったナット13を設けてある。そして、取付時に
はスペーサ12を介して上板7aと下板7bの通孔9,10に挿通
した取付ボルト8の下端を洋式便器本体1の取付孔1b内
に配置された挿着部材11aの内部を通し、取付ボルト8
の頭8aをドライバー等の工具によって回転させることで
挿着部材11a内に配置されたナット13を取付ボルト8に
螺合すると共に締め付けて連結部材7を洋式便器本体1
の上面部1aに取付けるものである。つまり、取付ボルト
8を締め付けていくことによって挿着部材11a内のナッ
ト13が上方に移動し、この上方への移動によってナット
13が挿着部材11aを下端側から側方へ押し広げることと
なり、押し広げられた挿着部材11aの外面が取付孔1bの
開口縁に圧接することで取付けられるようにしてある。
このような構造にしてあることによって厚み寸法が異な
る洋式便器本体1や取付孔1bが大きめに形成されている
場合であっても、ナット13が上方に移動して挿着部材11
aを押し広げることで厚み寸法に対応しながら取付けを
行うことができるものであり、がたついたりすることな
く取付けを行うことができるものである。
しかして、便座本体2の取付けを行うにあたっては、便
座本体2を洋式便器本体1の上面部1aに沿って背方(図
中矢印イ方向)へ移動させ、洋式便器本体1の上面部1a
に取付けられた連結部材7を便座本体2の背部に設けた
開口部3内に位置させるようにし、便座本体2をさらに
背方に移動させることで押さえ片6を開口部3内に設け
た突起体4の上面に弾接させると共に防止片5に設けた
係止突起5aを凹状突起体14の上面に設けた係止溝4aに係
止させて取付けを行うものであり、便座本体2は洋式便
器本体1の上面部1aに沿って背方に向けてスライド移動
させることによって取付けを行うことができ、背方への
スライド移動によってワンタッチで簡易に取付けを行う
ことができるようにしてある。また、係止溝14aに係止
突起5aが係止されることによって位置決めされた状態で
取付けられるものであり、不用意に移動したりすること
がないものである。
そして、掃除を行う場合等に取外す場合には固定片5の
先端に設けたつかみ部5bを第1図中矢印ハ方向に引き上
げてばね性を有する固定片5を上方に移動させ、便座本
体2を前方(図中矢印ロ方向)に向けて押すことで係止
突起5aを係止溝14aより外して取り外すことができるよ
うにしてあり、工具等を使用することなく簡単に取外し
を行うことができるようにしてある。
[考案の効果] 本考案の便座の取付構造は叙述のように便座本体の背部
の適所に背方に向けて開口する開口部を設け、開口部内
の奥部に便座本体の背方に向けて突出する突起体を突設
し、開口部の入口部分の両側のうち少なくともいずれか
一方に上面に係止溝を有する凹状突起体を突設し、洋式
便器本体の上面部に上面部と一定間隔を隔てて押さえ片
を設け、この押さえ片と反対方向に位置するように洋式
便器本体の上面部に上面部と一定間隔を隔てて固定片を
設け、固定片に下方に向けて突出する係止突起を突設し
てあるので、便座本体は便座本体を洋式便器本体の上面
部に沿って移動させて背部の適所に設けた開口部内に洋
式便器本体の上面部に設けた押さえ片と固定片とを位置
させ、押さえ片の先端を開口部内に設けた突起体の上面
に弾接させると共に固定片に設けた係止突起を凹状突起
体の上面に設けた係止溝に係止させることによって取付
けを行うことができ、便座本体の取付けを洋式便器本体
の上方側よりワンタッチで簡単に行うことができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の部分拡大断面図、第2図は
同上の取付前の部分拡大断面図、第3図(a)(b)は
連結部材の平面図、側断面図、第4図は従来例の一部切
欠した外観図、第5図は同上の部分拡大断面図、第6図
は他の従来例の部分拡大断面図であって、1は洋式便器
本体、2は便座本体、3は開口部、3aは入口部分、4は
突起体、5は固定片、5aは係止突起、6は押さえ片、14
は凹状突起体、14aは係止溝である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】洋式便器本体の上面部に便座本体を載置
    し、この便座本体の背部の適所に背方に向けて開口する
    開口部を設け、開口部内に便座本体の背方に向けて突出
    する突起体を突設し、開口部の入口部分の両側のうち少
    なくともいずれか一方に上面に係止溝を有する凹状突起
    体を突設し、上記洋式便器本体の上面部に上面部と一定
    間隔を隔てて押さえ片を設け、この押さえ片と反対方向
    に突出するように洋式便器本体の上面部に上面部と一定
    間隔を隔てて固定片を設け、固定片に下方に向けて突出
    する係止突起を突設し、押さえ片の先端を上記突起体の
    上面に弾接させると共に固定片に設けた係止突起を凹状
    突起体の上面に設けた係止溝に係止して成る便座の取付
    構造。
JP14891189U 1989-12-25 1989-12-25 便座の取付構造 Expired - Lifetime JPH0737594Y2 (ja)

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JPH0387391U JPH0387391U (ja) 1991-09-05
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