JPS6322881A - 感圧接着剤およびかかる接着剤で被覆されている物品 - Google Patents

感圧接着剤およびかかる接着剤で被覆されている物品

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JPS6322881A
JPS6322881A JP62107975A JP10797587A JPS6322881A JP S6322881 A JPS6322881 A JP S6322881A JP 62107975 A JP62107975 A JP 62107975A JP 10797587 A JP10797587 A JP 10797587A JP S6322881 A JPS6322881 A JP S6322881A
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weight
pressure
polymer
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JP62107975A
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ロン・ティー・スパダ
ジォセフ・ジェー・ウィルクジンスキー
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Union Oil Company of California
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F220/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride ester, amide, imide or nitrile thereof
    • C08F220/02Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms; Derivatives thereof
    • C08F220/10Esters
    • C08F220/12Esters of monohydric alcohols or phenols
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J157/00Adhesives based on unspecified polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C09J157/04Copolymers in which only the monomer in minority is defined
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J7/00Adhesives in the form of films or foils
    • C09J7/30Adhesives in the form of films or foils characterised by the adhesive composition
    • C09J7/38Pressure-sensitive adhesives [PSA]
    • C09J7/381Pressure-sensitive adhesives [PSA] based on macromolecular compounds obtained by reactions involving only carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C09J7/385Acrylic polymers

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は感圧接着剤およびかかる接着剤で被覆されてい
る物品に関するものである。
通常粘着性の感圧接着剤(PSAs)は、種々の物品、
例えば、粘着テープおよびその地圧力を加えるだけで他
の基材に容易に結合可能にぜんとする物質の製造に使用
される。多数の接着剤は、好ましくは、1個以上の性質
例えば、使用温度における粘着性、接着性(耐剥離性)
、凝集(剪断抵抗)、伸び、弾性、色透明度、色安定性
および日光その他紫外線および減成放射線源に対する抵
抗性の均合を有する。かかる性質の必要な均合を維持す
る一方で、かかる感圧接着剤の1個以上の特性を改善す
ることは、困難でかつ予測できない。接着剤組成物の任
意の変形は1個の接着特性を改善するが1個以上の他の
所望特性に悪影響を及ぼす場合がある。例えば、接着剤
の内部強度(凝集力および剪断応力)を、1個以上の他
の所望特性を低下させることなく改善することは困難な
ことである。
オレフィン系不飽和カルボン酸エステル単量体の共重合
体は、多くの用途において重合体が示す性質の比較的良
好な均合のため感圧接着剤として広い合格を受けてきた
。しかし、PSAの多くの用途には、多くのPSAsで
使用されるカルボン酸エステルによって提供される剪断
強度値より高い値が必要とされる。若干の用途では、少
なくとも50分、好ましくは一層高い、即ち、約500
〜10000分間(後に記載する剪断値試験によって測
定した)の剪断強度値が必要とされる。PSA剪断強度
を改筈する種々の方法が存在するが、少なくとも多数の
方法は、ある種の用途に望ましい他の1つ以上の性質に
悪影響を及ぼす。例えば、カルボン酸エステル重合体の
分子量を増大し剪断強度を改善することができるが、こ
の方法は一般に粘着力を減じ接着力を減する。極性単量
体、例えば重合性カルボン酸を重合体に添加して凝集強
度を増大することができるが、この方法は、低い接着お
よび粘着力を生じ得る。架橋用単量体、例えば、N−メ
チロールアミドまたは他の架橋剤を組成物に混入するこ
とができるが、これらの方法では一般に高価な試薬を必
要とし、低い粘着および接着力(耐剥離性)を生ずる。
また、これらの使用は加工性を減じ、他の性質例えば透
明度、色安定性および紫外線(UV)安定性をそこなう
また、感圧接着剤組成物の適性は、接着剤と接着剤を含
有する物品の製造の容易さと、環境的および人の安定性
の危険によって大いに影響を及ぼされる。例えば、PS
八へは、代表的には重合体溶液としてのまたは水性媒質
の重合体分散液として裏材料に佛布される。かかる溶液
および分散液は、PSA−含有物品の製造でのこれらの
使用を容易にする性質を有さねばならない。従って、溶
液または分散液、並びに重合体自体は、裏材料を適当に
湿潤させて裏材料に対する接着剤の適当な分布、適当な
被覆および結合を確実にしなければならない。
また、PSA重合体の化学組成は若干の理由のために重
要である。水辺外の溶媒を使用することは溶媒費用およ
び溶媒蒸気を制御する際に伴うコストと危険のためにま
すます望ましくなってきている。しかし、なお、かかる
溶媒は、水性系で有効に使用できない重合体の適当な分
布および取扱に必要であると考えられている。従って、
311”物品が、必要な分離および化学特性を達成する
ことができる場合には、水性重合体ラテックスは接着剤
製造工業において著しく好ましい。しかし、溶媒型重合
体系を水性ラテックスに置換する際、1個以上の物理特
性の著しい損失がしばしば生ずる。
N−メチロールアミド官能基および他の架橋用単量体ま
たは架橋剤が、若干の点において物理的性能を改善する
ことが知られている。しかし、かかる重合体は、硬化に
際してホルムアルデヒドを解離するか、または最終物品
に潜在的に有毒な残留物として存在し得る。特に、N−
メチロールアミドを含有する重合体は、硬化する場合、
ホルムアルデヒドを解離し、これらは最終物品に残留物
を生じ得る。ホルムアルデヒドは、作業場および家にお
いて精査が常に増大しており、医薬および人に接触する
用途例えば粘着包帯には特に望ましくない。例えば、州
および連邦政府の職業上の健康と安全管理(Occup
ational He1th and SafetyA
dministrations) (O3HA)は、作
業者のための厳重なホルムアルデヒドの暴露制限を設定
している。
水性ラテックスの種々の流動学的特性は、接着剤物品製
造のためのかかるラテックスの適性に関して特に重要で
ある。ラテックスの粒度および粒度分布は、裏材料への
ラテックスの適用に影響を及ぼずラテックスの物理特性
に著しく影占を及ぼし得る。同様に、ラテックスの粘度
は接着剤分布、(ラテックスの〉充填材の添加量および
接着剤物品の裏材料の湿潤に対する粘度の影響により接
着剤物品製造におけるラテックスの実用性を制限し得る
なお、低温感圧接着剤、即ち、比較的低温で使用せんと
する接着剤の化学組成および物理特性に他の要求が存在
する。しばしば、低温で適当な凝集および接着強度を有
するP S fi、Sは、周囲温度における接着剤の取
扱および接着剤含有物品の製造を複雑にするような周囲
条件下にふけるゴム状を呈する。また、かかるゴム性は
、ラベルおよび他の裏材料上で接着剤の「クリープ」お
よび「表面にじみ」を引起こす。
このようにして、接着剤組成物および物品、接着剤物品
の製造で使用される重合体溶液および分散液に望まれる
物理および化学特性は、重合体組成物および重合体担体
、即ち、溶媒または水に種々の、ときどき相反する要求
をするとすることができる。感圧接着剤およびPSA含
有物品の製造に適する特性の均合を有する重合体系、好
ましくは水性系を、得ることが望ましい。
本発明者等はPSA特性の改善された均合および特に、
改善された剪断保持渣および許容される接着強度(剥離
抵抗)および粘着性を有する感圧接着剤および感圧接着
剤を含む物品が、接着剤の主成分として、約0℃以下の
温度のTgを有し、少なくとも約40重量%の重合した
オレフィン系不飽和カルボン酸エステル単量体および次
式 %式%(1) (式中のR1は、少なくとも3個の原子の長さを有する
2価有機残基、Xは有機アシルまたはシアノ基を示す)
のペンダント官能基を有する通常粘着性の感圧重合体を
使用することによって得ることができることを見出した
。重合体を製造し、溶液または水性分散液(ラテックス
)として裏材料に塗布することができるが、水性分散液
が水量外の重合体溶媒に伴われるコストおよび危険を除
去することから特に好ましい。かかる感圧接着剤および
接着剤物品は、改善された特性の均合を有する。
特に、これらは、接着性または粘着性の損失があるとし
ても有意な損失を伴うことなく改善された凝集強度を有
する。これらは、比較的透明、無色な物質であり(着色
剤を添加することによって、意図的に着色しない場合)
適当な色安定性および日光および他の紫外線源に対する
抵抗を有する。
接着剤は、N−メチロールアミド単量体の如き架橋剤お
よび触媒を使用する必要がないが、1種以上のかかる物
質を含有することができる。低温感圧接着剤、即ち、約
10℃以下の温度で使用せんとする該接着剤として有用
であるfff=Tg重合体は、低温において適当な凝集
および接着強度を有し、更に、周囲温度において著しく
ゴム状でない。
少なくとも約40重量%が重合したオレフィン系不飽和
カルボン酸エステル基および次式%式%(1) (式中のR1は、少なくとも3個の原子の長さを有する
2価の有機残基、Xは有機アシルまたはシアノ基を示す
)で表わされるペンダント官能基を有するTgが約0℃
以下の重合体を含有する通常粘着性の感圧接着剤組成物
を提供する。異なるR1およびX基を有する官能基を同
じ重合体分子に含めることができ、または、異なるR1
およびX基を有する重合体を同じ溶液または分散液でブ
レンドすることができる。有用な重合体が、(1)カル
ボン酸エステル基を含み、(2)2個のカルボニル基ま
たは例示する如き1個のメチレン基によって分離される
カルボニルおよびシアノ基を含み、(3)メチレン基が
、少なくとも4個の原子(R,に「内部(interi
or)カルボニル基を加えた)によって重合体主鎖から
分離されることのみが本質的なことである。゛このよう
にしてR2は少なくとも3個の原子の長さである、即ち
、内部カルボニル基と重合体主鎖との間の最短の結合は
少なくとも3個の原子の長さである。他に、Roの元禦
組成、構造および分子量は、ペンダント側鎖の2重のケ
トまたはケト−シアノ官能価の有効性を打消さない。従
って、R1はペンダント官能基を例えば、重合性オレフ
ィン系不飽和単量体の一部分としてまたは任意の付加反
応により好適な重合体への置換、例えば、次式(式中の
nは整数、OR2は前記(1)式のR,を示ず)により
、重合体主鎖へ組み込むのに十分な任意の分子量のもの
とすることができる。R1はへテロ原子、例えば、酸素
原子、硫黄原子、リン原子、および窒素原子、官能基、
例えば、カルボニル、カルボキシ−エステル、チオ、お
よびアミノ置換基を有することができ、芳香族、オレフ
ィンまたはアルキニル不飽和を有することができる。代
表的に、Roは、3〜40個の原子の長さの、即ち、重
合体主鎖と内部カルボニル基との間に最短の鎖が3〜約
40個の原子を有する、環式または非環式2価有機残基
である。容易に人手し得る反応体から簡単に製造するた
めに、R4は好ましくは次式%式%(2) (式中のYおよびZは、夫々、0.S、およびNRiか
ら選択され、R3は少なくとも1個の原子、好ましくは
2〜約40個、更に好ましくは2〜約20個の原子の長
さを有する2価有機残基を示す)で表される。Yおよび
Zは好ましくは0.R7はHまたは1価有機残基、好ま
しくは、Hまたは6個までの炭素原子を有するヒドロカ
ルビル基である。
(1)式中のXは−C0−It4または−CN 、好ま
しくは−CO−R,C式中のR1は水素原子または、好
ましくは水素原子以外の原子を10個まで(即ち、残基
中に存在することができる水素原子を数えないで、原子
を10個まで)を有する1価有機残基を示す〕である。
最も好ましくは、R3を、約40個までの原子の長さ、
好ましくは約20個までの原子の長さの置換または非置
換のアルキレン、ポリオキシアルキレン、ポリチオアル
キレンおよびポリアミノアルキレン基から選択する。
置換および非置換のポリチオ−、ポリオキシ−1および
ポリアミノアルキレンは、アルキレンオキシド、アルキ
レンアミン、グリコール、ジアミンおよびジチオールの
よく知られている縮合、即ち次式 (式中のR8は、水素原子または1価有機残基、好まし
くは、水素原子またはアルキル基を示す)により容易に
製造することができる。説明するために、かかるペンダ
ント官能基〔(1)式〕は、他の単量体く後述する)と
次式 %式%(3) (式中のXは、前記(1)式で定義したものであり、R
6およびR6は、ヒドロキシ、ハロ、チオ、アミノ、お
よび1価の有機残基、好ましくは水素原子以外の原子を
10個まで有する有機残基、最も好ましくは10個まで
の炭素原子を有するアルキル基から選択される)の重合
性単量体を共重合することによって、重合体主調に導入
することができる。(1)式のR−二関する(2)式に
示したR3基の好適な形態を置換すると、最も好ましい
次式 (式中(7)R,、R5,Rs、  x、 Yおよび2
は前に定義したものを示す)で表される官能単量体が得
られる。この式から、R6が水素原子、Xが−CO−R
4,R。
およびR1がメチル、YおよびZが0およびR5がエチ
レン基である場合、生成する単量体は、アセトアセトキ
シエチルメタクリレートであり、参考のため記載する米
国特許第3.554.987号にスミス(Smith)
によって記載されている単量体の種類の1種である。ス
ミスによって記載されている如く、まず、エチレングリ
コールをメタクリル酸で処理しヒドロキシエチルメタク
リレートを形成し、次いで、これをジケトンで処理して
アセトアセトキンエチルメタクリレートを生成すること
によって、この単量体を製造することができる。
相対的な入手可能性のために、特に好ましい種類の官能
単量体は、スミスによって開示されているもので、(4
)式において、R6が水素原子、YおよびZが酸素原子
、R6が水素原子または12個までの炭素原子を有する
アルキル基、R3が10個までの炭素原子を有するアル
キレン基、Xが−Co−R,、おヨヒR4が8個までの
炭素原子を有するアルキル基である官能単量体に相当す
る。
有用な感圧接着剤重合体は、記載した如き官能単量体の
不存在において、他の点では同一の感圧接着剤に対して
、接着剤の凝集強度を増大するに十分な量の1種以上の
かかる単量体を有する。多数の重合体において、0.0
5重量%のように低い官能単量体に濃度で検知し得る凝
集強度の増大が見出される。しかし、一般に有用な重合
体は、締型合体重量に対して少なくとも約0.1、代表
的に少なくとも約0.25重量%の官能単量体を含有す
る。
著しく高い官能!■量量体製濃度1吏用することができ
る。このようにして、官能単量体濃度は、通常約0.1
〜約20重量%またはこれ以上であり、代表的に約0.
25〜約10重量%である。驚くべきことに、5重量%
以下、さらに2重量%以下の官能単量体濃度でさえ、極
めて著しく凝集強度の増大を達成することができる。従
って、多数の有用な感圧接着剤において、好ましい官能
単量体濃度は、約0.1〜約5重量%の範囲内であり、
しばしば、約0.1〜約2重量%の範囲内である。
重合体の残部は、主に、1種以上の種々の重合した、オ
レフィン系不飽和モノ−および/またはポリカルボン酸
エステルから成り、以下に記載する他の重合性単量体を
任意に含有することができる。このようにして重合体は
、通常、少なくとも約40重量%、しばしば少なくとも
約60重1%、好ましくは約80重量%の前述した官能
単量体以外の重合したオレフィン系不飽和カルボン酸エ
ステル単量体を含む。現在、好適なエステル単量体は、
4〜17個の炭素原子を有するオレフィン系不飽和モノ
−またはポリカルボン酸、および分子光たり1〜約30
個、好ましくは1〜約20個の炭素原子を有するヒドロ
キシ−、アミノ−1またはチオ−置換または非置換のア
ルコーノペアミンおよびチオールのエステルである。例
示される不飽和カルボン酸は、アクリル酸、メタクリル
酸、ギ酸、マレイン酸、イタコン酸等である。例示され
るヒドロキシ−、アミノ−およびチオ−置換されたアル
コーノペアミンおよびチオールは、グリセロール、l−
ヒドロキシ−5−チオドデカン、2−アミノ−5−ヒド
ロキシヘキサン等である。主に、コストおよび入手可能
性のため現在好ましいエステルは、アクリル酸およびメ
タクリル酸のヒドロキシ置換または非置換のアルコール
エステルであり、例えば、アクリル酸ブチル、アクリル
酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチノペアクリル
酸ヒドロキシエチル等である。
広範囲のオレフィン系不飽和カルボン酸エステル単量体
、並びに感圧接着剤の製造に有用な種々の他の重合性オ
レフィン系不飽和単量体、および重合体のTg (ガラ
ス転移温度)に対するこれら単量体の相互関係が、参考
のため記載する「感圧接着剤技術ハンドブック、パン・
ノストランドレインホールド コンパニー、ニューヨー
ク、1982年、特に第298〜329頁」においてド
ナタス サクス(Donatas 5atas)  に
よって詳細に記述されている。
サタスが論じているように、カルボン酸エステル単独重
合体または共重合体に基づく感圧接着剤の主要な特徴は
、若干の場合、カルボン酸エステル単独重合体を用いて
達成できる低いガラス転移温度であるが、「硬質」エス
テル単量体と適当な比率の「軟質」エステル単量体を重
合して特別な用途に最も適するTgを有する重合体を得
ることによって、主として得られる。いわゆる「硬質」
単量体は、比較的高いTgを有するホモポリマを生成す
るものであるが、「軟質」単量体は比較的低いTgを有
する単独重合体を生成する。例えば、代表的に、アクリ
ル酸エステル単量体は、対応するメタクリル酸エステル
より「−層軟質」である。即ち、ポリエチルアクリレー
トは−22℃のTgを有するが、ポリエチルメタクリレ
ートは65℃のTgを有する。
ポリn−ブチルアクリレートは、ポリ−ローブチルメタ
クリレートが20℃のTgを有するのと比較して−54
℃のTgを有する。アクリル酸n−ブチル、アクリル酸
2−エチルヘキシルおよびアクリル酸n−オクチルは、
通常、「軟質」単量体に使用され、一方、メタクリル酸
メチル、イソプロピル、n−ブチルおよびt−ブチルを
包含する種々のメタクリル酸エステルは、代表的な「硬
質」単量体である。任意の単独重合体のTgを容易に測
定することができ、2種以上のかかる単1体の共重合体
のTgを、含まれる各単量体が有する各々のTgから大
まかに予想することができる。選んだ共重合体のガラス
転移温度の最も正確な測定方法は、もちろん、該共重合
体自体のTgを測定することである。本発明の感圧接着
剤に有用な単独重合体および共重合体は、代表的に、約
0℃以下、好ましくは約−10℃以下の温度のrgを有
する。低いTgを有する重合体は、−般に約−40℃以
下程度のTgを有する低温感圧接符剤として使用するに
特に好ましい。このようにして、有用な重合体は、一般
に、約−80℃〜約0℃、好ましくは約−60℃〜約−
10℃の範囲の温度のTgを有する。
前述の官能単量体およびエステル単量体は、総軍合体組
成を構成するかまたは、これら2種の単量体の種類によ
って説明される重合体分子の部分が任意の重合体オレフ
ィン系不飽和単量体またはかかる単量体の組合せとする
ことができる。他の重合性単量体を例示すると、酸部分
が1〜20個の炭素原子を有するカルボン酸ビニルエス
テル(例えば、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニノベイソ
ノナン酸ビニル);芳香族または脂肪族、α−β−不飽
和炭化水素、例えば、エチレン、プロピレン、スチレン
、およびビニルトルエン;ハロゲン化ビニル例えば、塩
化ビニルおよび塩化ビニリデン:オレフィン系不飽和ニ
トリル例えば、アクリロニトリル;10個までの炭素原
子を有するオレフィン系不飽和カルボン酸例えば、アク
リル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸および
フマル酸等がある。本発明者等は、少量のオレフィン系
不飽和カルボン酸および/またはかかるカルボン酸のス
ルホアルキルエステルが、PSA重合体の凝集強度を著
しく改善することを見出した。従、って、少なくとも約
0.1、通常約0.1−10.好ましくは約0.1〜5
重量%の約10個までの炭素原子を有する重合性オレフ
ィン系不飽和カルボン酸および/またはかかる酸のスル
ホアルキルエステル例えば、メタクリル酸スルホエチル
、イタコン酸スルポエチル、マロン酸スルホメチル等を
、重合体が含有することは現在好ましいことである。
有用な重合体は、N−メチロールアミド例えば、N−メ
チロールアクリルアミドの如き他の「官能」単量体を含
有することができるが、かがる池の官能単量体は、許容
できる接着剤特性を達成するに絶対的なものでなく、か
かる単量体が存在することに伴われる有害作用、例えば
硬化する際のポルムアルデヒドの放出、粘着および接着
性の損失等を、かかるN−メチロールアミドの濃度を最
小限にするかまたはこれらを除去することにより回避す
ることができることを見出した。従って、好ましい重合
体は、約1%以下、好ましくは約0.5%以下の量のN
−メチロールアミドを含有し、最も好ましくはN−メチ
ロールアミド単量体単位を含まない。
また、本発明者等は、アルデヒド硬化剤の如き架橋また
は硬化剤(例えば、ホルムアルデヒド、ムコクロル酸等
)、米国特許第4.408.018号においてバートマ
ン(Bartman)によって論ぜられている架橋触媒
例えば、強塩基触媒、または酸触媒例えば、リン酸また
はメタンスルホン酸、錯生成剤例えば、金属および金属
化合物および錯体、また゛は反応性単量体(例えば、グ
リコール、ポリアミド等)を用いることなく、好ましい
接着剤特性を達成できることを見出した。かかる硬化剤
は、重合体製造の複雑さと費用を増すので、これらは本
発明の重合体を用いて必要な感圧接着剤特性を得るには
必要でなく、多くの場合、かかる「硬化」剤を混入する
ことは、粘着および接着性のような所望の他のPSS時
特性低下させ、好適な重合体は、かかる硬化剤およびそ
の残留物をほとんど含まない。それにも拘らず、少量の
かかる物質は、有用な重合体溶液、分散液および接着剤
物品に存在し得る。
重合体の分子量は、所定の単量体組成の重合体、即ち、
同じ単量体含有量の重合体における感圧接着剤特性の均
合に有意な影響を及ぼし得る。即ち前述の文献の第30
7〜311頁でサタスが論じているよう1乙剪断抵抗は
、比較的高い分子量まで分子量と概ね比例し、若干の重
合体では、該高い分子量で剪断強度が激しく降下する。
粘着性は、代表的に著しく低い分子量では高く、最適な
粘着性を得る分子量値を過ぎた後は、分子量が増加する
につれて徐々に減少する。粘着性は、代表的に不連続な
挙動を示し、中位の分子量水準までは分子量に伴い増大
し、次いで、分子量が更に増加するにつれて徐々に減少
する。本発明の接着剤に有用な重合体は、ゲル透過クロ
マトグラフィーによって測定した少なくとも約10.0
00、一般に約10.000〜約1.000.000の
範囲の数平均分子量を代表的に有する。かかる重合体は
比較的高い剪断強度(凝集強度)および剥離力値(接着
性)と粘着性を包含する池の特性の好適な均合を有する
。従って、接着剤は、以下に記載する500gの荷重下
、約23.9℃(75°F)の温度で測定した、少なく
とも約20分間、代表的に少なくとも約50分抽、高い
剪断組成物ではL 000分間以上のような大きい剪断
保持値を代表的に有する。剥離力値は、一般に、少なく
とも約0.27(約1,5)、極めてしばしば少な(と
も約0.32(約1.8)好ましくは少なくとも約0.
36kg/ am幅(約2ポンド/インチ幅)の剥離力
値を有する。尚、これら感圧接着剤の高い剪断および剥
離力値は、粘着性の減少がある場合でも有意な減少をぎ
せいにしては達成されない。このようにして、重合体は
、一般に、少なくとも約0.36kg10.5cm幅(
約0.8ポンド/1/2インチ幅)のループ粘着力値を
有する、即ち、これら重合体は、記載した官能単量体を
含有しないが他は同じ重合体、(単量体含有量、分子量
等)によって、他は同一の条件下で示されるループ粘着
力値と概ね等しくときどき一層高いループ粘着力を示す
、。この開示の目的のため、その他が詳述しない場合に
は、剪断強度、剥離接着性およびループ粘着力は、以下
の実施例に記載するようにして測定する。
本発明の感圧接着剤は、通常、大部分の用途に対して、
付加的な粘着付与剤を用いることなく十分な粘着力を示
すが、かかる粘着付与剤を少量または多量使用すること
ができる。接着剤は、ごく少量の粘着付与剤を含有して
、全組成の粘着力をごくわずかに増大させることができ
、即ち、接着剤は記載した1種以上の重合体の100重
量部当たり150重量部以上までの粘着付与剤を含有す
ることができる。好適な粘着付与剤は、ロジンおよび水
素化ロジン、合成炭化水素粘着付与剤および低分子量、
低いTgのポリカルボン酸エステルを含有する。代表的
なロジンおよび水素化ロジンエステル粘着付与剤は、約
り5℃〜約115℃の温度の環および球軟化温度を有し
、一方、好適な粘着付与剤は約30℃〜約110℃の温
度の軟化温度を有する。
有用な炭化水素粘着付与剤は、C9芳香族単量体または
C2脂肪族単量体、並びにかかる芳香族および脂肪族単
量体の混合物から製造することができる。
かかる単量体は、通常、原油または同様の物質の分別に
おいて所謂C9およびC5留分から誘導される。
かかる合成炭化水素粘着付与剤は、一般に、約30℃〜
約100℃の球および環軟化温度を有する。ポリカルボ
ン酸エステル粘着付与剤樹脂は、1〜4個の炭素原子を
有するアルキルまたはアルコキシ基で置換されたまたは
されていないアクリル酸、またはアルキルまたはアルカ
ノール単位が1〜約6個の炭素原子を有するかかる酸の
アルキルまたはアルカノールエステルのような1種以上
の単量体から重合される。
しかし、有用な接着剤組成物を配合して粘着付与剤の不
存在下で多くの場合の適用に対して適当な粘着力を提供
することができるので、組成物は、かかる粘着付与剤を
ほとんど含まないことが現在好ましい。
有用な重合体の水性分散液および溶剤含有溶液は、オレ
フィン系不飽和カルボン酸エステル重合体、例えばアク
リル酸エステル重合体の製造に適することが業界で知ら
れている方法によって製造することができる。例えば、
水性重合体分散液は、各単量体を同時に、最終重合体の
各単量体の各割合に比例する割合で水性反応媒質に徐々
に添加し、適当な重合触媒を用いて重合を開始し続行す
ることによって製造することができる。触媒を例示する
と、遊離基開始剤および酸化還元系、例えば、過酸化水
素、ベルオキシニ硫酸カリウムまたはアンモニウム、ジ
ベンゾイルペルオキシド、ラウロイルペルオキシド、ジ
ターシャリ−ブチルペルオキシド、2.2’−アゾビス
イソブチロニトリル等があり、単独または1種以上の還
元成分例えば、重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸ナト
リウム、グルコース、アスコルビン酸、エリトルビン酸
等と一緒に用いることができる。添加した全ての単量体
を消費するまで、適当な反応速度を維持するに十分な温
度でかきまぜながら反応を続ける。ラテックス(分散液
)が重合体濃度の約10〜約60重量%に達するまで、
単量体の添加を普通に続ける。
通常、物理的安定性は、水性反応媒質に1種以上の界面
活性剤(乳化剤)例えば、非イオン、陰イオン、および
/または両性活性剤を供給することによって達成される
。非イオン界面活性剤を例示すると、アルキルポリグリ
コールエーテル例えば、ラウリノペオレイル、およびス
テアリルアルコールまたはヤシ脂肪アルコールの如きか
かるアルコールの混合物のエトキシル化生成物;アキル
フェノールポリグリコールエーテル例えば、オクチルま
たはノニルフェノール、ジイソプロピルフェノール、ト
リイソブロビルフェノーノペジーまたはトリーターシャ
リ−ブチルフェノール等のエトキシル化生成物がある。
陰イオン界面活性剤を例示すると、アルキル、アリール
、またはアルキルアリールスルホン酸、硫酸、リン酸、
ホスホン酸等のアルカリ金属またはアンモニウム塩であ
る。例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、オクチルフェノ
ールグリコールエーテル硫酸ナトリウム、ドデシルベン
ゼン硫酸ナトリウム、ラウリルジグリコール硫酸ナトリ
ウム、トリターシャリ−ブチルフェノールペンタ−およ
びオクタ−グリコール硫酸アンモニウムが含まれる。参
考のため記載する米国特許第2.600.831.2.
271.622.2.271.623.2、275.7
27.2.787.604.2.816.920および
2,739.891号に、イオン、非イオンおよび両性
界面活性剤の他の好適例が多数開示されている。
保護コロイドを、反応時間中または反応時間後のいずれ
かに水性重合体分散液に、添加することができる。保護
コロイドを例示すると、アラビアゴム、澱粉、アルギン
酸塩、および変性天然物質例えば、メチル、エチル、ヒ
ドロキシアルキル、カルボキシメチルセルロース、およ
び合成物質例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニル
ピロリドン、およびかかる物質の2以上の混合物である
また、充填材および/または増量剤例えば、分散性クレ
ー並びに顔料および染料のような着色剤を、重合中また
は重合後、水性分散液に添加することができる。
乳濁液は、代表的に、約40〜約70%の製造したまま
の重合体を含有し、一方、好ましいラテックスは、代表
的に約40〜約60重猾%の重合体固体の固形分を含有
する。分散した重合体粒子は意図する用途に適する任意
の大きさとすることができるが、少なくとも120nm
の粒度が現在好ましい。最もしばしば、上述のラテック
スは、フロツグ(Florida) 、ヒアレー(l(
ialeah) のクールターエレクトロニクス社(C
oulter electronics、 Inc、)
から人手し得るエヌー4「ナノサイザーJ  (N−4
“Nanosizer”)で測定したような約120〜
約11000nの範囲の粒度を有する。従って、水性分
散液および溶液の重合体含有量を増大することができ、
また、水性分散液および溶液への充填材例えば、クレー
、顔料および他の増量剤の添加を、許容粘度限度を超え
ることなく増大することができる。例えば、水性分散液
および重合体溶液は、2%以上、しばしば5%以上、な
お更に、10%以上の充填材、接着剤および/または増
量剤を含有することができる。
有用な重合体の溶液は、上述の選択した単量体を、単量
体および重合体が溶解可能な溶媒で重合することによっ
て製造することができる。好ましい溶媒は、芳香族溶媒
例えば、キシレンとトルエンおよびブタノールのような
アルコールである。
重合開始剤および還元成分は、使用する場合、選択した
溶媒または溶媒の混合物に可溶性であるべきである。記
載した有機溶媒に可溶性の重合開始剤を例示すると、ジ
ベンゾイルペルオキシド、ラウロイルペルオキシド、お
よび2.2′−アゾビスイソブチロニトリルである。エ
リトルビン酸およびアスコルビン酸は、極性有機溶媒に
可溶な還元成分の例である。
記載した感圧接着剤を、他の表面または物品に接着する
か望ましくは任意の裏材料へ被着することができる。裏
材料を例示すると、軟質および硬質(固体)の天然およ
び合成物質例えば、フィルム、固体物品、織布および不
織布材料等を本質的に包含する任意の形態のプラスチッ
ク・エラストマー、固体金属および箔、セラミック(タ
イノヘガラス等)、木材、紙および厚紙、なめし革物質
がある。かかる物品の使用例は、壁被覆(紙、織物、フ
ィルム等)、椅子張り成形品、屋根材構造および羽目物
質、種々のテープ(織布または不織布、紙、重合体フィ
ルム、金属箔、発泡体等から成る裏材料を有するもので
、両面テープおよびいわゆる透明テープを包含する)、
包装、床および壁タイルおよび池の床および壁被覆パネ
ル等である。
裏材料および基材物質を例示すると、金属、セラミック
(ガラスを包含する)、並びに天然および合成極性およ
び非極性物質、例えばポリオレフィン、例えばエチレン
、ポリエチレン、スチレン、ブタジェン、ジシクロペン
タジェン等を包含する置換または非置換のオレフィン系
不飽和炭化水素の単独重合体と共重合体、および代表的
に極性官能基例えば、ヒドロキシ、エテラール(eth
eral)、カルボニノヘカルボン酸くカルボン酸塩を
含む)、カルボン酸エステル(チオエステルを包含する
)、アミド、アミン等を有する物質である。はぼすべて
の天然物質は1種以上の極性官能基を有する。
未使用および再生したセルロース系繊維例えば綿、紙、
木材、ヤシ繊維、ジュート、大麻等、およびタンパク質
物質例えば、なめし革、羊毛および他の動物の毛皮が例
示される。極性官能基を有する合成物質を例示すると、
ポリエステル、ポリアミド、カルボキシル化したスチレ
ンブタジェン重合体等例えば、ナイロン−6、ナイロン
−66、ナイロン−610、「ダクC1:/ (Dac
ron) J、「ホルトレル(Fortrel) 」、
「コブル(Kodel) J、「アクリラン(Acri
lan) J、「オーロン」、「クレステン((:re
slan) J、「ベレル(Verel) Jおよび「
ダイネル」がある。また、極性である他の有用な物質を
例示すると、合成炭素、ケイ素およびケイ酸マグネシウ
ム(例えば、石綿)がある。
接着剤組成物を、種々の従来の被覆技術例えば、ロール
被覆、噴霧被覆、流し被覆等の任意の1つによって裏材
料に塗布することができる。また、接着剤組成物を、変
成することなく押出し被覆、同時押出、ホットメルト被
覆等をかがる被覆方法に関して知られている適当な従来
方法を使用して、裏材料に塗布することができる。プラ
イマを使用して裏材料を前処理することができるが、プ
ライマは多くの用途において必要でない。乾燥被覆重量
(単位表面接当りに塗布した接着剤の乾燥状態の重量)
は、裏材料と裏材料を接着すべき基材表面の多孔度と不
規則性、および他の要因に実質的に依存して変化し得る
。例えば、高い重合体添加量は、多孔質で不規則性のセ
ラミックタイルを多孔質表面に接着するに好ましいが、
合成重合体フィルムおよびシートのような比較的非孔質
で平滑な表面の物質からテープ、フィルムおよび他の物
品を製造するに低い重合体添加量が要求される。
非孔質重合体または金属表面に接着せんとする非孔質重
合体または金属基材に接着剤を塗布する場合、接着剤添
加量は、約279 m’ (約3000  ft2)の
処理した表面当り約2.3kg(約5th)〜約23k
g(約501b)の乾燥接着剤が一般に好ましい。連続
シート重合体基材から製造したテープに適する接着は、
通常約279 m’ (約3000 ft2)の処理し
た表面当り約4’、5 kg (約10 lb)〜約9
.1kg(約201b)の乾燥被覆接着剤重量で達成す
ることができ、−方、約9.1kg(約20 lb)〜
約18.1kg(約40  lb)の被覆重量は、通常
、マスキングテープのような紙で支持したテープの製造
に使用される。
以下、本発明を例により説明するが、本発明はこれに限
定されるものではない。
標準試験 剪断強度は、ASTM 03654−78、PSTC−
7によって測定し、接着剤の凝集性(内部強度)の尺度
であるC rPsTcJは感圧テープ会1(Press
ure 5en−sitive Tape Counc
il)を示す〕。これは静荷重をかけたテープ試料が標
準圧力で付着している標準平坦表面にほぼ平衡な方向に
該テープ試料を該表面から分離するのに要した時間に基
づく。接着剤被覆したストリップの約1.3 cmXl
、3 cm (0,5インチX0.5インチ(in))
の部分が標準ステンレス鋼パネルに堅固に接触し、該ト
リップの一端が自由端であるようにして上記鋼パネルに
被着した上記ストリップにつき各試験を行った。被覆し
たストリップを接着した鋼パネルを、鋼パネルが、伸び
たテープの自由端と178°〜18o°の角度を形成す
るようにラックに支持し、次いで、このテープの自由端
を、試験ス) IJツブの自由端がらつり下げ重量とし
て加えた500gの力をかけることによって引張った。
各試験ストリップが試験パネルから分離するに要した経
過時間を剪断強度として記録した。
剥離接着力を、ASTM D−3330−78,PST
C−1によって測定するが、この剥離接着力は被覆した
、軟質シート物質を特定の剥離角度および剥離速度で試
験パネルから剥離するのに要する力の尺度である。
特記しない限り、ここに記載する剥離接着力は、以下の
方法により測定した、約2.54cm(1in)幅の被
覆した試験シート物質当りのkg(lb)として示す力
の値である。約2.54cm(1in)幅の被覆したシ
ートを、被覆した試験シート物質の清浄なステンレス鋼
試験板の水平面に少なくとも直線状の約12.7cm(
5in)に亘り鋼板と堅固に接触して被着する。
硬いゴムローラを用いてストリップを堅固に被着させ、
全ての不連続部分および閉じ込められた空気を除去する
。次いで、被覆したス) IJツブの自由端を、ストリ
ップ自体にほとんど接触させ2つ折りに反転し、鋼板か
らのス) IJツブの剥離角度が180°であるように
する。試験ストリップの自由端(引張られる端部)を接
着引張試験機目盛(インストロン引張試験機またはハー
ベイ(llaevey)引張試験機)に固定する。次い
で、試験板を目盛りから約30.5 cm/m1n(1
2in/m1n)の一定速度で遠くへ移動させることが
できる引張試験機のあご(Jaw)に締付ける。kg(
lb)で読む目盛をテープが鋼表面から剥離する際記録
する。
ループ粘着は、試験ストリップを鋼板と大きな圧力の不
存在下で極くわずかに接触させた後に、標準(PSTC
)ステンレス鋼板から標準接着剤被覆したマイラーフィ
ルムループを除去するに要する力の測定である。試料接
着剤で被覆した約2.54X10−’am (lミル(
mil) :l ノフイラ−7イルム(7)約1.3 
cm(0,5in) x約10.2cm(4in)のス
トリップを、接着剤を外側にしてループに形成し、テー
プループが約3.2 cm2(0,5inりのステンレ
ス鋼板の表面積に接触するまでループをステンレ鋼板に
被着する。ループを約30.5 cr+/m1n(12
in/m1n) の速度で板から収縮させ、接着剤ス)
 IJツブの最終部分が試験板から接着剤ストリップを
分離する場合にループ粘着力が最大の力であると観測し
た。ループを、約30.5 cm/m1n(12in/
m1n)の速度で板から収縮させる。特に、鋼試験板を
インストロン引張試験機の下あごに挿入し、一方、ルー
プの上部部分を、上記試験機の上あごに締付け、約30
.50m/minの速度で試験板に向かって下方に移動
させた。試験ループが約3.2cm2(0,5in”)
の試験板面積と接触した場合、インストロン試験機の上
あごの移動方向を反転し、ループを約30.5 cm/
m1n(12in/m1n)の速度で試験板から除去す
るようにセットする。
「段ボールに対する20程度保持強度(Twenty 
degree hold strength 10 c
orrugated board) Jは接着剤を標準
力の下で段ボール基材に塗布した場合の約2.54 X
l0−’cm (1mil)のマイラーフィルムに固定
した接着剤の剥離および剪断強度の組合せの尺度である
。約3.81 cm(1,5in)の長さの接着剤被覆
したマイラーフィルムが、約3.81cmの試料テープ
の基材の波型段(うわ)に平衡に整列させて試験基材の
波型表面に接着するように接着剤被覆したマイラーフィ
ルムの試料を標準段ボール基材に被着する。フィルムを
この方法で基材に被着した後、基材に接触しているフィ
ルム部分を、標準約2.0 kg(4,5lb)のゴム
被覆したローラを用いて約3.8cmの試験テープの端
部に平衡に約30.5cm/m1nOローラスピードで
1回ロールがけする。
形成した試料を垂直に対して20°の角度でセットした
剪断試験ブロックに固定して接着剤試験ストリップの[
尾部(tail) J  (波型基材に接着してない試
験テープ部分)を、段ボールの平面に対して160°の
角度で段ボールの底部からつり下げた。
次いで、500gの重量を適当なりランプによって接着
剤試験ストリップの「尾端」に負荷し、この重量は段ボ
ールに結合した試験ス) IJツブのこの部分から16
0’の角度で釣るされているようにした。
500gの重量を試験ス) IJツブにかけた直後タイ
マーを開始し、保持値を、重量が段ボールの裏材料から
試験ス) IJツブを引裂くに要した分数として記録し
た。
例  1 98.5重量%のアクリル酸ブチルと1.5重量%のメ
タクリル酸を含有するアクリレート重合体の水性乳濁液
を水、界面活性剤および触媒の存在下、プレミックスし
た単量体をかき混ぜ反応器で遊離基重合することにより
製造することができた。単量体プレミックスを、862
gのアクリル酸ブチル、13 gのメタクリル酸、およ
び0.1gの連鎖移動剤をブレンドすることにより生成
した。触媒プレミックスは、4.0gの過硫酸ナトリウ
ムを114 gの脱イオン水に溶解することにより生成
できた。次いで、反応器に、690gの脱イオン水、2
0 gのアルキルフェノキシポリ (エチレンオキシ)
エタノール界面活性剤、2.5gのアルキル硫酸ナトリ
ウム界面活性剤、および60 gの単量体プレミックス
を充填した。次いで、反応器充填物を90℃の温度に加
熱し、10m1の触媒を添加し、生成した混合物を10
分間かき混ぜた。次いで、単量体プレミックスおよび触
媒溶液の添加を開始した。890m1の単量体プレミッ
クスを2時間に亘って添加し、すべての触媒溶液を2.
5時間に亘って添加した。このようにして、単量体の添
加をやめた後、触媒の添加を0.5時間続けた。触媒の
添加をやめた後、反応相を、90℃の温度で更に、1時
間維持し、次いで、35℃の温度に冷却し、反応器から
取出した。
pHを水酸化アンモニウムを用いて7.5〜8.0に調
整した。
例2 例1に記載したと同様の反応器供給原料および処理操作
を用い、同様の操作を繰返した。但し、単量体プレミッ
クスが、887 gのアクリル酸ブチル、13.7 g
のメタクリル酸、および184 gのメタクリル酸アセ
トアセトキシエチル(AAEMA)を含むものとし、こ
れは、最終重合体組成物が、96.5重量%のアクリル
酸ブチノペ1,5重量%のメタクリル酸、および2.0
重量%のAAE旧であるのと対応する。
例1および20重合体は、低温感圧接着剤の周囲温度お
よび低温における剥離、粘着および剪断値の特徴を示し
た。しかし、2重量%のメタクリル酸アセトアセトキシ
エチルを含有する例2の重合体は、例1の重合体より接
着剤として著しく高い剪断力値を有し、例1の重合体に
匹敵する室温粘着性を有する。例2の接着剤は、例1の
重合体よりゴム状になる傾向が極めて少ない。従って取
扱いにくく周囲温度においてクリープを生じまたは接着
剤裏材料または基材を介して表面ににじみでた。
例  3 加熱マントル機械的スターラ、還流冷却器、窒素噴霧器
および3個の実験室用計量型ポンプを備えた21の反応
器に、140 gの蒸留水を添加し、この水に窒素を噴
霧し、75℃の温度に加熱した。
次いで、窒素噴霧器を取去り、窒素雰囲気を液相上に保
持した。
単量体予備乳濁液を、426gのアクリル酸2−エチル
ヘキシル、162gのアクリル酸メチル、12gのアク
リル酸、140 gの蒸留水中の9gのノニルフェノキ
シポリ (エチレンオキシ)エタノール非イオン水溶性
界面活性剤、および21 gのオクチルフェノキシポリ
 (エチレンオキシ)エタノール非イオン界面活性剤を
ブレンドすることによって生成した。
この予備乳濁液の5%をかき混ぜながら反応器に導入し
た。3分間かき混ぜた後、0.5gの過硫酸ナトリウム
を10 gの蒸留水に溶解した溶液を添加した。更に3
分後、0.5gのメタ重亜硫酸ナトリウム添加し、混合
物を75℃の温度で20分間維持した。次いで単量体予
備乳濁液の残分を、備付けの計量型のポンプの1個を介
して3時間に亘って徐々に添加した。残りの2個の計量
型ポンプを介して、触媒溶液を、単量体乳濁液と同時に
添加した。一方触媒溶液は、75 gの蒸留水に溶解し
た1、5gの過硫酸す) IJウムを含有し、他方は、
75gの蒸留水に溶解した1、5gのメタ重亜硫酸を含
有した。これら触媒溶液は、これらを計量しながら3.
5時間に亘って供給する速度で、徐々に添加した。触媒
の添加をやめる1/2時間前に、単量体の添加をやめた
。重合温度は実験中を通して75℃の温度に維持した。
過硫酸ナトリウムとメタ重亜硫酸の全てを添加した後、
反応混合物を75℃の温度で更に30分間維持し、次い
で、室温に冷却した。
生成したラテックスを、アンモニアの7%蒸留水溶液ま
たは水酸化ナトリウムの10%蒸留水溶液を用いて、p
H4〜6.5に中和した。生成したラテックスは、前述
の方法によって試験し、約2.7 kg(6th)の剥
離力値を有することを見出し、凝集破壊、約0.59k
g(1,31b)の剥離粘着力値および100分間の剪
断力値を証明した。凝集破壊は、接着剤自体が引裂きま
たは分離し、別の部分の接着剤は各基材に接着したまで
あることによって証明した。これらの結果を第1表に示
す。
例  4 例3に記載する方法を繰返した、但し、単量体予備乳濁
液が、424gのアクリル酸2−エチルヘキシル、15
6 gのアクリル酸メチル、12 gのアクリル酸およ
び6gのメタクリル酸アセトアセトキシエチル(AAE
MA)を含有するものとした。界面活性剤組成物および
操作方法は例3に記載した通りである。
生成したラテックスを前述の方法によって試験すると、
約2.54cm (1in)  幅当り約1.45kg
 (3,21b)の剥離力値、約1.3 cm(1/2
 in)幅当り約0.54kg (1,2lb)のルー
プ粘着力および136分間の剪断強度を有した。この接
着剤は、例3で得た接着剤より低い剥離強度を有するが
、ループ粘着力はほとんど同じであり、剪断強度は著し
く高い。結果を第1表に示す。
例5 例3に記載した操作を再び繰返した。但し、単量体予備
乳濁液が、426gのアクリル酸2−エチルヘキシル、
150 gのアクリル酸メチル、12gのアクリル酸、
および12 gの八人〇MAを含有するものとした。界
面活性剤の組成と濃度および操作条件は、例3に記載し
たようにした。
この生成物を前述の方法によって試験すると、約2.5
4c+n(1in)幅当り約1.2 kg(2,5To
)の剥離力値、約1.7 cm(1/2 in)幅当り
約0.5 kg(1,L lb)のループ粘着力、18
66分間の剪断強度を有した。これらの結果は、ループ
粘着力の損失を若干しか伴わないかまたは伴わず剪断強
度で例3の接着剤より18倍増大することを示す。
第1表 単量体% 例2−EHA MA AA AAEMA剥離粘着剪断3
 71272 0 6 1.3 1004712621
3゜2 1.2 1865 71 25 2 2 2.
6 1.1 1.866例6 例3に記載する操作によってラテックスを製造した。但
し、582 g(97重量%)のアクリル酸ブチノペ1
8g(,3重量%)のアクリル酸、0.1重量%の硫酸
化したノニルフェノキシポリ (エチレンオキシ)エタ
ノールのナトリウム塩界面活性剤、および例3に記載す
る1、5重量%のオクチルフェノキシ界面活性剤を含有
する単量体予備乳濁液を使用した。
例  7 例6に記載する操作を繰返した。但し、単量体予備乳濁
液が576 g(96重量%)のアクリル酸ブチル、1
8g(3重量%)のアクリル酸および6g(1重量%)
のAAEMAを含有するものとし、他の組成および操作
条件は例6と同じである。生成した接着剤は、粘着力の
損失を若干しか伴わないかまたは伴わず例6の接着剤よ
り著しく高い剪断強度を有した。
例8 例6の操作を繰返した。但し、97重量%のアクリル酸
2−エチルヘキシルおよび3重量%のアクリル酸の重合
体組成に対応する582gのアクリル酸2−エチルヘキ
シルおよび18 gのアクリル酸を含有する単量体予備
乳濁液を使用し、この他界面活性剤組成物および操作条
件は例6と同じままとした。
例9 例6に記載する操作を繰返した。但し、単量体予備乳濁
液の単量体含有量は96重量%のアクリル酸2−エチル
ヘキシノペ3重量%のアクリル酸、および1重量%のA
AEMAを含有する重合体を生ずる576gのアクリル
酸2−エチルヘキシル、18gのアクリル酸および6g
のAAEMAに対応させた。
生成した重合体は例8で得た重合体より著しく高い剪断
強度を有し、粘着力の損失は少ないかまたは全くなかっ
た。
例10 例6に記載する操作を繰返した。但し、48.5重量%
のアクリル酸ブチル、48.5重量%のアクリル酸2−
エチルヘキシル、および3重量%のアクリル酸の重合体
組成に対応する291gのアクリル酸ブチル、291 
gのアクリル酸2−エチルヘキシル、および18 gの
アクリル酸の単量体含有量を有する単量体予備乳濁液を
用いた。
例11 例6に記載する操作を繰返した。但し、48重量%のア
クリル酸ブチル、48重量%のアクリル酸2−エチルベ
キ2113重量%のアクリル酸、および1重1%のAA
!EMAの重合体組成に対応する288gのアクリル酸
ブチル、288 gのアクリル酸2−エチルヘキシル、
18gのアクリル酸、および69 gのA A E !
A Aを含有する単量体予備乳濁液を使用し、その他車
類に属する商品の組成および条件は例6と同じとした。
生成した重合体は、粘着力の損失を若干しか伴わないか
または伴わず例10の重合体より著しく高い剪断強度を
有した。
例12 例6に記載した方法によってN−メチロールアクリルア
ミドを含有する重合体を得た。但し、単量体予備乳濁液
が、288 gのアクリル酸ブチル、288gのアクリ
ル酸2−エチルヘキシル、18gのアクリル酸、および
6gのN−メチロールアクリルアミドを含有するものと
し、他の全ての条件および界面活性剤組成は例6に記載
したと同じにした。生成した重合体は、48重量%のア
クリル酸ブチル、48重量%のアクリル酸2−エチルベ
キ2113重量%のアクリル酸、および1重量%のN−
メチロールアクリルアミドを含有する。この重合体は、
例10に記載した重合体より著しく高い凝集(剪断)強
度を有し、剥離および粘着力値は例11で得た重合体の
剥離および粘着力値より著しく低かった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、通常粘着性の感圧接着剤組成物において、約0℃以
    下の温度のTgを有し、少なくとも約40重量%のオレ
    フィン系不飽和カルボン酸エステル単量体および次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中のR_1は、少なくとも3個の原子の長さの2価
    有機残基示し、R_5およびR_6は、個々に水素原子
    、ヒドロキシ、ハロ、チオ、アミノまたは1価有機残基
    から選ばれ、Xは−CO−R_4または−CNを示す(
    前式中のR_4は水素原子または1価有機残基を示す)
    〕で表わされる少なくとも1種の重合性官能単量体を含
    有する重合体を含むことを特徴とする感圧接着剤組成物
    。 2、上記重合体が、約−10℃以下の温度のTgを有し
    、少なくとも約60重量%の上記オレフィン系不飽和カ
    ルボン酸エステル単量体および約0.1〜約40重量%
    の上記官能単量体を含む特許請求の範囲第1項記載の感
    圧接着剤組成物。 3、上記重合体が、約−10℃以下の温度のTgを有し
    、少なくとも約60重量%の上記オレフィン系不飽和カ
    ルボン酸エステル単量体および少なくとも約0.1重量
    %の上記官能単量体を含み、上記オレフィン系不飽和カ
    ルボン酸エステル単量体が、4〜17個の炭素原子を有
    するアクリル酸およびメタクリル酸のエステルから成る
    群から選ばれる特許請求の範囲第1項記載の感圧接着剤
    組成物。 4、上記重合体が、約0.1〜約10重量%の上記官能
    単量体を含む特許請求の範囲第3項記載の感圧接着剤組
    成物。 5、上記重合体が、約0.1〜約5重量%の上記官能単
    量体を含む特許請求の範囲第3項記載の感圧接着剤組成
    物。 6、約23.9℃(75°F)の温度における少なくと
    も約500分の剪断保持値を有する特許請求の範囲第1
    項記載の感圧接着剤組成物。 7、約23.9℃(75°F)の温度における少なくと
    も約500分の剪断保持値および約1.3cm(1/2
    in)幅当たり少なくとも約0.36kg(0.81b
    )のループ粘着力値を有する特許請求の範囲第5項記載
    の感圧接着剤組成物。 8、上記重合体が、多価金属、化合物および錯体をほと
    んど含まない特許請求の範囲第1項記載の感圧接着剤組
    成物。 9、上記重合体が、架橋剤をほとんど含まない特許請求
    の範囲第1項記載の感圧接着剤組成物。 10、75℃の温度における少なくとも50分の剪断保
    持値を有する特許請求の範囲第9項記載の感圧接着剤組
    成物。 11、R_1が3〜約40個の原子の長さの2価有機残
    基、Xが−CO−R_4である特許請求の範囲第1項記
    載の感圧接着剤組成物。 12、上記重合体が、少なくとも約0.1重量%の次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のR_4、R_5およびR_6は特許請求の範囲
    第1項に示すもの、R_3は2価有機残基を示し、Yお
    よびZは個々にO、SおよびNR_7から成る群から選
    ばれ、R_7はHまたは1価有機残基を示す)で表わさ
    れる少なくとも1種の官能単1体を含む特許請求の範囲
    第1項記載の感圧接着剤組成物。 13、上記重合体が、少なくとも約60重量%の上記カ
    ルボン酸エステル単量体を含み、R_4が水素原子また
    は約8個までの炭素原子を有するアルキル基、R_3が
    少なくとも2個の原子の長さの2価有機残基である特許
    請求の範囲第12項記載の感圧接着剤組成物。 14、YおよびZの各々がOである特許請求の範囲第1
    3項記載の感圧接着剤組成物。 15、上記重合体が、メタクリル酸アセトアセトキシエ
    チル、アクリル酸アセトアセトキシエチルおよびこれら
    の混合物から成る群から選ばれる1種を約0.1〜約1
    0重量%と、他のカルボン酸エステル単量体を少なくと
    も約60重量%含む特許請求の範囲第1項記載の感圧接
    着剤組成物。 16、上記重合体が、約1重量%以下のN−メチロール
    アミドを含む特許請求の範囲第1項記載の感圧接着剤組
    成物。 17、上記重合体が、N−メチロールアミドをほとんど
    含まない特許請求の範囲第1項記載の感圧接着剤組成物
    。 18、上記重合体が、重合性カルボン酸単量体を含む特
    許請求の範囲第1項記載の感圧接着剤組成物。 19、上記重合体が、更に、約10個までの炭素原子を
    有するオレフィン系不飽和カルボン酸、上記オレフィン
    系不飽和酸のスルホアルキルエステル、およびこれらの
    混合物から成る群から選ばれた重合性酸を少なくとも約
    0.1重量%含む特許請求の範囲第1項記載の感圧接着
    剤組成物。 20、通常粘着性の感圧接着剤組成物において、約−1
    0℃以下のTgを有し、少なくとも約60重量%のオレ
    フィン系不飽和カルボン酸単量体および次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のR_1は少なくとも3個の原子の長さの2価有
    機残基、R_4はHまたは1価有機残基を示す)で表わ
    されるペンダント官能基を有する重合体を含むことを特
    徴とする感圧接着剤組成物。 21、上記重合体が、4〜約14個の炭素原子を有する
    アクリル酸およびメタクリル酸のエステルとこれらの混
    合物から成る群から選ばれた1種を少なくとも約60重
    量%と、約0.25〜10重量%の上記官能単量体を含
    む特許請求の範囲第20項記載の感圧接着剤組成物。 22、75℃の温度における少なくとも約1000分の
    剪断保持値を有する特許請求の範囲第21項記載の感圧
    接着剤組成物。 23、上記重合体が架橋剤およびその残留物をほとんど
    含まない特許請求の範囲第20項記載の感圧接着剤組成
    物。 24、R_1が次式 −C−Y−R_3−Z− (式中のYおよびZは個々に酸素原子、硫黄原子、およ
    びNR_7から成る群から選ばれ、R_3は少なくとも
    2個の原子の長さの2価有機残基、R_7はHまたはヒ
    ドロカルビルを示す)で表される特許請求の範囲第20
    項記載の感圧接着剤組成物。 25、R_3が、置換および非置換のアルキレン、アル
    キレンオキシ、アルキレンイミンおよびアルキレンチオ
    基から成る群から選ばれる特許請求の範囲第20項記載
    の感圧接着剤組成物。 26、R_1がエチレン基、R_4がメチル基であり、
    上記重合体が約0.1〜10重量%の上記官能単量体を
    含む特許請求の範囲第20項記載の感圧接着剤組成物。 27、上記重合体が、更に、少なくとも約0.1重量%
    の重合性酸単量体を含む特許請求の範囲第20項記載の
    感圧接着剤組成物。 28、通常粘着性の感圧接着剤組成物において、約−8
    0℃〜約0℃の温度で上記接着剤の使用温度より約30
    ℃〜約80℃低い温度のTgを有し、少なくとも約60
    重量%の重合したオレフィン系不飽和カルボン酸エステ
    ル単量体および次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のR_3は少なくとも2個の原子の長さの2価有
    機残基、R_4は水素原子または有機残基を示す)で表
    されるペンダント官能基を約0.1〜約10重量%有す
    る重合体を含むことを特徴とする感圧接着剤組成物。 29、上記重合体が、少なくとも約0.1重量%のアク
    リル酸を含む特許請求の範囲第28項記載の感圧接着剤
    組成物。 30、通常粘着性の感圧接着剤組成物において、約0℃
    以下の温度のTgを有し、少なくとも約40重量%のオ
    レフィン系不飽和カルボン酸エステル単量体および重合
    体の主鎖に結合している次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中のR_1は少なくとも3個の原子の長さの2価有
    機残基、Xは−CO−R_4または−CN(前式中のR
    _4は水素原子または1価有機残基)を示す〕で表わさ
    れるペンダント官能基を有する重合体を含むことを特徴
    とする感圧接着剤組成物。 31、感圧接着剤組成物において、分散した重合体粒子
    を含有する連続水溶性媒質を有する水性ラテックスを含
    み、該重合体が、約0℃以下の温度のTgを有し、少な
    くとも約60重量%のオレフィン系不飽和カルボン酸エ
    ステル単量体および次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中のR_1は少なくとも3個の原子の長さの2価有
    機残基示し、R_5およびR_6は個々に水素原子、ヒ
    ドロキシ、ハロ、チオ、アミノまたは1価有機残基から
    成る群から選ばれ、Xは−CO−R_4または−CN(
    前式中のR_4は、水素原子または1価有機残基)を示
    す〕で表される重合性官能単量体の少なくとも1種を少
    なくとも約0.1重量%含むことを特徴とする感圧接着
    剤組成物。 32、基材の1個の表面の少なくとも1部分が通常粘着
    性の感圧接着剤組成物で被覆されている物品において、
    該接着剤組成物が、約0℃以下の温度のTgを有し、少
    なくとも約40重量%のオレフィン系不飽和カルボン酸
    エステル単量体および次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中のR_1は少なくとも3個の原子の長さの2価有
    機残基、R_5およびR_6は個々に水素原子、ヒドロ
    キシ、ハロ、チオ、アミノまたは1価有機残基から選ば
    れ、XはCO−R_4または−CN(前式中のR_4は
    水素原子または1価有機残基)を示す〕で表される重合
    性官能単量体の少なくとも1種を含有する重合体を含む
    感圧接着剤で被覆されている物品。 33、上記重合体が約0.1〜約5重量%の上記官能単
    量体を含む特許請求の範囲第32項記載の物品。 34、約23.9℃(75°F)の温度における少なく
    とも約50分の剪断保持値、および約1.3cm(1/
    2in)幅当り少なくとも約0.36kg(0.81b
    )のループ粘着力値を有する特許請求の範囲第32項記
    載の物品。 35、上記重合体が、多価金属、化合物および錯体をほ
    とんど含まない特許請求の範囲第32項記載の物品。 36、上記重合体が、架橋剤をほとんど含まない特許請
    求の範囲第32項記載の物品。 37、R_1が3〜約40個の原子の長さの2価有機残
    基であり、Xが−CO−R_4である特許請求の範囲第
    32項記載の物品。 38、上記重合体が、メタクリル酸アセトアセトキシエ
    チル、アクリル酸アセトアセトキシエチル、およびこれ
    らの混合物から成る群から選ばれる1種を約0.1〜約
    10重量%と、約60重量%の他のカルボン酸エステル
    単量体を含む特許請求の範囲第32項記載の物品。 39、上記重合体が、更に、約10個までの炭素原子を
    有するオレフィン系不飽和カルボン酸、上記オレフィン
    系不飽和酸のスルホアルキルエステル、およびこれらの
    混合物から成る群から選ばれた重合性酸を少なくとも約
    0.5重量%を含む特許請求の範囲第32項記載の物品
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