JPH0640393Y2 - リブ付管の管継手構造 - Google Patents

リブ付管の管継手構造

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JPH0640393Y2
JPH0640393Y2 JP3974889U JP3974889U JPH0640393Y2 JP H0640393 Y2 JPH0640393 Y2 JP H0640393Y2 JP 3974889 U JP3974889 U JP 3974889U JP 3974889 U JP3974889 U JP 3974889U JP H0640393 Y2 JPH0640393 Y2 JP H0640393Y2
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JP
Japan
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pipe
ribbed
wide
rib
joint structure
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JP3974889U
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JPH02130494U (ja
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真幸 坂口
敏夫 中本
秀和 榎本
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はリブ付管の管継手構造に関し、特にたとえば
下水道管に用いられるリブ付管の管継手構造に関する。
〔従来技術〕
第2図を参照して、たとえば実開昭62−68086号に開示
されている従来のリブ付管の管継手構造1は、主管部2
と主管部2の端部に形成される広径受口部3とを含む接
続管4に、その外表面の周方向にリブ5が形成されるリ
ブ付管6を差し込んだ構造をしている。そして、接続管
4とリブ付管6との継目7付近の隙間をなくすように、
接続管4の広径受口部3と主管部2との間に2段構造の
段差部8を形成していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
このような2段構造の段差部8を有する従来の接続管4
は、射出成型で製造することは可能であるが、押し出し
成後の2次加工で拡開する方法では困難である。一般に
下水道配管として用いられる接続管4は長尺物であり、
その場合には射出成型では製造できない。したがって、
まず、連続押出成型を行い、その後2次加工によって拡
開し、2段構造の段差部8を作るという工程を経なけれ
ばならず、段差部8を形成するのは非常に困難である。
それゆえに、この考案の主たる目的は、簡単に製造でき
る、リブ付管の管継手構造を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、簡単にいえば、所定の内径を有する主管部
と主管部の端部に形成される広径受口部とを含む接続
管、および接続管の広径受口部に差し込まれ、かつその
外表面の周方向に広径受口部の内径と略等しい外径を有
するリブが形成されるリブ付管を含むリブ付管の管継手
構造において、主管部と広径受口部との間を連続傾斜管
部として形成し、連続傾斜管部の基端内壁にリブ付管の
差込端部が接触するようにリブ付管を接続管に差し込
み、差込端部と差込端部に最寄りのリブとの距離L、リ
ブの高さA、およびリブ付管の管軸と連続傾斜管部との
なす角θをL≧A/tanθに設定したことを特徴とする、
リブ付管の管継手構造である。
〔作用〕
主管部と広径受口部との間には、連続傾斜部が形成され
る。そして、差込端部と差込端部に最寄りのリブとの距
離L、リブの高さAおよびリブ付管の管軸と連続傾斜部
とのなす角θをL≧A/tanθに設定する。それによっ
て、連続傾斜管部の基端内壁にちょうどリブ付管の差込
端部が接触するようにできる。
〔考案の効果〕
この考案によれば、主管部と広径受口部との間をシンプ
ルな形状の連続傾斜管部として形成するので、押出成型
とその後の2次加工によって簡単に製造できる。また、
L≧A/tanθを満足するように各寸法が設定されるの
で、リブ付管と接続管との継目の隙間をなくすことがで
きる。したがって、その隙間に夾雑物が侵入するなどの
問題はなく、従来のものと同様に下水道として好適す
る。
この考案の上述の目的,その他の目的,特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
〔実施例〕
第1図を参照して、この実施例のリブ付管の管継手構造
10は、たとえば塩化ビニル系の材料などからなる接続管
12を含む。接続管12は、所定の内径を有するたとえば円
筒状の主管部14、および主管部14の端部に形成され、か
つ主管部14よりも大きい内径を有する広径受口部16を含
み、主管部14と広径受口部16との間には連続傾斜管部18
が形成される。このような接続管12の広径受口部16に
は、その外表面の周方向に広径受口部16の内径を略等し
い外形を有するリブ20が形成されたリブ付管22が、その
差込端部24が連続傾斜管部18の内表面26に接触する位置
まで差し込まれる。
このとき、差込端部24と差込端部24に最寄りのリブ20と
の距離Lは、リブの高さA、リブ付管22の管軸と連続傾
斜管部18とのなす角θに対して、L≧A/tanθを満たす
ように設定される。
すなわち、リブ付管22の端部を切断するときに最寄りの
リブ20と接続端部との距離を上述のLの長さになるよう
に切断することによって、リブ付管22の差込端部24が必
ず連続傾斜管部18の内表面26にちょうど接触するように
配置できる。したがって、接続管12とリブ付管22との継
目28には隙間が形成されず、簡単な形状であるにも拘わ
らず、従来と同様、下水の漏れや夾雑物り侵入を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例であるリブ付管の管継手構
造を示す断面図解図である。 第2図は従来技術を示す断面図解図である。 図において、10はリブ付管の管継手構造、12は接続管、
14は主管部、16は広径受口部、18は連続傾斜管部、20は
リブ、22はリブ付管、24は差込端部、Lは差込端部と差
込端部に最寄りのリブとの距離、Aはリブの高さ、θは
リブ付管の管軸と連続傾斜管部とのなす角を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の内径を有する主管部と前記主管部の
    端部に形成される広径受口部とを含む接続管、および前
    記接続管の前記広径受口部に差し込まれ、かつその外表
    面の周方向に前記広径受口部の内径と略等しい外径を有
    するリブが形成されるリブ付管を含むリブ付管の管継手
    構造において、 前記主管部と前記広径受口部との間を連続傾斜管部とし
    て形成し、前記連続傾斜管部の基端内壁に前記リブ付管
    の差込端部が接触するように前記リブ付管を前記接続管
    に差し込み、 前記差込端部と前記差込端部に最寄りの前記リブとの距
    離L、前記リブの高さA、および前記リブ付管の管軸と
    前記連続傾斜管部とのなす角θをL≧A/tanθに設定し
    たことを特徴とする、リブ付管の管継手構造。
JP3974889U 1989-04-03 1989-04-03 リブ付管の管継手構造 Expired - Lifetime JPH0640393Y2 (ja)

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JPH02130494U JPH02130494U (ja) 1990-10-26
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JPH02130494U (ja) 1990-10-26

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