JPH0521226Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0521226Y2 JPH0521226Y2 JP1986039874U JP3987486U JPH0521226Y2 JP H0521226 Y2 JPH0521226 Y2 JP H0521226Y2 JP 1986039874 U JP1986039874 U JP 1986039874U JP 3987486 U JP3987486 U JP 3987486U JP H0521226 Y2 JPH0521226 Y2 JP H0521226Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- bolt
- main body
- bracket
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 4
- 229910001234 light alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 239000000872 buffer Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、自動二輪車のハンドルに取付ける灯
火類、ホーン等のスイツチを内蔵するためのプラ
スチツク製のハウジングに関する。
火類、ホーン等のスイツチを内蔵するためのプラ
スチツク製のハウジングに関する。
(従来の技術)
自動二輪車のスイツチは、操作に便利なよう
に、ハンドルのグリツプラバーに隣接して車体中
心側に取付けるため、従来は、例えば第7図に示
すようにハウジングを前後又は上下に二つ割りに
形成し、その両半部a,bでハンドルパイプcを
両側から挟み、ねじd,dを締付けて固定してい
た(実開昭58−194978号)。
に、ハンドルのグリツプラバーに隣接して車体中
心側に取付けるため、従来は、例えば第7図に示
すようにハウジングを前後又は上下に二つ割りに
形成し、その両半部a,bでハンドルパイプcを
両側から挟み、ねじd,dを締付けて固定してい
た(実開昭58−194978号)。
また、二つ割りのハウジングを前記のように直
接ねじで連結することなく、ハウジングの半部に
U形部をもつ締付具を固定し、該締付具に突設し
た取付片にめねじを設け、ハウジングの他の半部
を通つたボルトを該めねじに螺合するものもある
(実開昭55−19035)。
接ねじで連結することなく、ハウジングの半部に
U形部をもつ締付具を固定し、該締付具に突設し
た取付片にめねじを設け、ハウジングの他の半部
を通つたボルトを該めねじに螺合するものもある
(実開昭55−19035)。
(考案が解決しようとする問題点)
プラスチツク製ハウジングの二つの半部をねじ
締めするためには、ねじ穴を設ける部分の肉厚を
大きくして強度を大きくする必要があり、肉厚部
を作るとハウジングが大きくなつてまとまりが悪
くなるという不都合が生じた。これを防ぐために
は、強度の大きい軽合金を使用すればよいがコス
ト高になる欠点があつた。
締めするためには、ねじ穴を設ける部分の肉厚を
大きくして強度を大きくする必要があり、肉厚部
を作るとハウジングが大きくなつてまとまりが悪
くなるという不都合が生じた。これを防ぐために
は、強度の大きい軽合金を使用すればよいがコス
ト高になる欠点があつた。
また、前記実開昭55−19035のものは、めねじ
とボルトの螺合部分が目視できないため作業が非
能率となり、締付具にもめねじを有効に形成でき
る板厚をもつ板材を用いなければならない。
とボルトの螺合部分が目視できないため作業が非
能率となり、締付具にもめねじを有効に形成でき
る板厚をもつ板材を用いなければならない。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、プラスチツク製のハウジングにねじ
穴を設けることなく、ハウジングの両半部をハン
ドルパイプに強固にねじ結合するようにしたもの
で、その手段は、スイツチ類を内蔵したハウジン
グの本体をブラケツトにねじ結合してハンドルパ
イプに固定するようにしたスイツチ用ハウジング
において、本体5内に、ボルト17a,17bを
固定した四角形のボルト座16a,16bをU形
部13で連結したボルト保持体9を固定し、ブラ
ケツト6に、前記ボルト17a,17bが貫通す
る固定用穴21a,21b及び前記ボルト座16
a,16bを挟持する回り止め突起22a,22
bを設け、固定用穴21a,21bを通したボル
ト17a,17bにナツト24,24を螺合する
ことを特徴とする。
穴を設けることなく、ハウジングの両半部をハン
ドルパイプに強固にねじ結合するようにしたもの
で、その手段は、スイツチ類を内蔵したハウジン
グの本体をブラケツトにねじ結合してハンドルパ
イプに固定するようにしたスイツチ用ハウジング
において、本体5内に、ボルト17a,17bを
固定した四角形のボルト座16a,16bをU形
部13で連結したボルト保持体9を固定し、ブラ
ケツト6に、前記ボルト17a,17bが貫通す
る固定用穴21a,21b及び前記ボルト座16
a,16bを挟持する回り止め突起22a,22
bを設け、固定用穴21a,21bを通したボル
ト17a,17bにナツト24,24を螺合する
ことを特徴とする。
(作用)
本体5とブラケツト6を合わせて、ボルト17
a,17bにナツト24,24を螺合すると、本
体5とブラケツト6は合体して一つのハウジング
4となつてハンドルパイプ2に固定される。この
とき、ナツト24,24の螺合によりボルト座1
6a,16bはねじりトルクを受けるが、回り止
め突起22a,22bに挟持されていること、U
形部13や立上り18a,18b等に接続してい
ることから、ねじれを受けることがなく、ナツト
による締付力をU形部13に伝えて該U形部13
によつてハンドルパイプ2を締めつけてブラケツ
ト6を固定する。
a,17bにナツト24,24を螺合すると、本
体5とブラケツト6は合体して一つのハウジング
4となつてハンドルパイプ2に固定される。この
とき、ナツト24,24の螺合によりボルト座1
6a,16bはねじりトルクを受けるが、回り止
め突起22a,22bに挟持されていること、U
形部13や立上り18a,18b等に接続してい
ることから、ねじれを受けることがなく、ナツト
による締付力をU形部13に伝えて該U形部13
によつてハンドルパイプ2を締めつけてブラケツ
ト6を固定する。
(実施例)
第1図ないし第3図において、1は自動二輪
車、2はハンドルパイプ、3はグリツプラバー
で、スイツチのハウジング4はグリツプラバー3
の内方に隣接して取付けられる。
車、2はハンドルパイプ、3はグリツプラバー
で、スイツチのハウジング4はグリツプラバー3
の内方に隣接して取付けられる。
ハウジング4は、本体5とブラケツト6からな
り、本体5に設けた二つのステイ7,8にボルト
保持体9がねじ10a,10bで固定される。
り、本体5に設けた二つのステイ7,8にボルト
保持体9がねじ10a,10bで固定される。
ボルト保持体9は、第4図、第5図に示すよう
に、一枚の金属板から形成したもので、階段状に
折曲げた段状体12a,12bをU形部13で接
続してなり、各段状体12a,12bは、ねじ1
0a,10bを挿通する固定用穴15a,15b
をあけた固定座14a,14bと、ボルト17
a,17bを溶接により一体に固定した四角のボ
ルト座16a,16bと、これらの座を接続する
立上り18a,18bとからなる。
に、一枚の金属板から形成したもので、階段状に
折曲げた段状体12a,12bをU形部13で接
続してなり、各段状体12a,12bは、ねじ1
0a,10bを挿通する固定用穴15a,15b
をあけた固定座14a,14bと、ボルト17
a,17bを溶接により一体に固定した四角のボ
ルト座16a,16bと、これらの座を接続する
立上り18a,18bとからなる。
ブラケツト6は、プラスチツク又は軽合金製で
内面中央に位置決めピン20を突設し、その両側
にボルト17a,17bが通る固定用穴21a,
21bがあけられ、この穴の両側に回り止め突起
22a,22bが設けられる。位置決めピン20
は、ハンドルパイプ2に穿設した位置決め穴23
に嵌合してスイツチハウジングの取付位置及び向
きを決め、回り止め突起22a,22bはボルト
座16a,16bを両側から挟んで、ボルト17
a,17bにナツト24を螺着するとき該ボルト
座がねじれるのを阻止する。
内面中央に位置決めピン20を突設し、その両側
にボルト17a,17bが通る固定用穴21a,
21bがあけられ、この穴の両側に回り止め突起
22a,22bが設けられる。位置決めピン20
は、ハンドルパイプ2に穿設した位置決め穴23
に嵌合してスイツチハウジングの取付位置及び向
きを決め、回り止め突起22a,22bはボルト
座16a,16bを両側から挟んで、ボルト17
a,17bにナツト24を螺着するとき該ボルト
座がねじれるのを阻止する。
本体5内には図示しない各種のスイツチが装着
され、それを操作するノブ26,27,28等が
外部に装着され、またステイ7,8にはボルト保
持体9がねじ10a,10bで固定される。
され、それを操作するノブ26,27,28等が
外部に装着され、またステイ7,8にはボルト保
持体9がねじ10a,10bで固定される。
この本体5をハンドルパイプ2に取付けるに
は、本体5をハンドルパイプ2にあてがつてボル
ト保持体9のU形部13をハンドルパイプ2に密
着させ、次にブラケツト6を本体5に合せ、その
固定用穴21a,21bをボルト17a,17b
に嵌合させると共にブラケツト6の位置決めピン
20をハンドルパイプ2の位置決め穴23に嵌合
し、同時に回り止め突起22a,22bでボルト
保持体9のボルト座16a,16bの相対する2
辺を挟持する。そしてボルト17a,17bにナ
ツト24,24を螺合すると、本体5とブラケツ
ト6は合体して一つのハウジング4となつてハン
ドルパイプ2に固定される。
は、本体5をハンドルパイプ2にあてがつてボル
ト保持体9のU形部13をハンドルパイプ2に密
着させ、次にブラケツト6を本体5に合せ、その
固定用穴21a,21bをボルト17a,17b
に嵌合させると共にブラケツト6の位置決めピン
20をハンドルパイプ2の位置決め穴23に嵌合
し、同時に回り止め突起22a,22bでボルト
保持体9のボルト座16a,16bの相対する2
辺を挟持する。そしてボルト17a,17bにナ
ツト24,24を螺合すると、本体5とブラケツ
ト6は合体して一つのハウジング4となつてハン
ドルパイプ2に固定される。
このとき、ナツト24,24の螺合によりボル
ト座16a,16bはねじりトルクを受けるが、
回り止め突起22a,22bに挟持されているこ
と、U形部13や立上り18a,18b等に接続
していることから、ねじれを受けることがなく、
ナツトによる締付力をU形部13に伝えて該U形
部13によつてハンドルパイプ2を締めつけてブ
ラケツト6を固定する。本体5はU形部13と一
体の段状体12a,12bにねじ10a,10b
で固定されているから、これも同時にハンドルパ
イプに固定される。そして、ナツト24,24に
よる締付作用は、ボルト保持体9を介してねじ1
0a,10bに対して引張りの力となつて作用
し、トルクとしては作用しないから、ねじ10
a,10bが緩んだり、本体5の雌ねじ部がねじ
りにより破損するおそれがなく、また段状体12
a,12bが緩衝体となるため、雌ねじ部に過度
の引張力も加わらない。本体5の成形時にボルト
保持体9及びねじ10a,10bを組合せてねじ
を成形空間に入れて成形するとねじ結合部は更に
強力で信頼性あるものとなる。
ト座16a,16bはねじりトルクを受けるが、
回り止め突起22a,22bに挟持されているこ
と、U形部13や立上り18a,18b等に接続
していることから、ねじれを受けることがなく、
ナツトによる締付力をU形部13に伝えて該U形
部13によつてハンドルパイプ2を締めつけてブ
ラケツト6を固定する。本体5はU形部13と一
体の段状体12a,12bにねじ10a,10b
で固定されているから、これも同時にハンドルパ
イプに固定される。そして、ナツト24,24に
よる締付作用は、ボルト保持体9を介してねじ1
0a,10bに対して引張りの力となつて作用
し、トルクとしては作用しないから、ねじ10
a,10bが緩んだり、本体5の雌ねじ部がねじ
りにより破損するおそれがなく、また段状体12
a,12bが緩衝体となるため、雌ねじ部に過度
の引張力も加わらない。本体5の成形時にボルト
保持体9及びねじ10a,10bを組合せてねじ
を成形空間に入れて成形するとねじ結合部は更に
強力で信頼性あるものとなる。
(考案の効果)
以上のように本考案は、ハウジング側から突出
しているボルトに、ブラケツトを嵌合しナツトを
螺合するから、嵌合部分及び螺合部分を目視しな
がら作業ができるため能率的に組付作業ができる
利点を有する。
しているボルトに、ブラケツトを嵌合しナツトを
螺合するから、嵌合部分及び螺合部分を目視しな
がら作業ができるため能率的に組付作業ができる
利点を有する。
また、ボルトに加わるトルクの一部は、回り止
め突起で受けられ、かつボルト保持体にめねじを
設ける必要がないから、該ボルト保持体を薄板で
作ることができ、加工容易で軽量になる利点を有
する。
め突起で受けられ、かつボルト保持体にめねじを
設ける必要がないから、該ボルト保持体を薄板で
作ることができ、加工容易で軽量になる利点を有
する。
第1図は本考案のスイツチ用ハウジングを取付
けた自動二輪車の側面図、第2図は本考案の実施
例の縦断面図、第3図は分解斜視図、第4図は第
2図の−断面図、第5図はボルト保持体の斜
面図、第6図は同じく側面図、第7図は従来例の
断面図である。 2……ハンドルパイプ、4……ハウジング、5
……本体、6……ブラケツト、9……ボルト保持
体、16a,16b……ボルト座、22a,22
b……回り止め突起。
けた自動二輪車の側面図、第2図は本考案の実施
例の縦断面図、第3図は分解斜視図、第4図は第
2図の−断面図、第5図はボルト保持体の斜
面図、第6図は同じく側面図、第7図は従来例の
断面図である。 2……ハンドルパイプ、4……ハウジング、5
……本体、6……ブラケツト、9……ボルト保持
体、16a,16b……ボルト座、22a,22
b……回り止め突起。
Claims (1)
- スイツチ類を内蔵したハウジングの本体をブラ
ケツトにねじ結合してハンドルパイプに固定する
ようにしたスイツチ用ハウジングにおいて、本体
5内に、ボルト17a,17bを固定した四角形
のボルト座16a,16bをU形部13で連結し
たボルト保持体9を固定し、ブラケツト6に、前
記ボルト17a,17bが貫通する固定用穴21
a,21b及び前記ボルト座16a,16bを挟
持する回り止め突起22a,22bを設け、固定
用穴21a,21bを通したボルト17a,17
bにナツト24,24を螺合することを特徴とす
るスイツチ用ハウジング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986039874U JPH0521226Y2 (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986039874U JPH0521226Y2 (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62152315U JPS62152315U (ja) | 1987-09-26 |
JPH0521226Y2 true JPH0521226Y2 (ja) | 1993-05-31 |
Family
ID=30853454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986039874U Expired - Lifetime JPH0521226Y2 (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0521226Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5519035B2 (ja) * | 1975-11-06 | 1980-05-23 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5759426Y2 (ja) * | 1978-07-24 | 1982-12-18 |
-
1986
- 1986-03-20 JP JP1986039874U patent/JPH0521226Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5519035B2 (ja) * | 1975-11-06 | 1980-05-23 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62152315U (ja) | 1987-09-26 |
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