JPH0755317Y2 - 自動車の吸気装置 - Google Patents

自動車の吸気装置

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JPH0755317Y2
JPH0755317Y2 JP10418090U JP10418090U JPH0755317Y2 JP H0755317 Y2 JPH0755317 Y2 JP H0755317Y2 JP 10418090 U JP10418090 U JP 10418090U JP 10418090 U JP10418090 U JP 10418090U JP H0755317 Y2 JPH0755317 Y2 JP H0755317Y2
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JP
Japan
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resonator
sub
intake pipe
pipe line
air intake
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP10418090U
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JPH0462346U (ja
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元士 山崎
正春 手銭
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車の吸気装置に関し、特にレゾネータの取
付構造に関するものである。
(従来の技術) 自動車の吸気装置において、エアクリーナの手前位置で
吸気管路に対して共鳴空間を形成するレゾネータを接続
したものは実開昭60−3117号公報等にて知られている。
又、第6図、第7図に示すように、一端開口11aがエア
クリーナに、他端開口11bがクールエアインテークに各
々接続されるU字状の吸気管路11を設け、この吸気管路
11から下方に突設された接続筒部12にレゾネータ13を接
続し、さらに吸気管路11の上部にもサブレゾネータ14を
接続したものも知られている。
(考案が解決しようとする課題) ところが、第6図、第7図に示すようにレゾネータ13に
追加してサブレゾネータ14を設けたものにおいては、サ
ブレゾネータ14を別体で形成し、吸気管路11の上部に接
続口部15を突出形成し、この接続口部15にサブレゾネー
タ14の接合部16を嵌合して取付けており、このサブレゾ
ネータ14の組付工程が必要であり、かつその組付工程に
おいてシール性を確保するのに手間を要するため、工程
数の増加によりコスト高になる等の問題があった。
尚、特開昭61−95926号公報には、吸気管路とレゾネー
タを一体化したものが開示されているが、いずれか一方
を先に成形した後この成形品を他方の成形型内に配置し
てブロー成形し、さらに連通孔を後加工しており、製造
工程数が多く、コスト高になるという問題がある。
本考案は、上記従来の問題点に鑑み、サブレゾネータを
備えかつその組付工程を無くした自動車の吸気装置を提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案の自動車の吸気装置は、上記目的を達成するた
め、エンジンルーム内の前端一側部にエアクリーナに接
続される吸気管路を配設し、この吸気管路の下部にレゾ
ネータを接続するとともに吸気管路の上部にサブレゾネ
ータを接続した自動車の吸気装置において、吸気管路と
サブレゾネータをブロー成形にて一体成形するととも
に、サブレゾネータの形状を、ブロー成形時の成形型の
パーティングラインを含む仮想平面に沿って屈曲した形
状としたことを特徴とする。
(作用) 本考案の上記構成によれば、吸気管路とサブレゾネータ
をブロー成形で一体化しているので、部品点数を削減で
き、組付工程を省略できるとともに手間を要することな
くそれらの間のシール性を完全に確保でき、またサブレ
ゾネータをブロー成形時の成形型のパーティングライン
を含む仮想平面に沿って屈曲した形状としているので、
一工程でブロー成形しながらサブレゾネータをエンジン
ルームの前端一側部の空き空間の有効利用を図った屈曲
形状とすることができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図〜第5図を参照しなが
ら説明する。
第5図に示すように、エンジンルーム1内の前端一側部
に、一端開口3がエアクリーナ(図示せず)に、他端開
口4がクールエアインテーク(図示せず)に接続された
U字状の吸気管路2がその両端開口3、4を車体幅方向
内側に向けて配設されており、この吸気管路2の下部に
レゾネータ5が配設され、上部にサブレゾネータ6が配
設されている。
第1図〜第4図において、吸気管路2からは下方に接続
筒部7が突設され、この接続筒部7の下端部にレゾネー
タ5の上端の接続口部5aが嵌合固定され、吸気管路2と
レゾネータ5の内部空間が気密状態で互いに連通されて
いる。レゾネータ5は、エンジンルーム1の前端一側部
におけるバンパーコーナー内側の空き空間を有効利用す
るような形状にブロー成形にて形成されている。
又、サブレゾネータ6は連通路8を介して吸気管路2の
内部空間と連通され、かつ吸気管路2とブロー成形にて
一体成形されている。これら吸気管路2とサブレゾネー
タ6は、第1図及び第3図に示すように車体前後方向に
パーティングラインA−Aが沿うように形成された成形
型にて一工程で一体的にブロー成形され、かつサブレゾ
ネータ6はフロントフェンダの上部内側の空き空間及び
吸気管路2の後部の空き空間の有効利用を図った形状に
形成されている。
以上のように、本実施例によれば吸気管路2とサブレゾ
ネータ5を一工程のブロー成形にて一体成形することに
よって、部品点数を削減でき、組付工程を省略できると
ともに手間を要することなくそれらの間のシール性を完
全に確保でき、コスト低下を図ることができる。また、
サブレゾネータ6の形状をフロントフェンダの前端上部
の曲面に沿わせ、さらに吸気管路2の後部に回り込んだ
形状に成形したことにより、空き空間を有効利用してレ
ゾネータの効果を高めることができる。
(考案の効果) 本考案の自動車の吸気装置によれば、以上のように吸気
管路とサブレゾネータをブロー成形で一体化しているの
で、部品点数を削減でき、組付工程を省略できるととも
に手間を要することなくそれらの間のシール性を完全に
確保でき、またサブレゾネータをブロー成形時の成形型
のパーティングラインを含む仮想平面に沿って屈曲した
形状としているので、一工程でブロー成形しながらサブ
レゾネータをエンジンルームの前端一側部の空き空間を
有効に利用した屈曲形状とすることができ、単一工程に
て成形しながらエンジンルームの空間の有効利用を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示し、第1図は部
分断面正面図、第2図は斜視図、第3図は平面図、第4
図は側面図、第5図はレゾネータの配置状態を示す斜視
図、第6図、第7図は従来例を示し、第6図はサブレゾ
ネータを分解して示した斜視図、第7図は部分断面正面
図である。 1……エンジンルーム 2……吸気管路 5……レゾネータ 6……サブレゾネータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンルーム内の前端一側部にエアクリ
    ーナに接続される吸気管路を配設し、この吸気管路の下
    部にレゾネータを接続するとともに吸気管路の上部にサ
    ブレゾネータを接続した自動車の吸気装置において、吸
    気管路とサブレゾネータをブロー成形にて一体成形する
    とともに、サブレゾネータの形状を、ブロー成形時の成
    形型のパーティングラインを含む仮想平面に沿って屈曲
    した形状としたことを特徴とする自動車の吸気装置。
JP10418090U 1990-10-02 1990-10-02 自動車の吸気装置 Expired - Lifetime JPH0755317Y2 (ja)

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JP10418090U JPH0755317Y2 (ja) 1990-10-02 1990-10-02 自動車の吸気装置

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JPH0462346U JPH0462346U (ja) 1992-05-28
JPH0755317Y2 true JPH0755317Y2 (ja) 1995-12-20

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