JPH05268760A - 電力制御装置 - Google Patents

電力制御装置

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Publication number
JPH05268760A
JPH05268760A JP9373692A JP9373692A JPH05268760A JP H05268760 A JPH05268760 A JP H05268760A JP 9373692 A JP9373692 A JP 9373692A JP 9373692 A JP9373692 A JP 9373692A JP H05268760 A JPH05268760 A JP H05268760A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zero
counter
triac
cross
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP9373692A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Oki
木 透 大
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Clarion Co Ltd filed Critical Clarion Co Ltd
Priority to JP9373692A priority Critical patent/JPH05268760A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】デジタル的に制御可能で且つ応答速度の速い電
力制御装置を提供する。 【構成】ゼロクロス検出器13により電源電圧のゼロク
ロス点を検出し、これによりアップカウンタ3をクリア
すると共に、制御装置1からアップカウンタ3へカウン
ト初期値を出力し設定する。アップカウンタ3は該初期
値からカウントを開始し、所定値に達したらトライアッ
ク6をオンとする信号を出力する。次のゼロクロス点で
アップカウンタ3がクリアされ、トライアック6のオン
信号が消勢されトライアック6がオフとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電力制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】トライアックによる電力制御装置の構成
は従来大きくわけて2通りのものがあった。その1つは
位相制御によるもので、他の1つは周期制御によるもの
である。位相制御は、トリガ・パルスが与えられた瞬間
から通電が始まる方式で、例えば図6のような構成にな
っている。図6においてトライアック60のゲートGに
ゲート・トリガ・パルスが加わると、トライアックのT
1−T2間が導通し、負荷61に電源電圧が印加され
る。可変抵抗62の抵抗値を変化させ、このゲート・ト
リガ・パルスを加えるタイミングを変えることにより、
負荷の消費電力を任意に変えられる。この状態を図7、
図8に示す。図7において、期間t1はゲート・トリガ・
パルスが加えられていないため、負荷には電源電圧が加
わらない。時間tgでゲート・トリガ・パルスが加わると
負荷に電源電圧が加わり、電流が流れ電力を消費する
(斜線部分)。図8にゲート・トリガ・パルスの印加タ
イミングを時間tg'に変更した時の様子を示した。一方
周期制御は、トリガ・パルスが与えられると次のゼロク
ロス点から通電が始まる方式で、すでにSSR(ソリッ
ド・ステート・リレー)として商品化されている。図9
にその使用例を示す。図9で、トリガ入力端子65に”
1”レベルを与えると、SSR66は次のゼロクロス点
から通電し、1の負荷に電源電圧が印加される。また、
トリガ入力端子65に”0”レベルを与えると、次のゼ
ロクロス点で通電が終了する。この様子を図10に示
す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記した周期制
御によるものは、SSRを用いればデジタル的な制御が
可能であるが、原理的にはオンオフ制御であるため、応
答の速い制御には不向きであった。これに対して、位相
制御によるものは応答の速い制御が可能であるが、デジ
タル的にゲート・トリガ・パルスの印加タイミングが変
えられないため、マイクロコンピュータ等で制御するこ
とが困難であった。本発明はこのような従来技術の欠点
を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の電力制御装置は、交流電源に接続された負荷
に直列に接続されたトライアックと、該交流電源の0電
位を検出し、検出信号を出力するゼロクロス検出手段
と、所定のクロック信号をカウントし、カウントアップ
した時に前記トライアックにトリガ信号を出力するカウ
ンタ手段と、前記ゼロクロス検出手段からの検出信号に
基づいて、所定のカウンタ初期値を前記カウンタ手段に
設定する手段とを備えたことを特徴とする。
【0005】
【作用】ゼロクロスのタイミングを捉えて、所定のカウ
ンタ初期値がカウンタ手段に設定され、該カウンタは該
初期値からカウントを開始し、カウントアップした時点
でトリガ信号をトライアックに送る。これによりトライ
アックの印加時期をデジタル的に制御することが可能に
なる。
【0006】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。図1において制御装置1はマイクロコンピュータ
を主体に構成されており、アップカウンタ3に対してカ
ウントの初期値を出力するように構成されている。アッ
プカウンタ3には所定周期のクロックパルスが入力され
ており、制御装置1により設定された初期値から該パル
スをカウントし、所定値までカウントアップしたらL出
力であるRC信号をフォトカプラ5へと出力するように
なっている。
【0007】トライアック6は電源12及び負荷11と
直列に接続され、そのゲートが前記フォトカプラ5の出
力側に接続されている。なお、7はバッテリ、8は電流
制限抵抗、9は抵抗、10はコンデンサである。
【0008】ゼロクロス検出器13は交流電源電圧のゼ
ロ電位を検出して、その時点でパルス信号を出力するも
のであり、これの具体的な構成を図3により説明する。
図3の回路は一般的に使用されているものを示すもの
で、電源電圧(AC100V)をトランス21で20V
に変圧し、整流用ダイオード22、整流用ダイオード2
3、整流用ダイオード26、整流用ダイオード27及び
電流制限用抵抗24により構成される全波整流回路によ
り整流した後、フォトカプラ25に入力するようになっ
ている。フォトカプラ25は通常はオンしているため、
そのゼロクロスパルス出力端子30ではLレベルになっ
ているが、ゼロ電位付近ではフォトカプラ25がオフし
て、ゼロクロスパルス出力端子30は一時的にHレベル
となり、結果的にゼロ電位付近でパルスが発生する。こ
のパルスをゼロクロスパルスと呼んでおり、該回路の各
点の波形を図4に示す。
【0009】該ゼロクロス検出器13のゼロクロスパル
スはアップカウンタ3にカウントのプリセット信号とし
て入力しており、アップカウンタ3はゼロクロスパルス
の入力がある都度カウントをクリアして、制御装置1か
ら入力する初期値からカウントを開始するようになって
いる。アップカウンタ3はこの実施例では10進カウン
タを使用している。またゼロクロスパルスは同時に制御
装置1にも入力し、該制御装置1はゼロクロスパルスの
入力のある都度、カウント初期値をアップカウンタ3に
出力するように構成されている。
【0010】クロック信号は、この実施例では図2に示
すように電源電圧波形の1周期の1/2の期間(即ち正
弦波の半周期)当たり10個のパルスになっており、”
10”をカウントした時点でアップカウンタ3はRC信
号(L信号)を出力するようになっている。従って図2
に示すように制御装置1からの初期値が”5”であれ
ば、半周期のほぼ中央でRC信号が出力され、フォトカ
プラ5がオンになり、トライアック6がオンになって負
荷11に電圧が印加される。そして、図2に示すよう
に”4”をカウントした時点で、ゼロクロス検出器13
からゼロクロスパルス信号が出力され、アップカウンタ
3がクリアされる。
【0011】図2では次に制御装置1から初期値とし
て”2”が出力された場合を示しており、同じく”2”
からカウントを開始して”0”になった時点でRC信号
を出力する。この場合図示するように正弦波の後半でト
ライアック6がオンとなり、負荷11に電圧が付加され
る。このように、制御装置1からのカウント初期値の設
定により電力制御が可能になる。
【0012】図5により動作を説明する。制御装置1は
ゼロクロス検出器13からのゼロクロスパルスの入力を
絶えずチェックし(ステップ40)、ゼロクロスパルス
の入力があると、カウント初期値をアップカウンタ3に
出力する(ステップ41)。一方ゼロクロスパルスが出
力されると、アップカウンタ3がクリアされ、これによ
りトライアック6がオフになる(ステップ42、4
3)。そして、アップカウンタ3は制御装置1からのカ
ウント初期値を入力して(ステップ44)、カウントを
開始し(ステップ45)、カウントアップになると(ス
テップ46)、RCパルスをトライアック6に出力する
(ステップ47)。これによりフォトカプラ5がオンに
なり(ステップ48)、トライアック6のゲート・ベー
ス間にトリガ電圧が印加され(ステップ49)、トライ
アック6がオンになる(ステップ50)。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電力制御装
置は、カウンタに設定するカウント初期値に応じて電力
制御が可能であり、マイクロコンピュータ等を用いて簡
単にかつ応答速度の速い電力制御が実現できる。そのた
め、速い応答速度が必要な小容量の温度制御等に最適で
ある等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図。
【図2】本発明の一実施例の動作を示す波形図。
【図3】本発明のゼロクロス検出器13の具体的な一実
施例を示す回路図。
【図4】本発明のゼロクロス検出器13の具体的な一実
施例の動作説明図。
【図5】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
図である。
【図6】従来の構成の一例を示す回路図。
【図7】その動作説明図。
【図8】その動作説明図。
【図9】従来の構成の他の一例を示す回路図。
【図10】その動作説明図。
【符号の説明】
1:制御装置1、3:アップカウンタ、4:電流制限抵
抗、5:フォトカプラ、6:トライアック、7:バッテ
リ、8:電流制限抵抗、9:抵抗、10:コンデンサ、
11:負荷、12:電源、13:ゼロクロス検出器、2
1:トランス、22:整流用ダイオード、23:整流用
ダイオード、24:電流制限用抵抗、25:フォトカプ
ラ、26:整流用ダイオード、27:整流用ダイオー
ド、28:プルアップ用抵抗、29:シュミットバッフ
ァ、30:ゼロクロスパルス出力端子、31:電源電圧
入力端子、32:電源電圧入力端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源に接続された負荷に直列に接続
    されたトライアックと、 該交流電源の0電位を検出し、検出信号を出力するゼロ
    クロス検出手段と、 所定のクロック信号をカウントし、カウントアップした
    時に前記トライアックにトリガ信号を出力するカウンタ
    手段と、 前記ゼロクロス検出手段からの検出信号に基づいて、所
    定のカウンタ初期値を前記カウンタ手段に設定する手段
    と、 を備えたことを特徴とする電力制御装置。
JP9373692A 1992-03-18 1992-03-18 電力制御装置 Pending JPH05268760A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9373692A JPH05268760A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 電力制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9373692A JPH05268760A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 電力制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05268760A true JPH05268760A (ja) 1993-10-15

Family

ID=14090700

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9373692A Pending JPH05268760A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 電力制御装置

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JP (1) JPH05268760A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007300762A (ja) * 2006-05-02 2007-11-15 Toshiba Kyaria Kk 直流電源装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007300762A (ja) * 2006-05-02 2007-11-15 Toshiba Kyaria Kk 直流電源装置

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