JPH0526671Y2 - - Google Patents

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JPH0526671Y2
JPH0526671Y2 JP1986020809U JP2080986U JPH0526671Y2 JP H0526671 Y2 JPH0526671 Y2 JP H0526671Y2 JP 1986020809 U JP1986020809 U JP 1986020809U JP 2080986 U JP2080986 U JP 2080986U JP H0526671 Y2 JPH0526671 Y2 JP H0526671Y2
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light
switch
light shielding
shielding plate
case
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、回転入力によつて回転軸を回転さ
せて、例えば該回転軸に付属する遮光板により光
電スイツチをオン・オフさせる、所謂回転動作形
スイツチの改良に関する。
(ロ) 従来の技術 上述例の回転動作形スイツチは、通常第5図に
示すように、アクチユエータとしての操作レバー
1から入力される回転力を回転軸2に伝え、ケー
ス3内部のスイツチ接点を切換えるものである
が、回転軸2の回転ストロークを規制して自由位
置(FP)と動作限度位置(TTP)を設定すべ
く、図示のように回転軸2に切欠部4を形成し、
これにストツパ突子5を係合させている。
しかも、これではストツパ突子5が回転中心P
に近すぎるため、ストツパ突設位置精度のバラツ
キがレバー先端部では大きな値となつて現われ、
上記EP,TTPのレバー位置のバラツキの要因と
なる。このことは逆にFP,TTPのバラツキを抑
えるためにストツパ突設位置精度に高いものが要
求され、加工面での困難さを招いていた。
また、ストツパ部が回転中心Pに近いので、操
作時にストツパ突子5に働く接当力が大きく、特
にEP時の接当衝撃が大きくなつて、該突子およ
び切欠部4の摩耗が促進され、ますますEP位置
がずれてくる問題点を生じている。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 そこでこの考案は、回転軸のストツパ部を回転
軸上に構成せず、ケース内部であつて回転軸中心
から離れた位置に設けることにより、操作レバー
先端でのFP,TTP位置のバラツキを抑制するこ
とができ、加えて、前述のストツパ部の形成が容
易であつて、しかもスイツチの組立ても容易で薄
形に形成できる回転動作形スイツチの提供を目的
とする。
(ニ) 課題を解決するための手段 この考案は、外端に操作レバーを固定してケー
スに支持した回転軸のケース内の内端に遮光板を
固定し、前記操作レバーの操作に基づく遮光板の
正逆回転で光電素子によるスイツチ要素のオン・
オフ動作を行なうスイツチであつて、前記遮光板
の遊端部をL字状に折曲して遮光部を形成し、前
記ケース内部には上記遮光部の回動軌跡に沿つて
該遮光部と嵌合する円弧状溝を形成すると共に、
該円弧状溝の前記スイツチ要素と対向する位置に
スリツトを形成し、前記円弧状溝の両端部側ケー
ス内部に、前記回転軸の中心に近接させることな
く離れた位置の遮光板と当接し、前記回転軸の回
転ストロークを制限するストツパ部を形成した回
転動作形スイツチを特徴とする。
(ホ) 考案の効果 この考案によれば、自由位置(FP)、動作制限
位置(TTP)の各ストツパ部を回転軸中心から
離れたケース内部に設けているので、このストツ
パ部の位置精度にバラツキがあつても、このバラ
ツキ量が回転軸上に設けた従来構成のものと同じ
量であつたとすると、操作レバー先端でのFP,
TTP位置のバラツキ量を少なくできる。即ち、
第6図において、X点を操作レバーの先端、A点
を従来のストツパ部の位置、B点をこの考案のス
トツパ部の位置とすれば、A点のバラツキ量aを
抑えるよりもB点のバラツキ量bが抑えやすく、
またb寸法を簡単に小さくでき、結果として操作
レバー先端のバラツキを従来よりも大幅に抑える
ことができる。
その結果、この考案によれば、上述のストツパ
部を円弧状溝の両端側ケース内部に形成したこと
で、該ストツパ部の加工を困難にすることなく、
円弧状溝やスリツトの形成と共に容易となり、し
かも、円弧状溝やスイツチ要素の収納部との相対
位置と共に、ストツパ部の寸法精度を高くでき、
動作上の安定を求めることができる。
また、ストツパ部が回転軸中心から離れること
により、回転軸に働くトルクが同じでも、ストツ
パ部、制限用レバー等が受ける接当衝撃が少なく
て済み、しかして摩耗少なく、かつ位置ずれの問
題も生じなくなる。
さらに、遮光板の遊端をL字状に折曲して遮光
部を形成し、これを円弧状溝に嵌合させて形成し
ているので、スイツチ要素は上述の円弧状溝を挾
んで平面的な(ケースの開口側を面としたとき)
対設となり、スイツチの奥行(厚み)が深くなら
ず浅くなつて、スイツチを薄形に形成でき、しか
も、スイツチ要素および遮光板はケースの開口面
の平面で組立てられるので、この組立てが容易と
なる。
(ヘ) 考案の実施例 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図および第2図は第4図に示すスイツチ本
体の蓋6を取外した内部構成を示し、第3図は分
解図であつて、ケース3を操作レバー1によつて
回転駆動される回転軸2が貫通する。この回転軸
2に遮光板7がカシメ等で固着され、回転軸2の
回転により、遮光板7の一端に形成された遮光部
7aが発光ダイオード8の光路に突脱してオン・
オフ動作を行う。即ち、図の実施例は発光ダイオ
ード8とフオトトランジスタ9による光電スイツ
チを構成している。
上記遮光部7aは遮光板7の遊端部をL字状に
折曲して構成され、ケース3の発光ダイオード8
とフオトトランジスタ9の間には、遮光部7aの
回動軌跡に沿つて円弧状溝10を形成して、該円
弧状溝10に前述の遮光部7aを嵌合して該溝1
0内を移動し、また、円弧状溝10には発光ダイ
オード8とフオトトランジスタ9とが対向する位
置にスリツト18を形成している。
前述の遮光板7の他端とケース3の間には、遮
光部7aが上記光路に突入する遮光位置に付勢位
置させるばね11が介在され、これにより、常時
は発光ダイオード8の光がフオトトランジスタ9
に入らず、従つてオフし、上記ばね11に抗し遮
光板7を回動させ、かつ光路から脱することによ
つてオンさせる。
発光ダイオード8への入力、およびフオトトラ
ンジスタ9の出力は、それぞれリード線12,1
3,14および端子17を介して行われる。
上記遮光板7は制限用レバーを兼用するもの
で、回転軸2から離れた位置のケース部分に、
FP用ストツパ部15とTTP用ストツパ部16と
が構成され、該遮光板7の遮光部7aに近い先端
部分がこれらストツパ部15,16に係脱するよ
うにしている。
上記のように回転軸2に対する回転入力操作に
よつて遮光板7が回動し、オン・オフ動作を行
い、かつその時、該遮光板7がFPストツパ部1
5またはTTP用ストツパ部16に接当して回動
位置を規制されるが、それぞれのストツパ部1
5,16が回転軸2から、離れた位置にあるの
で、該位置が設計位置に対しバラツキを有してい
ても、操作レバー先端でのバラツキが増幅されず
に小さく抑えられる。
尚、上記実施例構成は、遮光板7が右回転式の
ものであるが、これを左回転式にすることもでき
る。また、自由状態(FP)でオフ(遮光)、回転
して光路開放することでオンさせているが、同じ
要領で自由状態(FP)でオンさせ、動作限度位
置(TTP)でオフさせることもできる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案にかかる回転動作形スイツチの
一実施例を示し、第1図は自由位置(FP)状態
のスイツチ内部構成図、第2図は動作限度位置
(TTP)状態のスイツチ内部構成図、第3図はス
イツチの分解図、第4図はスイツチの外観図、第
5図は従来スイツチの外観図、第6図はこの発明
と従来のスイツチのバラツキ量比較説明図であ
る。 1……操作レバー、2……回転軸、3……ケー
ス、7……遮光板、7a……遮光部、8……発光
ダイオード、9……フオトトランジスタ、10…
…円弧状溝、15,16……ストツパ部、18…
…スリツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 外端に操作レバーを固定してケースに支持した
    回転軸のケース内の内端に遮光板を固定し、前記
    操作レバーの操作に基づく遮光板の正逆回転で光
    電素子によるスイツチ要素のオン・オフ動作を行
    なうスイツチであつて、 前記遮光板の遊端部をL字状に折曲して遮光部
    を形成し、 前記ケース内部には上記遮光部の回動軌跡に沿
    つて該遮光部と嵌合する円弧状溝を形成すると共
    に、 該円弧状溝の前記スイツチ要素と対向する位置
    にスリツトを形成し、 前記円弧状溝の両端部側ケース内部に、前記回
    転軸の中心に近接させることなく離れた位置の遮
    光板と当接し、前記回転軸の回転ストロークを制
    限するストツパ部を形成した 回転動作形スイツチ。
JP1986020809U 1986-02-14 1986-02-14 Expired - Lifetime JPH0526671Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986020809U JPH0526671Y2 (ja) 1986-02-14 1986-02-14
EP19870102083 EP0233611B1 (en) 1986-02-14 1987-02-13 A rotary type photoelectric switch
DE8787102083T DE3768828D1 (de) 1986-02-14 1987-02-13 Photoelektrischer drehschalter.
AT87102083T ATE62076T1 (de) 1986-02-14 1987-02-13 Photoelektrischer drehschalter.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986020809U JPH0526671Y2 (ja) 1986-02-14 1986-02-14

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JPS62133340U JPS62133340U (ja) 1987-08-22
JPH0526671Y2 true JPH0526671Y2 (ja) 1993-07-06

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5031628A (ja) * 1973-07-23 1975-03-28
JPS60195905A (ja) * 1984-03-19 1985-10-04 松下電器産業株式会社 電子部品

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5140995Y2 (ja) * 1971-01-25 1976-10-06

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JPS5031628A (ja) * 1973-07-23 1975-03-28
JPS60195905A (ja) * 1984-03-19 1985-10-04 松下電器産業株式会社 電子部品

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JPS62133340U (ja) 1987-08-22

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