JP3208356B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP3208356B2 JP19755697A JP19755697A JP3208356B2 JP 3208356 B2 JP3208356 B2 JP 3208356B2 JP 19755697 A JP19755697 A JP 19755697A JP 19755697 A JP19755697 A JP 19755697A JP 3208356 B2 JP3208356 B2 JP 3208356B2
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元美 山内
憲一 中島
浩三 二宮
隆 川鍋
円 落合
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外装ケースがフレ
ーム部とグリル部とに分割形成され、グリル側接合部を
フレーム側接合部に嵌合して組み立てられる空気調和機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空気調和機、例えば室内機と室外機とか
らなる分離型空気調和機の室内機においては、合成樹脂
からなる外装ケースが、熱交換器やファンが取り付けら
れるフレーム部と、空気吸込口や空気吹出口が形成され
るグリル部とに、射出成形により分割形成される。そし
て、形成されたフレーム部にファンや熱交換器等を取り
付けた後、グリル部の開口周縁に形成された接合部をフ
レーム部の開口周縁に形成された接合部に嵌合するよう
にして組み立てられ、ネジ止め固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に射出成形により分割形成される外装ケースのフレーム
部やグリル部は、成形縮みにより仕上がり寸法に誤差
(バラツキ)が生じる。そのため、グリル部の接合部が
フレーム部の接合部にややゆるく嵌まるように形成され
ている。
【0004】ところが、外装ケースのフレーム部にグリ
ル部を嵌め込む場合、通常、グリル部の左右又は上下の
一辺側を先ずフレーム部の対応する一辺側に嵌め込んで
から、全体を嵌め込むため、片寄って嵌め込まれること
が多い。このため、フレーム部とグリル部の接合部分の
外周面にズレが生じ、仕上がりが悪くなる。
【0005】また、ズレを生じないように調整しながら
の組み立ては、経験に頼らざるを得ないので、組立作業
に熟練を要する。
【0006】特に、最近の室内機はワイドな吹き出しを
実現するために、横幅がかなり長めに形成されるため、
横方向(長手側)の寸法誤差が大きくなり、ズレがひど
くなって最悪の場合には隙間が生じるので、上記のよう
な問題が無視できなくなってきている。
【0007】また、製品の仕上がり寸法が大きく違うと
きには、金型自体を修正しなければならない。ところ
が、このように製品の仕上がり寸法に大きな誤差が生じ
て金型自体を修正するときに、グリル部やフレーム部の
接合部に目印がないため、金型のどの部分をどれだけ修
正すればいいのか分かり難かった。
【0008】そこで、本発明はこのような問題点を解決
するためになされたものであり、組み立て後の接合部分
の仕上がり状態を向上でき、また、組立作業自体も容易
となる空気調和機を提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、外装ケースが、熱交換器やファンが取り
付けられるフレーム部と、空気吸込口や空気吹出口が形
成されるグリル部とに分割形成され、前記グリル部の開
口周縁に形成された接合部をフレーム部の開口周縁に形
成された接合部に嵌合して、組み立てられる空気調和機
において、グリルの接合部はその開口周縁の全周に渡っ
て且つこの開口周縁よりも段落して吐出しており、フレ
ーム部の開口周縁の内側に沿ってこのグリルの接合部が
嵌合されると共に、このグリルの接合部の4辺には夫々
位置決め用凹部を形成し、フレーム部の4辺には夫々位
置決め用凹部と対応する箇所に位置決め用凸部を形成
し、これら位置決め用の凹凸部の嵌合によって、フレー
ム部並びにグリル部の4辺が夫々接合されるようにした
ものである。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施形態を図面
を参照して説明する。
【0014】図1、図2は、本願発明に係る空気調和機
の実施形態として分離型空気調和機の室内機を示す側面
図と上面図であり、それぞれ組み立て前の外装ケースを
示している。
【0015】この室内機は横長の直方体形状で、合成樹
脂製の外装ケース1は、射出成形によりフレーム部11
とグリル部12とに分割形成される。
【0016】フレーム部11の長手方向両側には、ファ
ンや熱交換器等(図示せず)が取り付けられる取付部1
1a,11aが形成されている。また、グリル部12の
前面と上面側には空気吸込口12a,12aが形成さ
れ、下面側には空気吹出口(図示せず)が形成されてい
る。
【0017】上記グリル部12の裏面側開口周縁には、
フレーム部11との接合部12bが形成されている。こ
のグリル側接合部12bは、段差により内周側を突出さ
せたもので、ほぼ全周にわたって形成されている。一
方、フレーム部11の前面側開口周縁には、上記グリル
側接続部12bが嵌合される接合部11bが形成されて
いる。このフレーム側接合部11bは、上記グリル側接
合部12bとは逆に、段差により内周側を窪ませたもの
で、破線で示すように上記グリル側接合部12bに対応
させてほぼ全周にわたって形成されている。
【0018】そして、本実施形態においては、上記グリ
ル部12の接合部12bを成す各辺(4辺)の中央位置
に、接合時の位置決め用となる半円形の凹部12cが形
成されている。
【0019】また、フレーム部11の接合部11bを成
す各辺(4辺)にも、上記グリル部12側の凹部12c
に対応する位置,すなわち各辺(4辺)の中央位置に、
グリル部12側の位置決め用凹部12cに嵌合する半円
形の位置決め用凸部11cが形成されている。
【0020】このフレーム部11側の位置決め用凸部1
1cの形成箇所を図3(フレーム部11の正面図)に示
すが、前記グリル部12の位置決め用凹部12cの形成
箇所も同様である。また、上記位置決め用凹部12cと
位置決め用凸部11cの嵌合時の状態を、上面側のもの
を拡大して図4に断面図で示す。
【0021】さて、以上の構成において、本実施形態の
室内機を組み立てるときは、従来同様、フレーム部11
にファンや熱交換器等を取り付けた後、グリル部12が
被せされる。このとき、グリル部12の接合部12bの
各辺に形成された位置決め用凹部12cを、フレーム部
11の接合部11bの各辺に形成された位置決め用凸部
11cに合わせるようにして、グリル部12の接合部1
2bをフレーム部11の接合部11bに嵌め込む。
【0022】グリル部12側の各辺の位置決め用凹部1
2cが全てフレーム部11側の位置決め用凸部11cに
嵌まれば、それで正しく接合できたことになるので、後
はネジ止めにより固定して組み立てを完了する。
【0023】これにより、グリル部12がフレーム部1
1の上下左右のいずれの方向にもズレずに嵌め込まれ、
組み立て後の接合部分の外周面4面ともにズレが生じる
ことなく、美しく仕上がる。
【0024】また、嵌め込んだ後の上下左右方向の位置
調整が不要となるので、組み立て作業が簡単になり、熟
練を要しないため、誰にでもできて、仕上がりも均一と
なる。
【0025】また、本実施形態では、位置決め用凹部1
2cと位置決め用凸部11cを各辺の中央部に形成して
いるので、成形縮みにより仕上がり寸法にかなりの誤差
が生じても、その誤差が中央部で2分されて、各辺には
半分の誤差としてしか現れず、しかも両側均等になるの
で、ズレが目立たなくなり外周面が美しく仕上がる。こ
のことは、最近の室内機が横方向に長く、その分、成形
縮みにより横方向の仕上がり寸法の誤差が無視できなく
なってきているので、特に有効である。
【0026】さらに、製品の仕上がり寸法が大きく違う
ときは前述したように金型自体を修正するが、その時、
上記位置決め用凹部12cや位置決め用凸部11cを目
印にできるので、例えばグリル部12の右上の隅を数セ
ンチ大きくする等、どの部分をどれだけ修正すればよい
かが容易に分かるようになる。
【0027】なお、上記実施形態では、各辺に位置決め
用凹部12cと位置決め用凸部11cを形成したものに
ついて示したが、上述したように、特に横長の場合は横
方向のズレが問題となるので、それを解消するため長手
側2辺(上下2辺)のみに形成するようにしてもよい。
【0028】また、上記実施形態では、各辺の中央部に
位置決め用凹部12cと位置決め用凸部11cを形成し
たものについて示したが、成形縮みによる仕上がり寸法
の誤差が僅かである場合には、中央部でなくても一定の
効果が期待できる。
【0029】また、上記実施形態においては、グリル部
12側に位置決め用凹部12cを形成し、フレーム部1
1側に位置決め用凸部11cを形成したが、逆に、グリ
ル部12側に位置決め用凸部を形成し、フレーム部11
側に位置決め用凹部を形成しても同様の効果が得られ
る。
【0030】
【発明の効果】以上のように本願発明によれば、外装ケ
ースが、熱交換器やファンが取り付けられるフレーム部
と、空気吸込口や空気吹出口が形成されるグリル部とに
分割形成され、前記グリル部の開口周縁に形成された接
合部をフレーム部の開口周縁に形成された接合部に嵌合
して、組み立てられる空気調和機において、グリルの接
合部はその開口周縁の全周に渡って且つこの開口周縁よ
りも段落して吐出しており、フレーム部の開口周縁の内
側に沿ってこのグリルの接合部が嵌合されると共に、こ
のグリルの接合部の4辺には夫々位置決め用凹部を形成
し、フレーム部の4辺には夫々位置決め用凹部と対応す
る箇所に位置決め用凸部を形成し、これら位置決め用の
凹凸部の嵌合によって、フレーム部並びにグリル部の4
辺が夫々接合されるようにしたものである。従って、組
み立て後の接合部分の外周面各面ともにズレが生じるこ
となく、美しく仕上がり、この接合部分の仕上がり状態
を向上でき、また、嵌め込み後の位置調整が不要となる
ので組立作業自体も容易となる。さらに、成形後の仕上
がり寸法が大きく違うときに金型自体を修正する場合に
も、上記位置決め用凹部や位置決め用凸部を目印にでき
るので、金型のどの部分をどれだけ修正すればよいかが
容易に分かるようになる。
【0031】
【0032】
【0033】
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る空気調和機の実施形態として、
分離型空気調和機の室内機の組み立て前の外装ケースを
示す側面図。
【図2】上記実施形態の上面図。
【図3】上記実施形態のフレーム部の正面図。
【図4】上記実施形態の位置決め用凹部と位置決め用凸
部の嵌合状態を示す拡大断面図。
【符号の説明】
1 外装ケース 11 フレーム部 11a 取付部 11b 接合部 11c 位置決め用凸部 12 グリル部 12a 吸気吸込口 12b 接合部 12c 位置決め用凹部
フロントページの続き (72)発明者 川鍋 隆 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 落合 円 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−307666(JP,A) 実開 昭61−127315(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00 401

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外装ケースが、熱交換器やファンが取り付
    けられるフレーム部と、空気吸込口や空気吹出口が形成
    されるグリル部とに分割形成され、前記グリル部の開口
    周縁に形成された接合部をフレーム部の開口周縁に形成
    された接合部に嵌合して、組み立てられる空気調和機に
    おいて、前記グリルの接合部はその開口周縁の全周に渡
    って且つこの開口周縁よりも段落して吐出しており、前
    記フレーム部の開口周縁の内側に沿ってこのグリルの接
    合部が嵌合されると共に、このグリルの接合部の4辺に
    は夫々位置決め用凹部を形成し、前記フレーム部の4辺
    には夫々前記位置決め用凹部と対応する箇所に位置決め
    用凸部を形成し、これら位置決め用の凹凸部の嵌合によ
    って、前記フレーム部並びにグリル部の4辺が夫々接合
    されることを特徴とする空気調和機。
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JP4950001B2 (ja) * 2007-11-07 2012-06-13 シャープ株式会社 空気調和機
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