JP2532828Y2 - 空調用ダクト - Google Patents

空調用ダクト

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JP2532828Y2
JP2532828Y2 JP9418191U JP9418191U JP2532828Y2 JP 2532828 Y2 JP2532828 Y2 JP 2532828Y2 JP 9418191 U JP9418191 U JP 9418191U JP 9418191 U JP9418191 U JP 9418191U JP 2532828 Y2 JP2532828 Y2 JP 2532828Y2
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JP
Japan
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duct
female
male
stopper
crushing
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JP9418191U
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JPH0540752U (ja
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寿彦 小桜
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Nihon Plast Co Ltd
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Nihon Plast Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、合成樹脂のブロ−成形
により成形された雄ダクトと雌ダクトを嵌合するように
した空調用ダクトに関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の空調用ダクトの第1比較例
で、雌ダクト口端にスリット10が形成され、雄ダクト
(図示せず)外周に形成した凸部を挿入し雄ダクトと雌
ダクトを嵌合している。
【0003】図9は従来の空調用ダクトの第2比較例
で、雌ダクト11の任意の位置にa…角、b…三角、c
…半円等の膨出部を形成し、雄ダクト12に前記膨出部
a,b,cに嵌合する凸部a′,b′,c′を形成して
いる。
【0004】図10は従来の合成樹脂でダクトをブロ−
成形する場合で、割金型13を開いた状態で樹脂パリソ
ンを挿入し、該樹脂パリソン内に空気を入れて膨張さ
せ、割金型13を閉じパ−テイングラインより膨出した
部分を型接合部13aで両側から押し潰してくい切りダ
クト14を形成していた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記従来技術に於て、
第1比較例はスリット部変形による嵌合不良を生ずるこ
とがあり、又、プレス加工によるコストアップの要因と
なるという問題点があった。
【0006】第2比較例は雄ダクト内面も凸に追従する
ために風切り音等の騒音を生じるという問題点があっ
た。
【0007】図10に示す従来のブロ−成形によると、
パ−テイングライン部14aが極部的に薄くなり強度が
弱く割れ易いという問題点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は上記問題点を解
決することを目的とし、合成樹脂のブロ−成形により成
形された雄ダクトと雌ダクトを嵌合するようにした空調
用ダクトに於て、雌ダクト口端より少なくとも割金型の
一方のパ−テイングラインに沿って所定長さの膨出部及
びこれに続く潰しによる縦長リブを一体成形し、雄ダク
ト口端には少なくとも割金型の一方のパ−テイングライ
ンに沿って潰しによるストッパ−部及びこれに続く縦長
リブを形成し、雄ダクトと雌ダクト嵌合の際、該ストッ
パ−部を雌ダクトの膨出部の奥端に当接させたことを特
徴とする。
【0009】
【実施例】図1乃至図5に示した本考案の第1実施例に
ついて詳細に説明する。1は雌ダクトで、ブロ−成形の
際、口端より少なくとも図4に示す割金型2の一方のパ
−テイングラインP.Lに沿って所定長さの膨出部3及
びこれに続く潰しによる縦長リブ4を一体成形してあ
る。5は雄ダクトで、口端には少なくとも図5に示す割
金型2′の一方のパ−テイングラインP.Lに沿って潰
しによるストッパ−部6及びこれに続く縦長リブ7を形
成してある。
【0010】接合時は雌ダクト1の膨出部3へ雄ダクト
5のストッパ−部6及び縦長リブ7を挿入し、奥端にス
トッパ−部6を当接している。これにより軸方向位置決
め及び回転防止となる。
【0011】図6、図7は本考案の第2実施例で、一方
のパ−テイングライン部に膨出部3及び縦長リブ4を、
他方のパ−テイングライン部に膨出部3′を形成し、雄
ダクト5の一方のパ−テイングライン部にストッパ−部
6及び縦長リブ7を形成し、他方のパ−テインライン部
に縦長リブ7′を形成してある。該雄ダクトの1対のス
トッパ−部の形状若しくは大きさを変えることにより誤
組付けを防止できる。
【0012】
【考案の効果】本考案によると、合成樹脂のブロ−成形
により成形された雄ダクトと雌ダクトを嵌合するように
した空調用ダクトに於て、雌ダクト口端より少なくとも
割金型の一方のパ−テイングラインに沿って所定長さの
膨出部及びこれに続く潰しによる縦長リブを一体成形
し、雄ダクト口端には少なくとも割金型の一方のパ−テ
イングラインに沿って潰しによるストッパ−部及びこれ
に続く縦長リブを形成し、雄ダクトと雌ダクト嵌合の
際、該ストッパ−部を雌ダクトの膨出部の奥端に当接さ
せてあるので、雄ダクトのストッパ−部及びこれに続く
縦長リブと雌ダクト膨出部との嵌合度を高めシ−ル性を
良くすることができ、又、雌ダクトの膨出部及び雄ダク
トのストッパ−部の形状若しくは大きさを変えることに
より誤組付けを防止でき、更に縦長リブを設けることに
よりパ−テイングライン部の薄肉部がなくなり強度アッ
プになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例嵌合部上半切断正面図であ
る。
【図2】図1のA−A側断面図である。
【図3】図1の分解斜視図である。
【図4】図1の雌ダクトブロ−成形時の膨出部の断面図
である。
【図5】図1の雄ダクトブロ−成形時のストッパ−部の
断面図である。
【図6】本考案の第2実施例嵌合部の正断面図である。
【図7】図6のB−B側断面図である。
【図8】従来の第1比較例雌ダクト外観斜視図である。
【図9】従来の第2比較例嵌合部側断面説明図である。
【図10】従来のダクトのブロ−成形時のパ−テイング
ライン部の断面図である。
【符号の説明】
1 雌ダクト 3 膨出部 4 縦長リブ 5 雄ダクト 6 ストッパ−部 7 縦長リブ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂のブロ−成形により成形された
    雄ダクトと雌ダクトを嵌合するようにした空調用ダクト
    に於て、雌ダクト口端より少なくとも割金型の一方のパ
    −テイングラインに沿って所定長さの膨出部及びこれに
    続く潰しによる縦長リブを一体成形し、雄ダクト口端に
    は少なくとも割金型の一方のパ−テイングラインに沿っ
    て潰しによるストッパ−部及びこれに続く縦長リブを形
    成し、雄ダクトと雌ダクト嵌合の際、該ストッパ−部を
    雌ダクトの膨出部の奥端に当接させる如くした空調用ダ
    クト。
  2. 【請求項2】 両側のパ−テイングラインに沿って設け
    た1対のストッパ−部の形状若しくは大きさを夫々異な
    らしめた請求項1記載の空調用ダクト。
JP9418191U 1991-10-22 1991-10-22 空調用ダクト Expired - Lifetime JP2532828Y2 (ja)

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JPH0540752U JPH0540752U (ja) 1993-06-01
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