JPH0753204Y2 - 車輌用灯具 - Google Patents
車輌用灯具Info
- Publication number
- JPH0753204Y2 JPH0753204Y2 JP1989117102U JP11710289U JPH0753204Y2 JP H0753204 Y2 JPH0753204 Y2 JP H0753204Y2 JP 1989117102 U JP1989117102 U JP 1989117102U JP 11710289 U JP11710289 U JP 11710289U JP H0753204 Y2 JPH0753204 Y2 JP H0753204Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- bolt
- lamp body
- nut
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば自動二輪車等に取付けられるターンシ
グナルランプ等の車輌用灯具に係り、特に灯具本体を車
体に取付けるためのボルトの固定が容易である車輌用灯
具に関する。
グナルランプ等の車輌用灯具に係り、特に灯具本体を車
体に取付けるためのボルトの固定が容易である車輌用灯
具に関する。
例えば自動二輪車等に取付けられるターンシグナルラン
プ(以下、フラッシャーという)の従来技術は実開昭54
−183848公報に記載されている。即ち、第3図に示すよ
うに、バルブ1を内部に有するランプボディ2は、合成
樹脂からなるステー4を介して車体6へ接続し取付けら
れる。ステー4には、取付け用のボルト8が貫通するた
めの縦通孔9が形成されており、貫通したボルト8の先
端はランプボディ2内でブラケット5aに溶接固定された
ナット5に螺合しており、ボルト8の後端は車体側で別
のナット7に螺合している。
プ(以下、フラッシャーという)の従来技術は実開昭54
−183848公報に記載されている。即ち、第3図に示すよ
うに、バルブ1を内部に有するランプボディ2は、合成
樹脂からなるステー4を介して車体6へ接続し取付けら
れる。ステー4には、取付け用のボルト8が貫通するた
めの縦通孔9が形成されており、貫通したボルト8の先
端はランプボディ2内でブラケット5aに溶接固定された
ナット5に螺合しており、ボルト8の後端は車体側で別
のナット7に螺合している。
以上の従来技術において、フラッシャーの車体への組付
時あるいは保守点検時等で車体側のナット7を緩める
と、車体側のナット7を回した際にボルト8も回ってし
まい、ブラケット5aに溶接一体化されたナット5に対し
てボルト8が緩んでしまうというという不都合があっ
た。この不都合をなくすためにはフラッシャーを組立て
る際に、ナット5に対しボルト8を螺合するためのトル
クを大きくしなければならないが、このためフラッシャ
ーの組立作業を面倒なものにしていた。
時あるいは保守点検時等で車体側のナット7を緩める
と、車体側のナット7を回した際にボルト8も回ってし
まい、ブラケット5aに溶接一体化されたナット5に対し
てボルト8が緩んでしまうというという不都合があっ
た。この不都合をなくすためにはフラッシャーを組立て
る際に、ナット5に対しボルト8を螺合するためのトル
クを大きくしなければならないが、このためフラッシャ
ーの組立作業を面倒なものにしていた。
この考案は前記問題点に鑑みなされたものであり、車体
側のナットを緩めても取付用のボルトが緩んでしまうこ
とのないフラッシャーを提供することを目的をする。
側のナットを緩めても取付用のボルトが緩んでしまうこ
とのないフラッシャーを提供することを目的をする。
この考案は前記の目的を達成するためになされたもの
で、バルブを内部に有するランプボディと、ランプボデ
ィから車体へ連続するステーと、ステーの縦通孔を貫通
しランプボディ内に先端を露出するボルトと、ボルトの
先端の側面に形成された切欠と、バルブソケットが一体
化され、前記切欠に嵌合してランプボディ内で回転不能
に保持される金属製ブラケットと、前記ボルトの後端側
に螺合して前記縦通孔の下縁に押圧され、ボルトを引っ
張って前記ブラケットをランプボディに圧接固定するナ
ットと、を備えた車輌用灯具であって、前記ブラケット
を、バルブソケットが一体化され、ランプボディに圧接
されるL字型の第1のブラケットに、ボルト先端の切欠
との嵌合部をブラケット取付面より上方に浮かせた位置
に保持して、ナットとボルト間の螺合量に比例した圧接
付勢力をブラケット取付面に発生させる箱型の第2のブ
ラケットを一体に設けた構成としたものである。
で、バルブを内部に有するランプボディと、ランプボデ
ィから車体へ連続するステーと、ステーの縦通孔を貫通
しランプボディ内に先端を露出するボルトと、ボルトの
先端の側面に形成された切欠と、バルブソケットが一体
化され、前記切欠に嵌合してランプボディ内で回転不能
に保持される金属製ブラケットと、前記ボルトの後端側
に螺合して前記縦通孔の下縁に押圧され、ボルトを引っ
張って前記ブラケットをランプボディに圧接固定するナ
ットと、を備えた車輌用灯具であって、前記ブラケット
を、バルブソケットが一体化され、ランプボディに圧接
されるL字型の第1のブラケットに、ボルト先端の切欠
との嵌合部をブラケット取付面より上方に浮かせた位置
に保持して、ナットとボルト間の螺合量に比例した圧接
付勢力をブラケット取付面に発生させる箱型の第2のブ
ラケットを一体に設けた構成としたものである。
ステーの縦通孔に貫通したボルト先端はブラケットによ
り回転不能に保持され、ボルト後端側に螺合するナット
により該ボルトが引っ張られて、ブラケットがランプボ
ディに圧接固定される。したがってボルトはブラケット
により回転不能とされているので、車体側のナットを緩
めてもボルトは回転せず、ボルト後端側に螺合するフラ
ッシャ側のナット、即ちボルトとランプボディ間の締結
が緩んでしまうことがない。特に、ボルト先端の切欠と
の嵌合部は、箱型の第2のブラケットによってブラケッ
ト取付面より上方に浮かせた位置に保持されるため、ナ
ットとボルト間の螺合量を増やすと、箱型の第2のブラ
ケットが弾性変形し、第1のブラケットとランプボディ
間には、この第2のブラケットの弾性変形に比例した圧
接付勢力が生じる。
り回転不能に保持され、ボルト後端側に螺合するナット
により該ボルトが引っ張られて、ブラケットがランプボ
ディに圧接固定される。したがってボルトはブラケット
により回転不能とされているので、車体側のナットを緩
めてもボルトは回転せず、ボルト後端側に螺合するフラ
ッシャ側のナット、即ちボルトとランプボディ間の締結
が緩んでしまうことがない。特に、ボルト先端の切欠と
の嵌合部は、箱型の第2のブラケットによってブラケッ
ト取付面より上方に浮かせた位置に保持されるため、ナ
ットとボルト間の螺合量を増やすと、箱型の第2のブラ
ケットが弾性変形し、第1のブラケットとランプボディ
間には、この第2のブラケットの弾性変形に比例した圧
接付勢力が生じる。
〔実施例〕 以下、本考案の車輌用灯具の一実施例を第1図及び第2
図において説明する。第1図は灯具の一実施例である自
動二輪車用のフラッシャーの水平断面図、第2図は第1
図の要部に用いられる金具を示す分解斜視図である。
図において説明する。第1図は灯具の一実施例である自
動二輪車用のフラッシャーの水平断面図、第2図は第1
図の要部に用いられる金具を示す分解斜視図である。
本考案の車輌用灯具は、前面が開口されたランプボディ
10と、この前面開口部を覆うレンズ12と、ランプボディ
10内に配置されるバルブ14とから略々構成される。ラン
プボディ10は合成樹脂から形成され、その一側には外方
に突出された筒状のステー16が一体的に形成されてい
る。バルブ14は第1のブラケット18によってランプボデ
ィ10内所定位置にカシメや溶接等により固定配置され
る。
10と、この前面開口部を覆うレンズ12と、ランプボディ
10内に配置されるバルブ14とから略々構成される。ラン
プボディ10は合成樹脂から形成され、その一側には外方
に突出された筒状のステー16が一体的に形成されてい
る。バルブ14は第1のブラケット18によってランプボデ
ィ10内所定位置にカシメや溶接等により固定配置され
る。
この第1のブラケット18は、取付部20と垂直側部22とが
一体化された断面略L字形状となっている。そして取付
部20を接着により、或いはランプボディ10に設けられた
凹部に嵌合することにより、さらには図示しないねじ止
め等で係止することにより、ブラケット18がランプボデ
ィ10の内側に固定される。垂直側部22には円筒状のかし
め部24が形成され、このかしめ部24によってバルブ14の
ソケット26が固定される。ソケット26はバルブ軸部28を
収容できる筒状体とされ、左右の両側壁には互いに湾曲
係合部30を周方向同一方向に向けて形成された一対のJ
スロット部32が形成され、このJスロット部32にバルブ
側の係合突起34を係合させてバルブ14をソケット26に固
定するようになっている。符号36はばね部材38によって
付勢されているインシュレータ、符号40はインシュレー
タ36に接続されている電源コード、符号42はバルブ軸部
28の後端部と、インシュレータ36にそれぞれ対向して突
設されている接続端子である。従ってバルブ14のソケッ
ト26への着脱は、ソケット26内にバルブ軸部28をインシ
ュレータ36の押圧力に抗して押し込んで回動すればワン
タッチで行える。
一体化された断面略L字形状となっている。そして取付
部20を接着により、或いはランプボディ10に設けられた
凹部に嵌合することにより、さらには図示しないねじ止
め等で係止することにより、ブラケット18がランプボデ
ィ10の内側に固定される。垂直側部22には円筒状のかし
め部24が形成され、このかしめ部24によってバルブ14の
ソケット26が固定される。ソケット26はバルブ軸部28を
収容できる筒状体とされ、左右の両側壁には互いに湾曲
係合部30を周方向同一方向に向けて形成された一対のJ
スロット部32が形成され、このJスロット部32にバルブ
側の係合突起34を係合させてバルブ14をソケット26に固
定するようになっている。符号36はばね部材38によって
付勢されているインシュレータ、符号40はインシュレー
タ36に接続されている電源コード、符号42はバルブ軸部
28の後端部と、インシュレータ36にそれぞれ対向して突
設されている接続端子である。従ってバルブ14のソケッ
ト26への着脱は、ソケット26内にバルブ軸部28をインシ
ュレータ36の押圧力に抗して押し込んで回動すればワン
タッチで行える。
この第1のブラケット18に対し、第2のブラケット44が
固定されている。この第2のブラケット44は断面が略Z
状をしており、前記第1のブラケット18に下辺46が溶接
により固定されている。もっとも他の実施例においては
溶接とせず、前記第1のブラケット18と一体としてもよ
い。この第2のブラケット44の上辺48の先端付近は幅方
向に延出して延出部50を形成し、さらに第1のブラケッ
ト18の取付部20へ向かって屈曲して脚52となり、前記取
付部20の上面に接している。そして第2のブラケット44
の上辺48の幅は第1のブラケット18の幅Dと同じ幅で、
上辺48から下辺46に至る屈曲部の幅dは上辺48の幅Dよ
り小さくされている。また第2のブラケット44の上辺48
と前記第1のブラケット18の取付部20には、ボルト58の
先端部を通すためのボルト孔60,62が開けられている。
固定されている。この第2のブラケット44は断面が略Z
状をしており、前記第1のブラケット18に下辺46が溶接
により固定されている。もっとも他の実施例においては
溶接とせず、前記第1のブラケット18と一体としてもよ
い。この第2のブラケット44の上辺48の先端付近は幅方
向に延出して延出部50を形成し、さらに第1のブラケッ
ト18の取付部20へ向かって屈曲して脚52となり、前記取
付部20の上面に接している。そして第2のブラケット44
の上辺48の幅は第1のブラケット18の幅Dと同じ幅で、
上辺48から下辺46に至る屈曲部の幅dは上辺48の幅Dよ
り小さくされている。また第2のブラケット44の上辺48
と前記第1のブラケット18の取付部20には、ボルト58の
先端部を通すためのボルト孔60,62が開けられている。
一方、第1,第2のブラケット18,44の一体物の2つのボ
ルト孔60,62に挿通されるボルト58の先端には、側面に
一対の切欠64が形成されており、この切欠64に第3のブ
ラケット66がストッパとして嵌合する。第3のブラケッ
ト66はコ字型断面形状で、その幅D1は第2のブラケット
44の一対の脚52,52の内側間隔に一致し、先端に4枚の
爪54,54、56,56を有している。そして外側の2枚の爪5
4,54が前記第2のブラケット44の脚52の内側にそれぞれ
挿入され、この爪54と中央の爪56との間に第2のブラケ
ット44の延出部50の板厚部を挟んで、第2のブラケット
44に固定される。符号57は、ブラケット66の後端部上方
に屈曲形成された把手部で、この把手部57を持って第3
ブラケット66の挿着脱を行なう。また、中央の2つの爪
56,56の間に前記切欠64が嵌合するようにしてボルト58
を挟み込む。これによりボルト58の先端は第3のブラケ
ット66を介し第2ブラケット44に保持され回転不能とな
る。このボルト58が貫通できるように、ステー16には縦
通孔68が形成されている。なお、ステー16には、縦通孔
68以外にも電源コード40を通すためのコード孔70、さら
にはステー16を形成する樹脂材料を節約し、ステー16に
弾性を与えるための抜け穴72が形成されている。貫通し
たボルト58の後端雄ねじ部59にはワッシャー74を介して
ナット76が螺合し、前記縦通孔68の下縁を押圧する。こ
の押圧により、ボルト58は第1図下方に引っ張られ、前
記第2のブラケット44の弾性の働きにより、しっかりと
ランプボディ10側に固定されることになる。なお、レン
ズ12は、ランプボディ10の前面開口部に凹凸ランス係合
等の機械的締結手段により固着される。
ルト孔60,62に挿通されるボルト58の先端には、側面に
一対の切欠64が形成されており、この切欠64に第3のブ
ラケット66がストッパとして嵌合する。第3のブラケッ
ト66はコ字型断面形状で、その幅D1は第2のブラケット
44の一対の脚52,52の内側間隔に一致し、先端に4枚の
爪54,54、56,56を有している。そして外側の2枚の爪5
4,54が前記第2のブラケット44の脚52の内側にそれぞれ
挿入され、この爪54と中央の爪56との間に第2のブラケ
ット44の延出部50の板厚部を挟んで、第2のブラケット
44に固定される。符号57は、ブラケット66の後端部上方
に屈曲形成された把手部で、この把手部57を持って第3
ブラケット66の挿着脱を行なう。また、中央の2つの爪
56,56の間に前記切欠64が嵌合するようにしてボルト58
を挟み込む。これによりボルト58の先端は第3のブラケ
ット66を介し第2ブラケット44に保持され回転不能とな
る。このボルト58が貫通できるように、ステー16には縦
通孔68が形成されている。なお、ステー16には、縦通孔
68以外にも電源コード40を通すためのコード孔70、さら
にはステー16を形成する樹脂材料を節約し、ステー16に
弾性を与えるための抜け穴72が形成されている。貫通し
たボルト58の後端雄ねじ部59にはワッシャー74を介して
ナット76が螺合し、前記縦通孔68の下縁を押圧する。こ
の押圧により、ボルト58は第1図下方に引っ張られ、前
記第2のブラケット44の弾性の働きにより、しっかりと
ランプボディ10側に固定されることになる。なお、レン
ズ12は、ランプボディ10の前面開口部に凹凸ランス係合
等の機械的締結手段により固着される。
以下、本実施例のフラッシャーの組立作業について簡単
に説明する。バルブソケット26がかしめにより固定され
るとともに、第2ブラケット44が溶接により固定された
第1のブラケット18を、ランプボディ10内に挿入し、同
時にボルト58をステー16の縦通孔68下側から挿通させ、
ボルト58の先端を前記第1及び第2のブラケット一体物
のボルト孔60,62に通す。通した後、第3のブラケット6
6をボルト先端の切欠64に嵌合させると同時に第2ブラ
ケット44に組み付けて、第3のブラケット44にボルト58
の回転を不能にするストッパの働きをさせる。その後、
ボルト58の後端雄ねじ部59にワッシャー74及びナット76
を螺合し締め付ける。この締め付けによりボルト58は引
っ張られ、第2のブラケット44の弾性によりしっかりと
ランプボディ10に対し固定される。このようにしてステ
ー16に固定されたボルト58の後端部は車体6に取付けら
れる。この取付けはナット80によって行われ、ステー1
6、車体78及びナット80の間にはブッシング82が介在
し、しっかりとした取付けが行われる。
に説明する。バルブソケット26がかしめにより固定され
るとともに、第2ブラケット44が溶接により固定された
第1のブラケット18を、ランプボディ10内に挿入し、同
時にボルト58をステー16の縦通孔68下側から挿通させ、
ボルト58の先端を前記第1及び第2のブラケット一体物
のボルト孔60,62に通す。通した後、第3のブラケット6
6をボルト先端の切欠64に嵌合させると同時に第2ブラ
ケット44に組み付けて、第3のブラケット44にボルト58
の回転を不能にするストッパの働きをさせる。その後、
ボルト58の後端雄ねじ部59にワッシャー74及びナット76
を螺合し締め付ける。この締め付けによりボルト58は引
っ張られ、第2のブラケット44の弾性によりしっかりと
ランプボディ10に対し固定される。このようにしてステ
ー16に固定されたボルト58の後端部は車体6に取付けら
れる。この取付けはナット80によって行われ、ステー1
6、車体78及びナット80の間にはブッシング82が介在
し、しっかりとした取付けが行われる。
以上のように取付けられたフラッシャーは、保守点検時
或いは組立時に車体側のナット80を緩める必要が生じた
場合においても、ボルト58はブラケット44,66に係合し
て回転不能となっており、従ってボルト58とフラッシャ
ー側のナット76の螺合、即ちフラッシャーのランプボデ
ィ10とボルト58間の締結が緩むことはない。また、第1
のブラケット18と第2のブラケット44を一体的に設けた
場合には、両ブラケットを接続する溶接作業が全く不要
となり、フラッシャーの製造コストを低くすることがで
きる。
或いは組立時に車体側のナット80を緩める必要が生じた
場合においても、ボルト58はブラケット44,66に係合し
て回転不能となっており、従ってボルト58とフラッシャ
ー側のナット76の螺合、即ちフラッシャーのランプボデ
ィ10とボルト58間の締結が緩むことはない。また、第1
のブラケット18と第2のブラケット44を一体的に設けた
場合には、両ブラケットを接続する溶接作業が全く不要
となり、フラッシャーの製造コストを低くすることがで
きる。
以上、説明したように本考案の車輌用灯具によれば、灯
具本体を車体に取付けるためのボルトは、ボルト先端の
切欠に係合するブラケットと、後端側に螺合するナット
によってランプボディに固定状態とされる。そしてボル
トはブラケットのストッパーとしての働きにより回転不
能に保持されるので、車体側のナットを緩めてもボルト
が回転することがなく、従って従来のように灯具とボル
ト間が緩んでしまうという不具合がなくなる。特に、バ
ルブソケットが一体化された第1のブラケットは、第2
のブラケットの弾性変形に伴った圧接付勢力によって、
ランプボディに圧接固定されているため、車体へのブラ
ケットの固定が確実であるとともに、この第2のブラケ
ットは、車体からバルブに伝達される振動に対する緩衝
作用を営むことから、バルブの耐震性も良好となる。
具本体を車体に取付けるためのボルトは、ボルト先端の
切欠に係合するブラケットと、後端側に螺合するナット
によってランプボディに固定状態とされる。そしてボル
トはブラケットのストッパーとしての働きにより回転不
能に保持されるので、車体側のナットを緩めてもボルト
が回転することがなく、従って従来のように灯具とボル
ト間が緩んでしまうという不具合がなくなる。特に、バ
ルブソケットが一体化された第1のブラケットは、第2
のブラケットの弾性変形に伴った圧接付勢力によって、
ランプボディに圧接固定されているため、車体へのブラ
ケットの固定が確実であるとともに、この第2のブラケ
ットは、車体からバルブに伝達される振動に対する緩衝
作用を営むことから、バルブの耐震性も良好となる。
第1図は本考案の一実施例であるフラッシャー水平断面
図、第2図はその要部に用いられる金具の分解斜視図、
第3図は従来例を示す水平断面図である。 10…ランプボディ、14…バルブ、16…ステー、18…第1
のブラケット、44…第2のブラケット、54,56…爪、58
…ボルト、60,62…ボルト孔、64…切欠、66…第3のブ
ラケット、68…縦通孔、74…ワッシャー、76…フラッシ
ャー側のナット、80…車体側のナット。
図、第2図はその要部に用いられる金具の分解斜視図、
第3図は従来例を示す水平断面図である。 10…ランプボディ、14…バルブ、16…ステー、18…第1
のブラケット、44…第2のブラケット、54,56…爪、58
…ボルト、60,62…ボルト孔、64…切欠、66…第3のブ
ラケット、68…縦通孔、74…ワッシャー、76…フラッシ
ャー側のナット、80…車体側のナット。
Claims (1)
- 【請求項1】バルブを内部に有するランプボディと、ラ
ンプボディから車体へ連続するステーと、ステーの縦通
孔を貫通しランプボディ内に先端を露出するボルトと、
ボルトの先端の側面に形成された切欠と、バルブソケッ
トが一体化され、前記切欠に嵌合してランプボディ内で
回転不能に保持される金属製ブラケットと、前記ボルト
の後端側に螺合して前記縦通孔の下縁に押圧され、ボル
トを引っ張って前記ブラケットをランプボディに圧接固
定するナットと、を備えた車輌用灯具であって、前記ブ
ラケットは、バルブソケットが一体化され、ランプボデ
ィに圧接されるL字型の第1のブラケットに、ボルト先
端の切欠との嵌合部をブラケット取付面より上方に浮か
せた位置に保持して、ナットとボルト間の螺合量に比例
した圧接付勢力をブラケット取付面に発生させる箱型の
第2のブラケットが一体に設けられたことを特徴とする
車輌用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989117102U JPH0753204Y2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | 車輌用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989117102U JPH0753204Y2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | 車輌用灯具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0357805U JPH0357805U (ja) | 1991-06-04 |
JPH0753204Y2 true JPH0753204Y2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=31665343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989117102U Expired - Lifetime JPH0753204Y2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | 車輌用灯具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0753204Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5746706U (ja) * | 1980-09-01 | 1982-03-15 |
-
1989
- 1989-10-06 JP JP1989117102U patent/JPH0753204Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0357805U (ja) | 1991-06-04 |
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