JPS5815151Y2 - 異径継手用成形装置 - Google Patents
異径継手用成形装置Info
- Publication number
- JPS5815151Y2 JPS5815151Y2 JP1953877U JP1953877U JPS5815151Y2 JP S5815151 Y2 JPS5815151 Y2 JP S5815151Y2 JP 1953877 U JP1953877 U JP 1953877U JP 1953877 U JP1953877 U JP 1953877U JP S5815151 Y2 JPS5815151 Y2 JP S5815151Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diameter
- mandrel
- small
- short
- small diameter
- Prior art date
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は異径プラスチック管の接合に用いられる異径継
手の成形装置に関するものである。
手の成形装置に関するものである。
異径プラスチック管の接合に用いられる継手は、第1図
に示すように一端部に大径受口部aを、他端部に小径受
口部すをそれぞれ有する。
に示すように一端部に大径受口部aを、他端部に小径受
口部すをそれぞれ有する。
この継手の成形には、射出成形、或いはプラスチック短
管からの成形が用いられている。
管からの成形が用いられている。
プラスチック短管から成形する方法においては、大径受
口部、小径受口部ともに拡径により成形する方法、大径
受口部は拡径により小径受口部は縮径によりそれぞれ成
形する方法が知られている。
口部、小径受口部ともに拡径により成形する方法、大径
受口部は拡径により小径受口部は縮径によりそれぞれ成
形する方法が知られている。
前者の成形方法においては、プラスチック短管全体が拡
径され、このため径大受口部の拡径寸法が相当に大きく
される結果、径大受口部の薄肉化が顕著である。
径され、このため径大受口部の拡径寸法が相当に大きく
される結果、径大受口部の薄肉化が顕著である。
この径大受口部の薄肉化を防止する方法としては、長尺
プラスチック管の端部に受口を成形する方法に関するも
のではあるが、特公昭35−16243号が公知である
。
プラスチック管の端部に受口を成形する方法に関するも
のではあるが、特公昭35−16243号が公知である
。
しかしこの方法は、長尺プラスチック管の端部に受口を
成形する方法であり、そのま・では、上記異径継手の成
形には用いることができず、この成形方法を異径継手に
適用すると、成形装置、操作の頻雑化が避けられない。
成形する方法であり、そのま・では、上記異径継手の成
形には用いることができず、この成形方法を異径継手に
適用すると、成形装置、操作の頻雑化が避けられない。
上記した異径継手の後者の成形方法、すなわち大径受口
部を拡径によす成形し、小径受口部を縮径により成形す
る方法については、従来は、プラスチック短管の一端部
を拡径(または縮径)したのち、該短管の他端部を縮径
(または拡径)する。
部を拡径によす成形し、小径受口部を縮径により成形す
る方法については、従来は、プラスチック短管の一端部
を拡径(または縮径)したのち、該短管の他端部を縮径
(または拡径)する。
二行程によって実施されている。
しかしながら、この二行程成形方法においては、1回目
の成形で得られた形状が2回目の成形でくずれる懸念が
あり、異径継手の寸法精度の低下が往々にして避けられ
ない。
の成形で得られた形状が2回目の成形でくずれる懸念が
あり、異径継手の寸法精度の低下が往々にして避けられ
ない。
各回の成形ごとにプラスチック短管を加熱する必要があ
り、加熱がやっかいである。
り、加熱がやっかいである。
各回ごとにプラスチック短管を金型にセットする必要が
あり、工数が大である等の不利がある。
あり、工数が大である等の不利がある。
特に、寸法精度については、−回目の成形で成形された
部分に歪が残留されており、この残留歪が二回目の加熱
時に解放される結果、寸法精度の低下が一層に助長され
るといった懸念がある。
部分に歪が残留されており、この残留歪が二回目の加熱
時に解放される結果、寸法精度の低下が一層に助長され
るといった懸念がある。
本考案は、プラスチック短管の一端部を拡径により、他
端部を縮径によりそれぞれ成形して異径継手を製作する
場合、両端部を同時に成形することにより、上述の難点
の解消を可能とする異径継手用成形装置を提案するもの
である。
端部を縮径によりそれぞれ成形して異径継手を製作する
場合、両端部を同時に成形することにより、上述の難点
の解消を可能とする異径継手用成形装置を提案するもの
である。
すなわち、本考案に係る異径継手用成形装置は、被成形
プラスチック短管の内径よりも小径で、かつ同被成形短
管の長さよりも長い小径部と、同被成形短管の外径より
も大径の大径部とを有し、かつ小径部と大径部との間に
はテーパ面が設けられたマンドレルと、該マンドレルの
小径部側から同マンドレルの中間部上に、上記小径部、
テーパ面部、並びに大径部にまたがって挿通される外金
型とから戒り、該外金型には、先端側から、マンドレル
の大径部、テーパ面部l並びに小径部の成形面に対応せ
る大径内径面、テーパ内面、並びに小径内径面が順次に
設けられ、該小径内径面と外金型後端との間の孔は、上
記マンドレルの小径部外径にほぼ同径で、同小径部に摺
動可能な内径とされていることを特徴とする構成である
。
プラスチック短管の内径よりも小径で、かつ同被成形短
管の長さよりも長い小径部と、同被成形短管の外径より
も大径の大径部とを有し、かつ小径部と大径部との間に
はテーパ面が設けられたマンドレルと、該マンドレルの
小径部側から同マンドレルの中間部上に、上記小径部、
テーパ面部、並びに大径部にまたがって挿通される外金
型とから戒り、該外金型には、先端側から、マンドレル
の大径部、テーパ面部l並びに小径部の成形面に対応せ
る大径内径面、テーパ内面、並びに小径内径面が順次に
設けられ、該小径内径面と外金型後端との間の孔は、上
記マンドレルの小径部外径にほぼ同径で、同小径部に摺
動可能な内径とされていることを特徴とする構成である
。
以下、図面により本考案を説明する。
第2図は本考案に用いられるマンドレルAを示し、被成
形プラスチック短管Pも図示されている。
形プラスチック短管Pも図示されている。
第2図において、A1は小径部、A2はテーパ面部、A
3は大径部である。
3は大径部である。
小径部A1の外径はプラスチック短管Pの内径よりも大
とされ、大径部A3の外径はプラスチック短管Pの外径
よりも大とされている。
とされ、大径部A3の外径はプラスチック短管Pの外径
よりも大とされている。
また、小径部A1の長さは、プラスチック短管Pの長さ
よりもや・長くされている。
よりもや・長くされている。
第3図は本考案において用いられる外金型Bを示してい
る。
る。
第3図において、B3はマンドレルAの大径部A3に対
応せる大径内径面、B2はマンドレルAのテーパ面部A
2に対応せるテーパ内面、B1はマンドレルAの小径部
A1に対応せる小径内径面である。
応せる大径内径面、B2はマンドレルAのテーパ面部A
2に対応せるテーパ内面、B1はマンドレルAの小径部
A1に対応せる小径内径面である。
この外金型Bは、その大径内径面B3側から、上記マン
ドレルAの小径部A1上を経て、マンドレルAの中間上
に挿通される。
ドレルAの小径部A1上を経て、マンドレルAの中間上
に挿通される。
外金型Bの後端と上記小径内径面B1との間の孔B。
は、上記マンドレルAの小径部A1の外径にほぼ同径で
、同小径部Atに摺動可能な内径にされている。
、同小径部Atに摺動可能な内径にされている。
本考案装置により異径継手を製作するにあたつては、ま
ず、第2図に示すように、プラスチック短管Pが加熱状
態でマンドレルAの小径部A1に挿通される。
ず、第2図に示すように、プラスチック短管Pが加熱状
態でマンドレルAの小径部A1に挿通される。
この後は、直に第4図に示すように、外金型Bが降下さ
れ、該金型BがマンドレルAの中間上にセットされる。
れ、該金型BがマンドレルAの中間上にセットされる。
この外金型Bのセットにより、プラスチック短管Pの下
端部がマンドレルAの大径部A3と外金型Bの大径部内
面B3とにより拡径され、同短管Pの上端部が外金型B
の径小部内面B1とマンドレルAの小径部A0とにより
縮径され、同短管Pの中間部が外金型Bのテーパ内面B
2とマンドレルAのテーパ面A2とによりテーパ状に成
形される。
端部がマンドレルAの大径部A3と外金型Bの大径部内
面B3とにより拡径され、同短管Pの上端部が外金型B
の径小部内面B1とマンドレルAの小径部A0とにより
縮径され、同短管Pの中間部が外金型Bのテーパ内面B
2とマンドレルAのテーパ面A2とによりテーパ状に成
形される。
上記において、マンドレルAの小径部A1がプラスチッ
ク短管Pよりも長くされているから、プラスチック短管
Pの上端が外金型Bの内面で最初に押圧される時点にお
いても、プラスチック短管PはマンドレルAの小径部A
1上に完全に挿通された状態にある。
ク短管Pよりも長くされているから、プラスチック短管
Pの上端が外金型Bの内面で最初に押圧される時点にお
いても、プラスチック短管PはマンドレルAの小径部A
1上に完全に挿通された状態にある。
従って、プラスチック短管Pが初期の押圧時、その軸方
向圧縮力で座屈するといったことは、マンドレルAの小
径部A1のために確実に防止され得る。
向圧縮力で座屈するといったことは、マンドレルAの小
径部A1のために確実に防止され得る。
また、マンドレルAの大径部A3の外径がプラスチック
短管Pの外径よりも大径にされているから、プラスチッ
ク短管Pは上記初期の圧縮力に対し、第2図に示すよう
に、マンドレルAのテーパ面A2中間で支持される。
短管Pの外径よりも大径にされているから、プラスチッ
ク短管Pは上記初期の圧縮力に対し、第2図に示すよう
に、マンドレルAのテーパ面A2中間で支持される。
而るに、プラスチック短管下端の上記支持が、第2図の
点線で示すように、マンドレルAのテーパ面A2の下端
A2’で行なわれるときは、プラスチック短管Pの下端
4面が、上記初期の押圧時に、テーパ面下端A2’で欠
削されるが、本考案においては、か・る不都合はない。
点線で示すように、マンドレルAのテーパ面A2の下端
A2’で行なわれるときは、プラスチック短管Pの下端
4面が、上記初期の押圧時に、テーパ面下端A2’で欠
削されるが、本考案においては、か・る不都合はない。
プラスチック短管の下端4面が欠削されると、この欠削
個所は上記成形中、修正されることがなく、成形後に、
プラスチック短管下端の修正加工が余儀なくされ、めん
どうであるが、本考案装置によれば、か・る不具合は充
分に防止できる。
個所は上記成形中、修正されることがなく、成形後に、
プラスチック短管下端の修正加工が余儀なくされ、めん
どうであるが、本考案装置によれば、か・る不具合は充
分に防止できる。
上述した通り、本考案に係る異径継手用成形装置によれ
ば、プラスチック短管の一端部を拡径成形し、他端部を
縮径成形することを同時に行って、容易に、かつ良品質
の異径継手を製造できる。
ば、プラスチック短管の一端部を拡径成形し、他端部を
縮径成形することを同時に行って、容易に、かつ良品質
の異径継手を製造できる。
従って、本考案によれば、既述した従来例とは異なり、
縮径部または拡径部の加工後の型くづれがない、プラス
チック短管の加熱が一回で済む、プラスチック短管の金
型へのセットが一回で済むなど、寸法精度のよい異径継
手を、良好な作業性で製造できる。
縮径部または拡径部の加工後の型くづれがない、プラス
チック短管の加熱が一回で済む、プラスチック短管の金
型へのセットが一回で済むなど、寸法精度のよい異径継
手を、良好な作業性で製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は異径継手を示す説明図、第2図並びに第3図は
本考案装置において使用するマンドレル並びに外金型を
示す説明図、第4図は本考案装置により異径継手の成形
状態を示す説明図である。 図において、Pはプラスチック短管、Aはマンドレル、
A□、A2並びにA3はマンドレルAの小径部、テーパ
部並びに大径部、Bは外金型、Bl、B2並びにB3は
外金型Bの小径内径面、テーパ内面、並びに大径内径面
、Boは外金型Bの挿通孔である。
本考案装置において使用するマンドレル並びに外金型を
示す説明図、第4図は本考案装置により異径継手の成形
状態を示す説明図である。 図において、Pはプラスチック短管、Aはマンドレル、
A□、A2並びにA3はマンドレルAの小径部、テーパ
部並びに大径部、Bは外金型、Bl、B2並びにB3は
外金型Bの小径内径面、テーパ内面、並びに大径内径面
、Boは外金型Bの挿通孔である。
Claims (1)
- 被成形プラスチック短管の内径よりも小径で、かつ同波
成形短管の長さよりも長い小径部と、同波成形短管の外
径よりも大径の大径部とを有し、かつ小径部と大径部と
の間には、テーパ面を有するマンドレルと、該マンドレ
ルの小径部側から同マンドレルの中間部上に、上記小径
部、テーパ面部並びに大径部にまたがって挿通される外
金型とから成り、該外金”型には、先端側から、マンド
レルの大径部、テーパ面部、並びに小径部の成形面に対
応せる大径内径面、テーパ内面、並びに小径内径面が順
次に設けられ、該小径内径面と外金型後端との間の孔は
、上記マンドレルの小径部外径にほぼ同径で、同小径部
に摺動可能な内径とされていることを特徴とする異径継
手用成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1953877U JPS5815151Y2 (ja) | 1977-02-19 | 1977-02-19 | 異径継手用成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1953877U JPS5815151Y2 (ja) | 1977-02-19 | 1977-02-19 | 異径継手用成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52113873U JPS52113873U (ja) | 1977-08-30 |
JPS5815151Y2 true JPS5815151Y2 (ja) | 1983-03-26 |
Family
ID=28479593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1953877U Expired JPS5815151Y2 (ja) | 1977-02-19 | 1977-02-19 | 異径継手用成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5815151Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-02-19 JP JP1953877U patent/JPS5815151Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52113873U (ja) | 1977-08-30 |
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