JP2537026Y2 - デフロスタノズルの取付構造 - Google Patents
デフロスタノズルの取付構造Info
- Publication number
- JP2537026Y2 JP2537026Y2 JP2609691U JP2609691U JP2537026Y2 JP 2537026 Y2 JP2537026 Y2 JP 2537026Y2 JP 2609691 U JP2609691 U JP 2609691U JP 2609691 U JP2609691 U JP 2609691U JP 2537026 Y2 JP2537026 Y2 JP 2537026Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rising
- defroster nozzle
- truncated pyramid
- side fitting
- locking hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、車両のデフロスタノズ
ルの取付構造に関するものである。
ルの取付構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の車両用デフロスタノズルを装着す
るにあたっては、車両用デフロスタノズルの下部に設け
た吸込側嵌合部と、車両用センターダクトの上部より立
上る吹出側嵌合部とを単に雌雄嵌合させていた。
るにあたっては、車両用デフロスタノズルの下部に設け
た吸込側嵌合部と、車両用センターダクトの上部より立
上る吹出側嵌合部とを単に雌雄嵌合させていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】ところが、熱風吹出し
による熱的変形、寸法誤差等に基因して隙間が生じ、振
動によるガタが発生し、外れ易いという問題があった。
による熱的変形、寸法誤差等に基因して隙間が生じ、振
動によるガタが発生し、外れ易いという問題があった。
【０００４】本考案はこのような問題点に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、金型コストを低減
し、組付容易でシール性良好なデフロスタノズルの取付
構造を提供することにある。
たもので、その目的とするところは、金型コストを低減
し、組付容易でシール性良好なデフロスタノズルの取付
構造を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案におけるデフロスタノズルの取付構造は、車
両用デフロスタノズルの下部に設けた吸込側嵌合部と、
車両用センターダクトの上部より立上る吹出側立上り部
とを雌雄嵌合するデフロスタノズルの取付構造におい
て、上記吹出側立上り部に截頭角錐部を備え、この外側
に嵌合する截頭角錐部を有する上記吸込側嵌合部の一側
に、内方へ突出する係止爪を備え、この係止爪に対応す
る上記吹出側立上り部の係止孔下縁部を外側に変位さ
せ、少くともこの係止孔を覆う裾部を上記外側の吸込側
嵌合部に設けた構成にしてある。
に、本考案におけるデフロスタノズルの取付構造は、車
両用デフロスタノズルの下部に設けた吸込側嵌合部と、
車両用センターダクトの上部より立上る吹出側立上り部
とを雌雄嵌合するデフロスタノズルの取付構造におい
て、上記吹出側立上り部に截頭角錐部を備え、この外側
に嵌合する截頭角錐部を有する上記吸込側嵌合部の一側
に、内方へ突出する係止爪を備え、この係止爪に対応す
る上記吹出側立上り部の係止孔下縁部を外側に変位さ
せ、少くともこの係止孔を覆う裾部を上記外側の吸込側
嵌合部に設けた構成にしてある。
【０００６】
【作用】車両用センターダクトの上部に立上る吹出側立
上り部の外側に車両用デフロスタノズルの下部に設けた
吸込側嵌合部を被せながら少しずつ押し込み、係止爪外
側の吸込側嵌合部を樹脂ダクトの弾性を利用し、拡開し
ながら更に押し込むと、係止爪は係止孔に嵌入し、拡開
部の拡開をなくすと、吹出側立上り部の截頭角錐部と吹
込側嵌合部の截頭角錐部とが密着し、シール性は向上す
る。
上り部の外側に車両用デフロスタノズルの下部に設けた
吸込側嵌合部を被せながら少しずつ押し込み、係止爪外
側の吸込側嵌合部を樹脂ダクトの弾性を利用し、拡開し
ながら更に押し込むと、係止爪は係止孔に嵌入し、拡開
部の拡開をなくすと、吹出側立上り部の截頭角錐部と吹
込側嵌合部の截頭角錐部とが密着し、シール性は向上す
る。
【０００７】
【実施例】以下、本考案の実施例について図面を参照し
て説明する。図１はデフロスタノズルの全体の斜視図、
図２は図１Ａ−Ａ線切断部の要部の拡大図、図３は図１
Ａ−Ａ線切断面図、図４は組立前の吹出側立上り部と吸
込側嵌合部の斜視図である。
て説明する。図１はデフロスタノズルの全体の斜視図、
図２は図１Ａ−Ａ線切断部の要部の拡大図、図３は図１
Ａ−Ａ線切断面図、図４は組立前の吹出側立上り部と吸
込側嵌合部の斜視図である。
【０００８】図において、１は車両用デフロスタノズル
であり、この車両用デフロスタノズル１は下方に吸込側
嵌合部１ａを有している。２は車両用センターダクト
で、吹出側立上り部２ａに吹出側開口部２ｃを有してい
る。この吹出側立上り部２ａは截頭角錐部２ｂを備えて
いる。車両用デフロスタノズル１の吸込側嵌合部１ａは
截頭角錐部２ｂの外側に嵌合する截頭角錐部１ｂを備え
ている。この吸込側嵌合部１ａの一側（後方側）に内側
に突出する係止爪３が備えられ、この係止爪３に対応す
る係止孔４が吹出側立上り部２ａに設けられている。図
２に示すようにこの係止孔４の下縁４ａは外側に変位し
て形成されているので、係止爪３の嵌合が容易となり、
その上射出成形にあたり、アンダーカットが無くなり、
金型のスライドコア（図示せず）が不要となる。１ｃは
少くとも上記係止孔４を覆う裾部で、上記吸込側嵌合部
１ａに設けられている。
であり、この車両用デフロスタノズル１は下方に吸込側
嵌合部１ａを有している。２は車両用センターダクト
で、吹出側立上り部２ａに吹出側開口部２ｃを有してい
る。この吹出側立上り部２ａは截頭角錐部２ｂを備えて
いる。車両用デフロスタノズル１の吸込側嵌合部１ａは
截頭角錐部２ｂの外側に嵌合する截頭角錐部１ｂを備え
ている。この吸込側嵌合部１ａの一側（後方側）に内側
に突出する係止爪３が備えられ、この係止爪３に対応す
る係止孔４が吹出側立上り部２ａに設けられている。図
２に示すようにこの係止孔４の下縁４ａは外側に変位し
て形成されているので、係止爪３の嵌合が容易となり、
その上射出成形にあたり、アンダーカットが無くなり、
金型のスライドコア（図示せず）が不要となる。１ｃは
少くとも上記係止孔４を覆う裾部で、上記吸込側嵌合部
１ａに設けられている。
【０００９】次に組付け動作について説明する。車両用
センターダクト２の上部に立上る吹出側立上り部２ａの
外側に車両用デフロスタノズル１の下部に設けた吸込側
嵌合部１ａを被せながら少しづつ押し込み、係止爪３外
側の吸込側嵌合部１ａを拡開しながら更に押し込むと、
係止爪３は係止孔４に嵌入し、拡開部の拡開をなくす
と、吹出側立上り部２ａの截頭角錐部２ｂと吸込側嵌合
部１ａの截頭角錐部１ｂとが密着する。
センターダクト２の上部に立上る吹出側立上り部２ａの
外側に車両用デフロスタノズル１の下部に設けた吸込側
嵌合部１ａを被せながら少しづつ押し込み、係止爪３外
側の吸込側嵌合部１ａを拡開しながら更に押し込むと、
係止爪３は係止孔４に嵌入し、拡開部の拡開をなくす
と、吹出側立上り部２ａの截頭角錐部２ｂと吸込側嵌合
部１ａの截頭角錐部１ｂとが密着する。
【００１０】
【考案の効果】以上のように、この考案によれば、吹出
側立上り部に截頭角錐部を備え、吸込側嵌合部に截頭角
錐部を備えたので、両截頭角錐部によりシール性が向上
する。
側立上り部に截頭角錐部を備え、吸込側嵌合部に截頭角
錐部を備えたので、両截頭角錐部によりシール性が向上
する。
【００１１】また、係止爪に対応する吹出側立上り部の
係止孔下縁部を外側に変位させたので、射出成形金型の
スライドコアを用いなくても成形が可能となり、製造コ
ストが引き下げられ、しかも、係止孔の投影面積が拡大
されるので係止爪の係止孔への係合が極めて容易とな
る。
係止孔下縁部を外側に変位させたので、射出成形金型の
スライドコアを用いなくても成形が可能となり、製造コ
ストが引き下げられ、しかも、係止孔の投影面積が拡大
されるので係止爪の係止孔への係合が極めて容易とな
る。
【００１２】更に、少くとも係止孔を覆う裾部を吸込側
嵌合部に設けたから、デフロスタノズルの強度が向上
し、破損するおそれがない。
嵌合部に設けたから、デフロスタノズルの強度が向上
し、破損するおそれがない。
【図１】デフロスタノズル全体の斜視図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線切断部の要部の拡大図である。
【図３】図１のＡ−Ａ線切断面図である。
【図４】組立前の吹出側立上り部と吸込側嵌合部の斜視
図である。
図である。
１ 車両用デフロスタノズル １ａ 吸込側嵌合部 １ｂ 截頭角錐部 １ｃ 裾部 ２ 車両用センターダクト ２ａ 吹出側立上り部 ２ｂ 截頭角錐部 ３ 係止爪 ４ 係止孔 ４ａ 係止孔下縁部
Claims (1)
- 【請求項１】 車両用デフロスタノズルの下部に設けた
吸込側嵌合部と、車両用センターダクトの上部より立上
る吹出側立上り部とを雌雄嵌合するデフロスタノズルの
取付構造において、上記吹出側立上り部に截頭角錐部を
備え、この外側に嵌合する截頭角錐部を有する上記吸込
側嵌合部の一側に、内方へ突出する係止爪を備え、この
係止爪に対応する上記吹出側立上り部の係止孔下縁部を
外側に変位させ、少くともこの係止孔を覆う裾部を上記
外側の吸込側嵌合部に設けたことを特徴とするデフロス
タノズルの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2609691U JP2537026Y2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | デフロスタノズルの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2609691U JP2537026Y2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | デフロスタノズルの取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04133963U JPH04133963U (ja) | 1992-12-14 |
| JP2537026Y2 true JP2537026Y2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=31910646
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2609691U Expired - Lifetime JP2537026Y2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | デフロスタノズルの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2537026Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-27 JP JP2609691U patent/JP2537026Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04133963U (ja) | 1992-12-14 |
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