JPS6128956Y2 - - Google Patents

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JPS6128956Y2
JPS6128956Y2 JP4066878U JP4066878U JPS6128956Y2 JP S6128956 Y2 JPS6128956 Y2 JP S6128956Y2 JP 4066878 U JP4066878 U JP 4066878U JP 4066878 U JP4066878 U JP 4066878U JP S6128956 Y2 JPS6128956 Y2 JP S6128956Y2
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JP
Japan
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nut
threaded
bathtub
prismatic
drain plug
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Application number
JP4066878U
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JPS54144311U (ja
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Publication of JPS6128956Y2 publication Critical patent/JPS6128956Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は合成樹脂製、ステンレス製、ホーロー
鋼板製等の浴槽の排水栓の締付ナツトの改良に関
するものである。
従来の浴槽の排水栓の締付ナツトは第1図〜第
3図に示すものが市販されているが、この種のも
のにあつては平ナツト部4が短く、その為締付作
業上専用工具が必要となると同時に手間がかかる
等の不都合があつた。つまり、従来例に基づいて
更に詳細に説明すると、平ナツト部と円筒部から
なるソケツト5のもので排水栓6にパツキン7を
嵌着したのち浴槽排水口8に差入れ、更にゴムパ
ツキン9及び滑り10を排水栓6に嵌挿したのち
排水栓のネジ切部6aに螺合して締付け、浴槽内
の排水が浴槽排水口8から漏洩するのを防止して
いる。
亦、従来は浴槽と排水栓の締付ナツトが前記の
組立要領に応じて工常組立後、市場に出荷され、
工事現場でパイプ11、エルボ12及び排水管1
3以下が取付工事される。この過程で浴槽と排水
栓の締付ナツトのセツトを移動据付け作業におい
て、浴槽下方に排水栓の締付ナツトではこの外周
壁に設けた多段外径部が直接露出する為、不用意
に前記多段外径部を損傷させることが多々あつ
た。記述するまでもなく、この締付ナツトに設け
た前記多段外径部にはパイプ11が嵌挿された場
合、万一前記多段外径部に損傷を受ければ浴槽内
の排水が損傷部より漏洩することとなり品質保証
上極めて好ましくない。
本考案はこのような従来の不具合点を有効に解
消したものであつて、締付作業上特に専用工具を
必要とせず且つ工事中平ナツト部に傷がついても
排水がこの部分から漏洩することなく十分な品質
保証が可能であり簡便に作業できる浴槽の排水栓
の締付ナツトを提供せんとするものである。
以下、図面に基づき本考案の一実施例及び他実
施例を詳細に説明する。
まず、第4図に本考案による一実施例を示す斜
視図、第6図にその取付け一部切欠側面図を各々
示す。塩化ビニル樹脂等の剛性を有する合成樹脂
で成型され、1は鍔部で、これより突出した角柱
状のナツト部2を外周壁に連設している。第5図
は第4図に示す一実施例の一部切欠側面図である
が、図示の通り前記角柱状のナツト部2の内径に
前記鍔部1と反対方向に沿つて複数個の多段状の
異径部を設け且つ前記異径部を順次先太り多段に
形成している。更に、鍔部1及び(又は)角柱状
のナツト部2の内面にはメネジ2aを前記鍔部1
に隣接する最小径部に相当する前記先太り多段部
の第1段円状部分の手前迄螺刻している。本考案
による一実施例の浴槽への取付けとしては第6図
に示す如く、排水栓6にパツキン7を嵌挿したの
ち浴槽排水口8に差入れ、排水栓6にパツキン
9、滑り10を嵌挿したのち本考案締付ナツトで
以つてパイプ11、エルボ12に接続するもので
ある。この場合、前記先太り多段部におけるパイ
プ11嵌挿部には接着剤を十分塗布し浴槽の排水
時、水洩れなき様取付けるものである。本方法に
従えば、本考案締付ナツトとパイプ11とを接合
したのち、エルボ12の方向を排水管13の設置
方向と完全に一致させることができる。
本考案の一実施例では従来例と異なり、角柱状
のナツト部2を外周壁に連設すると共にパイプ1
1が嵌挿する先太り多段部を前記平ナツト部2の
内面に具設したので取付工事の際、この先太り多
段部が直接露出されることもなく、その為に他の
工事用部材等に接触して損傷を受けることが皆無
となり、使用中浴槽の排水がこの部分から漏洩す
ることがない。
次に、本考案による他実施例を第8図に示す
が、その一部切欠側面図が第9図である。つま
り、鍔部1より突出した角柱状のナツト部2はこ
の他実施例では合成樹脂等で一体的に成形される
ものであるが、この場合浴槽排水栓に取付けると
ネジ部が磨耗してつぶれ所謂バカになる危険があ
る。そこで本考案の他実施例では、前記の一実施
例と同様鍔部1より突出した角柱状のナツト部2
を連設すると共に内径を先太り多段にするが、前
記鍔部1及び(又は)角柱状のナツト部2の内面
にはメネジ2aを螺刻した金属性のまわり止メを
有するインサート部材3を一体的に成形してい
る。
以上本考案の一実施例及び他実施例に示す構成
による浴槽排水栓締付ナツトは従来例の如く排水
管の設置上の方向性をなんら損なうことなく、前
記角柱状のナツト部を長くしたので締付作業時専
用工具を特に要すことなく通常の締付工具例えば
一般市販のモンキースパナ等で以つて簡便に作業
することができるので極めて有益であると共にパ
イプ11の嵌挿される先太り多段部をナツト部2
の内径に具設した為に損傷等の発生がなくなりこ
の部分よりの排水の漏洩を心配することも皆無と
なつたので品質保証が向上する等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の締付ナツトを浴槽の排水栓に取
付けパイプ、エルボ及び排水管に接続した一部切
欠側面図、第2図は従来の締付ナツトの斜視図、
第3図は第2図の一部切欠側面図を示す。第4図
は本考案による一実施例の斜視図、第5図は第4
図の一部切欠側面図、第6図は本考案による一実
施例を浴槽の排水栓に取付けパイプ、エルボ及び
排水管に接続した一部切欠側面図、第7図は第5
図のA視部平面図を示す。第8図は本考案による
他実施例の斜視図、第9図は第8図の一部切欠側
面図を示す。 1……鍔部、2……角柱状のナツト部、2a…
…メネジ、3……インサート部材、4……平ナツ
ト部、5……ソケツト、6……排水栓、6a……
排水栓のネジ切部、7……パツキン、8……浴槽
排水口、9……パツキン、10……滑り、11…
…パイプ、12……エルボ、13……排水管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 剛性を有する合成樹脂を使用することによ
    り、鍔部1に角柱状のナツト部2を突出させて
    締付ナツトを構成し、該ナツト部2の内側に前
    記鍔部1と離反する方向に向つて先太り多段状
    の異径部を形成すると共にこの異径部の最小径
    を為す第一段部にネジ部を設けたことを特微と
    する浴槽排水栓締付ナツト。 (2) ネジ部が、鍔部1や角柱状のナツト部2の内
    面に一体的に螺刻したメネジより成る実用新案
    登録請求の範囲第(1)項記載の浴槽排水栓締付ナ
    ツト。 (3) ネジ部として、鍔部1や角柱状のナツト部2
    の内面に金属性のまわり止メを有するインサー
    ト部材を設け且つ螺刻したメネジより成る実用
    新案登録請求の範囲第(1)項記載の浴槽排水栓締
    付ナツト。
JP4066878U 1978-03-28 1978-03-28 Expired JPS6128956Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4066878U JPS6128956Y2 (ja) 1978-03-28 1978-03-28

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JP4066878U JPS6128956Y2 (ja) 1978-03-28 1978-03-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54144311U JPS54144311U (ja) 1979-10-06
JPS6128956Y2 true JPS6128956Y2 (ja) 1986-08-27

Family

ID=28909825

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JP4066878U Expired JPS6128956Y2 (ja) 1978-03-28 1978-03-28

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010037919A (ja) * 2008-07-31 2010-02-18 Nippon Alpha:Kk 排水口構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010037919A (ja) * 2008-07-31 2010-02-18 Nippon Alpha:Kk 排水口構造

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Publication number Publication date
JPS54144311U (ja) 1979-10-06

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