JPH0213804Y2 - - Google Patents

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JPH0213804Y2
JPH0213804Y2 JP28284U JP28284U JPH0213804Y2 JP H0213804 Y2 JPH0213804 Y2 JP H0213804Y2 JP 28284 U JP28284 U JP 28284U JP 28284 U JP28284 U JP 28284U JP H0213804 Y2 JPH0213804 Y2 JP H0213804Y2
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reverse
pin
restricting pin
shift
gear
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JP28284U
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JPS60112749U (ja
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車等車両における歯車変速機の
シフト機構に関する。
〔従来技術〕
従来、歯車変速機のシフト機構の一形式とし
て、実開昭57−161028号公報にて開示され第1図
〜第5図にて示したようなものがある。この歯車
変速機のシフト機構は、後退段と1つの前進段
(第5速前進段)のシフト方向が同一直線上にあ
り、ミツシヨンケース10に組付けたケースカバ
ー11に回動及び軸方向へ移動可能に組付けられ
たシフトレバーシヤフト12と、このシフトレバ
ーシヤフト12上に組付けられて図示しないシフ
トレバーのシフト操作により回動されかつシフト
レバーのセレクト操作により軸方向へ移動される
スライデイングレバー13と、このスライデイン
グレバー13に一体的に形成した突起部13aに
軸方向にて対向するケースカバー11のボス部1
1aに回動及び軸方向へ移動可能に組付けられ突
起部13aとの係合により突起部13aの移動を
規制する切欠14aを先端に有しかつ中央部に溝
14bを有するリバースレストリクトピン14
と、このリバースレストリクトピン14の中間部
上に組付けられて一端部にて同リバースレストリ
クトピン14の先端部(図示上端部)に係止され
他端部にてボス部11aに係止されて同リバース
レストリクトピン14を突起部13aに向けて軸
方向へ付勢するとともに回転方向(第4図時計方
向)へ付勢するコイルスプリング15と、リバー
スレストリクトピン14の溝14bに対応するケ
ースカバー11のボス部11aに打ち込まれて溝
14bに挿通されリバースレストリクトピン14
との係合によりリバースレストリクトピン14の
元位置を規定する位置決ピン16を備えている。
なお、第1図中符号21は1−2速用のシフトへ
ツドを示し、符号22は3−4速用のシフトヘツ
ドを示し、符号23は5速−リバースR用のシヘ
トヘツドを示している。
かかるシフト機構においては、シフトレバーを
第3図のシフトパターンにおいて第1速前進段〜
第4速前進段に操作するときには、スライデイン
グレバー13に一体的に形成した突起部13aと
リバースレストリクトピン14は全く触れないた
め、スライデイングレバー13の移動は規制され
ず、シフトレバーの操作は自由になし得る。しか
して、シフトレバーを第3図のN位置から5−R
の中間位置mへセレクト操作すると、シフトレバ
ーシヤフト12及びスライデイングレバー13が
スプリング17の作用に抗して第2図図示下方へ
所定量(スライデイングレバー13がシフトヘツ
ド23に係合するまで)押動されて、突起部13
aがリバースレストリクトピン14の先端面(頂
面)に当接しリバースレストリクトピン14がコ
イルスプリング15に抗して押込まれる。この状
態にてシフトレバーを第5速前進段へシフト操作
すると、突起部13aが第4図反時計方向へ回動
してリバースレストリクトピン14の先端面から
外れ、リバースレストリクトピン14がコイルス
プリング15の作用により図示元位置に復帰す
る。かかる後、シフトレバーを第5速前進段から
後退段へシフト操作しようとすると、中間位置m
に至る以前において突起部13aが元位置にある
リバースレストリクトピン14の切欠14aにて
リバースレストリクトピン14と片当りし、リバ
ースレストリクトピン14が第4図反時計方向へ
回動される。シフトレバーが中間位置mをわずか
に越えると、突起部13aが切欠14aと一致係
合してリバースレストリクトピン14が回動され
なくなり、突起部13aが移動を規制されてシフ
トレバーの後退段へのミスシフトが阻止される。
なお、上記した状態のシフトレバーを後退段へ
シフトしたい場合には、シフトレバーを中間位置
mからN位置に向けて操作し、かかる後シフトレ
バーを中間位置m−後退段Rへと操作すれば、中
間位置mからN位置に向かう移動時に突起部13
aと切欠14aの係合が外れてリバースレストリ
クトピン14がコイルスプリング15の作用によ
り元位置に復帰し、また中間位置mに向かう移動
時に突起部13aがリバースレストリクトピン1
4の先端面に当接してリバースレストリクトピン
14が押込まれ、更に後退段Rに向かう移動時に
突起部13aがリバースレストリクトピン14の
先端面に当接したまま摺動して、後退段Rへシフ
トされる。
ところで、上述したシフト機構においては、ケ
ースカバー11の狭くて奥まつた位置にあるボス
部11aにリバースレストリクトピン14を組付
ける必要があり、その場合にはリバースレストリ
クトピン14にコイルスプリング15を仮組した
状態にてコイルスプリング15を指で挾み、リバ
ースレストリクトピン14をボス部11aに設け
た孔11b内に組込む必要がある。しかして、従
来は、第9図にて示したように、リバースレスト
リクトピン14の先端部外周に軸方向の溝Aが設
けられ、またコイルスプリング15に溝A内に挿
入される軸方向にのみ延びる挿入部Bが設けられ
ていて、挿入部Bを溝A内に挿入することにより
コイルスプリング15がリバースレストリクトピ
ン14に仮組されている。このため、仮組状態に
てはコイルスプリング15はリバースレストリク
トピン14に対して軸方向移動が自由であり、リ
バースレストリクトピン14をボス部11aに設
けた孔11b内に組込む際、リバースレストリク
トピン14の第2図下端面がボス部11aに当接
すると、コイルスプリング15がリバースレスト
リクトピン14から外れリバースレストリクトピ
ン14を孔11b内にうまく組込むことができな
い。
〔考案の目的〕
本考案はかかる実状に鑑みなされたもので、そ
の目的は上述したリバースレストリクトピンの組
付性を改善することにある。
〔考案の構成〕
かかる目的を達成するために、本考案において
は、リバースレストリクトピンに軸方向に延びる
孔、溝等の挿通部を設けるとともに、コイルスプ
リングの一端部に周方向及び軸方向へ延びて前記
挿通部に挿入される挿入部を設け、この挿入部の
自由状態における周方向長さを前記挿通部の周方
向長さ(挿通部が孔である場合は孔の径方向長
さ、挿通部が溝である場合は溝の巾方向長さ)よ
り所要量長くした。
〔考案の作用・効果〕
これにより、本考案においては、コイルスプリ
ングをリバースレストリクトピンに仮組するに際
して、コイルスプリングの挿入部をリバースレス
トリクトピンの挿通部に挿入すれば、挿入部が挿
通部に弾撥的に係合し、コイルスプリングがリバ
ースレストリクトピンに対して周方向にも軸方向
にも固定される。したがつて、コイルスプリング
をリバースレストリクトピンに仮組した状態にて
リバースレストリクトピンをボス部に設けた孔内
に組込む際、リバースレストリクトピンの第2図
下端面がボス部に当接しても、コイルスプリング
がリバースレストリクトピンから容易に外れず、
リバースレストリクトピンを孔内にうまく組込む
ことができて、リバースレストリクトピンの組付
性を改善することができる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第6図及び第7図を
参照して説明する。第6図はコイルスプリング1
5をリバースレストリクトピン14に仮組した状
態を示していて、リバースレストリクトピン14
の上端部には挿通部としての段付孔Cが設けら
れ、またコイルスプリング15の上端部には挿入
部としてのフツクDが設けられている。段付孔C
は上方が大径の段付孔であり、リバースレストリ
クトピン14の軸線に沿つて設けられている。フ
ツクDは、第7図にて拡大して示したように、周
方向及び軸方向に延びる第1部分d1と、この第
1部分d1の先端から周方向に延びて段付孔Cの
段部c1に係合する第2部分d2からなり、第2
部分d2の周方向長さl1は段付孔Cの小径内孔
径l2より短く、またフツクDの自由状態(第7
図の仮想線)における周方向長さl3は同フツク
Dが係合する段付孔Cの周方向長さl4より所要
量長い。
このため、コイルスプリング15をリバースレ
ストリクトピン14に仮組するに際して、コイル
スプリング15のフツクDをリバースレストリク
トピン14の段付孔Cに挿入すれば、フツクDの
第2部分d2が段付孔Cの段部c1に弾撥的に係
合し、コイルスプリング15がリバースレストリ
クトピン14に対して周方向にも軸方向にも固定
される。したがつて、コイルスプリング15をリ
バースレストリクトピン14に仮組した状態にて
コイルスプリング15を指で挾み、リバースレス
トリクトピン14をボス部11aに設けた孔11
b内に組込む際、リバースレストリクトピン14
の図示下端面がボス部11aに当接しても、コイ
ルスプリング15がリバースレストリクトピン1
4から外れず、リバースレストリクトピン14を
孔11b内にうまく組込むことができて、リバー
スレストリクトピン14の組付性を改善すること
ができる。
〔変形例〕
なお、上記実施例においては、リバースレスト
リクトピン14に設ける挿通部を段付孔Cとした
が、これを段付溝としても同様に実施することが
できる。また、段付孔Cを第8図aのように単な
る孔又は溝Eとして本考案を実施することも可能
である。更に、第8図bのようにリバースレスト
リクトピン14に設ける挿通部を単なる孔又は溝
Eとするとともに、コイルスプリング15に設け
る挿入部を第1部分d1に相当する部分のみから
なるものとして本考案を実施することも可能であ
る。
なお、第8図a,bに仮想線にて示したコイル
スプリング15の挿入部は自由状態におけるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の適用対象であるシフト機構の
一例を示す部分縦断面図、第2図は第1図の−
線に沿う縦断面図、第3図は第1図及び第2図
に示した実施例のシフトパターン図、第4図は第
2図の矢視方向からみた部分平面図、第5図は
第2図の−線に沿う横断面図、第6図は本考
案の一実施例を示す部分破断側面図、第7図は同
部分拡大断面図、第8図a,bは本考案の変形例
を示す部分拡大断面図、第9図は従来例を示す部
分側面図である。 符号の説明、10……ミツシヨンケース、11
……ケースカバー、11a……ボス部、12……
シフトレバーシヤフト、13……スライデイング
レバー、13a……突起部、14……リバースレ
ストリクトピン、14a……切欠、14b……
溝、15……コイルスプリング、16……位置決
ピン、C……段付孔(挿通部)、D……フツク
(挿入部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 後退段と1つの前進段のシフト方向が同一直線
    上にあり、ミツシヨンケースに組付けたケースカ
    バーに回動及び軸方向へ移動可能に組付けられた
    シフトレバーシヤフトと、このシフトレバーシヤ
    フト上に組付けられてシフトレバーのシフト操作
    により回動されかつシフトレバーのセレクト操作
    により軸方向へ移動されるスライデイングレバー
    と、このスライデイングレバーに一体的に形成し
    た突起部に軸方向にて対向する前記ケースカバー
    のボス部に回動及び軸方向へ移動可能に組付けら
    れ前記突起部との係合により前記突起部の移動を
    規制する切欠を先端に有しかつ中央部に溝を有す
    るリバースレストリクトピンと、このリバースレ
    ストリクトピンの中間部上に組付けられて一端部
    にて同リバースレストリクトピンの先端部に係止
    され他端部にて前記ボス部に係止されて同リバー
    スレストリクトピンを前記突起部に向けて軸方向
    へ付勢するとともに回転方向へ付勢するコイルス
    プリングと、前記リバースレストリクトピンの前
    記溝に対応する前記ケースカバーのボス部に打ち
    込まれて前記溝に挿通され前記リバースレストリ
    クトピンとの係合により前記リバースレストリク
    トピンの元位置を規定する位置決ピンを備えて、
    前記前進段にある前記シフトレバーが前記前進段
    と後退段間の中間位置を越えて直接前記後退段へ
    シフトされるとき、前記スライデイングレバーの
    突起部が前記リバースレストリクトピンの切欠と
    係合して移動を規制され、前記シフトレバーの前
    記後退段へのミスシフトが阻止されるようにして
    なる歯車変速機のシフト機構において、前記リバ
    ースレストリクトピンに軸方向に延びる孔、溝等
    の挿通部を設けるとともに、前記コイルスプリン
    グの一端部に周方向及び軸方向へ延びて前記挿通
    部に挿入される挿入部を設け、この挿入部の自由
    状態における周方向長さを前記挿通部の周方向長
    さより所要量長くしたことを特徴とする歯車変速
    機のシフト機構。
JP28284U 1984-01-04 1984-01-04 歯車変速機のシフト機構 Granted JPS60112749U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28284U JPS60112749U (ja) 1984-01-04 1984-01-04 歯車変速機のシフト機構

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JP28284U JPS60112749U (ja) 1984-01-04 1984-01-04 歯車変速機のシフト機構

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Publication Number Publication Date
JPS60112749U JPS60112749U (ja) 1985-07-30
JPH0213804Y2 true JPH0213804Y2 (ja) 1990-04-16

Family

ID=30471988

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JP28284U Granted JPS60112749U (ja) 1984-01-04 1984-01-04 歯車変速機のシフト機構

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