JPH0633666Y2 - 自動車用電動アウターミラーの配線コネクタ保持構造 - Google Patents

自動車用電動アウターミラーの配線コネクタ保持構造

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JPH0633666Y2
JPH0633666Y2 JP8431788U JP8431788U JPH0633666Y2 JP H0633666 Y2 JPH0633666 Y2 JP H0633666Y2 JP 8431788 U JP8431788 U JP 8431788U JP 8431788 U JP8431788 U JP 8431788U JP H0633666 Y2 JPH0633666 Y2 JP H0633666Y2
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JP
Japan
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connector
hole
wiring
locking
locking means
Prior art date
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Application number
JP8431788U
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English (en)
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JPH025895U (ja
Inventor
守彦 小笠原
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、自動車用電動アウターミラー内において、駆
動ユニットへの配線に用いられる配線コネクタの保持構
造に関する。
【従来の技術】 第3図に示すように、電動アウターミラーのミラーケー
ス内には、該ミラーケースを電動格納したり、ミラー本
体の角度を電動で調整するための駆動ユニットが組み込
まれている。この場合、該駆動ユニットを作動させるた
めの配線は、車体側よりミラーケース内に引き込まれた
配線52と駆動ユニット本体の配線53とを配線コネクタ54
を用いて連結することにより行なっている。該配線コネ
クタ54は、その固定を行なわない場合には、該配線コネ
クタ54と他の部品との干渉による雑音の発生原因とな
り、また、配線自身の寿命低下の原因ともなる。したが
って、該配線コネクタ54は、ミラーケース50の内部に一
体的に構成されてかつ上記駆動ユニット51を保持するた
めのブラケット55に固定されている場合が多い。この場
合、上記ブラケット55にメールコネクタ56の外形と同一
形状の穴を設け、該穴にメールコネクタ56を嵌入し、該
穴の壁面と該コネクタ56の側面との摩擦のみにより、そ
の固定を図っていた。
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述のような配線コネクタの保持構造では、
着脱時に、摩擦力不足のためメールコネクタ56がフィー
メルコネクタ57につれて動く場合がある。特にその装着
時すなわちフィーメルコネクタ57を押し込むときに、固
定したはずのメールコネクタ56がブラケット55の裏側へ
外れて落ち、コネクタ相互が連結不能となるといった問
題がある。 本考案は上述のような従来の技術的課題に鑑み、これら
を有効に解決すべく創案されたものである。 したがってその目的は、着脱時にもブラケットから外れ
ることのないコネクタの保持構造を提供することにあ
る。
【課題を解決するための手段】
本考案に係るアウターミラー用配線コネクタは、従来の
技術的課題を解決し、その目的を達成するために以下の
ように構成されている。 すなわち、本件においては、配線コネクタのいずれか一
方は、コネクタ本体周囲の略相対する位置に、コネクタ
挿入方向に並設された一対の係止突片からなる係止手段
をそれぞれ有しており、さらに、そのいずれか一方の係
止手段は、上記一対の係止突片をコネクタ挿入方向に沿
って連結する連結部を有しており、上記貫通穴を構成す
る構成部は、上記コネクタ本体および各係止手段の挿入
側係止突片が同時に貫通可能な大径の挿入部と、該コネ
クタの挿入回転後に上記各係止手段の一対の係止突片に
より挟持されるべき小径の固定部を備えており、かつ、
コネクタの挿入回転後においては、上記連結部が貫通穴
構成部の穴構成内面に弾力的に圧接するものとなってい
る。
【作用】
上記構成においては、該コネクタは、コネクタ本体に設
けた一対の係止手段により、ブラケットに設けた穴を構
成する大径の挿入部へのみ挿入可能となる。また、その
挿入後に、該コネクタを回転させることによって、上記
係止手段が、上記穴を構成する小径の固定部を挟持し、
かつ、一方の係止手段に設けた連結部が該固定部の穴構
成内面を圧接する。
【効果】
上記構成によれば、一方の配線コネクタは、その係止手
段の連結部が、穴構成部の穴構成内面を圧するため、ブ
ラケットに確実に固定され、該コネクタが、他方のコネ
クタの着脱によってブラケットから外れることがない。
したがって、固定されたコネクタがブラケットの裏側に
落ちることがなく、また、コネクタ相互の着脱を確実に
かつスムーズに行なうことができる。 また、コネクタがブラケットに確実に固定されるため、
その配線自体の長寿命化をも図ることができる。
【実施例】
以下に本考案の1実施例に係る自動車用電動アウターミ
ラーの配線コネクタ保持構造について、第1図および第
2図を参照して説明する。 第1図は、本考案の1実施例を示す断面図であり、第2
図はその平面図である。 メールコネクタ1は第2図のような長円形状を有するも
のであって、かつ第1図に示すように、その本体3の一
方の円周部(図の右側面)に、コネクタ挿入方向に並設
された一対の係止突片6、7からなる係止手段4を備え
ている。そのうちコード側に位置する一方の突片7は、
他方の突片6よりも、その突出量が幾分大きなものとし
ている。また、コネクタ本体3の他方の円周部(図の左
側面)には、コネクタ挿入方向に並設された一対の係止
突片8、9と該係止突片8、9を上記挿入方向に沿って
連結する連結部から構成される係止手段5を備えてい
る。該係止手段5は、それが弾力性を有するものとなる
ように、軟質樹脂を用いて形成し、さらに、該係止突片
8、9をそれぞれJ字型に折り返し、その折り返し部分
を連結部で連結している。この係止手段5は、上記係止
手段4と同様にコード側の係止突片9が他方の係止突片
8よりも、その突出量が幾分大きなものとしている。 一方、ブラケットには、該コネクタ1を挿入・固定する
ための貫通穴12を設けている。該穴12は、基本的には、
コネクタ本体3の右端から係止手段5の連結部10までを
長辺とする矩形で、該長辺に沿うように上記コネクタ1
が固定されるものである。また、上記コネクタ1は該矩
形の対角線にほぼ沿うようにして挿入するものとし、か
つその挿入状態17を明確にするための穴構成部として、
該貫通穴12はその対角線にほぼ平行な傾斜を有する穴構
成内面18を有するものとしている。なお、該コネクタ本
体3および各係止手段4、5の挿入側係止突片6、8が
貫通可能であり、かつコード側の係止突片7、9が貫通
不可であるように、該穴12の右下部分に穴構成部として
の切欠き部19を形成している。さらに、ブラケット11の
厚さは各係止手段4、5それぞれの係止突片6、7およ
び8、9の内幅よりも幾分薄くなるように構成するもの
として、本実施例においては、階段状の係止壁13、14を
設けている。また、該係止壁14には、コネクタ3を、係
止手段5の連結部10と係合して固定するため、段付き部
15を設けている。 上記構成においては、ブラケット11の貫通穴12に対し、
コネクタ3をその挿入状態17で挿入すると、コネクタ本
体と、各係止手段4、5のうちの挿入側の係止突片6、
8は該穴12を貫通する。さらに押し込むことにより、コ
ード側係止突片7、9がブラケット11の係止壁13、14と
それぞれ当接し、挿入方向の位置決めがなされる。その
状態で上記コネクタ3を、第2図において左回転させる
と、係止手段5の連結部10がコネクタ本体方向へ撓むよ
うに変形する。この場合、係止突片8、9相互の内幅は
減縮するようになるが、上記係止突片は、その通常状態
で係止壁14の厚さよりも幾分大きく構成しているため、
その動作上問題はない。このようにして回転させること
により、コネクタ本体は穴構成内面20と当接し、その固
定状態16となる。この状態において、上記連結部10は上
記貫通穴の穴構成内面21を圧接する。また、係止壁14に
設けた段付き部15と、該連結部10が係合して、該コネク
タ1は、逆方向に容易には回転しない。 上記構成によれば、メールコネクタ1の取り付け状態に
おいて、各係止手段4、5の有する係止突片6、7およ
び8、9が、係止壁13、14を挟持する。さらに、連結部
10が穴構成内面を圧接することにより、コネクタ1はブ
ラケット11に確実に固定される。また、フィーメルコネ
クタ2の装着により、メールコネクタ1はその装着方向
に、一対の係止突片の内幅と係止壁の厚さの差のみ摺動
する場合があるがそれ以上は移動することがない。した
がって、メールコネクタ1が、フィーメルコネクタの装
着によってブラケット11から外れることがないから、該
ブラケット11の裏側に落ちることはない。すなわち、コ
ネクタ1、2相互の連結をスムーズで確実なものとする
ことができる。 なお、上記配線コネクタがブラケットに確実に固定され
ることにより、その配線自体の長寿命化にもつながるこ
とは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例に係る自動車用電動アウター
ミラーの配線コネクタ保持方法を示す断面図、第2図は
第1図の平面図、第3図は従来のアウターミラー用配線
コネクタ保持方法を示す参考図である。 1……メールコネクタ、2……フィーメルコネクタ、3
……メールコネクタ本体、4、5……係止手段、6、
7、8、9……係止突片、10……連結部、11……ブラケ
ット、12……貫通穴、13、14……係止壁、15……段付き
部、16……固定状態、17……挿入状態、18……穴構成内
面、19……切欠き部、20、21……穴構成内面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車用電動アウターミラーのミラーケー
    ス内に駆動ユニットを保持するためのブラケット(11)
    の所定箇所に貫通穴(12)を設け、該穴(12)にメール
    コネクタ(1)とフィーメルコネクタ(2)との組み合
    わせよりなる配線コネクタ(1、2)を挿入・固定する配線
    コネクタ保持構造において、 上記配線コネクタのいずれか一方(1)は、コネクタ本
    体(3)周囲の略相対する位置に、コネクタ挿入方向に
    並設された一対の係止突片(6、7、8、9)からなる係止手段
    (4、5)をそれぞれ有しており、さらに、そのいずれか一
    方の係止手段(5)は、上記一対の係止突片(8、9)をコ
    ネクタ挿入方向に沿って連結する連結部(10)を有して
    おり、 上記貫通穴(12)を構成する穴構成部は、上記コネクタ
    本体(3)および各係止手段(4、5)の挿入側係止突片(6、
    8)が同時に貫通可能な大径の挿入部と、該コネクタ
    (3)の挿入回転後に上記各係止手段(4)、(5)の
    一対の係止突片(6、7)、(8、9)により挟持されるべき小径
    の固定部を備えており、 かつ、コネクタ(3)の挿入回転後においては、上記連
    結部(10)が貫通穴構成部の穴構成内面に弾力的に圧接
    することを特徴とする自動車用アウターミラーの配線コ
    ネクタ保持構造。
JP8431788U 1988-06-24 1988-06-24 自動車用電動アウターミラーの配線コネクタ保持構造 Expired - Lifetime JPH0633666Y2 (ja)

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JP8431788U JPH0633666Y2 (ja) 1988-06-24 1988-06-24 自動車用電動アウターミラーの配線コネクタ保持構造

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH025895U JPH025895U (ja) 1990-01-16
JPH0633666Y2 true JPH0633666Y2 (ja) 1994-08-31

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JP8431788U Expired - Lifetime JPH0633666Y2 (ja) 1988-06-24 1988-06-24 自動車用電動アウターミラーの配線コネクタ保持構造

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