JPH0323931Y2 - - Google Patents

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JPH0323931Y2
JPH0323931Y2 JP17444385U JP17444385U JPH0323931Y2 JP H0323931 Y2 JPH0323931 Y2 JP H0323931Y2 JP 17444385 U JP17444385 U JP 17444385U JP 17444385 U JP17444385 U JP 17444385U JP H0323931 Y2 JPH0323931 Y2 JP H0323931Y2
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gutter
locking ring
elbow
round
square
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JP17444385U
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JPS6282628U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、角型の呼樋と竪樋を連結する角型樋
エルボに関する。
(従来の技術) 従来の角型樋エルボとしては、例えば、実公昭
50−29133号公報等に記載されているようなもの
が知られている。
この従来の角型樋エルボは、エルボ本体と係止
リングとにより構成され、前記エルボ本体及び係
止リングはそれぞれ一端部に角型樋接続部が形成
されると共に、他端部が丸型に形成され、かつ、
エルボ本体の丸型端部外縁及び係止リングの丸型
端部内縁に互いに回動自在に嵌合しあう嵌合部が
形成されたもので、係止リングの角型樋接続部は
排水断面形状が係止リングの丸型端部内面にほぼ
内接する大きさに形成されていた。
尚、呼樋と竪樋とを連結する際には、エルボ本
体と係止リングとを互いに嵌合して連結し、か
つ、エルボ本体の角型樋接続部内面に呼樋の端部
を接続すると共に、係止リングの角型樋接続部外
面に竪樋の端部を接続して行つていた。
従つて、呼樋から角型樋エルボに流れ込んだ雨
水は、エルボ本体と係止リングとの嵌合部分から
係止リングの角型樋接続部を通過して竪樋に流れ
込む。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の角型樋エルボ
にあつては、エルボ本体と係止リングの嵌合部分
内面が排水面の一部となつているために、この嵌
合部分から水漏れを生じる恐れがあつた。
また、係止リングの角型樋接続部は排水断面形
状が係止リングの丸型端部内面にほぼ内接する大
きさに形成されていたために、係止リングには極
めて排水断面形状の小さい樋しか接続できないと
いう問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような問題点を解決すること
を目的として成されたもので、この目的達成のた
めの本考案では、エルボ本体と係止リングとによ
り構成され、前記エルボ本体及び係止リングはそ
れぞれ一端部に角型樋接続部が形成されると共
に、他端部が丸型に形成され、かつ、エルボ本体
の丸型端部外縁及び係止リングの丸型端部内縁に
互いに回動自在に嵌合しあう嵌合部が形成された
角型樋エルボにおいて、前記エルボ本体の丸型端
部を延長して丸型延長部を形成させ、かつ、係止
リングの角型樋接続部を排水断面形状がほぼ係止
リングの丸型端部内面に外接する大きさになるま
で拡開させて、丸型延長部の外面と係止リングの
角型樋接続部の内面との間に樋用間隙を形成させ
た。
(作用) 従つて、本考案の角型樋エルボでは、上述のよ
うな手段としたことにより、エルボ本体と係止リ
ングの嵌合部分が排水面にならないようにできる
し、係止リングの角型樋接続部の排水断面を従来
よりも極めて大きくすることができる。
また、樋用間隙に係止リング側の樋を押し込む
と、係止リングの拡開部分は樋上端の四隅が当つ
て弾性変形するため、その弾性変形により締め付
け力が作用して樋をエルボ本体の丸型延長部と係
止リングの拡開部分とで挾圧支持することができ
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
まず、第1図〜第3図に示す実施例についてそ
の構成を説明する。
Aは角型樋エルボであつて、角型の桝、呼樋、
竪樋等を連結するもので、合成樹脂により成形さ
れたエルボ本体10と係止リング20とを備えて
いる。
前記エルボ本体10は、一端部に角型樋接続部
11が形成されると共に、他端部に丸型排水部
(丸型延長部)12が形成され、かつ、該丸型排
水部12の基端外周縁には嵌合溝13が形成され
ている。
前記係止リング20は前記エルボ本体10の丸
型排水部12の外周に設けられるもので、一端部
に角型樋接続部21が形成されると共に、他端部
が丸型に形成され、かつ、丸型端部内周縁には、
前記エルボ本体10の嵌合溝13に嵌合する嵌合
突条22が形成されている。
前記角型樋接続部21は、排水断面形状が丸型
端部内面に外接する大きさになるまで拡開されて
おり、エルボ本体10と係止リング20との連結
時、エルボ本体10の丸型排水部12の外周に樋
用間隙30を介して配置される。
尚、前記エルボ本体10及び係止リング20の
角型樋接続部11,21の四隅には、内側に円弧
を描いてへこんだへこみ部14,23が形成され
ている。
次に、実施例の作用を説明する。
ここでは呼樋Bと竪樋Cとを連結する場合につ
いて説明する。
呼樋Bと竪樋Cとを連結する際には、まず、嵌
合溝13に嵌合突条22を嵌合してエルボ本体1
0と係止リング20とを連結する。
そして、エルボ本体10の角型樋接続部11内
周に呼樋Bの一端を接続すると共に、エルボ本体
10と係止リング20との間に形成された樋用間
隙30に竪樋Cの上端を押し込んで接続する。
尚、竪樋Cの方向は、接続前に係止リングを回動
調節することで任意の方向に決定される。
また、樋用間隙30に竪樋Cを押し込むと、係
止リングの拡開部分は竪樋C上端の四隅が当つて
弾性変形し、その弾性変形により締め付け力が作
用して竪樋Cはエルボ本体10の丸型排水部12
と係止リング20拡開部分とにより挾圧支持され
る。
また、係止リング20の角型樋接続部21を排
水断面形状が係止リング20の丸型端部に外接す
る大きさになるまで拡開したために、従来と比共
較して排水断面積の広い竪樋を用いることができ
る。
また、連結状態で係止リング20はエルボ本体
10の排水部12の外周に配置され、かつ、竪樋
Cは係止リング20の角型樋接続部21の内周に
配置されるため、呼樋Bから角型樋エルボAに流
れ込んだ雨水は、エルボ本体10の丸型排水部1
2を通過して竪樋Cに流れ込む。
従つて、エルボ本体10と係止リング20の嵌
合部分からの水漏れが生じるのを防止できる。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計変更等があつても本考案に含まれる。
例えば、実施例では嵌合部として、エルボ本体
の嵌合溝、係止リングに嵌合突条を形成したが嵌
合部は互いに嵌合するものであればよく、エルボ
本体に嵌合突条、係止リングに係止溝を形成して
もよいし、嵌合突条のかわりに嵌合突起を形成し
てもよい。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案の角型樋エル
ボにあつては、エルボ本体の丸型端部を延長して
丸型延長部を形成したために、エルボ本体と係止
リングとの嵌合部分から水漏れが生じるのを防止
できる。
また、係止リングの角型樋接続部を排水断面形
状が少なくとも係止リングの丸型端部に外接する
大きさになるまで拡開させたため、従来と比較し
て極めて排水断面の大きい樋を係止リングに接続
することができる。
また、エルボ本体の丸型延長部と係止リングの
拡開部分とで係止リング側の樋を挾圧支持するこ
とで樋は回動しないで固定状態となるため、その
後の樋の接続作業が行ない易い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の角型樋エルボを示す分
解斜視図、第2図は実施例の角型樋エルボの使用
状態を示す縦断面図、第3図は第2図の−線
における断面図である。 10……エルボ本体、11……角型樋接続部、
12……丸型排水部(丸型延長部)、13……嵌
合部(嵌合溝)、20……係止リング、21……
角型樋接続部、22……嵌合突条(嵌合部)、3
0……樋用間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エルボ本体と係止リングとにより構成され、前
    記エルボ本体及び係止リングはそれぞれ一端部に
    角型樋接続部が形成されると共に、他端部が丸型
    に形成され、かつ、エルボ本体の丸型端部外縁及
    び係止リングの丸型端部内縁に互いに回動自在に
    嵌合しあう嵌合部が形成された角型樋エルボにお
    いて、前記エルボ本体の丸型端部を延長して丸型
    延長部を形成させ、かつ、係止リングの角型樋接
    続部を排水断面形状がほぼ係止リングの丸型端部
    内面に外接する大きさになるまで拡開させて、丸
    型延長部の外面と係止リングの角型樋接続部の内
    面との間に樋用間隙を形成させたことを特徴とす
    る角型樋エルボ。
JP17444385U 1985-11-12 1985-11-12 Expired JPH0323931Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17444385U JPH0323931Y2 (ja) 1985-11-12 1985-11-12

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JP17444385U JPH0323931Y2 (ja) 1985-11-12 1985-11-12

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Publication Number Publication Date
JPS6282628U JPS6282628U (ja) 1987-05-26
JPH0323931Y2 true JPH0323931Y2 (ja) 1991-05-24

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JP17444385U Expired JPH0323931Y2 (ja) 1985-11-12 1985-11-12

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JPS6282628U (ja) 1987-05-26

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