JPH05271633A - 高固形物耐湿性ラテックス感圧接着剤 - Google Patents

高固形物耐湿性ラテックス感圧接着剤

Info

Publication number
JPH05271633A
JPH05271633A JP5015388A JP1538893A JPH05271633A JP H05271633 A JPH05271633 A JP H05271633A JP 5015388 A JP5015388 A JP 5015388A JP 1538893 A JP1538893 A JP 1538893A JP H05271633 A JPH05271633 A JP H05271633A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
latex
acrylate
iii
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5015388A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3522781B2 (ja
Inventor
Ying-Yuh Lu
ルー ユイン−ユー
Michael D Crandall
ドゥリュー クランダール マイケル
Robert D Koppes
デビッド コップス ロバート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minnesota Mining and Manufacturing Co filed Critical Minnesota Mining and Manufacturing Co
Publication of JPH05271633A publication Critical patent/JPH05271633A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3522781B2 publication Critical patent/JP3522781B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J7/00Adhesives in the form of films or foils
    • C09J7/30Adhesives in the form of films or foils characterised by the adhesive composition
    • C09J7/38Pressure-sensitive adhesives [PSA]
    • C09J7/381Pressure-sensitive adhesives [PSA] based on macromolecular compounds obtained by reactions involving only carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C09J7/385Acrylic polymers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D27/00Details of garments or of their making
    • A41D27/08Trimmings; Ornaments
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F220/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride ester, amide, imide or nitrile thereof
    • C08F220/02Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms; Derivatives thereof
    • C08F220/10Esters
    • C08F220/12Esters of monohydric alcohols or phenols
    • C08F220/16Esters of monohydric alcohols or phenols of phenols or of alcohols containing two or more carbon atoms
    • C08F220/18Esters of monohydric alcohols or phenols of phenols or of alcohols containing two or more carbon atoms with acrylic or methacrylic acids
    • C08F220/1808C8-(meth)acrylate, e.g. isooctyl (meth)acrylate or 2-ethylhexyl (meth)acrylate
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/14Layer or component removable to expose adhesive
    • Y10T428/1476Release layer
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/28Web or sheet containing structurally defined element or component and having an adhesive outermost layer
    • Y10T428/2852Adhesive compositions
    • Y10T428/2878Adhesive compositions including addition polymer from unsaturated monomer
    • Y10T428/2891Adhesive compositions including addition polymer from unsaturated monomer including addition polymer from alpha-beta unsaturated carboxylic acid [e.g., acrylic acid, methacrylic acid, etc.] Or derivative thereof

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水性の、高固形分耐湿ラテックス感圧接着剤
を提供する。 【構成】 (a)約40〜約70重量%の固相、該固相
は、(i)C4 〜C12−アルキルアクリレートエステル
モノマー又はその混合物約70〜約98.5重量%、
(ii)ビニルエステル、(メタ)アクリル酸のC1 〜C
4 −エステル、スチレン又はこれらの混合物約0〜約2
0重量%、(iii)前記要素(a)(i)及び要素(a)
(ii) のモノマーと共重合可能な極性モノマー約1〜約
10重量%、(iv) 前記要素(a)(i),(a)(i
i) 及び(a)(iii) のモノマーと反応することができ
ない、約400〜約50,000の数平均分子量を有す
る疎水性ポリマー約0.5〜約20重量%、(v)開始
剤約0.01〜約1重量%、(vi) イオン性共重合性界
面活性剤約1〜約10重量%、 (vii)連鎖移動剤約0〜
1重量%、及び (viii) 架橋剤約0〜5重量%を含んで
成るラテックス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低い塗布粘度並びに高
い剪断、高い追従性及び制御された接着ビルド−アップ
を有する水性高固形物耐湿性ラテックス感圧接着剤に関
する。
【0002】
【従来の技術】感圧接着剤用の粘弾性基材としてのアク
リルポリマーの利点は当業界でよく知られている。米国
再発行特許No. 24,906(Ulrich)はこれら
の製品の多くの例を引用している。最初、このような組
成物は溶液重合により作られた。しかしながら、この重
合方法は多量の有機溶剤を使用した。これは安全性及び
経済的理由の両方から望ましくない。さらに、ポリマー
の容器間の移送を可能にするためのこれらの溶剤の過剰
使用の必要性が、ポリマーの取扱性及び輸送性を厳しく
制限した。
【0003】コポリマー感圧接着剤のための懸濁重合及
び乳懸重合の種々の方法が当業界で開示されている。乳
濁重合は反応媒体として水を使用し、そして重合熱によ
る発熱を容易に放散させるミセル内で重合が起こる。水
が溶剤であるため、生ずるエマルジョンは安全に取扱わ
れる。
【0004】乳濁重合はこれらの明らかな利点を有する
が、塗布されたマトリクス材料から水を乾燥させるため
に必要なエネルギーはほとんどの溶剤に比べて約5倍大
い。さらに、薄いラテックスの水部分は乳剤ポリマーを
取扱う場合に大過剰の貯蔵容量及び出荷重量を構成す
る。従って、これらの問題の幾つかを緩和するために、
いわゆる「高固形物」(high−solid)ラテッ
クスを製造することにかなりの関心が寄せられている。
不都合なことに、高固体を達成する多くの場合におい
て、高粘度を達成することも意味し、ラテックスを塗布
することは困難でありそして高価である。
【0005】従って、出荷、取扱い及び貯蔵コストを下
げ、装置における生産性の増加を可能にし、適用された
ラテックスの乾燥時間を短縮し、より少いパスでの任意
の厚さのフィルムの適用を可能にし、そしてラテックス
被膜の乾燥のエネルギーを節約するために、低い粘度を
有する高固体ラテックス接着剤の製造に対する関心が高
まりつつある。
【0006】ラテックス接着剤の他の問題は、その製造
において必要な界面活性剤の存在による湿度に対する感
受性である。これらの接着剤は湿気への暴露の際に曇
り、そして接着性及び剪断強さを失う。従って、湿度非
感受性のラテックス接着剤が望ましい目的であり、そし
て耐修シールテープ、医薬用テープ、ラベルストックの
ごとき用途において使用される。
【0007】PPG Industries, Inc.のWO89−126
18(1989年12月28日)には、商品名Mazo
n SAM211のもとに入手可能なイオン性α−βエ
チレン性不飽和ポリ(アルキレンオキシ)界面活性剤の
製造が記載されている。これらの界面活性剤、アクリル
及びメタクリルエステルモノマー、並びにモノエチレン
性不飽和モノカルボン酸から作られたコポリマーが記載
されている。このポリマーは良好な耐水性を有すると言
われる。添加された疎水性オリゴマー種は記載されてい
ない。
【0008】Smith 及びNephewのEP194,881
(1986年3月13日)には、皮膚への適用のために
特に適合された乳剤ポリマー接着剤が記載されており、
この場合、重合性界面活性剤が反応混合物に含められ
る。得られるPSAは良好な耐湿性を有し、そして乾燥
条件及び湿潤条件下でヒトの皮膚に並びに汗の付いた皮
膚によく付着する外科用テープを生成すると言われる。
やはり、反応混合物中に疎水性オリゴマーは存在しな
い。
【0009】Kendall 社の米国特許No. 3,925,4
22及びNo. 3,983,166は共重合性界面活性剤
を教示している。アクリレートモノマーの乳濁重合にお
けるこれらの界面活性剤の使用が記載されている。これ
らの文献は、重合の前又は後におけるスチレン(又は他
の)オリゴマーの添加にも、アクリレート接着剤の製造
にも言及していない。
【0010】ソーケンカガク(株)の特開平3−229
3には、共重合性界面活性剤の存在下でのC4 〜C12
ルコールのアクリル酸エステルと(メタ)クリル酸又は
アクリル酸の少なくとも1つの添加されたモノマーとの
乳濁重合が記載されている。得られる接着剤は紙等に放
出するために低粘度及び良好な湿潤性を有すると記載さ
れている。オリゴマーの添加は記載されていない。Exxo
n の米国特許No. 5,013,784には、低分子量の
部分的に芳香族性の炭化水素樹脂の存在下でのアクリル
酸とエステルとの乳濁重合による、良好な性質を有する
感圧接着剤の形成が記載されている。共重合性界面活性
剤は使用され又は教示されていない。
【0011】カネボーNSC社の特開平2−80,48
2には、ロジンエステル粘着付与剤の存在下でのアクリ
ル酸メチル、アクリル酸2−エチルヘキシル及びアクリ
ル酸の乳濁共重合による接着剤の形成が記載されてい
る。共重合性界面活性剤は教示されていない。Petroleo
Brasileiro S.A.-Petrobrasの特開昭61−002,7
93では、スチレン及びアクリロニトリルの水性懸濁共
重合における分散剤としてのスチレンオリゴマーの使用
が検討されている。このコポリマーの最終用途は記載さ
れていない。
【0012】3M社の米国特許No. 4,645,711
及びNo. 4,629,663には、5%〜50%、好ま
しくは10%〜40%の濃度での、疎水性成分及び親水
性成分の両者を有する界面活性剤であるビニル不飽和単
独重合性乳化剤モノマーの存在下でのアクリレートモノ
マーの乳濁共重合が記載されている。この混合物は塗布
され、乾燥され、そして感圧接着剤として使用されてい
る。好ましい乳化剤モノマーはスチレンスルホネートの
一価塩、例えばスチレンスルホン酸ナトリウムである。
米国特許No. 4,645,711においては、増粘剤
(その1つはα−メチルスチレンオリゴマーである)が
重合後に水性分散体に添加される。
【0013】同様に、Silverらの発明に係る3M社の米
国特許No. 3,922,464には、アクリレートモノ
マーの乳濁重合における、疎水性成分及び親水性成分の
両者を有する界面活性剤であるビニル−不飽和単独重合
性乳化剤の使用が開示されている。さらに、Silverらは
改良された接着性のための二イオン性(ZwiHeri
onic)共重合性モノマーを用いている。乳化剤モノ
マーは0.5〜5重量部の濃度で使用され、他方二イオ
ンモノマーは0〜10重量部で使用される。増粘剤又は
他の添加されるオリゴマーは開示されておらず、又は特
許請求されていない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】低塗布濃度を有し、そ
して高い剪断強さ、高いコンプライアンス及び制御され
た接着ビルド−アップ(build−up)を有する水
性高固体非感湿性ラテックス感圧接着剤の必要性が存在
する。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のラテックスPS
Aは、常用のPSAにおいて使用される30〜40%の
増粘剤に対して非常に少量の低分子量疎水性ポリマー
(最も好ましくは約2〜約5%)の存在により既知ラテ
ックスPSAから区別され、これが、より小さい滴から
より大きい滴へのモノマーの拡散を阻害し、そして生ず
るPSAのコンプリアンスを改良し、さらに凝集強さを
改良しそして耐湿性を付与するイオン性共重合性界面活
性剤の存在下での重合により区別される。これら2つの
成分の組合わせは当業界において知られていない。本発
明のラテックスPSAはまた、良好な剪断特性を保持し
ながら低エネルギー表面への良好な接着性を示す。
【0016】本発明者らは、非感湿性であり、そしてさ
らに、高コンプリアンスのごとき接着特性と、制御され
た接着剤厚と共に高い剪断応力との卓越したバランスを
示す高固体ラテックス接着剤を見出した。ラテックス配
合物中の共重合性界面活性剤及び高分子量疎水性ポリマ
ーの存在が、その好ましい性質に寄与する接着剤の2つ
のユニークな観点である。
【0017】本発明は乳濁重合により製造されるラテッ
クス感圧接着剤に関し、ここで、イオン性共重合性界面
活性剤及び疎水性低分子量非−共重合性ポリマーが、ア
クリレートモノマー、典型的には低Tgアクリレートエ
ステル、例えばIOA、高Tgビニルエステルモノマ
ー、例えば酢酸ビニル、及び極性アクリルモノマー、例
えばアクリル酸と共に、反応混合物中に含まれる。
【0018】乳濁重合反応混合物中イオン性共重合性界
面活性剤及び添加された疎水性ポリマーのユニークな組
合せがすでに記載されており、そして1個のユニークな
好ましい性質、すなわち低いリフト及び残渣の不存在と
共に、制御された接着ビルド−アップを伴う高い初期接
着性;高い剪断応力と共に低エネルギー表面への良好な
接着性;低い粘度と共に高固体;及び良好な耐湿性、を
提供する。
【0019】本発明は、(a)約40〜約70重量%の
固相、該固相は、(i)C4 〜C12−アルキルアクリレ
ートエステルモノマー及びその混合物から成る群から選
択されたモノマー約70〜約98.5重量%、(ii)ビ
ニルエステル、(メタ)アクリル酸のC1 〜C4 −エス
テル、スチレン及びこれらの混合物から成る群から選択
されたモノマー約0〜約20重量%、(iii)前記要素
(a)(i)及び要素(a)(ii) のモノマーと共重合
可能な極性モノマー約1〜約10重量%、(iv) 前記要
素(a)(i),(a)(ii) 及び(a)(iii) のモノ
マーと反応することができない疎水性ポリマーであっ
て、約400〜約50,000の数平均分子量を有する
もの約0.5〜約20重量%、(v)開始剤約0.01
〜約1重量%、(vi) イオン性共重合性界面活性剤約1
〜約10重量%、(vii)連鎖移動剤約0〜1重量%、及
び(viii) 架橋剤約0〜5重量%、の反応生成物を含ん
で成り、ここで(v),(vi), (vii)及び (viii) のパ
ーセントはそれぞれ(i)と(ii) と (iii)と (iv) と
の合計重量に基くものであり、そして(i),(ii), (i
ii) 及び (iv) の重量パーセントはそれぞれ(i)と
(ii)と(iii)と (iv) との合計重量に基くものであ
る;並びに、 (b)水性相約30〜約60重量%、ここで(a)及び
(b)の重量%はそれぞれラテックスの全重量に基くも
のである;を含んで成るラテックス、を提供する。
【0020】
【具体的な説明】好ましくは、本発明のラテックスは、
水相を最小にしそしてそれによってラテックスの乾燥中
のエネルギーを節約するため、貯蔵及び輸送コストを最
小にするため、並びに装置生産性を最大にするため、ラ
テックスの全重量に対して約50〜約65重量%の固相
及び約35〜約50重量%の水相、最も好ましくは約5
5〜約62重量%固相及び約38〜約45重量%の水相
を含んで成る。
【0021】4 〜C12アルキルアクリレートエステル
モノマー 有用なC4 〜C12−アルキルアクリレートエステルモノ
マーの例には、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸アミ
ル、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸イソオクチル、ア
クリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸イソノニル、
アクリル酸デシル、アクリル酸ドデシル、及びこれらの
混合物から成る群から選択されたものが含まれるが、こ
れに限定されない。
【0022】高Tgモノマー 第二モノマー成分は、1)酢酸ビニル、プロピオン酸ビ
ニル、酪酸ビニル等を含むがこれに限定されないビニル
エステル、2)メタクリル酸メチル、アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、メタクリル酸エチル、メタクリ
ル酸イソブチル等を含むが、これに限定されないC1
4 −アルキルエステル、3)スチレン、及びこれらの
混合物から成る群から選択されるモノマーが含まれる。
【0023】極性共重合性モノマー 有用な極性共重合性モノマーの例には、アクリル酸、メ
タクリル酸、イタコン酸、アクリル酸ヒドロキシアルキ
ル、スチレンスルホン酸及びそのナトリウム塩、マレイ
ン酸、フマル酸、シトラコン酸、アクリルアミド、置換
アクリルアミド、N−ビニルラクタム、例えばN−ビニ
ルピロリドン、N−ビニルカプロラクタム、アクリロニ
トリル、ジメチルアミノエチルメタクリレート、並びに
これらの混合物が含まれるが、これに限定されない。好
ましい極性共重合性モノマーには、入手可能性及びポリ
マーの性質に対する影響の理由から、アクリル酸、メタ
クリル酸、アクリルアシド、置換アクリルアシド、及び
これらの混合物から成る群から選択されたのが含まれ
る。
【0024】低分子量非重合性疎水性ポリマー ここで使用する場合、「疎水性ポリマー」なる語は、水
不溶性ポリマーに関する。有用な疎水性ポリマーは約4
00〜約50,000、好ましくは約500〜約20,
000、最も好ましくは約600〜約10,000の数
平均分子量を有する。疎水性ポリマーが約50,000
より大きい分子量を有する場合、ポリマー相の分離が起
こるであろう。疎水性ポリマーが約400未満の分子量
を有する場合、この疎水性ポリマーは可塑剤として使用
するであろう。
【0025】有用な低分子量非重合性疎水性ポリマーに
は、ポリスチレン樹脂、例えばHercules Chemicalsから
入手可能なPiccolasticTM A−75,D−
125及びD150;ポリ(メチルメタクリレート)
(PMMA)樹脂;ポリブタジエン;ポリ(α−メチル
スチレン);ブタジエン−スチレンブロックコポリマ
ー;ロジン樹脂、例えばHerculesから入手可能なFor
alTM85及び105、から成る群から選択されたもの
が含まれるが、これに限定されない。好ましい疎水性ポ
リマーは、入手可能性の理由により、ポリスチレン樹脂
PiccolasticTM A−75及びD−125で
ある。
【0026】共重合性イオン性界面活性剤 有用な共重合性イオン性界面活性剤の例にはWO89/
12618に記載されているものが含まれるが、それら
に限定されない。本明細書に記載する界面活性剤は、α
−βエチレン性不飽和を含有する疎水性部分、ポリ(ア
ルキレンオキシ)セグメントを含有する親水性部分、及
びイオン性セグメントを有する。
【0027】WO89/12618によれば、反応性界
面活性剤は、エチレン性不飽和アルコールと所定量の第
一環状エーテル、例えばプロピレンオキシド、ブチレン
オキシド、又はその混合物との縮重合、及びこれにつづ
く所定量のエチレンオキシドとの縮合から生ずる。所望
により、陽イオン性又は陰イオン性末端官能基が末端ヒ
ドロキシル基を介して添加される。
【0028】イオン性共重合性界面活性剤は、C4 〜C
12−アルキルアクリレートエステルモノマー、高Tgモ
ノマー及び/又は極性共重合性モノマーと反応すること
ができる少なくとも1個の基、好ましくは1個の基を有
する。この様な反応性基にはエチレン性不飽和基、例え
ばビニル基、アクリレート基等から成る群から選択され
た基が含まれるが、これらに限定されない。
【0029】商品名MAZON SAM−211を有す
る好ましい共重合性界面活性剤がPPG Industries Inc.
から入手可能であり、そしてアルキレンポリアルコキシ
アンモニウムサルフェートであってヒドロキシル基の数
が約5〜約25であり、典型的な例は約15〜約20の
エトキシ基を有すると記載されている。追加の有用な共
重合性界面活性剤の例にはDiamond Shamrock社から入手
可能なTREM−LF40のごときアルキルアリルスル
ホサクシネートが含まれる。追加の有用な共重合性界面
活性剤が、The Kendall 社の米国特許No. 3,925,
442、及びNo. 3,983,116に記載されてい
る。
【0030】本発明のラテックスは、前記のイオン性共
重合性界面活性剤に比べてラテックス重合の分野におい
て一般に知られている典型的なイオン性又は非イオン性
非共重合性界面活性剤及び前記の共重合性界面活性剤の
混合物を用いて製造することができる。この様な非共重
合性界面活性剤の例は、D. C. Blackley, ニューヨー
ク, J. Wileyによる「Emulsion Polymerization : ther
ory and practice」に見ることができる。
【0031】本発明のラテックスの望ましい性質を保持
するためには、界面活性剤の混合物の使用において、界
面活性剤混合物の少なくとも約40%が共重合性界面活
性剤でなければならない。界面活性剤混合物は、界面活
性剤混合物の全重量に対して約40〜約99.5重量%
のイオン性共重合性界面活性剤及び約0.5〜約60重
量%の非重合性界面活性剤を含んで成る。
【0032】この様な非重合性界面活性剤の例には、陰
イオン性界面活性剤、例えば高級アルコールサルフェー
ト、アルキルベンゼンスルホネート、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテルサルフェート、ポリオキシエチレン
アルキルフェノールエーテルサルフェート又はジアルキ
ルスルホサクシネート、及び非イオン性界面活性剤、例
えばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレンアルキルフェノールエーテル、又はポリオキシ
エチレン/ポリオキシプロピレンブロックコポリマーか
ら成る群から選択されたものが含まれるが、これらに限
定されない。
【0033】架橋剤 本発明のラテックスは場合によってはさらに架橋剤を含
んで成る。有用な架橋剤の例には多官能アクリレート、
例えばジアクリレート、トリアクリレート、及びテトラ
アクリレート、例えば1,6−ヘキサンジオールジアク
リレート、ポリ(エチレングリコール)ジアクリレー
ト、ポリ(ブタジエン)ジアクリレート、ポリウレタン
ジアクリレート、及びトリメチロールプロパントリアク
リレート;4−アクリロキシベンゾフェノン;ジブニル
ベンゼン;及びこれらの混合物が含まれるが、これらに
限定されない。入手可能性の理由から、好ましい架橋剤
は1,6−ヘキサンジオールジアクリレート(HDD
A)、ポリ(エチレングリコール)ジアクリレート、4
−アクリルオキシベンゾフェノン、及びこれらの混合物
から成る群から選択されたものである。
【0034】連鎖移動剤 本発明のラテックスは場合によってはさらに連鎖移動剤
を含んで成る。有用な連鎖移動剤の例には、四臭化炭
素、メルカプタン、アルコール、及びこれらの混合物か
ら成る群から選択されたものが含まれるが、これに限定
されない。好ましい連鎖移動剤には四臭化炭素、イソオ
クチルチオグリコレート、及びこれらの混合物が入手可
能性の理由で含まれる。
【0035】開始剤 水溶性及び/又は油溶性遊離基重合開始剤をこの発明に
従って使用することができる。水溶性開始剤が好ましい
開始剤である。有用な水溶性開始剤の例には過硫酸カリ
ウム、過硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリウム、及びこ
れらの混合物から成る群から選択されたものが含まれる
が、これらに限定されない。これらの水溶性開始剤は、
亜硫酸水素ナトリウムのごとき還元剤との組合せにおい
て使用することによりレドックス開始剤系を構成するこ
ともできる。
【0036】有用な油溶性開始剤の例には、ジアゾ化合
物、例えばいずれもduPontから入手可能なVazoTM
4=2,2′−アゾビス(イソブチロニトリル)、Va
soTM52=2,2′−アゾビス(2,4−ジメチルペ
ンタンニトリル)、パーオキサイド、例えばベンゾイル
パーオキシド及びラウロイルパーオキシド、並びにこれ
らの混合物から成る群から選択されたものが含まれる
が、これらに限定されない。本発明のラテックスにおい
て使用され得る成分の有用な範囲、好ましい範囲、及び
最も好ましい範囲を表Iに示す。
【0037】
【表1】
【0038】本発明のラテックス接着剤は水、アクリレ
ート及びビニルモノマー、疎水性ポリマー、イオン性共
重合性界面活性剤、場合によっては連鎖移動剤、及び場
合によっては架橋剤の混合物を乳化することにより製造
される。この乳剤は窒素雰囲気下で撹拌しながら加熱さ
れ、そして温度調節を維持するために少しずつ開始剤に
より処理される。反応混合物は加熱され、そして反応が
完了するまで撹拌される。得られるラテックスは、当業
者によって知られている定法に従って、塗布し、そして
典型的には約60℃〜約110℃の温度において乾燥す
ることができる。
【0039】本発明に従って製造されたラテックスは、
常用の塗布法に従って適当な柔軟性又は非柔軟性の裏地
剤上に容易にコートされ、本発明の接着剤塗布シート材
料が製造される。柔軟性裏地材料は、テープ裏地として
常用される任意の材料又は他の任意の柔軟性材料である
ことができる。本発明の接着剤組成物のために有用な常
用のテープ裏地として使用される柔軟性裏地材料の典型
的な例には、紙、プラスチックフィルム、例えばポリプ
ロピレン、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリエステル(例えば、ポリエチレンテレフタレー
ト)、酢酸セルロース、及びエチルセルロースから作ら
れたものが含まれる。
【0040】裏地はまた、布、例えば合成又は天然材
料、例えば綿、ナイロン、レーヨン、ガラス、セラミッ
ク材料等の系から形成された織布、あるいは不織布、例
えば天然もしくは合成ファイバー又はそれらのブレンド
のエアーレイドウエブ(airlaid webs)か
ら製造することができる。裏地はまた、金属、金属化ポ
リマーフィルム、又はセラミックシート材料から形成さ
れてもよい。塗布されたシート材料は、PSA組成物と
共に使用されることが従来から知られている任意の物
品、例えばラベル、テープ、サイン、カバー、マーク表
示等の形をとることができる。
【0041】本発明のPSA組成物は種々の常用のコー
ト技法、例えばロールコーティング、スプレーコーティ
ング、ナイフコーティング等のいずれかによりコートす
ることができる。
【0042】本発明の接着剤は種々の基材に物品をコー
トするために使用することができる。例えば、本発明に
おいて提供される接着剤は、アップリケ、例えば再帰性
反射ストリップもしくは装飾用ストリップ又はパッチの
ごとき物品を布に接着するために使用することができ
る。前記のように、本発明の接着剤の利点は低エネルギ
ー基材への高接着性及び高耐湿性を含む。従って、これ
らは従来それに結合するのが困難であった基材に物品を
接着するために使用することができる。
【0043】例えば、アップリケを衣料、特に撥水性を
付与するために処理された外着、例えばスキー服又は雨
具に結合することができる。例示的な態様において、本
発明の接着剤は、アップリケの前面上の再帰性反射層及
びアップリケの背面上の接着剤層を含んで成るアップリ
ケ上の再帰性反射層を含んで成る再帰性反射アップリケ
において使用することができる。他の例示的なアップリ
ケには、スキー服用のパッチ又は表示バッグ、レインコ
ート用装飾デザイン等が含まれる。所望により再帰反射
性であるか又はそうでないアップリケは任意の所望の形
状、例えば卵形、長方形、文字数字、又は装飾デザイン
であることができる。
【0044】典型的には、再帰性反射層は、例えば米国
特許No. 3,700,305(Bingham)及びN
o. 3,758,192(Bingham)中に開示さ
れているようにバインダー層中の再帰性要素の単層を含
んで成るであろう。再帰性反射要素の共通の態様は、そ
の上に反射体を有するマイクロスフェアー、典型的には
ガラスである。よく知られている反射体には誘電体反射
体、金属層(例えば、アルミニウム又は銀)、あるいは
真珠光の顔料フレークが含まれる。
【0045】米国特許No. 3,700,305は本発明
において使用できる誘電体反射体と共にマイクロスフェ
アーを含んで成る再帰性反射構造を開示している。米国
特許No. 3,758,192は真珠色顔料フレークと共
にマイクロスフェアーを含んで成る再帰性反射構造を開
示している。幾つかの態様において、反射層は米国特許
No. 4,025,159(McGrath)中に開示さ
れているように、シールフィルムと共に立方角再帰性反
射シートを含んで成る。
【0046】例示的な再帰性反射シートは、バインダー
層、例えば熱硬化性又は熱可塑性樹脂に部分的に封入さ
れている、裏面上のアルミニウム反射層と共にガラスマ
イクロスフェアーの単層を含んで成る反射層、及び反射
層の裏側上の本発明の接着剤層から作られる。本発明に
おいて有用なバインダー層材料の側には架橋アクリルラ
テックス及び可塑化ニトリルゴム(典型的にはフェノー
ル硬化剤を含む)が含まれる。
【0047】幾らかの側において、マイクロスフェアー
の前面は、反射層を適用する間に及びその上にバインダ
ー層を適用する間にマイクロスフェアーを支持するため
にアップリケの組立てにおいて使用される一時的キャリ
ヤー、例えばポリエチレンに部分的に封入されている。
所望により、再帰性反射シートが最終基体、例えばレイ
ンコートに結合されるまでキャリヤーはその場に残り、
そして次に除去される。この様に使用して、キャリヤー
が取扱を促進し、そしてシート形から所望のアップリケ
形及びサイズに転換、例えば切断し、そして基体に適用
する間にアップリケを保護する。アップリケは所望の
形、例えばストリップ、文字数字、装飾デザイン(例え
ば星形光ボルト等)にすることができる。本発明の再帰
性反射シートは所望によりロール形に導くことができ
る。
【0048】本発明の接着剤は、典型的には結合させる
のが困難な基材、例えば撥水性を付与するために弗素化
学物質により処理されたナイロン又は綿/ポリエステル
ブレンドにアップリケを結合させるために使用すること
ができる。duPont製のフルオロ脂肪族樹脂であるZEP
ELTM布保護剤、及び3M製の弗素化合物であるSCO
TCHGARDTM布保護剤が一般に使用される処理剤の
例である。これらは雨具、スキー服及び他の衣類に使用
される。ZEPELTMで処理されたナイロンに適用され
るべきアップリケについて、接着剤が約0.15〜約
0.25重量%の連鎖移動剤及び約0.05〜約0.0
7重量%の架橋剤を含んで成る場合、有用な粘着、剥離
強さ及び接着強さが得られた。
【0049】本発明の高固形物耐湿ラテックス感圧接着
剤は耐修シールテープ、医療用途、ラベルストック、並
びに高接着性、低接着厚及び耐水性を有する溶剤不含接
着剤が望まれる他の用途において有用である。この接着
剤はまた、高固形物及び低粘度を示すので、容易に塗布
される。この接着剤は特に、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、弗素化合物含有材料等から成る群から選択された
低エネルギー材料に対して特に有用である。剥離ライナ
ー上の接着剤層は2つの接着剤を一緒に結合する移行テ
ープとして有用である。
【0050】医療用途のため、好ましい裏地は、「不織
布シート材料、テープ及び方法と題する米国特許出願N
o. 07/830,063に開示されている。不織シー
ト材料は引っ張られた(tensilized)非破壊
ステープルファイバーの不規則に交錯した繊維性ウエブ
を含んで成り、繊維状ウエブはパターン−エンボス加工
されており、そして化学結合剤、物理的からみ合い又は
これらの組合せにより相互結合されており、そして不織
布シート材料は約20cm平方のシートにつき250g未
満のハンド(Hand)測定値を示し、そして機械に交
叉する方向に容易に指で引裂され得る。
【0051】好ましい引張られた非破壊ステープルファ
イバーは延伸ポリエステルステープルファイバーであ
る。適当なバインダーファイバーには、引っ張られた非
破壊ステープルファイバーを破壊せず又は実質的に弱化
させることなく、引っ張られた非破壊ステープルファイ
バーに溶媒結合することができるポリエステル及びポリ
オレフィンバインダーファイバーが含まれる。本発明の
不織布材料及びテープの引裂特性は、医療用テープ、ア
スレチックテープ等、それらの使用及び適用技術に慣れ
ている個人の試験グループにより評価される。
【0052】各試験グループは4名から成り、それらは
評価のための例の不織布シート材料及びテープが提供さ
れる。試験グループはこれらの材料及びテープを、機械
方向(すなわち、ダウンウエブ)及び機械に交叉する方
向(すなわち、クロスウエブ)の両方の引裂の容易さ、
引裂開始、引裂の真直度、引裂された線の滑らかさ、及
び引裂を完了するのに必要な力について評価する。
【0053】これらの引裂特性の各々は優秀(4)、良
好(3)、中程度(2)、貧弱(1)、又は無し(0)
(すなわち、個人が材料を裂くことができない)として
等級付けられる。次に、試験グループを構成する4人の
個人により報告された結果を各サンプル材料について一
緒にし、4人の個人について平均し、最も近い値にまる
め、そして前記引裂特性の1つとして報告する。
【0054】不織布シート材料の引裂特性を2.5cm×
30cm、又は5cm×30cmのダイカットサンプルを用い
て評価した。すなわち、機械方向の引裂特性を30cm長
にそって評価し、そして機械に交叉する方向の引裂特性
を2.5cm又は5cm長にそって評価した。例のテープの
引裂特性を2.5cm又は5cmの幅を有する巻き取られた
テープに対して評価した。機械に交叉する方向の引裂特
性を2.5cm又は5cm長にそして評価し、他方機械方向
の引裂特性をテープのダウンウエブ部分の約20cm長に
そって評価した。
【0055】例の不織布シート材料又はテープの全ハン
ド(Hand)測定値(g)はこれらの材料のドレープ
/コンホーマビリティーの測定値である。比較的高いハ
ンド(Hand)値を有する材料は剛性であり、そして
非従順性である。逆に、比較的低いハンド(Hand)
値は柔かく従順な材料を反映する。後記の例について報
告されるハンド(Hand)値はThwing-Albert Handle
-0-MeterTMモデルNo.211─300(Thwing-Albert I
nstrument社、フィラデルフィア, PA) において、モデ
ルNo. 211─300に含まれる指示書に記載された方
法に従って得られた。すべてのハンド測定値の測定は約
20cmのシート材料に対して行われた。
【0056】試験方法 剥離付着(pell adhesion)及び剪断を決
定するために本発明の種々の例の評価において使用され
た試験方法は、American Society for Testingand Mate
rialsにより記載されているもの及び「Test Methods fo
r Pressure-Sensitive Tapes 」8版、1985年8
月、Pressure Tape Counail, Glenview, IIIに記載され
ているものである。
【0057】剥離付着(Peel Adhesive)(ASTM P
3330−78PSTC−1 (11/75)) 剥離付着は、除去のための特定の角及び速度において測
定された、試験パネルから、コートされた柔軟性シート
材料を除去するために要求される力である。例におい
て、この力はコートされたシートの幅100mm当りニュ
ートン(N/dm)として表わされる。方法は次の通りで
ある。
【0058】1.12.5mm幅のコートされたシートを
きれいなガラス試験板の水平表に少なくとも12.5cm
の線状長さで密着させる。ストリップを適用するために
硬質ゴムローラーを用いる。 2.コートされたストリップの自由端を、ほとんどそれ
自体が着くように折り返し、除去角を180℃にする。
自由端を接着テスタースケールに取り付ける。 3.ガラス試験板を、スケールからプレートを2.3メ
ートル/分の一定速度で除去することができる引張り試
験機のアゴに締め付ける。 4.ガラス表面からテープが剥離される際にスケールの
読み(ニュートン)を記録する。試験の間に観察される
数の間の平均値としてデーターを記録する。
【0059】剪断保持強さ(Shear Holding Strength)
(参考:ASTM:D3654−78;PSTC−7) 剪断強さ接着剤の凝集性又は内部強度の測定値である。
これは、所定の圧力で固定された表面に平行な方行に、
標準平面から接着剤ストリップを引っぱるために必要と
される力の量に基く。これは、一定の標準的負荷のもと
でステンレス鋼試験パネルから、接着剤でコートされた
シート材料を引っぱるのに時間(分)として測定され
る。
【0060】この試験は、各ストリプの12.5mm×1
2.5mm部分がパネルと密着しそしてテープの1つの端
部が自由であるように、ステンレス鋼パネルに適用され
た接着剤が塗布されたストリップに対して行われた。塗
布されたストリップが取付けられたパネルをラックに保
持し、パネルが、延びたテープの自由端と178°の角
度をなすようにし、次にこの自由端を、コートされたス
トリップの自由端からのつり下げ重として適用される1
kgの力の適用により引張る。180°より2°少い角度
を使用することによりすべての剥離力を除去し、被験テ
ープの保持力をより正確に決定する試みにおいて剪断力
のみを測定する。試験パネルから分離するために各テー
プの例について経過する時間を剪断強さとして記録す
る。
【0061】クリープコンプライアンス(Creep
Compliance)法 本発明の皮膚接着剤のクリープ・コンプライアンスを測
定するために、ポリテトラフルオロエチレンの滑らかな
フィルムに150μm厚の接着剤をナイフコーティング
した。次に塗布されたフィルムを一般に少なくとも5分
間110℃にて空気循環オーブン中に置くことにより一
定重量に乾燥させる。こうして乾燥させた皮膚接着剤を
ポリテトラフルオロエチレンからはがして、等面積の2
個の試験片をダイカットし、そして平行プレートクリー
プ・コンプライアンス・レオメーターに入れ、一つの片
は中心プレートの各側にあり、外プレートは各暴露され
た表面に接する。
【0062】次に、2枚の外プレートを連結するスクリ
ューを締めて皮膚接着剤の挟まれた層を約10%圧縮す
る。平行なプレートを水平に置き、そして中心プレート
の一端をチャートレコーダーに連結する。中心プレート
の反対側の側に、フックを該フックから水平にそしてプ
ーリーを越えて下方に延びる柔軟性ワイヤーにより取り
付け、外プレートは固定位置に保持する。適当な重さ
(サンプルをその厚さより大きくない距離だけ測定可能
に変形するのに十分な重さ)をワイヤーの自由端に取り
付け、次にストリップチャートレコーダーをスタートさ
せる。皮膚接着フィルムに応力を与えるために典型的に
使用される重量は500gである。ストリップチャート
レコーダーから、時間及び変位(歪)を読み取り、そし
て適用された力(応力)記録する。次に、所与の温度に
おけるクリープ・コンプライアンスは、次の式、
【0063】
【数1】
【0064】により計算される。ここで、tは測定が行
われた時間であり、Aは接着剤サンプルの一面の面積で
あり、hは接着剤マスの厚さであり、Xは時間tにおけ
る変位(Xはhより小)であり、そしてfは中間プレー
トに取り付けられたワイヤーに取り付けられた接着剤マ
スに基く力である。Aがcm2 で示され、hがcmで示さ
れ、Xがcmで示され、そしてfがダインである場合、コ
ンプライアンス値J(t)はcm2 /タインである。
【0065】皮膚接着法 ヒト皮膚表面への接触及びそこからの除去の性能が評価
の部分となるため、本発明の皮膚接着剤の評価は非常に
主観的である。このため、医療の実際において遭遇され
る皮膚表面の正常な多様性を包含するように選択された
個人の規定された試験パネルを用いる方法が開発され
た。この設計された研究の結果は、調節されておりそし
て比較的であると考え得る値を得ることを可能にする。
これらの値は接着剤残渣、サンプルのリフト及び接着剤
等に関して実測的であるが、手順は、当業界において知
られている様な類似の性質の注意深く開発された評価に
従う。
【0066】初期皮膚接着値(T0 )及び皮膚に接触し
た後24又は48時間の皮膚接着値(T24又はT48)は
本質的に広く許容されているPSTC−1、180°の
角度で測定された単一塗布皮膚接着テープの剥離接着試
験、であり、PSTC−1はSpecifications and Techn
ical Committeee of the Councilにより開発されたPres
sure-Sensitive Tape-Council, Glenvew III. 7版(1
976)の試験法No.1である。この試験は、テープが
個人の背の選択された領域上のヒト皮膚表面に適用され
る限りにおいてのみ変更された。この方法における段階
は次の通りである。
【0067】1.2.54cm幅×5.08cm長のテープ
サンプルをヒト対象の背に置く。 2.約30cm/分の速度で動く1−キログラムテープロ
ーラー(アペンディックスB,Pressure Sencitive Tap
e Council のセクション2.7.1,2.8.2及び
2.8.2に記載されている)を用いて、各テープを1
つは前方向で1つは後方向でロールダウン(roll
down)する。 3.皮膚への接着は180°の角度でテープを除去する
ために必要な剥離力として測定される(PSTC−
1)。剥離力値はモーター駆動キャリジ上に配置された
歪計の使用により測定される。除去の力はサンプルの幅
2.54cm当り接直力(g)として報告される。除去速
度は15cm/分である。 4.皮膚への接着は最初の適用の直後(T0 )及び皮膚
との速度接触の24時間又は48時間後(T24又は
48)に測定される。好ましい皮膚接着は50g〜約1
00gのT0 、及び約150g〜約300gのT48を示
す。
【0068】接着剤残渣試験 前記の皮膚接着試験を行う場合、テープサンプルの下に
ある皮膚を視覚的に観察することにより皮膚の表面上に
残った接着剤残渣の量を決定する。各サンプルを下記の
スケールに基き0〜5の数値に帰属させる。 レート 定 義 1 残渣が見えず。 2 残渣が被験表面の1〜25%を覆う。 3 残渣が被験表面の25〜50%を覆う。 4 残渣が被験表面の50〜75%を覆う。 5 残渣が被験表面の75〜100%を覆う。
【0069】所与のパネルのすべてのテープサンプルの
結果を平均し、そして下に報告する。残渣の比較観察の
主観性のため、正確さの程度は小数点の右側の数値から
推定すべきでない。好ましい皮膚接着剤は一般に約2.
5未満の平均残渣レートを示すであろう。
【0070】省略及び商品名 下記の省略及び商品名が使用される。 Alipal EP110: 硫酸化/ニルフエノキシポリ(エチレン
オキシ)エタノールのアンモニウム塩。GAFから入手
可能な非重合性界面活性剤。 Mazon SAM-211:不飽和ポリ(アルコキシエチル)サルフ
ェート。PPG Industriesから入手可能な重合性界面活性
剤。 Piccolactic TM A-75 :Herculesから入手可能なポリス
チレン樹脂、Mn=731,PDI=1.77、及び軟化
点=75℃。 Piccolactic TM D-125:Herculesから入手可能なポリス
チレン樹脂、Mn=41,670及び875(40:5
0)、並びに軟化点=125℃。
【0071】Piccolactic TM D-150:Herculesから入手
可能なポリスチレン樹脂、Mn=39,794及び1,0
35(77:23)、並びに軟化点=150℃。 Foral 85:Herculesから入手可能な炭化水素ロジン PP :ポリプロピレン SS :ステンレス鋼 AA :アクリル酸
【0072】PS :ポリスチレン IOA :イソオクチルアクリレート VAc :酢酸ビニル CBr4 :四臭化炭素、連鎖移動剤 HDDA:エキサンジオールジアクリレート、架橋剤 PDI :多分散指数(Mw/Mn)
【0073】 例及び明細書の他の部分において使用されるすべての
部、%、比率等は特にことわらない限り重量による。次
は、本発明の重合法の記載である。水、イオン性共重合
性界面活性剤及びモノマー混合物をワーリング(War
ing)TMブレンダー中で高速でホモジナイズすること
により直径500nm未満のモノマー滴を有する安定な乳
剤を形成する。
【0074】この乳剤を、攪拌機、還流凝縮器、窒素の
入口及び温度計を装着した反応フラスコに移し、そして
窒素の下で撹拌しながら加熱する。32℃にて1/2の
開始剤を加え、そしてさらに2時間反応温度を75℃に
上昇せしめる。冷却後、得られたラテックスを試験のた
めに基体上に塗布する。比較例1,3及び7並びに実施
例2,4〜6、及び8〜10の製品の性能を表IIに示
す。
【0075】比較例1 下記の成分を後記の方法に従って混合して70%固形分
ラテックス感圧接着剤を製造した。
【0076】
【表2】
【0077】高固形分ラテックスPSAの製造のため、
脱イオン水、Alipal EP110界面活性剤、モ
ノマーAA,IOA及びVAc、並びにポリスチレン樹
脂をワーリングTM ブレンダーに仕込み、そして高速で
1分間窒素雰囲気下でホモジナイズして、重合のため5
00nm未満のモノマー滴サイズの安定な乳剤を調製し
た。ホモジネーションの後、乳剤を、還流冷却器、温度
計、撹拌機及び窒素ガス入口を有する4首フラスコに移
した。次に、乳剤を撹拌し、そして窒素雰囲気下で開始
温度32℃に加熱した。
【0078】バッチの温度が32℃に達した時、レドッ
クス開始剤の第一チャージを反応器に加えて重合を開始
した。反応は発熱的であった。ピーク温度の30分後、
第二チャージのレドックス開始剤を乳剤に加えて75℃
にてさらに2時間反応物を硬化させた。レドックス開始
剤の別々のチャージの使用は重合熱を制御するためであ
った。生ずるラテックスの固形物含量は70%であり、
そしてその粘度は3710cps であった。2.3m/分
におけるガラスへの接着剤の180°剥離接着は65N
/dmであり、そして剪断応力は、12.5mm×12.5
mm−1kg負荷において18分間であった。
【0079】実施例2 比較例1に記載したのと実質的に同じ方法及び成分を使
用したが、常用の界面活性剤Alopal EP110
の代りに共重合性界面活性剤Mazon SAM−22
1を使用してラテックス被膜の耐湿性を改良した。さら
に、実施例2の固形物含量は65%であった。
【0080】
【表3】
【0081】得られるラテックスの固形物含量は64.
3%であり、そしてその粘度は530cps であった。
2.3m/分でのガラスへの接着剤の180°剥離接着
は60N/mであり、剪断は12.5mm×12.5mm×
1kg負荷において34分間であった。共重合性界面活性
剤の使用により、比較例1と比較して、接着剤の凝集強
度を増強することができることが見出された。
【0082】比較例3 比較例3は実施例2に記載したのと実質的に同じ方法及
び成分を用いたが、ポリスチレンオリゴマーを使用しな
かった。ラテックスは重合の間安定であったが、冷却の
後凝固した。比較例3はラテックスの安定性のために低
分子量疎水性ポリマーが重要であることを示している。
【0083】実施例4〜6 実施例4〜6は、実施例2に記載したのと実質的に同じ
方法及び成分を用いたが、低分子量単分散ポリスチレン
オリゴマーの代りに商業的に入手可能なポリスチレン樹
脂PiccolasticTM A−75,D−125,
及びD−150を用いた。生ずるラテックスの性質を下
に示す。
【0084】
【表4】
【0085】比較例7並びに実施例8及び9 比較例7並びに実施例8及び9は、比較例1に記載した
方法に従って行われたが、後記の表に示す特定の成分を
使用した。ラテックス被膜の耐湿性に対する共重合性界
面活性剤及び非共重合性界面活性剤の効果を研究した。
共重合性界面活性剤Mazon SAM211を用いて
調製された高固形分ラテックスPSAは、表IIの比較例
7並びに実施例8及び9に見られるように、38℃/1
00%相対湿度7日間の接着剤の接着力の低下がないこ
とを示すものとして、卓越した耐湿性を示した。これら
の例が示すところによれば、共重合性界面活性剤を単独
で又は常用の界面活性剤と組合わせて使用することによ
り、高剪断を伴ってポリプロピレンのごとき低エネルギ
ー表面への良好な接着を示す。
【0086】
【表5】
【0087】実施例10 比較例1に記載した方法に従って次の成分を混合した。
高固形分高接着性且つ耐湿性ラテックスPSAの製造の
ため、ポリスチレンオリゴマーの代りに、Herculesから
入手可能なForalTM 85ロジンエステルを用い
た。
【0088】
【表6】
【0089】反応の開始温度は40℃であった。得られ
たラテックスの固形分含量は55%であり、そしてその
粘度は700cps であった。ガラスに対する180°剥
離接着は2.3m/分において72N/dmであった。こ
の実施例は、ラテックスの製造の間にポリスチレン及び
共重合性界面活性剤に代って典型的なロジンエステル増
粘剤を導入することによる、高固形分、高接着性、且つ
耐湿性ラテックスPSAの製造を示す。
【0090】実施例11 比較例1に記載した方法に従って次の成分を混合した。
この例は、医療用テープにおいて使用するための接着剤
の製造を示す。ラテックスをポリエステル不織裏地に塗
布し、そして得られる医療用テープを前記のようにして
コンプライアンス及び皮膚接着性について試験した。
【0091】
【表7】
【0092】
【表8】 本発明を特定の具体例と関連させて記載したが、これに
より本発明が限定されるものではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート デビッド コップス アメリカ合衆国,ミネソタ 55144−1000, セント ポール,スリーエム センター

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)約40〜約70重量%の固相、該
    固相は、(i)C4 〜C12−アルキルアクリレートエス
    テルモノマー及びその混合物から成る群から選択された
    モノマー約70〜約98.5重量%、(ii)ビニルエス
    テル、(メタ)アクリル酸のC1 〜C4 −エステル、ス
    チレン及びこれらの混合物から成る群から選択されたモ
    ノマー約0〜約20重量%、(iii)前記要素(a)
    (i)及び要素(a)(ii) のモノマーと共重合可能な
    極性モノマー約1〜約10重量%、(iv) 前記要素
    (a)(i),(a)(ii) 及び(a)(iii) のモノマ
    ーと反応することができない疎水性ポリマーであって、
    約400〜約50,000の数平均分子量を有するもの
    約0.5〜約20重量%、(v)開始剤約0.01〜約
    1重量%、(vi) イオン性共重合性界面活性剤約1〜約
    10重量%、(vii)連鎖移動剤約0〜1重量%、及び(vi
    ii) 架橋剤約0〜5重量%、の反応生成物を含んで成
    り、ここで(v),(vi), (vii)及び (viii) のパーセ
    ントはそれぞれ(i)と(ii) と (iii)と (iv) との合
    計重量に基くものであり、そして(i),(ii), (iii)
    及び (iv) の重量パーセントはそれぞれ(i)と(ii)
    と(iii)と (iv) との合計重量に基くものである;並び
    に、 (b)水性相約30〜約60重量%、ここで(a)及び
    (b)の重量%はそれぞれラテックスの全重量に基くも
    のである;を含んで成るラテックス。
  2. 【請求項2】 前記連鎖移動剤が、四臭化炭素、メルカ
    プタン、アルコール及びこれらの混合物から成る群から
    選択されたものであり;そして前記架橋剤がヘキサンジ
    オールジアクリレート、ポリ(エチレングリコール)ジ
    アクリレート、ポリ(ブタジエン)ジアクリレート、ポ
    リウレタンジアクリレート、トリメチロールプロパント
    リアクリレート、ジビニルベンゼン、4−アクリルオキ
    シベンゾフェノン及びその混合物から成る群から選択さ
    れたものである、請求項1に記載のラテックス。
  3. 【請求項3】 前記疎水性ポリマーがポリスチレン樹
    脂、ポリ(メチルメタクリレート)樹脂、ポリブタジエ
    ン、ポリ(α−メチルスチレン)、ブタジエン−スチレ
    ンブロックコポリマー、ロジンエステル及びこれらの混
    合物から成る群から選択されたものである、請求項1に
    記載のラテックス。
  4. 【請求項4】 前記極性モノマーが、アクリル酸、メタ
    クリル酸、イタコン酸、ヒドロキシアルキルアクリレー
    ト、スチレンスルホン酸、スチレンスルホン酸のナトリ
    ウム塩、マレイン難、フマル酸、シトラコン酸、アクリ
    ルアミド、置換アクリルアミド、N−ビニルピロリド
    ン、N−ビニルカプロラクタム、アクリロニトリル、ジ
    メチルアミノエチルメタクリレート及びこれらの混合物
    から成る群から選択されたものである、請求項1に記載
    のラテックス。
  5. 【請求項5】 前記C1 〜C12アルキルアクリレートエ
    ステルモノマーがn−ブチルアクリレート、アシルアク
    リレート、ヘキシルアクリレート、イソオクチルアクリ
    レート、2−エチルヘキシルアクリレート、イソノニル
    アクリレート、デシルアクリレート、ドデシルアクリレ
    ート及びこれらの混合物から成る群から選択されたもの
    である、請求項1に記載のラテックス。
  6. 【請求項6】 前記イオン性共重合性界面活性剤が、約
    5〜約25個のアルコキシ基を有するアルキレンポリア
    ルコキシアンモニウムサルフェート及びアルキルアリル
    スルホサクシネートから成る群から選択されたものであ
    る、請求項1に記載のラテックス。
  7. 【請求項7】 (a)約40〜約70重量%の固相、該
    固相は、(i)C4 〜C12−アルキルアクリレートエス
    テルモノマー及びその混合物から成る群から選択された
    モノマー約70〜約98.5重量%、(ii)ビニルエス
    テル、(メタ)アクリル酸のC1 〜C4 −エステル、ス
    チレン及びこれらの混合物から成る群から選択されたモ
    ノマー約0〜約20重量%、(iii) 前記要素(a)
    (i)及び要素(a)(ii) のモノマーと共重合可能な
    極性モノマー約1〜約10重量%、(iv) 前記要素
    (a)(i),(a)(ii) 及び(a)(iii) のモノマ
    ーと反応することができない疎水性ポリマーであって、
    約400〜約50,000の数平均分子量を有するもの
    約0.5〜約20重量%、(v)開始剤約0.01〜約
    1重量%、(vi) 界面活性剤混合物約1〜約10重量
    %、ここで、該界面活性剤混合物は該界面活性剤混合物
    の全重量に対して約40〜約100重量%のイオン性共
    重合性界面活性剤及び約0〜約60重量%の非重合性界
    面活性剤を含んで成る、(vii)連鎖移動剤約0〜1重量
    %、及び(viii) 架橋剤約0〜5重量%、の反応生成物
    を含んで成り、ここで(v),(vi), (vii)及び (viii)
    のパーセントはそれぞれ(i)と(ii) と (iii)と (i
    v) との合計重量に基くものであり、そして(i),(i
    i), (iii) 及び (iv) の重量パーセントはそれぞれ
    (i)と(ii)と(iii)と (iv) との合計重量に基くも
    のである;並びに、 (b)水性相約30〜約60重量%、ここで(a)及び
    (b)の重量%はそれぞれラテックスの全重量に基くも
    のである;を含んで成るラテックス。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のラテックスを塗布しそ
    して乾燥させることにより形成し感圧接着剤を、1つの
    主表面の少なくとも部分に塗布した裏地を含んで成る、
    接着剤が塗布されたシート材料。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のラテックスを塗布しそ
    して乾燥することにより形成れた感圧接着剤の相及び再
    帰性反射層を有する再帰性反射シート。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載のラテックスを塗布し
    そして乾燥することによって形成された接着剤によりア
    ップリケが付着された衣類であって、該アップリケが布
    に接着するためのものであり、そして該アップリケが文
    字数字特性、装飾デザイン又はストリップの形であるこ
    とを特徴とする衣類。
JP01538893A 1992-02-03 1993-02-02 高固形物耐湿性ラテックス感圧接着剤 Expired - Fee Related JP3522781B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US829899 1992-02-03
US07/829,899 US6048611A (en) 1992-02-03 1992-02-03 High solids moisture resistant latex pressure-sensitive adhesive

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05271633A true JPH05271633A (ja) 1993-10-19
JP3522781B2 JP3522781B2 (ja) 2004-04-26

Family

ID=25255855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01538893A Expired - Fee Related JP3522781B2 (ja) 1992-02-03 1993-02-02 高固形物耐湿性ラテックス感圧接着剤

Country Status (10)

Country Link
US (1) US6048611A (ja)
EP (1) EP0554832B1 (ja)
JP (1) JP3522781B2 (ja)
KR (1) KR930018002A (ja)
BR (1) BR9300375A (ja)
CA (1) CA2088120C (ja)
DE (1) DE69303733T2 (ja)
ES (1) ES2090722T3 (ja)
HK (1) HK1006976A1 (ja)
MX (1) MX9300559A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07102235A (ja) * 1993-10-06 1995-04-18 Dainippon Ink & Chem Inc プリントラミネート用水性接着剤組成物およびプリントラミネート方法
JPH08134423A (ja) * 1994-11-09 1996-05-28 Sekisui Chem Co Ltd アクリル系エマルジョン型粘着剤組成物
JP2002151085A (ja) * 2000-11-07 2002-05-24 Nippon Zeon Co Ltd ニッケル水素二次電池電極用バインダー、スラリーおよびニッケル水素二次電池
JP2002317164A (ja) * 2001-04-18 2002-10-31 Nippon Fuirin Kk 水性粘着剤
JP2017509714A (ja) * 2014-02-20 2017-04-06 エルジー・ケム・リミテッド ゴム系粘着剤組成物およびそれを用いた自動車用ゴム系粘着テープ
JP6258565B1 (ja) * 2014-12-30 2018-01-10 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 水性感圧接着剤組成物
JP6262410B1 (ja) * 2014-12-30 2018-01-17 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 水性感圧接着剤組成物

Families Citing this family (42)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5514122A (en) * 1994-05-16 1996-05-07 Minnesota Mining And Manufacturing Company Feminine hygiene pad
US5716701A (en) * 1995-04-10 1998-02-10 Ashland Inc. Pressure-sensitive adhesive compositions having improved peel force retention on flexible vinyl substrates
BR9610667A (pt) 1995-09-29 1999-07-13 Avery Dennison Corp Processo para preparação de adesivos sensíveis à pressão em emulsão resistentes ao alvejamento por água quente
US5728786A (en) * 1996-07-15 1998-03-17 Minnesota Mining And Manufacturing Company Styrl-modified acrylate polymer pressure sensitive adhesive beads
US6479073B1 (en) 1996-10-07 2002-11-12 3M Innovative Properties Company Pressure sensitive adhesive articles and methods for preparing same
US5756625A (en) * 1996-10-11 1998-05-26 Minnesota Mining And Manufacturing Company Stabilized adhesive microspheres
US5885708A (en) * 1997-02-14 1999-03-23 Minnesota Mining And Manufacturing Company Antistatic latex adhesives
DE19912191C2 (de) 1999-03-18 2001-07-26 Wacker Chemie Gmbh Verfahren zur Herstellung von wäßrigen Polymerdispersionen mit hohem Festgehalt
ATE279468T1 (de) * 1999-04-12 2004-10-15 Ashland Inc Haftklebstoff
US6281298B1 (en) * 1999-08-20 2001-08-28 H. B. Fuller Licensing & Financing Inc. Water-based pressure sensitive adhesives having enhanced characteristics
US6498202B1 (en) * 1999-12-14 2002-12-24 Lexmark International, Inc Ink jet ink compositions including latex binder and methods of ink jet printing
US20040076785A1 (en) * 2000-05-09 2004-04-22 Richards Corlyss J. Water-whitening resistant latex emulsion pressure sensitive adhesive and its production
US6497949B1 (en) 2000-08-11 2002-12-24 3M Innovative Properties Company Adhesive blends comprising hydrophilic and hydrophobic pressure sensitive adhesives
US20020160527A1 (en) 2001-02-26 2002-10-31 3M Innovative Properties Company Combinatorial library comprising pouches as packages for library members and method therefor
US20030077443A1 (en) * 2001-07-06 2003-04-24 Di Stefano Frank Vito Blends of high Tg polymer emulsions and pressure sensitive adhesive polymer emulsions useful as pressure sensitive adhesives
US6964991B2 (en) * 2001-07-13 2005-11-15 Surf Chip, Inc. Process for improving water-whitening resistance of pressure sensitive adhesives
US7169846B2 (en) * 2001-07-13 2007-01-30 Cytec Surface Specialties, Inc. Process for improving water-whitening resistance of pressure sensitive adhesives
US6931665B2 (en) * 2001-07-30 2005-08-23 3M Innovative Properties Company Vapor permeable retroreflective garment
WO2003014246A1 (fr) * 2001-08-03 2003-02-20 Lintec Corporation Composition medicale adhesive autocollante et ruban adhesif medical
US20030039805A1 (en) * 2001-08-20 2003-02-27 3M Innovative Properties Company Removable retroreflective material
US6849672B2 (en) * 2002-01-15 2005-02-01 H.B. Fuller Licensing & Financing Inc. Superabsorbent thermoplastic composition and article including same
US6859941B2 (en) * 2002-02-13 2005-03-01 Safe Reflections, Inc. High visibility safety apparel and graphic transfer therefor
US6747084B2 (en) * 2002-09-30 2004-06-08 Air Products Polymers, L.P. Process to prepare pressure-sensitive hybrid composite latex adhesives
JP4780269B2 (ja) * 2004-03-11 2011-09-28 日清紡ホールディングス株式会社 無溶剤型液状組成物
US20070178789A1 (en) * 2006-02-01 2007-08-02 Building Materials Investment Corporation Fiber mat and process making same
US7645827B2 (en) * 2006-03-08 2010-01-12 3M Innovative Properties Company High shear pressure-sensitive adhesive
US7531595B2 (en) * 2006-03-08 2009-05-12 3M Innovative Properties Company Pressure-sensitive adhesive containing silica nanoparticles
US8329292B2 (en) 2006-08-24 2012-12-11 H.B. Fuller Company Absorbent article for absorbing moisture on a structure
US7393901B1 (en) 2007-02-16 2008-07-01 3M Innovative Properties Company Acrylate adhesives containing silica nanoparticles crosslinked with polyfunctional aziridines
US20080200587A1 (en) * 2007-02-16 2008-08-21 3M Innovative Properties Company Pressure-sensitive adhesive containing acicular silica particles crosslinked with polyfunctional aziridines
US8030395B2 (en) * 2007-02-22 2011-10-04 3M Innovative Properties Company Pressure sensitive adhesive dispersion having high solids and low viscosity and method of making same
US9273236B2 (en) 2008-04-15 2016-03-01 Basf Se Aqueous polymer dispersions for adhesives
US20110171422A1 (en) * 2010-01-13 2011-07-14 Ben Meaige Hydrophobic layer for foam tape system
TR201001098A2 (tr) 2010-02-12 2010-08-23 Organi̇k Ki̇mya Sanayi̇ Ve Ti̇caret Anoni̇m Şi̇rketi̇ Yüksek aktif içerikli su bazlı polimer dispersiyonları üretmek için yöntem ve bileşimler.
JP5628884B2 (ja) * 2012-11-26 2014-11-19 日東電工株式会社 水分散型粘着剤組成物、粘着剤層、粘着シート、及び、当該粘着剤層または粘着シートを含む積層体
JP6685308B2 (ja) 2014-12-30 2020-04-22 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 水性感圧接着剤組成物
JP6971236B2 (ja) 2015-12-18 2021-11-24 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 窒素含有化合物のための金属含有収着剤
JP6890596B2 (ja) 2015-12-22 2021-06-18 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 水系(メタ)アクリレート接着剤組成物中の内部に組み込まれたフェノール樹脂、プレ接着剤反応混合物、方法、及び物品
JP6473854B1 (ja) 2015-12-22 2019-02-20 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー ポリ乳酸含有パッケージング材料を含むパッケージ化プレ接着剤組成物、接着剤及び物品
US20200270485A1 (en) 2016-11-18 2020-08-27 3M Innovative Properties Company Water-activated tapes
US11649378B2 (en) 2016-12-02 2023-05-16 3M Innovative Properties Company Internal incorporation of hydrocarbon tackifiers in water-based (meth)acrylate adhesive compositions, reaction mixtures, methods, and articles
CN110791209B (zh) * 2019-09-26 2023-08-29 江苏晶华新材料科技有限公司 一种易移除的高剥离力胶粘贴及其制备方法

Family Cites Families (50)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US24907A (en) * 1859-07-26 Alfred guthrie
USRE24907E (en) 1960-12-13 Automatic pipe layer and racker
LU54539A1 (ja) * 1966-10-05 1967-11-27
US3637563A (en) * 1967-08-02 1972-01-25 Celanese Corp Preparation of high solids polymer aqueous emulsions
US3758192A (en) * 1970-08-20 1973-09-11 Minnesota Mining & Mfg Reflex-reflective structures including fabric and transfer foils
US3700305A (en) * 1970-12-14 1972-10-24 Minnesota Mining & Mfg Retroreflective microspheres having a dielectric mirror on a portion of their surface and retroreflective constructions containing such microspheres
US3925442A (en) * 1971-01-28 1975-12-09 Kendall & Co Monomeric emulsion stabilizers
US3922464A (en) * 1972-05-26 1975-11-25 Minnesota Mining & Mfg Removable pressure-sensitive adhesive sheet material
DE2407494B2 (de) * 1974-02-16 1979-09-13 Beiersdorf Ag, 2000 Hamburg Verfahren zur Herstellung von Selbstklebemassen
US3983166A (en) * 1974-03-18 1976-09-28 The Kendall Company Monomeric emulsion stabilizers
BR7404443A (pt) * 1974-05-30 1976-02-03 Petro Bras S A Processo de polimerizacao
US3919154A (en) * 1974-06-03 1975-11-11 Ford Motor Co Aqueous coating composition of acrylic polymer latex, acrylic polymer solution and aminoplast and method of making
US4011388A (en) * 1974-07-02 1977-03-08 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for preparing emulsions by polymerization of aqueous monomer-polymer dispersions
US3953386A (en) * 1974-07-02 1976-04-27 E. I. Du Pont De Nemours And Company Aqueous emulsions containing homogeneous particles of cellulosic ester/acrylic polymers
SE7513915L (sv) * 1975-01-10 1976-07-12 Minnesota Mining & Mfg Overdragsmaterial for att gora underlag returreflekterande
US4025159A (en) * 1976-02-17 1977-05-24 Minnesota Mining And Manufacturing Company Cellular retroreflective sheeting
NO141367C (no) * 1976-11-22 1980-02-27 Sintef Framgangsmaate for framstilling av findelte emulsjoner av et litt vannloeselig materiale
US4130523A (en) * 1977-07-18 1978-12-19 Union Carbide Corporation High solids latexes
JPS57108112A (en) * 1980-12-25 1982-07-06 Mitsubishi Monsanto Chem Co Production of acrylate ester polymer emulsion
DE3304695A1 (de) * 1983-02-11 1984-08-16 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Haftkleber auf basis von waessrigen polyacrylat-dispersionen fuer abziehbare papieretiketten
JPS59152971A (ja) * 1983-02-18 1984-08-31 Daicel Chem Ind Ltd 高固形分ラテックスの製造法
CA1195038A (en) * 1983-04-25 1985-10-08 Polysar Limited Carboxylated latex
US4670504A (en) * 1983-05-18 1987-06-02 Sylvachem Corporation Ionizable olefin based resinous tackifiers for latex
US4629663A (en) * 1984-10-29 1986-12-16 Minnesota Mining And Manufacturing Company Removable pressure-sensitive adhesive tape
US4645783A (en) * 1985-02-08 1987-02-24 Sanyo Kokusaku Pulp Co. Adhesive copolymer microspheres-containing aqueous suspension and method for producing the same
GB8506436D0 (en) * 1985-03-13 1985-04-17 Smith & Nephew Ass Emulsion polymers
US4693776A (en) * 1985-05-16 1987-09-15 Minnesota Mining And Manufacturing Company Macromer reinforced pressure sensitive skin adhesive
US4713412A (en) * 1985-08-02 1987-12-15 The Dow Chemical Company Emulsion polymerized sec-butyl acrylate latexes suitable for use as pressure sensitive adhesives
US4645711A (en) * 1985-08-26 1987-02-24 Minnesota Mining And Manufacturing Company Removable pressure-sensitive adhesive tape
JPS6323727A (ja) * 1986-03-19 1988-02-01 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd 新規界面活性剤
US4847137A (en) * 1986-05-19 1989-07-11 Minnesota Mining And Manufacturing Company Pressure-sensitive adhesive crosslinked by copolymerizable aromatic ketone monomers
US4737559A (en) * 1986-05-19 1988-04-12 Minnesota Mining And Manufacturing Co. Pressure-sensitive adhesive crosslinked by copolymerizable aromatic ketone monomers
JPS63183998A (ja) * 1986-09-12 1988-07-29 第一工業製薬株式会社 新規界面活性剤
JPS6372332A (ja) * 1986-09-12 1988-04-02 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd 新規界面活性剤
JPS6372333A (ja) * 1986-09-12 1988-04-02 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd 新規界面活性剤
JPS6372331A (ja) * 1986-09-12 1988-04-02 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd 新規界面活性剤
JPS63214332A (ja) * 1986-10-03 1988-09-07 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd 新規界面活性剤
JPS63214330A (ja) * 1986-10-03 1988-09-07 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd 新規界面活性剤
JPS63214331A (ja) * 1986-10-03 1988-09-07 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd 新規界面活性剤
JPS63214333A (ja) * 1986-10-07 1988-09-07 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd 新規界面活性剤
AU3313689A (en) * 1988-05-18 1989-11-23 Minnesota Mining And Manufacturing Company Tackified pressure sensitive adhesive
KR920003118B1 (ko) * 1988-06-20 1992-04-20 피피지 인더스트리즈, 인코포레이티드 중합가능한 계면활성제
JPH0757864B2 (ja) * 1988-09-14 1995-06-21 カネボウ・エヌエスシー株式会社 粘着付与剤樹脂がポリマーの粒子内に共存しているエマルジョン型感圧接着剤の製造法
JPH032293A (ja) * 1989-05-30 1991-01-08 Soken Kagaku Kk アクリル系接着剤の製造方法
WO1990015853A1 (en) * 1989-06-19 1990-12-27 Exxon Chemical Patents Inc. Internal resin-tackified acrylic polymers containing crosslinkable comonomers
US5013784A (en) * 1989-06-19 1991-05-07 Exxon Chemical Patents Inc. Internal resin-tackified acrylic polymers containing crosslinkable comonomers
US5206286A (en) * 1990-04-02 1993-04-27 Ppg Industries, Inc. Aqueous emulsion polymers prepared with crosslinkable non-ionic surfactants
US5679190A (en) * 1992-02-03 1997-10-21 Minnesota Mining And Manufacturing Company Method of making nonwoven sheet materials, tapes
US5631073A (en) * 1992-02-03 1997-05-20 Minnesota Mining And Manufacturing Company Nonwoven sheet materials, tapes and methods
US5496603A (en) * 1992-02-03 1996-03-05 Minnesota Mining And Manufacturing Company Nonwoven sheet materials, tapes and methods

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07102235A (ja) * 1993-10-06 1995-04-18 Dainippon Ink & Chem Inc プリントラミネート用水性接着剤組成物およびプリントラミネート方法
JPH08134423A (ja) * 1994-11-09 1996-05-28 Sekisui Chem Co Ltd アクリル系エマルジョン型粘着剤組成物
JP2002151085A (ja) * 2000-11-07 2002-05-24 Nippon Zeon Co Ltd ニッケル水素二次電池電極用バインダー、スラリーおよびニッケル水素二次電池
JP4524907B2 (ja) * 2000-11-07 2010-08-18 日本ゼオン株式会社 ニッケル水素二次電池電極用バインダー、スラリーおよびニッケル水素二次電池
JP2002317164A (ja) * 2001-04-18 2002-10-31 Nippon Fuirin Kk 水性粘着剤
JP2017509714A (ja) * 2014-02-20 2017-04-06 エルジー・ケム・リミテッド ゴム系粘着剤組成物およびそれを用いた自動車用ゴム系粘着テープ
JP6258565B1 (ja) * 2014-12-30 2018-01-10 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 水性感圧接着剤組成物
JP6262410B1 (ja) * 2014-12-30 2018-01-17 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 水性感圧接着剤組成物
JP2018506616A (ja) * 2014-12-30 2018-03-08 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 水性感圧接着剤組成物
JP2018506612A (ja) * 2014-12-30 2018-03-08 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 水性感圧接着剤組成物

Also Published As

Publication number Publication date
HK1006976A1 (en) 1999-03-26
EP0554832A1 (en) 1993-08-11
BR9300375A (pt) 1993-08-24
DE69303733T2 (de) 1997-02-20
DE69303733D1 (de) 1996-08-29
EP0554832B1 (en) 1996-07-24
CA2088120A1 (en) 1993-08-04
US6048611A (en) 2000-04-11
JP3522781B2 (ja) 2004-04-26
MX9300559A (es) 1993-09-01
CA2088120C (en) 2004-01-13
KR930018002A (ko) 1993-09-21
ES2090722T3 (es) 1996-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3522781B2 (ja) 高固形物耐湿性ラテックス感圧接着剤
EP0942940B1 (en) Pressure-sensitive adhesives and self-adhesive postage stamps made therewith
US4988567A (en) Hollow acid-free acrylate polymeric microspheres having multiple small voids
US4968562A (en) Hollow acid-free acrylate polymeric microspheres having multiple small voids
US5118750A (en) Pressure-sensitive adhesive comprising solid tacky microspheres and macromonomer-containing binder copolymer
US5215818A (en) Pressure-sensitive adhesive comprising solid tacky microspheres and macromonomer-containing binder copolymer
US4737410A (en) Polyalkyloxazoline-reinforced acrylic pressure-sensitive adhesive composition
EP0797644B1 (en) Removable pressure sensitive adhesive and article
US7008680B2 (en) Heat-activatable adhesive
AU728950B2 (en) Pressure sensitive adhesive articles and methods for preparing same
JP3172257B2 (ja) 特定構造の懸濁感圧接着剤ビーズの製造方法
JP3877670B2 (ja) 粘着テープ又はシート
US20020064652A1 (en) Adhesive compositions containing graft copolymers
JP2010196077A (ja) 水分散型粘着剤組成物及び粘着製品
JP4108499B2 (ja) 水分散型粘着剤組成物及び粘着製品
FI95584C (fi) Ei-tertiaarisia butyyli(met)akrylaatteja sisältävien kopolymeraattien, joiden lasiutumislämpötila on alle -10 C, dispersioita
US5128412A (en) Removable adhesive comprising acrylic microballs, acrylic copolymer and cross-linker
JPH08506852A (ja) 剥離剤及び高剥離接着再剥離性接着剤を含むシステム
US4898909A (en) Aqueous polyacrylate dispersions and their use for the production of self-adhesive structures having good low temperature adhesion
JP2006283034A (ja) 水分散型粘着剤組成物及び粘着製品
EP0912647B1 (en) Styryl-modified acrylate polymer pressure sensitive adhesive beads
JP4514429B2 (ja) 粘着テープおよび水分散型粘着剤組成物
JPS6322881A (ja) 感圧接着剤およびかかる接着剤で被覆されている物品
JPH0359082A (ja) 感圧接着剤組成物およびこれから形成した物品

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20031209

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040205

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090220

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees