JPH0611176A - バイパスを有する空調ダクトの接続構造 - Google Patents
バイパスを有する空調ダクトの接続構造Info
- Publication number
- JPH0611176A JPH0611176A JP19478792A JP19478792A JPH0611176A JP H0611176 A JPH0611176 A JP H0611176A JP 19478792 A JP19478792 A JP 19478792A JP 19478792 A JP19478792 A JP 19478792A JP H0611176 A JPH0611176 A JP H0611176A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- duct
- flange
- bypass
- air
- mouth end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は空調ダクトの接続構造に関し、その
目的とするところは接続部の剛性をアップし、バイパス
ダクトを設けて乱流を防止し、パ−ティングラインに沿
っての潰し一体縦長リブによりダクトの割れを防止せん
とするにある。 【構成】 相手方のダクトのフランジとシ−ル材を介し
て接合するフランジを有する合成樹脂ブロ−成形からな
る角形空調ダクトにおいて、該ダクト本体を軸方向に沿
って2分割する境界線を境に、一方の半部には口端に至
るに従い次第にダクトの膨出度を増加した径大部を形成
し、該径大部口端より内側に張り出すフランジを備え、
他方の半部には口端より外側に張り出すフランジを備
え、上記膨出部にバイパスダクトを突設したバイパスを
有する空調ダクトの接続構造。
目的とするところは接続部の剛性をアップし、バイパス
ダクトを設けて乱流を防止し、パ−ティングラインに沿
っての潰し一体縦長リブによりダクトの割れを防止せん
とするにある。 【構成】 相手方のダクトのフランジとシ−ル材を介し
て接合するフランジを有する合成樹脂ブロ−成形からな
る角形空調ダクトにおいて、該ダクト本体を軸方向に沿
って2分割する境界線を境に、一方の半部には口端に至
るに従い次第にダクトの膨出度を増加した径大部を形成
し、該径大部口端より内側に張り出すフランジを備え、
他方の半部には口端より外側に張り出すフランジを備
え、上記膨出部にバイパスダクトを突設したバイパスを
有する空調ダクトの接続構造。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、相手方のダクトのフラ
ンジとシ−ル材を介して接合するブロ−成形による合成
樹脂製空調用ダクトの接続構造に関する。
ンジとシ−ル材を介して接合するブロ−成形による合成
樹脂製空調用ダクトの接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6、図7は従来技術を示す。ブロ−成
形によるダクトのフランジ部13はブロ−比の関係で外
周に至るに従い図6の如く薄くなる。又、図7に示す如
くパ−ティングライン部において喰切るため凹凸が生じ
る。
形によるダクトのフランジ部13はブロ−比の関係で外
周に至るに従い図6の如く薄くなる。又、図7に示す如
くパ−ティングライン部において喰切るため凹凸が生じ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術にあって
は、相手方ダクトのフランジとシ−ル材を介して接合し
た際、図6点線の如く、フランジ13が13′の如く後
側に反りうまく接合できず、又、図7の凹部14に沿っ
て割れるという問題点があった。本発明は上記問題点を
解決することを目的とする。
は、相手方ダクトのフランジとシ−ル材を介して接合し
た際、図6点線の如く、フランジ13が13′の如く後
側に反りうまく接合できず、又、図7の凹部14に沿っ
て割れるという問題点があった。本発明は上記問題点を
解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、相手方のダクトのフランジとシ−ル材を介し
て接合するフランジを有する合成樹脂ブロ−成形からな
る角形空調ダクトにおいて、該ダクト本体を軸方向に沿
って2分割する境界線を境に、一方の半部には口端に至
るに従い次第にダクトの膨出度を増加した径大部を形成
し、該径大部口端より内側に張り出すフランジを備え、
他方の半部には口端より外側に張り出すフランジを備
え、上記膨出部にバイパスダクトを突設したことを特徴
とする。
するため、相手方のダクトのフランジとシ−ル材を介し
て接合するフランジを有する合成樹脂ブロ−成形からな
る角形空調ダクトにおいて、該ダクト本体を軸方向に沿
って2分割する境界線を境に、一方の半部には口端に至
るに従い次第にダクトの膨出度を増加した径大部を形成
し、該径大部口端より内側に張り出すフランジを備え、
他方の半部には口端より外側に張り出すフランジを備
え、上記膨出部にバイパスダクトを突設したことを特徴
とする。
【0005】
【実施例】次に図1乃至図5に示した本発明の一実施例
について詳細に説明する。1はダクトで図5に示す如
く、パ−ティングラインに沿って外側に割れ防止用縦長
リブ2を金型11により潰し成形する。該パ−ティング
ライン部を境に一方の半裁部口端近傍には口端に至るに
従って次第に膨出度を増加した大径部3を形成し、該大
径部3口端より内側半周に張り出す内向フランジ4を形
成し、他方の半裁部口端には外側半周に張り出す外向フ
ランジ5を形成し、該外向フランジ5とパ−ティングラ
インに沿った割れ防止用縦長リブ2の先端部を高くして
外向フランジ5の反りを防止する補強リブ6を一体に接
続してある。
について詳細に説明する。1はダクトで図5に示す如
く、パ−ティングラインに沿って外側に割れ防止用縦長
リブ2を金型11により潰し成形する。該パ−ティング
ライン部を境に一方の半裁部口端近傍には口端に至るに
従って次第に膨出度を増加した大径部3を形成し、該大
径部3口端より内側半周に張り出す内向フランジ4を形
成し、他方の半裁部口端には外側半周に張り出す外向フ
ランジ5を形成し、該外向フランジ5とパ−ティングラ
インに沿った割れ防止用縦長リブ2の先端部を高くして
外向フランジ5の反りを防止する補強リブ6を一体に接
続してある。
【0006】ブロ−成形時は通風口を設けるために大径
部3口端に捨て袋8を、他の口端には捨て袋7を設けて
いる。9は大径部3に形成したフランジ内側に発生する
乱流を低減するバイパスダクトで、バイパスダクト側の
方に多くのパリソン肉を必要とするので、成形前にダク
トセンタ−10からパリソンセンタ−10′へパリソン
を移動して形成する。
部3口端に捨て袋8を、他の口端には捨て袋7を設けて
いる。9は大径部3に形成したフランジ内側に発生する
乱流を低減するバイパスダクトで、バイパスダクト側の
方に多くのパリソン肉を必要とするので、成形前にダク
トセンタ−10からパリソンセンタ−10′へパリソン
を移動して形成する。
【0007】接合時は図3に示す如く、シ−ル材12を
介して相手側ダクト1′のフランジを圧接する。この
時、フランジ4,5は補強リブ6により反りが防止さ
れ、相手側のフランジと確実に接合される。
介して相手側ダクト1′のフランジを圧接する。この
時、フランジ4,5は補強リブ6により反りが防止さ
れ、相手側のフランジと確実に接合される。
【0008】
【発明の効果】本発明によると、相手方のダクトのフラ
ンジとシ−ル材を介して接合するフランジを有する合成
樹脂ブロ−成形からなる角形空調ダクトにおいて、該ダ
クト本体を軸方向に沿って2分割する境界線を境に、一
方の半部には口端に至るに従い次第にダクトの膨出度を
増加した径大部を形成し、該径大部口端より内側に張り
出すフランジを備え、他方の半部には口端より外側に張
り出すフランジを備え、上記膨出部にバイパスダクトを
突設してあるので下記の効果を有する。
ンジとシ−ル材を介して接合するフランジを有する合成
樹脂ブロ−成形からなる角形空調ダクトにおいて、該ダ
クト本体を軸方向に沿って2分割する境界線を境に、一
方の半部には口端に至るに従い次第にダクトの膨出度を
増加した径大部を形成し、該径大部口端より内側に張り
出すフランジを備え、他方の半部には口端より外側に張
り出すフランジを備え、上記膨出部にバイパスダクトを
突設してあるので下記の効果を有する。
【0009】1.接続口フランジをダクト本体を2分割
する境界線を境に外側フランジと内側張り出しフランジ
にすることによる剛性アップとなる。 2.更に、外側フランジ側は潰し一体補強リブによるフ
ランジ面の剛性アップとなる。 3.通常のダクトにバイパスダクトを直角に突設すると
気流の方向変換が急激に起るので乱流が生ずるが、本考
案のようにテ−パ−を有する径大部よりバイパスダクト
を突設すると、径大部に滞留すべきエアがそのまゝスム
−スにバイパスダクトより流出するから乱流を防止でき
る。 4.パ−ティングラインよりなる潰し一体縦長リブの為
にダクトの割れ防止となる。
する境界線を境に外側フランジと内側張り出しフランジ
にすることによる剛性アップとなる。 2.更に、外側フランジ側は潰し一体補強リブによるフ
ランジ面の剛性アップとなる。 3.通常のダクトにバイパスダクトを直角に突設すると
気流の方向変換が急激に起るので乱流が生ずるが、本考
案のようにテ−パ−を有する径大部よりバイパスダクト
を突設すると、径大部に滞留すべきエアがそのまゝスム
−スにバイパスダクトより流出するから乱流を防止でき
る。 4.パ−ティングラインよりなる潰し一体縦長リブの為
にダクトの割れ防止となる。
【図1】本発明の一実施例正断面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】接続時の外観斜視図である。
【図4】成形時の捨て袋付きの状態を示す外観斜視図で
ある。
ある。
【図5】パ−ティングライン部の金型成形時の断面図で
ある。
ある。
【図6】従来のダクトのフランジ部正断面図である。
【図7】従来のパ−ティングライン部の断面図である。
【符号の説明】 1 ダクト 2 割れ防止用縦長リブ 3 大径部 4 内向フランジ 5 外向フランジ 6 補強リブ 9 バイパスダクト
Claims (2)
- 【請求項1】 相手方のダクトのフランジとシ−ル材を
介して接合するフランジを有する合成樹脂ブロ−成形か
らなる角形空調ダクトにおいて、該ダクト本体を軸方向
に沿って2分割する境界線を境に、一方の半部には口端
に至るに従い次第にダクトの膨出度を増加した径大部を
形成し、該径大部口端より内側に張り出すフランジを備
え、他方の半部には口端より外側に張り出すフランジを
備え、上記膨出部にバイパスダクトを突設したバイパス
を有する空調ダクトの接続構造。 - 【請求項2】 境界線より等距離にあるパ−ティングラ
イン部に沿って補強リブを突設した請求項1記載のバイ
パスを有する空調ダクトの接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19478792A JPH0611176A (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | バイパスを有する空調ダクトの接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19478792A JPH0611176A (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | バイパスを有する空調ダクトの接続構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0611176A true JPH0611176A (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=16330258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19478792A Pending JPH0611176A (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | バイパスを有する空調ダクトの接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0611176A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006049129A (ja) * | 2004-08-05 | 2006-02-16 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池スタック |
ES2277580A1 (es) * | 2007-02-27 | 2007-07-01 | Airzone, S.L. | Compuerta individualizada de derivacion para la regulacion de presion en conductos. |
JP2018179357A (ja) * | 2017-04-07 | 2018-11-15 | キョーラク株式会社 | 成形品及びその製造方法 |
-
1992
- 1992-06-29 JP JP19478792A patent/JPH0611176A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006049129A (ja) * | 2004-08-05 | 2006-02-16 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池スタック |
ES2277580A1 (es) * | 2007-02-27 | 2007-07-01 | Airzone, S.L. | Compuerta individualizada de derivacion para la regulacion de presion en conductos. |
JP2018179357A (ja) * | 2017-04-07 | 2018-11-15 | キョーラク株式会社 | 成形品及びその製造方法 |
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