JP2594005Y2 - ルーフドレンの排水管 - Google Patents

ルーフドレンの排水管

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JP2594005Y2
JP2594005Y2 JP1992080148U JP8014892U JP2594005Y2 JP 2594005 Y2 JP2594005 Y2 JP 2594005Y2 JP 1992080148 U JP1992080148 U JP 1992080148U JP 8014892 U JP8014892 U JP 8014892U JP 2594005 Y2 JP2594005 Y2 JP 2594005Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、建築物の屋根やベラン
ダの排水のために取付けられる金属製、特にステンレス
鋼板より成型してなるルーフドレンに接続し使用され
る、ステンレス鋼製の排水管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ルーフドレンは鋳鉄で製造され、
鋼管や塩化ビニール管が排水管として使用され、鋼管の
場合接続端の表面に螺子を刻設し、ソケットなどを使用
し接続してきた。近時、ルーフドレンは耐蝕性の良好な
ステンレス鋼板を打抜き成型し製作されるようになり、
これに接続される排水管も電蝕を考慮し、同質のステン
レス鋼製のパイプが使用されるが、高価となるため薄手
のステンレス鋼製のパイプを使用できるよう、本願出願
人は実願昭62−57527号(実公平4−11051
号)で、ステンレス鋼製のニップル又はソケットを熔接
したルーフドレン用排水管を提供した。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ルーフドレンにステン
レス鋼板より成型してなる製品が使用されるようにな
り、排水管も同質のステンレス鋼製のパイプが使用され
るようになったが、高価となるため肉薄のパイプを使用
し、連結部にニップル、ソケットを熔接した排水管は、
確実に連結され、漏水もなく良好であるが、製作に手間
がかヽり、輸送時ニップル部を保護する必要があり、単
に排水管の端部を拡開し、他の排水管の端部に嵌合連結
するよう構成したものは、外れ易いなどの問題点があ
り、取り付けに注意する必要があった。本考案は、排水
管を接続したのち外れにくく、加工容易な連結機構を有
するステンレス鋼製の排水管を提供するを目的とするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、薄い肉厚のス
テンレス鋼製のパイプを排水管として使用した場合、排
水管の片方の端部を拡開し、他の排水管の端部に嵌合連
結できるように構成すると共に、拡開部の内壁面の内周
を等分せる位置に突条または突起を螺旋状に突設し、嵌
合する他の排水管の端部の外壁面の同じ等分の外周の位
置に突起または突条を突設せしめることにより解決せる
ものである。なお、突条、突起は排水管の嵌合部におい
て、円周を等分せる位置に円周方向に環状となるよう形
成させるも差支えなく、この場合突条は円周方向に対し
て傾斜させ間隔をおいて平行となるよう形成する。
【0005】
【作用】ステンレス鋼製の排水管の拡開部の内壁面形成
した突条または突起は、嵌合する他管の端部の外壁面に
形成された突起または突条に係止し、脱落を防止する。
【0006】
【実施例】本考案を図面に示す実施例に従って設明す
る。図1における実施例の排水管(1)は、例えばSU
S304ステンレス鋼を原材料とし押出し成型加工によ
り、厚さ0.5〜1.0mm程度の肉厚を有する円筒状
に成型されたパイプを用い、該パイプの端部(2)を接
続する排水管(1)の端部(4)に嵌合できる内径とな
るよう成型加工機などを用い拡開するとともに、該拡開
した端部(2)に内壁面に突出する突条(3)を内周を
等分した位置に螺旋状にかつ間隔をおいて形成せしめ、
嵌合する他の排水管(1)の拡開してない端部(4)の
外壁面に同様排水管(1)の外周を前記拡開した端部
(2)の内周を等分したと同じ等分数で等分せる位置に
突起(5)を螺旋状に突設せしめたものである。
【0007】排水管(1)の端部(2)は、全体が同じ
内径をなすように拡開するも、僅か先端の内径が大きく
なるようテーパーをなすよう拡開するも差支えなく、図
1では突条(3)で図示したが点状をなす突起を形成す
るも差支えなく、内周を等分した位置に間隔をおいて螺
旋状に形成すればよく、突条(3)の突出する高さは排
水管(1)を連結せるときに脱落しないよう嵌合される
側の排水管(1)の端部外壁面に接するような高さに
し、嵌合側の排水管(1)の外壁面に突設された突起
(5)に係止するようにすればよい。
【0008】図2に示す実施例の排水管(1)は、拡開
した端部(2)の内壁面に突出するよう形成する突条
(3)を、排水管(1)の外周を等分する位置に間隔を
おいて円周方向に傾斜させ、かつ平行となるように形成
せるもので、嵌合する排水管(1)の外壁面には同じ等
分した位置に円周方向に突起(5)を形成せるものであ
る。なお、突条(3)、突起(5)は排水管(1),
(1)を嵌合したときに同じ位置となるように形成する
が、図2に示す如く排水管の長手方向に間隔をおいて複
数列、環状となるよう形成するも差支えない。
【0009】図1、図2の実施例において、排水管
(1)の拡開した端部(2)の内壁面に突出するよう突
条(3)を設けたが、突条(3)の代りに突起(5)
を、拡開しない端部(4)には突条(3)を形成させる
も差支えなく、この場合突条(3)、突起(5)の高さ
は嵌合した部分の隙間とほゞ同じでも差支えない。
【0010】
【考案の効果】本考案は、上述のとおり構成されている
ので次に記載する効果を有する。排水管は普通の鋼鉄よ
り柔かいステンレス鋼で成型され、一方の端部が他の排
水管の拡開してない端部に嵌合するよう拡開され、拡開
せる端部に突条又は突起を、拡開しない(嵌合される)
端部に突起又は突条を、外周を等分せる位置に間隔をお
いて形成してあるので、突条と突条の間隙に突起が来る
ようにして排水管を嵌合させ排水管の片方を回転させる
ことにより突条と突起が容易に係止し、排水管が脱落す
る恐れはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】排水管の端部を示す側面図
【図2】他の実施例を示す端部の一部切欠く側面図
【符号の説明】
1 排水管 2 (拡開した)端部 3 突条 4 (拡開しない)端部 5 突起 6 間隙 7 内壁面 8 外壁面

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステンレス鋼により円筒状に成型してな
    る排水管(1)の片方の端部(2)を、他の排水管
    (1)の端部(4)に嵌合できるように拡開すると共
    に、端部(2)の内壁面(7)に突出するよう突条
    (3)または突起(5)を内周を等分せる位置に螺旋状
    に間隔をおいて形成すると共に、他の排水管(1)の端
    部(4)の外壁面(8)に突起(5)または突条(3)
    を拡開した端部(2)の内周を等分したと同じ等分した
    外周の位置に突設せしめたことを特徴とするルーフドレ
    ンの排水管。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の排水管(1),(1)の
    嵌合する端部(2),(4)に形成した突条(3)また
    は突起(5)を、突条(3)は傾斜させかつ平行となる
    ように間隔をおいて円周を等分せる位置に、それぞれ円
    周方向に環状に形成させたことを特徴とするルーフドレ
    ンの排水管。
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