JPH0628537U - 空調用ダクト - Google Patents

空調用ダクト

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JPH0628537U
JPH0628537U JP10573591U JP10573591U JPH0628537U JP H0628537 U JPH0628537 U JP H0628537U JP 10573591 U JP10573591 U JP 10573591U JP 10573591 U JP10573591 U JP 10573591U JP H0628537 U JPH0628537 U JP H0628537U
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JP
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male
female
locking
bulging
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JP10573591U
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康久 小池
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Nihon Plast Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 嵌合部の内面が平滑で、通気抵抗が小さく、
嵌合に際しての位置規制がよく行われる空調用ダクトを
提供することである。 【構成】 合成樹脂のブロー成形による雌雄嵌合ダクト
であって、雄型ダクト1の外径と等しい内型を有する雌
型ダクト4の端末部4aと、雄型ダクト1の内型と等し
い内型を有する雌型ダクト本体部4bとの間に段差部4
cを形成し、これに雄型ダクト1の先端を当接するよう
にし、雄型ダクト1の先端のP,L部には潰しによる係
止爪部3を突設し、雌型ダクト4の端末部4aには膨出
係止部5を備え、雌雄嵌合に際し、係止爪部3は膨出係
止部5に嵌着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、車両等に用いられる空調用ダクトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6ないし図8は従来の技術を示すものである。図において1は円筒状の雄型 ダクト、4bは雄型ダクト1より径の小さい雌型ダクト本体部で上記雄型ダクト 1が嵌着する端末部4aとの間に段差部4cを形成し、さらに上記端末部4aの P・L部(パーテイングライン部)以外の個所に膨出係止部5を形成している。
【0003】 3は上記雄型ダクト1の端末のP、L部以外に設けた膨出爪部(係止爪部)で 、上記膨出係止部5に嵌着するものである。このような空調用ダクトの膨出係止 部5と膨出爪部3とを同一直線上に配置し、空調用ダクトを雌雄嵌合させると、 雄型ダクト1の先端は雌型ダクト4の段差部4cに当接し、同時に膨出爪部3は 膨出係止部5に嵌着し、結合関係が生ずる。
【0004】 図9は上記従来技術に近似した技術を示すもので、実開昭56−65290号 公報に開示されている空調用ダクトである。この技術では円筒状の雄型ダクト1 は、円筒状の雌型ダクト4に嵌合し、膨出係止部5に対し膨出爪部3が嵌着する ことにより位置決めが行われる。このような技術においても雄型ダクト1と雌型 ダクト4とは内面に段差を有することになる。
【0005】 図10および図11は他の従来技術を示すもので、空調用ダクト雌雄嵌合の際 にウレタンシール材9を用いるために、雄型ダクト1の先端部8を絞り込んでい る。図11は金型10内におけるP.L部の切断面を示すもので、金型10の喰 い切りのため、P、L部の肉厚が急激に薄くなっている。
【0006】
【考案が解決しょうとする課題】 従来の空調用ダクトのうち、第1番目のもの及び第2番目のものは、雌型ダク ト4と、雄型ダクト1の内径に差があり、また膨出爪部3の内部に空気の溜り部 6が生ずるので、気流の流れが乱流となり、通気抵抗が増大する。
【0007】 また第三番目のものは雄型ダクトの先端部8の絞り込みが大きいため通気抵抗 が増大すると共に、図11に示すようにP,L部が薄くなるため割れを生じ易く 、エア洩れが発生するおそれがある。
【0008】 この考案に係る空調用ダクトは上記問題点に鑑みなされたもので、嵌合部の内 面が平滑で、通気抵抗が少なく、嵌合に際しての位置規制が良く行われ、必要に 応じ誤組付の防止ができる空調用ダクトを提供するのを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案における空調用ダクトは、合成樹脂のブロー成形によって形成された ものであり、円筒状の雄型ダクトの外径と等しい内径を有する雌型ダクトの端末 部と、上記雄型ダクトの内径と等しい内径を有する雌型ダクト本体部との間に段 差部を形成し、この段差部に上記雄型ダクトの先端を当接させるようにし、上記 雄型ダクト先端のP,L部に潰しによる係止爪部を突出し、上記雌型ダクトの端 末部に上記係止爪部が嵌着する膨出係止部を備えた構成にしてある。
【0010】
【作用】
かかる構成により、膨出係止部と係止爪部とを同一直線上に配置し、雄型ダク トを雌型ダクトに嵌合させると、雄型ダクトの先端が雌型ダクトの段差部に衝接 し、同時に膨出係止部に係止爪部が嵌着し、両ダクトは完全に結合状態となる。
【0011】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面について説明する。図1ないし図3は最も単 純な形の実施例図であって、図1は本考案の一実施例の全体斜視図、図2は図1 の空調用ダクトを嵌合したときのA−A線断面図、図3は図2B1−B1線断面 図である。図において1は合成樹脂のブロー成形により形成された円筒状の雄型 ダクトで、P,L部に沿って先端に潰しによる係止爪部3が突設され、更に係止 爪部3より若干離れたP,L部には補強のための縦長リブ2が一体に形成されて いる。
【0012】 4は雌型ダクトで、上記雄型ダクト1の外径と同一内径を有する端末部4aと 、上記雄型ダクト1の内径と同一内径を有する雌型ダクト本体部4bとの間に段 差部4cが形成され、この段差部4cに上記雄型ダクト1の先端が当接し、この とき両ダクト1、4の継目部の内面は平滑となる。上記雌型ダクト4の端末部4 aには膨出係止部5が形成され、雌雄嵌合に際し、この膨出係止部5は上記係止 爪部3が嵌着するように構成されている。なお4dは径を更に拡大した口端部で 、雌雄嵌合の初期段階において嵌合を容易ならるためのものである。
【0013】 図4および図5は他の実施例を示すもので、P,L部に沿って一対の縦長リブ 2を有している。また、上記係止爪部3を嵌着する一対の膨出係止部5が雌型ダ クト4の端末部4aに設けてある。この際、各係止爪部3と3、および各膨出係 止部5と5をそれぞれ大きさが異なるように設定しておけば誤組付防止に役立つ 。また上記縦長リブ2の形成によりP,L部が強化される。
【0014】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、雄型ダクトがこれと内径の等しい雌型ダクト の段差部に当接するので、空調用ダクトの継目部内面が平滑となり通気抵抗は少 なく風速が一定となる。また、係止爪部はP,L部の潰しにより形成されている ので、内面は平滑であり、何等渦流を生ずることがない。また、段差部に対する 雄型ダクト先端の当接、膨出係止部に対する係止爪部の嵌着等により、位置決め が出来、結合が強化され、更に回り止めも出来る等諸種の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の空調用ダクトを嵌合したときのA−A線
断面図である。
【図3】図2のB1−B1線断面図である。
【図4】本考案の他の実施例を示す図2に対応する断面
図である。
【図5】図4のB2−B2線断面図である。
【図6】従来技術の一例を示す要部の斜視図である。
【図7】図6のC−C線断面図である。
【図8】図7D−D線断面図である。
【図9】図7の変形例を示す断面図である。
【図10】他の従来技術を示す断面図である。
【図11】図10の空調用ダクトを成形する際の金型断
面図である。
【符号の説明】
1 雄型ダクト 3 係止爪部 4 雌型ダクト 4a 端末部 4b 雌型ダクト本体部 4c 段差部 5 膨出係止部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂のブロー成形により形成された
    雌雄嵌合する空調用ダクトにおいて、円筒状の雄型ダク
    トの外径と等しい内径を有する雌型ダクトの端部と、上
    記雄型ダクトの内径と等しい内径を有する雌型ダクト本
    体部との間に段差部を形成し、この段差部に上記雄型ダ
    クトの先端を当接させるようにし、上記雄型ダクト先端
    のパーテイングライン部に潰しによる係止爪部を突設
    し、上記雌型ダクトの端末部に上記係止爪部が嵌着する
    膨出係止部を備えたことを特徴とする空調用ダクト。
JP1991105735U 1991-11-29 1991-11-29 空調用ダクト Expired - Lifetime JP2541199Y2 (ja)

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JPH0628537U true JPH0628537U (ja) 1994-04-15
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JP2541199Y2 (ja) 1997-07-09

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