JPH0231745Y2 - - Google Patents

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JPH0231745Y2
JPH0231745Y2 JP7180687U JP7180687U JPH0231745Y2 JP H0231745 Y2 JPH0231745 Y2 JP H0231745Y2 JP 7180687 U JP7180687 U JP 7180687U JP 7180687 U JP7180687 U JP 7180687U JP H0231745 Y2 JPH0231745 Y2 JP H0231745Y2
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JP
Japan
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case
valve socket
socket
fitting hole
valve
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JP7180687U
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JPS63182086U (ja
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  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、指示計器のケースにバルブソケツ
トを差し込んで固定すると同時に、バルブランプ
の導通を図るようにしたものにおいて、特に固定
状態における緩みを防止する構造に関する。
《従来の技術》 車両用のインストルメントパネルに装着される
指示計器は、各種メータ類を装着したボツクス状
のケース内に前記メータの夜間照明用のバルブラ
ンプを各メータごとに設けている。
この種のランプは、従来ではケース内部に設け
たソケツトに装着するようにしていた。
しかし、最近では、バルブランプの装着作業の
簡素化と、メンテナンス性の向上を目的として、
ケースの背面にプリントパターンにより導通部を
形成するとともに、適当位置にバルブソケツトの
嵌合穴を開口し、これにソケツトを一体化したバ
ルブランプを差し込み、回動変位させることでケ
ース背面に固定すると同時に、バルブランプの端
子を前記導通部に接続出来るようにしている。
《考案が解決しようとする問題点》 しかしながら、この固定構造は、ケースの嵌合
穴周縁とソケツトに形成された係止部との摩擦接
触によつているため、互いの寸法のばらつきによ
つて結合状態が緩いものも生ずる可能性もある。
そして、支持摩擦力が低い場合には振動などに
よつて緩み、接続が保安定になつたり、極端な場
合には脱落する可能性も充分に考えられる。
そこで、上述した問題点を解消する為、従来は
ケースの嵌合穴周縁の肉厚を、バルブソケツトの
係止部の寸法よりも厚くして、バルブソケツトを
ケースに取り付けた際、バルブソケツトの係止部
がケースの嵌合穴周縁に食い込むようにしてい
る。
しかしこの場合でも、ケースの嵌合穴周縁の肉
厚とバルブソケツトの係止部との寸法のばらつき
に起因して、上記支持摩擦力がばらつき、必要な
結合状態を維持できない恐れがある。
これを解消する為、ケースの嵌合穴周縁の肉厚
をさらに厚くすると、通常状態におけるケースへ
のバルブソケツト取付作業時において、バルブソ
ケツトの締付トルクが増大し、取付作業が困難に
なると云う問題が発生する。
この考案は以上の問題を解決するものであつ
て、簡単な構成を付加することによつて、支持摩
擦力を高め、接続不良や、脱落などの惧れを一掃
することを目的とする。
《問題点を解決するための手段》 前記目的を達成するため、この考案は、指示計
器のケース1に形成されたソケツト嵌合穴12
と、この嵌合穴12に差し込まれ、回動変位させ
ることによつて嵌合穴周縁に接触してケース1に
固定されるバルブソケツト5からなる指示計器に
おいて、前記ケース1とバルブソケツト5の接触
面を粗面15,20に形成した点を要旨とする。
《作用》 接触面を粗面にすることによつて、バルブソケ
ツトに対する支持摩擦力が高くなり、一旦装着し
た状態では緩みを生ずることがなくなり、確実な
固定を行うことができる。
《実施例》 以下、この考案の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
第1図ないし第3図はこの考案の第一実施例を
示している。
各図はこの考案を適用した指示計器およびこれ
に装着されるバルブソケツトとの関係を示し、1
は車両のインストルメントパネルに装着されるプ
ラスチツク製のボツクス形ケース、2はケース1
内に装着されたメータ、3はケース1の背面に装
着されて前記メータ2を背部から照射するランプ
である。
なお、第1図においては、前記メータ2を一つ
のみ表示し、ランプ3の数および配置も適当に描
いている。しかしながら、実際にはメータは種々
あり、複数のメータがケース1内に装着され、こ
れに応じてランプの配置および個数が決定される
ことは勿論である。
ランプ3はバルブランプ4と、接続端子11を
嵌合したバルブソケツト5からなつている。
バルブソケツト5は操作ツマミ部6と、操作ツ
マミ部6の前部周縁に一体化されたフランジ部7
と、フランジ部7の前部にあつて前記バルブラン
プ4の基部外周を包囲する筒状部8と、筒状部8
の周囲に180゜対向して突出形成された一対の係止
爪部9と、係止爪部9の傾斜方向先端にあつてフ
ランジ部7に突設されたストツパ部10とからな
つている。そして、前記フランジ部7の前面にお
いて、前記係止爪部9およびストツパ部10から
周方向の離れた位置に前記バルブランプ4から導
出した一対の接続端子11を180゜対向して露出し
ている。
係止爪部9の形状は、後部側が回転方向に沿つ
て前記フランジ部7に向けて傾斜し、その頂部の
平坦面を前記ケース1の内面側に対する接触端と
している。
以上の構成のランプ3に対応して、前記ケース
1の背面には前記筒状部8の外径よりも僅かに大
きな内径の嵌合穴12が形成されている。
嵌合穴12の周縁には前記係止爪部9を受け入
れるための一対の切欠部13が180゜対向して形成
されている。
またケース1の背面にはプリントパターンによ
る導通部14が形成され、嵌合穴12の周縁に前
記接続端子11に導通接触する一対の接続部14
aを露出させている。
さらに、ケース1の嵌合穴12の周縁の肉厚は
他の部分よりも内側に突出して厚肉に形成され、
この厚肉部1aによつて前記係止爪部9とフラン
ジ部7によつて挟着するに十分な取付けしろとし
ている。
そして、前記厚肉部1aの表面には凹凸状の粗
面部15が形成され、前記バルブソケツト5の嵌
合状態における支持摩擦力を増加を図つている。
この粗面部15の形成方法としては、ケース1
の成形用金型の表面の厚肉部1aの部分にあらか
じめ絞模様を形成するか、または成形後に厚肉部
1aにホーニング加工などの粗面化加工すればよ
い。
次に以上の構成におけるランプ装着作業を説明
する。
まず前記ランプ3のツマミ部6をつまみ、係止
爪部9を嵌合穴12の切欠部に位置決めし、各係
止爪部9の傾斜方向に沿つて回動変位させれば、
係止爪部9の接触端は厚肉部1aの表面に圧着さ
れつつ切欠部13の形成位置からはなれ、適当位
置でストツパ部10に突き当てられることで回動
停止する。
停止位置で、前記係止爪部9の接触端はプラス
チツク弾性によつて厚肉部1aの表面の粗面部1
5にやや食い込むような状態で圧接する。同時に
前記各接続端子11は接続部14aに導通接触す
る。
この状態で、バルブソケツト5は係止爪部9と
フランジ部7との間に厚肉部1aを強固に挟んだ
状態でケース1の背面に固定される。
したがつて、バルブソケツト5を一旦固定した
状態では前記粗面部15の喰込みによつて、バル
ブソケツト5を人為的に反対方向に回さないかぎ
りはケース1の背面に強固に摩擦保持され、振動
などの外力によつては容易にがたつかないものと
なる。
次に第4図はこの考案の第二実施例を示す。
図において、係止爪部9のケース1に対する接
触端である頂面は一部拡大して示すように粗面部
20が形成され、この粗面部20が厚肉部1aの
表面に接触することにより、前記第一実施例と同
様の機能によつて支持摩擦力を高めている。
この粗面部20の形成方法は前記第一実施例と
同じく絞模様またはホーニング加工によつて得ら
れる。
なお、前記粗面部は、第一、第二実施例に示す
ようにケース側またはソケツト側のいずれか一方
にのみ形成してもよいし、双方に形成してもよ
い。特に双方に粗面部を形成した場合にはプラス
チツク弾性による喰込みだけでなく、噛合状態と
なるのでより一層支持力が高くなる。
《効果》 以上各実施例によつて詳細に説明したように、
この考案に係る指示計器におけるバルブソケツト
の緩み防止構造にあつては、前記ケース1とバル
ブソケツト5の接触面を積極的に粗面化したか
ら、ケース1とバルブソケツト5との嵌合代を増
大でき、バルブソケツト5とケース1との間の支
持摩擦力を大幅に向上せしめることができる。こ
の結果、ケース1の肉厚とバルブソケツト5の係
止部との寸法のばらつきに起因して、上記支持摩
擦力がばらついても必要な結合状態を確実に維持
することができる。
さらに、ケース1とバルブソケツト5との嵌合
代を増大せしめても、上述したようにケース1と
バルブソケツト5との接触面を積極的に粗面化し
たから、ケース1へのバルブソケツト5の取付作
業時におけるバルブソケツト5の締付トルクの増
大を抑制することができる。従つて、取付作業が
困難になると云う新たな問題が発生することはな
い。
また、粗面化のための加工は簡単であり、既存
のケースまたはバルブソケツトの主要部の変更を
伴なうことなく、簡単な加工または金型形状の一
部変更のみによつて実施できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案の第一実施例を
示し、第1図は指示計器およびこれに固定される
ランプの配置を示す説明用断面図、第2図はラン
プとケース背面の嵌合穴との関係を示す分解斜視
図、第3図は同取付け状態を示す一部拡大断面
図、第4図はこの考案の第二実施例を示す一部拡
大断面図である。 1……ケース、1a……厚肉部、2……メー
タ、3……ランプ、4……バルブランプ、5……
バルブソケツト、9……係止爪部、11……接続
端子、12……嵌合穴、13……切欠部、15,
20……粗面部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 指示計器のケース1に形成されたソケツト嵌
    合穴12と、この嵌合穴12に差し込まれ、回
    動変位させることによつて嵌合穴周縁に接触し
    てケース1に固定されるバルブソケツト5から
    なり、前記バルブソケツト5は、操作ツマミ部
    6に設けられたフランジ部7と、このフランジ
    部7の前部にあつてバルブランプ4の基部外周
    を包囲する筒状部8と、この筒状部8の周囲に
    対向して突出形成された一対の係止爪部9とか
    ら構成し、また、前記嵌合穴12の周縁には前
    記係止爪部9を受け入れるための一対の切欠部
    13を対向して形成した指示計器であつて、前
    記ケース1とバルブソケツト5の接触面を粗面
    15,20に形成したことを特徴とする指示計
    器におけるバルブソケツトの緩み防止構造。 (2) 前記粗面は絞模様またはホーニング加工によ
    つて形成されていることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の指示計器における
    バルブソケツトの緩み防止構造。 (3) 前記粗面はケースのバルブソケツトに対する
    接触面に形成されていることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項または第2項に記載
    の指示計器におけるバルブソケツトの緩み防止
    構造。 (4) 前記粗面はバルブソケツトのケースに対する
    接触面に形成されていることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項または第2項に記載
    の指示計器におけるバルブソケツトの緩み防止
    構造。
JP7180687U 1987-05-15 1987-05-15 Expired JPH0231745Y2 (ja)

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JPS63182086U JPS63182086U (ja) 1988-11-24
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