JPH10274364A - エンジンの吸気系のゴムダクト - Google Patents
エンジンの吸気系のゴムダクトInfo
- Publication number
- JPH10274364A JPH10274364A JP9653797A JP9653797A JPH10274364A JP H10274364 A JPH10274364 A JP H10274364A JP 9653797 A JP9653797 A JP 9653797A JP 9653797 A JP9653797 A JP 9653797A JP H10274364 A JPH10274364 A JP H10274364A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- duct
- connection end
- air
- end part
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05C—INDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
- F05C2225/00—Synthetic polymers, e.g. plastics; Rubber
- F05C2225/08—Thermoplastics
Landscapes
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エンジンにつながるエアクリーナのクリーン
サイドにおいて、ゴムダクトに外面長手方向に成形時の
引けみぞができた樹脂ダクトを接続したにしても接続端
部における気密性を確保する。 【解決手段】 中央部に蛇腹部11dを備えて湾曲と伸
縮の自在なダクト11の両側に、本体部11aより肉薄
な接続端部11bを設け、その肉薄な接続端部11bと
肉厚な本体部11aとの境界部に断面が軸方向に山形を
なした環状弁体11cを形成し、一側の接続端部11b
にはエアクリーナの処理ずみ空気の出口パイプA2 を嵌
挿する一方、他側の接続端部には外面長手方向に引けみ
ぞ12aができたエンジン側に向う樹脂ダクト12を嵌
め込み、環状弁体11cを上記パイプ及び樹脂ダクト1
2の端面に圧接させ、接続端部を気密に保ちエアクリー
ナで浄化されない外気が入らないようにする。
サイドにおいて、ゴムダクトに外面長手方向に成形時の
引けみぞができた樹脂ダクトを接続したにしても接続端
部における気密性を確保する。 【解決手段】 中央部に蛇腹部11dを備えて湾曲と伸
縮の自在なダクト11の両側に、本体部11aより肉薄
な接続端部11bを設け、その肉薄な接続端部11bと
肉厚な本体部11aとの境界部に断面が軸方向に山形を
なした環状弁体11cを形成し、一側の接続端部11b
にはエアクリーナの処理ずみ空気の出口パイプA2 を嵌
挿する一方、他側の接続端部には外面長手方向に引けみ
ぞ12aができたエンジン側に向う樹脂ダクト12を嵌
め込み、環状弁体11cを上記パイプ及び樹脂ダクト1
2の端面に圧接させ、接続端部を気密に保ちエアクリー
ナで浄化されない外気が入らないようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はエンジンの吸気系
のゴムダクト主として接続部における気密性を向上させ
るようにしたゴムダクトに関する。
のゴムダクト主として接続部における気密性を向上させ
るようにしたゴムダクトに関する。
【0002】
【従来の技術】最近の自動車では、エンジンやその附属
品を制限されたエンジンルーム内に適切に配設するため
に、その吸気系統としては、図2のようにエアクリーナ
Aの外気取入れ側(以下ダスティサイドという)の入口
パイプA1 に、アクリロニトリルブタジェンゴム,クロ
ロプレンゴム,ウレタンゴム等の合成ゴムからなり、途
中に蛇腹部1aを備えて湾曲と伸縮自在なゴムダクト1
を接続し、更にその先端にポリプロピレン,ポリエチレ
ン,ナイロン等の合成樹脂製で適宜に湾曲した樹脂ダク
ト2を連結し、その先端開口部を外気が入り易いように
受け部材により支持する一方、処理空気取出し側(以下
クリーンサイドと云う)の出口パイプA2にも上記のよ
うなゴムダクト1を接続し、かつその先端に同じく湾曲
した樹脂ダクト2を接続し、その先端はエンジン(図示
せず)の吸気マニホールドMに連結するようにしてい
る。
品を制限されたエンジンルーム内に適切に配設するため
に、その吸気系統としては、図2のようにエアクリーナ
Aの外気取入れ側(以下ダスティサイドという)の入口
パイプA1 に、アクリロニトリルブタジェンゴム,クロ
ロプレンゴム,ウレタンゴム等の合成ゴムからなり、途
中に蛇腹部1aを備えて湾曲と伸縮自在なゴムダクト1
を接続し、更にその先端にポリプロピレン,ポリエチレ
ン,ナイロン等の合成樹脂製で適宜に湾曲した樹脂ダク
ト2を連結し、その先端開口部を外気が入り易いように
受け部材により支持する一方、処理空気取出し側(以下
クリーンサイドと云う)の出口パイプA2にも上記のよ
うなゴムダクト1を接続し、かつその先端に同じく湾曲
した樹脂ダクト2を接続し、その先端はエンジン(図示
せず)の吸気マニホールドMに連結するようにしてい
る。
【0003】そして、上記のような湾曲した樹脂ダクト
2の成型手段としては主に次のような二つのやり方が行
われている。その一つは図3の(a),(b),(c)
のように湾曲した半円みぞeを刻設した主金型D1 の上
にノズルnから扁平筒状の樹脂パリソンpを供給し、そ
の上から同じ半円みぞeを備えた相金型D2 を重ねて合
わせてパリソンpを押圧し、次いで一端の吹込み口fか
らみぞ部分のパリソン膜中に圧縮空気を吹込んで、パリ
ソン膜をみぞ内面に圧着させて中間ダクトを成形し、そ
の後においてダクト両側にできたひれ状のパリgをカッ
トして成品ダクト2とする。
2の成型手段としては主に次のような二つのやり方が行
われている。その一つは図3の(a),(b),(c)
のように湾曲した半円みぞeを刻設した主金型D1 の上
にノズルnから扁平筒状の樹脂パリソンpを供給し、そ
の上から同じ半円みぞeを備えた相金型D2 を重ねて合
わせてパリソンpを押圧し、次いで一端の吹込み口fか
らみぞ部分のパリソン膜中に圧縮空気を吹込んで、パリ
ソン膜をみぞ内面に圧着させて中間ダクトを成形し、そ
の後においてダクト両側にできたひれ状のパリgをカッ
トして成品ダクト2とする。
【0004】他の1つは図4の(a),(b),(c)
のように、湾曲した半円みぞeを備えた主金型D1 を箱
状の台枠Hの内側に上下左右又は前後(成品が三次元に
曲がっている場合)に移動可能に配設する一方、ノズル
nを台枠Hに対し一定位置に配置し、先ず同図(b)の
ように主金型D1 を台枠Hの右上に位置させると共にノ
ズルnが半円みぞeの下端に置き、そこから主金型D1
を左下方に移動させながら同図(a),(c)のよに半
円みぞe中に樹脂パリソンpを細いチューブ状に収容
し、次いで主金型D1 に同じ半円みぞを有する相金型D
2 を重ね合せ、上端にある吹込み口fからパリソンpに
圧縮空気を吹込んで成品ダクト2を成形する。
のように、湾曲した半円みぞeを備えた主金型D1 を箱
状の台枠Hの内側に上下左右又は前後(成品が三次元に
曲がっている場合)に移動可能に配設する一方、ノズル
nを台枠Hに対し一定位置に配置し、先ず同図(b)の
ように主金型D1 を台枠Hの右上に位置させると共にノ
ズルnが半円みぞeの下端に置き、そこから主金型D1
を左下方に移動させながら同図(a),(c)のよに半
円みぞe中に樹脂パリソンpを細いチューブ状に収容
し、次いで主金型D1 に同じ半円みぞを有する相金型D
2 を重ね合せ、上端にある吹込み口fからパリソンpに
圧縮空気を吹込んで成品ダクト2を成形する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように樹脂ダク
ト2は第1の手段いわゆるパリ付ブロー成形と、第2の
手段いわゆるパリなしブロー成形の二通りのやり方で作
られるが、第1のバリ付ブロー成形の場合、製作が容易
でコストが安い反面、パリソン樹脂の冷却硬化時に図3
(C)のようにパリgの付け根部分に引けみぞ2aがダ
クトの長手方向に沿ってできることになり、そのため図
5のようにゴムダクト1と接続し、その接続部の周りを
クランプ部材3によって緊締したにしても、ダクト内部
は引けみぞ2aを介して大気に通じ合うことになって、
ダクト接続部における気密性が良好とは云えないところ
から、一般にはパリ付成形の樹脂ダクト2をエアクリー
ナAのダスティサイドに用い、クリーンサイドにはパリ
なし成形のダクトを用いるようにしているが、最近では
コスト低減の関係からクリーンサイドにもパリ付ブロー
成形のダクトを用いる傾向にある。
ト2は第1の手段いわゆるパリ付ブロー成形と、第2の
手段いわゆるパリなしブロー成形の二通りのやり方で作
られるが、第1のバリ付ブロー成形の場合、製作が容易
でコストが安い反面、パリソン樹脂の冷却硬化時に図3
(C)のようにパリgの付け根部分に引けみぞ2aがダ
クトの長手方向に沿ってできることになり、そのため図
5のようにゴムダクト1と接続し、その接続部の周りを
クランプ部材3によって緊締したにしても、ダクト内部
は引けみぞ2aを介して大気に通じ合うことになって、
ダクト接続部における気密性が良好とは云えないところ
から、一般にはパリ付成形の樹脂ダクト2をエアクリー
ナAのダスティサイドに用い、クリーンサイドにはパリ
なし成形のダクトを用いるようにしているが、最近では
コスト低減の関係からクリーンサイドにもパリ付ブロー
成形のダクトを用いる傾向にある。
【0006】しかし、その樹脂ダクト2をゴムダクト1
に接続した場合、これまでのゴムダクト1は接続端部に
樹脂ダクト2の引けみぞ2aを遮断する手段を持たない
ために、エンジンの作動時にその吸気負圧によってエア
クリーナAで処理されない外気が引けみぞ2aを通じ吸
気マニホールドM側に流入することになり、エンジント
ラブルを招く恐れがある。
に接続した場合、これまでのゴムダクト1は接続端部に
樹脂ダクト2の引けみぞ2aを遮断する手段を持たない
ために、エンジンの作動時にその吸気負圧によってエア
クリーナAで処理されない外気が引けみぞ2aを通じ吸
気マニホールドM側に流入することになり、エンジント
ラブルを招く恐れがある。
【0007】そこで、この発明は、パリ付ブロー成形の
樹脂ダクトをエアクリーナのクリーンサイドに用いたに
しても、ゴムダクトと樹脂ダクトの接続部における気密
性を確実に維持し、エンジントラブルを招かないように
することを課題とする。
樹脂ダクトをエアクリーナのクリーンサイドに用いたに
しても、ゴムダクトと樹脂ダクトの接続部における気密
性を確実に維持し、エンジントラブルを招かないように
することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題のもとにこの発
明は、一側又は両側に所定長さの肉薄な接続端部を設
け、該接続端部と肉厚な本体部との境界部に軸方向外側
に先細りな断面山形状の環状弁体を形成し、この環状弁
体を上記樹脂ダクトの嵌合端面に圧接させるようにした
ことを特徴とするものである。
明は、一側又は両側に所定長さの肉薄な接続端部を設
け、該接続端部と肉厚な本体部との境界部に軸方向外側
に先細りな断面山形状の環状弁体を形成し、この環状弁
体を上記樹脂ダクトの嵌合端面に圧接させるようにした
ことを特徴とするものである。
【0009】
【実施の形態】図1はこの発明に係る吸気系のゴムダク
ト11を示すものであり、ダクト11は前記のようにア
クリロニトリルブタジェンゴム,クロロブレンゴム,ウ
レタンゴム等の合成ゴム材からなり、中央部には蛇腹部
11dが設けられて湾曲と伸縮が自在なものであり、両
側の接続端部11bは所定の長さ本体部11aより肉薄
に形成されていて、樹脂ダクト12又はエアクリーナの
出口パイプA2 (或は入口パイプA1 )の挿入がやり易
く、かつそれらを嵌挿したとき内側に極端な段差を作ら
ずほぼ一様な空気通路を形成するようになされており、
そして肉薄な接続端部11bと肉厚な本体部11aとの
両側境界部には、軸線方向外側に先細りの断面山形状を
なして内方に屈曲自在な環状弁体11cがそれぞれ形成
されている。
ト11を示すものであり、ダクト11は前記のようにア
クリロニトリルブタジェンゴム,クロロブレンゴム,ウ
レタンゴム等の合成ゴム材からなり、中央部には蛇腹部
11dが設けられて湾曲と伸縮が自在なものであり、両
側の接続端部11bは所定の長さ本体部11aより肉薄
に形成されていて、樹脂ダクト12又はエアクリーナの
出口パイプA2 (或は入口パイプA1 )の挿入がやり易
く、かつそれらを嵌挿したとき内側に極端な段差を作ら
ずほぼ一様な空気通路を形成するようになされており、
そして肉薄な接続端部11bと肉厚な本体部11aとの
両側境界部には、軸線方向外側に先細りの断面山形状を
なして内方に屈曲自在な環状弁体11cがそれぞれ形成
されている。
【0010】そこで、使用時には上記ゴムダクト11の
一側(図で右側)の接続端部11bにエアクリーナの出
口パイプA2 を所定の状態に嵌め合せ、外側からクラン
プ部材13によって緊締する一方、他側(左側)の接続
端部11bには外面長手方向に引けみぞ12aのできた
パリ付ブロー成形の樹脂ダクト12を所定の長さに嵌め
込んで、外側からクランプ部材13で緊締し、かつ樹脂
ダクト12の先端をエンジンの吸気マニホールドに連結
することになるが、その祭、両側の接続端部11b内に
おいて環状弁体11cがそれぞれ出口パイプA2 又は樹
脂ダクト12によって押圧され、点線状態から実線状態
に屈曲変形してパイプA2 及びダクト12の端面に圧接
することになり、接続端部内における気密性を確実にす
る。
一側(図で右側)の接続端部11bにエアクリーナの出
口パイプA2 を所定の状態に嵌め合せ、外側からクラン
プ部材13によって緊締する一方、他側(左側)の接続
端部11bには外面長手方向に引けみぞ12aのできた
パリ付ブロー成形の樹脂ダクト12を所定の長さに嵌め
込んで、外側からクランプ部材13で緊締し、かつ樹脂
ダクト12の先端をエンジンの吸気マニホールドに連結
することになるが、その祭、両側の接続端部11b内に
おいて環状弁体11cがそれぞれ出口パイプA2 又は樹
脂ダクト12によって押圧され、点線状態から実線状態
に屈曲変形してパイプA2 及びダクト12の端面に圧接
することになり、接続端部内における気密性を確実にす
る。
【0011】そのため、樹脂ダクト12が外面長手方向
に引けみぞ12aを備えていても、環状弁体12によっ
てその引けみぞ12aとダクト内部の連通が遮断される
ので、これまでのようにエアクリーナで処理されない外
気がエンジンの吸気負圧によってダクト内に流入するこ
とはない。
に引けみぞ12aを備えていても、環状弁体12によっ
てその引けみぞ12aとダクト内部の連通が遮断される
ので、これまでのようにエアクリーナで処理されない外
気がエンジンの吸気負圧によってダクト内に流入するこ
とはない。
【0012】なお、図示の例では、ゴムダクト11の一
側にエアクリーナの出口パイプA2を接続し、他側にパ
リ付ブロー成形の樹脂ダクト12を接続するようにした
ものを示したが、両側に樹脂ダクト12を接続し、その
一方の樹脂ダクトの他端をエアクリーナの出口パイプA
2 に接続し、他方の樹脂ダクトの先端を吸気マニホール
ドに連結することもある。また、図示の例では、ダクト
11の本体部11aを全体にわたって肉厚に形成したも
のを示したが、肉厚部分を接続部分11bに続く所定寸
法だけとし、ジャバラ部11dを含む他の部分を肉薄と
してもよい。
側にエアクリーナの出口パイプA2を接続し、他側にパ
リ付ブロー成形の樹脂ダクト12を接続するようにした
ものを示したが、両側に樹脂ダクト12を接続し、その
一方の樹脂ダクトの他端をエアクリーナの出口パイプA
2 に接続し、他方の樹脂ダクトの先端を吸気マニホール
ドに連結することもある。また、図示の例では、ダクト
11の本体部11aを全体にわたって肉厚に形成したも
のを示したが、肉厚部分を接続部分11bに続く所定寸
法だけとし、ジャバラ部11dを含む他の部分を肉薄と
してもよい。
【0013】そして、図示のようにゴムダクト11の一
側をエアクリーナの出口パイプA2に直接接続するもの
では、出口パイプA2 や入口パイプA1 は射出成形によ
りクリーナ本体と一体に作られるので、その外面にはパ
リ付ブロー成形のダクトのような引けみぞはできず、ク
ランプ部材13の緊締により一応の気密性が保たれるの
で、出口パイプA2 に嵌め合せられる接続端部11b内
には環状弁体11cを設けなくても差支えない。又上記
ゴムダクト11はエアクリーナの外気取入れ側に用いて
もよい。
側をエアクリーナの出口パイプA2に直接接続するもの
では、出口パイプA2 や入口パイプA1 は射出成形によ
りクリーナ本体と一体に作られるので、その外面にはパ
リ付ブロー成形のダクトのような引けみぞはできず、ク
ランプ部材13の緊締により一応の気密性が保たれるの
で、出口パイプA2 に嵌め合せられる接続端部11b内
には環状弁体11cを設けなくても差支えない。又上記
ゴムダクト11はエアクリーナの外気取入れ側に用いて
もよい。
【0014】
【発明の効果】この発明はエンジンの吸気系のゴムダク
トとして上述のように構成されているので、外面の長手
方向に引けみぞを有するパリ付ブロー成形の樹脂ダクト
をエアクリーナのクリーンサイドに用いたにしても、ゴ
ムダクトの接続端部内に形成した環状弁体により引けみ
ぞとダクト内部の連通を確実に遮断することができ、接
続端部における気密性が保たれ、エアクリーナで処理さ
れない外気が吸気マニホールド側に流入することなく、
エンジントラブルを招く恐れはない。
トとして上述のように構成されているので、外面の長手
方向に引けみぞを有するパリ付ブロー成形の樹脂ダクト
をエアクリーナのクリーンサイドに用いたにしても、ゴ
ムダクトの接続端部内に形成した環状弁体により引けみ
ぞとダクト内部の連通を確実に遮断することができ、接
続端部における気密性が保たれ、エアクリーナで処理さ
れない外気が吸気マニホールド側に流入することなく、
エンジントラブルを招く恐れはない。
【図1】この発明に係る吸気系ゴムダクトの断面図。
【図2】エンジン吸気系統の斜視図。
【図3】(a)は樹脂ダクトのバリ付ブロー成形の第1
工程の斜視図。(b)は同第2工程の断面図。(c)は
バリ付樹脂ダクトの断面。図
工程の斜視図。(b)は同第2工程の断面図。(c)は
バリ付樹脂ダクトの断面。図
【図4】(a)は樹脂ダクトのバリなしブロー成形する
金型を開いた状態の斜視図。(b)はバリなしブロー成
形の第1工程の正面図。(c)は同第2工程の正面図。
金型を開いた状態の斜視図。(b)はバリなしブロー成
形の第1工程の正面図。(c)は同第2工程の正面図。
【図5】従来のゴムダクトにパリ付ブロー成形した樹脂
ダクトを接続した断面図。
ダクトを接続した断面図。
11 ゴムダクト 11a 本体部 11b 接続端部 11c 環状弁体 12 樹脂ダクト 12a 引けみぞ 13 クランプ部材
Claims (1)
- 【請求項1】 一側又は両側に所定長さの肉薄な接続端
部を設け、該接続端部と肉厚な本体部との境界部に軸方
向外側に先細りな断面山形状の環状弁体を形成し、この
環状弁体を樹脂ダクトの嵌合端面に圧接させるようにし
たことを特徴とするエンジンの吸気系のゴムダクト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9653797A JPH10274364A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | エンジンの吸気系のゴムダクト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9653797A JPH10274364A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | エンジンの吸気系のゴムダクト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10274364A true JPH10274364A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=14167874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9653797A Pending JPH10274364A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | エンジンの吸気系のゴムダクト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10274364A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030049521A (ko) * | 2001-12-15 | 2003-06-25 | 기아자동차주식회사 | 가변길이 다공질관 |
EP1598587A1 (en) | 2004-05-19 | 2005-11-23 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisya | Duct connection member and duct connection structure using the same |
CN106257153A (zh) * | 2015-06-19 | 2016-12-28 | 镇江市中能机械设备有限公司 | 通风管道 |
CN110529308A (zh) * | 2018-05-24 | 2019-12-03 | 上汽通用五菱汽车股份有限公司 | 一种空滤出气管 |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP9653797A patent/JPH10274364A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030049521A (ko) * | 2001-12-15 | 2003-06-25 | 기아자동차주식회사 | 가변길이 다공질관 |
EP1598587A1 (en) | 2004-05-19 | 2005-11-23 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisya | Duct connection member and duct connection structure using the same |
JP2005331163A (ja) * | 2004-05-19 | 2005-12-02 | Toyota Boshoku Corp | ダクト接続部材及びこれを用いるダクト接続構造 |
JP4507696B2 (ja) * | 2004-05-19 | 2010-07-21 | トヨタ紡織株式会社 | ダクト接続構造 |
CN106257153A (zh) * | 2015-06-19 | 2016-12-28 | 镇江市中能机械设备有限公司 | 通风管道 |
CN110529308A (zh) * | 2018-05-24 | 2019-12-03 | 上汽通用五菱汽车股份有限公司 | 一种空滤出气管 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5529743A (en) | Methods for the manufacture of clean air ducts | |
CA2246469C (en) | Clean air ducts and methods for the manufacturing thereof | |
JPH10115263A (ja) | クリーン・エア・ダクトおよびその製造方法 | |
JP2009173038A (ja) | ダクト脱型用抜き取り治具 | |
JPH11336623A (ja) | 吸気系ダクト | |
JP2567758B2 (ja) | 樹脂ホース | |
JPH10274364A (ja) | エンジンの吸気系のゴムダクト | |
JP3766543B2 (ja) | ダクト及びダクトの製造方法 | |
JP2880411B2 (ja) | レゾネータ付きエアクリーナホース、その製造方法及びそれを製造する金型構造 | |
KR100774768B1 (ko) | 자동차용 흡기호스 제작금형 및 제작방법 | |
JPS6361170B2 (ja) | ||
KR101814468B1 (ko) | 보강용 구조물 및 보강용 구조물을 포함하는 호스 | |
JP3246814B2 (ja) | 蛇腹式管継手および蛇腹式管継手成形用金型 | |
JPH07251628A (ja) | 樹脂ダクト | |
JPH05185491A (ja) | 樹脂ホースの接続構造 | |
JPH07253238A (ja) | エアクリーナ等の空気処理用機器におけるダクトの取付装置 | |
JPH08158970A (ja) | レゾネータ付空気管 | |
JPH04193521A (ja) | 樹脂製ホースの製造方法 | |
JP3198870B2 (ja) | レゾネータ及び分岐管の接続構造 | |
JP4270354B2 (ja) | レゾネータ付きダクト | |
JPH0647767A (ja) | 樹脂ホースの製造方法 | |
JP2000310165A (ja) | エンジン吸気管構造 | |
KR200182963Y1 (ko) | 자동차용 일체형 공기흡입관 | |
JPH0628537U (ja) | 空調用ダクト | |
JPH0868365A (ja) | 自動車用ダクト |