JPH11336625A - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents

内燃機関の吸気装置

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JPH11336625A
JPH11336625A JP10141646A JP14164698A JPH11336625A JP H11336625 A JPH11336625 A JP H11336625A JP 10141646 A JP10141646 A JP 10141646A JP 14164698 A JP14164698 A JP 14164698A JP H11336625 A JPH11336625 A JP H11336625A
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resonator
intake device
duct
case
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和也 坂本
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壮敏 松本
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卓優 村田
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    • F02M35/00Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F02M35/12Intake silencers ; Sound modulation, transmission or amplification
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    • F02M35/1266Intake silencers ; Sound modulation, transmission or amplification using resonance comprising multiple chambers or compartments

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアクリーナやレゾネータをコンパクトに集
約して内燃機関の近傍に設置可能とし、それにより車種
や仕様の相違による設計変更の必要が生じる可能性を減
らした汎用性の高い吸気装置を提供することを目的とす
る。を提供する。 【解決手段】 フィルタエレメント11を収容するクリ
ーナケース12と、クリーナケース12のダスティサイ
ドSdに空気を導くための一次ダクト13と、クリーナ
ケース12のクリーンサイドScからエンジン1側へ空
気を導くための二次ダクト14と、ダクト13,14に
それぞれ接続された密閉容器状のレゾネータ15,16
とを備えた吸気装置10において、レゾネータ15,1
6をクリーナケース12と並べて設け、ダクト13およ
びダクト14をそれらクリーナケース12およびレゾネ
ータ15,16に沿って配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の内燃機関に
接続される吸気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の内燃機関に接続される吸気装置
として、密閉容器状のレゾネータを吸気ダクトの途中に
接続して吸気騒音の低減を計ったものがある。レゾネー
タは車両のフェンダーパネルの内側に収容され、エンジ
ンルーム内に設置されるエアクリーナに対してはエンジ
ンルームを区画するパネルを挟んで隔離されている(例
えば特開平8−193548号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したレゾネータに
よる消音効果はレゾネータの共鳴周波数に依存し、その
共鳴周波数はレゾネータの容積やレゾネータと吸気ダク
トとを結ぶ連通管の長さ、断面積等に応じて変化する。
一方、内燃機関の吸気騒音は内燃機関の種類に応じて異
なる。従って、内燃機関が異なれば、それに応じてレゾ
ネータの容積や連通管の寸法を変更する必要があり、そ
の一方、内燃機関が同じであれば同一のレゾネータが使
用できる。
【0004】ところが、レゾネータが設置されるフェン
ダーパネルの内側のスペースは、フェンダーパネルの形
状や車両のサスペンションの構成等に応じて種々変化す
る。従って、同一の内燃機関が使用されているにも拘わ
らず車種や仕様の相違に応じてレゾネータの設計変更が
必要となっていた。
【0005】そこで、本発明は、エアクリーナやレゾネ
ータをコンパクトに集約して内燃機関の近傍に設置可能
とし、それにより車種や仕様の相違による設計変更の必
要が生じる可能性を減らした汎用性の高い吸気装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】以下、本発明について説
明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図
面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本
発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0007】請求項1の発明は、フィルタエレメント
(11)を収容するクリーナケース(12)と、クリー
ナケース(12)のダスティサイド(Sd)に空気を導
くための第1のダクト(13)と、クリーナケース(1
2)のクリーンサイド(Sc)から内燃機関(1)側へ
空気を導くための第2のダクト(14)と、第1および
第2のダクト(13,14)のいずれか一方に接続され
た少なくとも一つの密閉容器状のレゾネータ(15,1
6)とを備えた内燃機関の吸気装置において、レゾネー
タ(15,16)がクリーナケース(12)と並べて設
けられ、第1のダクト(13)および第2のダクト(1
4)がそれらクリーナケース(12)およびレゾネータ
(15,16)に沿って延ばされた吸気装置により、上
述した課題を解決する。
【0008】この発明によれば、クリーナケース(1
2)とレゾネータ(15,16)とが並べて設けられ、
それらの周囲を取り囲むようにダクト(13,14)が
配置されているので、吸気系の空気取込口からクリーナ
ケース(12)を経て内燃機関(1)に至るまでの構成
要素の少なくとも一部を効率よく集約してコンパクトな
吸気装置(10)を提供することができる。この結果、
レゾネータ(15,16)をクリーナケース(12)と
ともに内燃機関(1)の近傍に配置することができ、内
燃機関の周囲に吸気装置(10)を収めるスペースを確
保しておけば、車種が異なっても内燃機関が同一である
限り同一の吸気装置を使用することが可能となる。本発
明の吸気装置を収容するためのスペースを複数の車種間
で等しく内燃機関の周囲、換言すればエンジンルーム内
に確保することは、車両の外観等による影響を受けやす
いフェンダーパネルの内側に車種を問わず共通のスペー
スを確保することと比較して遥かに容易である。そのた
め、本発明によれば吸気装置の設計変更が必要となる頻
度を減らして汎用性の高い吸気装置を提供することがで
きる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載の内燃機
関の吸気装置において、クリーナケース(12)がケー
ス本体(12A)とそのケース本体に対して着脱自在な
ケース蓋(12B)とを有しており、レゾネータ(1
5)の少なくとも一部がケース本体(12A)の少なく
とも一部と一体に成形されていることを特徴とする。
【0010】この発明によれば、レゾネータ(15)の
少なくとも一部とクリーナケース(12)の少なくとも
一部を射出成形等を利用して同時的に成形できるので、
吸気装置(10)の部品点数が減少し、かつ吸気装置の
小型化にも貢献できる。
【0011】請求項3の発明は、請求項1記載の内燃機
関の吸気装置において、ダクト(13)のレゾネータ
(15)およびクリーナケース(12)に対する接続部
に挟まれた区間には、先端が閉塞された管状のサイドブ
ランチ(17)が接続され、そのサイドブランチ(1
7)がクリーナケース(12)またはレゾネータ(1
5,16)に設けられた凹部(12c)に収められてい
ることを特徴とする。
【0012】この発明によれば、サイドブランチ(1
7)が吸気装置(10)から突出せず、吸気装置の配置
を決定する際にサイドブランチ(17)が邪魔にならな
い。
【0013】請求項4の発明は、請求項1記載の内燃機
関の吸気装置において、第1のダクト(13)または第
2のダクト(14)がクリーナケース(12)との間に
隙間を残しつつクリーナケース(12)を取り囲むよう
に湾曲し、その湾曲部分とクリーナケース(12)との
間の隙間にレゾネータ(15)の少なくとも一部(15
a)が入り込んでいることを特徴とする。
【0014】この発明によれば、ダクト(14)をクリ
ーナケース(12)から離して湾曲させてその全長を増
加させるとともに、クリーナケース(12)とダクト
(14)との間に生じた隙間をレゾネータ(15)で埋
め合わせてクリーナケース(12)の周囲のスペースを
無駄なく利用することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の吸気装置の一実施
形態を示している。吸気装置10は車両のエンジンルー
ム内にエンジン1と隣り合うようにして配置されてい
る。吸気装置10は、フィルタエレメント11を収容す
るクリーナケース12と、クリーナケース12のダステ
ィサイドSdに空気を導くための一次ダクト13と、ク
リーナケース12のクリーンサイドScからエンジン1
側へ空気を導くための二次ダクト14と、両ダクト1
3,14にそれぞれ接続された密封容器状のレゾネータ
15,16とを有するモジュールとして構成されてい
る。クリーナケース12、ダクト13,14,レゾネー
タ15,16はいずれも合成樹脂にて構成されている。
レゾネータ15,16は互いに異なる周波数域の吸気騒
音を抑えるために設けられており、それぞれの容積は目
的とする周波数に応じて調整されている。
【0016】一次ダクト13の前端部(不図示)はエン
ジン1の吸気系における空気取込口として構成され、そ
の空気取込口には必要に応じてファンネル部が形成され
る。二次ダクト14の後端部14aはスロットバルブ2
と接続される。スロットバルブ2を通過した空気はサー
ジタンク3およびインテークマニホールド4…を介して
エンジン1の吸気ポートに導かれる。なお、以下におい
て図1(b)の上下方向を吸気装置10の上下方向とし
て説明するが、これにより吸気装置10の取付姿勢が限
定されるものではない。
【0017】図2〜図5は吸気装置10の詳細を示して
いる。クリーナケース12は、フィルタエレメント11
の取付位置を境として上下にケース本体12Aとケース
蓋12Bとに分かれており、ケース本体12Aおよびケ
ース蓋12Bは、それぞれ射出成形により所定の形状に
形成されている。フィルタエレメント11のフランジ1
1aをケース本体12Aのフランジ受け部12aにはめ
合わせ、その上からケース蓋12Bを被せることによ
り、クリーナケース12の内部がフィルタエレメント1
1を挟んでダスティサイドSdとクリーンサイドScと
に区分される。ケース本体12Aとケース蓋12Bとは
クリップ等の結合手段(不図示)にて相互に結合され
る。
【0018】一次ダクト13はケース本体12Aの底部
12bに沿ってほぼ真っ直ぐに延ばされている。底部1
2bには一次ダクト13を受け入れる凹部12e(図2
参照)が形成されており、それによりクリーナケース1
2からのダクト13の突出量が必要最小限に抑えられて
いる。一次ダクト13の後端部13aは上方に屈曲し、
底部12bを貫いてダーティサイドSd内に挿入されて
いる。この屈曲部分の手前にはサイドブランチ17が取
り付けられている。サイドブランチ17は一次ダクト1
3に対してほぼ直交する方向に延びる管状に構成され、
その先端(ダクト13と接続される側と反対側の端部)
は閉塞されている。すなわち、サイドブランチ17の内
部は袋小路となっている。このサイドブランチ17は、
吸気騒音のうち、レゾネータ15,16が対象とする周
波数域よりも高い周波領域における特定周波数の騒音を
減少させるために設けられている。サイドブランチ17
は、クリーナケース12のケース本体12Aに設けられ
た凹部12cに収められている。従って、サイドブラン
チ17はクリーナケース12の側方に突出せず、エンジ
ンルーム内における吸気装置10の配置を決める際にサ
イドブランチ17が邪魔にならない。なお、レゾネータ
15に凹部12cを形成してそこにサイドブランチ17
を収めてもよい。
【0019】二次ダクト14は、ケース蓋12Bと一体
に成形された分岐部14Aと、その分岐部14Aに着脱
自在に接続される曲り部14Bとを備えている。図には
示していないが、分岐部14Aをクリーナケース12の
クリーンサイドSc内に所定の長さ挿入してもよい。さ
らに、その挿入部分にはファンネル部が設けられてもよ
い。曲り部14Bは分岐部14Aから後端部14aに向
かってクリーナケース12を取り囲むように湾曲しつつ
時計方向に延びている。
【0020】レゾネータ15は吸気装置10の底面側か
らみてクリーナケース12の周りに略L字状に延びてお
り(図5参照)、その一部15aは二次ダクト14とク
リーナケース12との隙間に入り込んでおり、その上面
はケース蓋12Bの上面とほぼ面一とされている(図2
参照)。レゾネータ15の下面はクリーナケース12の
ケース本体12Aの下面とほぼ面一である。レゾネータ
15は連通管18を介して一次ダクト13に接続される
が、その接続位置はサイドブランチ17よりも上流側に
設定されている。なお、レゾネータ15は、連通管18
を除く吸気装置10の他のいずれの要素とも連通してい
ない。
【0021】図4から明らかなように、レゾネータ15
はクリーナケース12のケース本体12Aと一体に構成
されており、レゾネータ15の一部の壁部はクリーナケ
ース12の壁部12dと兼用されている。但し、レゾネ
ータ15は上述した通りの密封容器形状であり、その全
体を一度に成形することは困難である。従って、例えば
レゾネータ15を下ケース15Aと上ケース15Bとに
分けて成形し、その後に継ぎ目15Cにて両ケース15
A,15Bを接合することが望ましい。ケース15A,
15Bの接合には例えば超音波溶着を用いることができ
る。ケース15A,15Bの少なくともいずれか一方は
クリーナケース12のケース本体12Aと同時に射出成
形することができる。なお、図4の例では上ケース15
Bにフランジ受け部12aの一部が形成されており、ケ
ース15A,15Bのそれぞれの一部がケース本体12
Aの一部として兼用されている。但し、下ケース15A
のみをケース本体12Aと一体に射出成形し、上ケース
15Bはクリーナケース12とは完全に分離してもよ
い。
【0022】図2および図3から明らかなように、レゾ
ネータ16は二次ダクト14に上方から覆い被さるよう
に設けられており、連通管19を介して二次ダクト14
の曲り部14Bの途中に接続されている。レゾネータ1
6の上面はクリーナケース12のケース蓋12Bの上面
とほぼ同一の高さに設定されている。なお、レゾネータ
16は連通管19を除く吸気装置10の他のいずれの要
素とも連通していない。レゾネータ16は曲り部14B
やレゾネータ15とは別体に形成してもよい。レゾネー
タ16の少なくとも一部を曲り部14Bやレゾネータ1
5の少なくとも一部と一体に成形してもよい。
【0023】以上の構成によれば、クリーナケース12
とレゾネータ15,16とを並べて設け、それらの周囲
を取り囲むようにダクト13,14を配置したので、吸
気系の空気取込口からスロットバルブ2に達するまでの
構成要素を効率よく集約してコンパクトにモジュール化
された吸気装置10を提供することができる。
【0024】なお、以上の吸気装置10においてフィル
タエレメント11を着脱する際には、ダクト14の分岐
部14Aと曲り部14Bとを着脱し、かつケース蓋12
Bをケース本体12Aに対して着脱するだけでよい。
【0025】図6および図7は本発明の他の実施形態を
示している。なお、これらの図において、図1〜図5の
吸気装置10の各要素と対応する要素には同一番号をそ
れぞれ付してある。図6の例では、クリーナケース12
のケース本体12Aとレゾネータ15の下ケース15A
とが一体に射出成形されている。上ケース15Bは他の
要素とは別の工程で射出成形され、その後に下ケース1
5Aに溶着されている。上ケース15Bの内部には仕切
板20が取り付けられており、ケース15B内にレゾネ
ータ15から仕切られたレゾネータ16が形成されてい
る。そして、レゾネータ15は連通管18を介してダク
ト13に、レゾネータ16は連通管19を介してダクト
14にそれぞれ接続されている。一方、図7の例では仕
切板20が下ケース15Aと上ケース15Bの両者にま
たがるように装着されてレゾネータ16が構成されてい
る。その他の点は図6の例と同じである。
【0026】本発明は以上の実施形態に限定されず、種
々の態様にて実施してよい。クリーナケース12,レゾ
ネータ15,16をそれぞれ別々に成形して後工程で結
合してもよい。レゾネータ15,16のいずれか一方を
省略してもよい。サイドブランチ17も必要がなければ
省略して構わない。ダクト14にサイドブランチ17を
取り付けてもよい。サイドブランチ17を複数設けても
よい。
【0027】図8は以上の実施形態におけるクリーナケ
ース12、ダクト13,14、レゾネータ15,16お
よびサイドブランチ17の相互の位置関係を模式的に示
したものである。発明者らの検討によれば、図8の構成
においては、エアークリーナケース12の容積Vac、
レゾネータ15,16の容積Vr1,Vr2、ダクト1
3,14の全長Ld1,Ld2、クリーナケース12か
ら連通管18,19およびサイドブランチ17までの距
離Dc1,Dc2,Ds,連通管18,19およびサイ
ドブランチ17の全長Lc1,Lc2,Ls、ダクト1
3,14の内径φd、連通管18,19の内径φc1,
φc2,並びにサイドブランチ17の内径φsが吸音効
果に影響を与えることが確認された。そして、特に一般
乗用車に使用される内燃機関(排気量660cc〜40
00cc)に対しては、次表の通り各値の適性範囲が見
いだされている。
【0028】
【表1】
【0029】なお、各数値の適性範囲は、内燃機関の排
気量や出力特性等に応じて上記の適性範囲内のさらに狭
い好適な範囲に限定され得る。
【0030】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、クリーナケースとレゾネータとを並べて設け、それ
らの周囲を取り囲むようにダクトを配置することによ
り、これらの要素を効率よく集約してコンパクトな吸気
装置を構成することができるので、車種や仕様の相違の
影響を受けにくいエンジンルーム内に吸気装置を設置可
能として、車種や仕様の相違により吸気装置の設計変更
の必要が生じる可能性を減らすことができるという優れ
た効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における吸気装置とエンジ
ンとの関係を示す図で、(a)は平面図、(b)は側面
図。
【図2】図1の吸気装置の斜視図。
【図3】図2の吸気装置の平面図。
【図4】図2の吸気装置の垂直断面図。
【図5】図2の吸気装置の底面図。
【図6】本発明の他の実施形態における吸気装置の斜視
図。
【図7】本発明のさらに他の実施形態における吸気装置
の斜視図。
【図8】本発明の実施形態におけるクリーナケース、ダ
クト、レゾネータおよびサイドブランチの相互の位置関
係を模式的に示した図。
【符号の説明】
1 エンジン(内燃機関) 2 スロットバルブ 3 サージタンク 4 インテークマニホールド 10 吸気装置 11 フィルタエレメント 12 エアークリーナケース 12A ケース本体 12B ケース蓋 12c エアークリーナケースの凹部 13 一次ダクト(第1のダクト) 14 二次ダクト(第2のダクト) 15,16 レゾネータ 17 サイドブランチ 18,19 連通管 20 仕切板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルタエレメントを収容するクリーナ
    ケースと、前記クリーナケースのダスティサイドに空気
    を導くための第1のダクトと、前記クリーナケースのク
    リーンサイドから内燃機関側へ空気を導くための第2の
    ダクトと、前記第1および第2のダクトのいずれか一方
    に接続された少なくとも一つの密閉容器状のレゾネータ
    とを備えた内燃機関の吸気装置において、 前記レゾネータが前記クリーナケースと並べて設けら
    れ、前記第1のダクトおよび前記第2のダクトがそれら
    クリーナケースおよびレゾネータに沿って延ばされてい
    ることを特徴とする内燃機関の吸気装置。
  2. 【請求項2】 前記クリーナケースがケース本体とその
    ケース本体に対して着脱自在なケース蓋とを有してお
    り、前記レゾネータの少なくとも一部が前記ケース本体
    の少なくとも一部と一体に成形されていることを特徴と
    する請求項1記載の内燃機関の吸気装置。
  3. 【請求項3】 前記ダクトの前記レゾネータおよび前記
    クリーナケースのそれぞれに対する接続部に挟まれた区
    間には、先端が閉塞された管状のサイドブランチが接続
    され、そのサイドブランチが前記クリーナケースまたは
    前記レゾネータに設けられた凹部に収められていること
    を特徴とする請求項1記載の内燃機関の吸気装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のダクトまたは前記第2のダク
    トが前記クリーナケースとの間に隙間を残しつつ当該ク
    リーナケースを取り囲むように湾曲し、その湾曲部分と
    前記クリーナケースとの間の隙間に前記レゾネータの少
    なくとも一部が入り込んでいることを特徴とする請求項
    1記載の内燃機関の吸気装置。
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