JPS6030088Y2 - 車両用自動変速機のシフトレバ−装置 - Google Patents
車両用自動変速機のシフトレバ−装置Info
- Publication number
- JPS6030088Y2 JPS6030088Y2 JP6838479U JP6838479U JPS6030088Y2 JP S6030088 Y2 JPS6030088 Y2 JP S6030088Y2 JP 6838479 U JP6838479 U JP 6838479U JP 6838479 U JP6838479 U JP 6838479U JP S6030088 Y2 JPS6030088 Y2 JP S6030088Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shift lever
- knob
- knob button
- inclined surface
- return spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、車両に搭載さた自動変速機のシフトレバ−装
置に関する。
置に関する。
一般に自動変速機のポジションとしては、パーキングレ
ンジP1リバースレンジR1ニュートラルレンジN、ト
ランプレンジD1セカンドレンジ2およびローレンジ1
が一列に配列されている。
ンジP1リバースレンジR1ニュートラルレンジN、ト
ランプレンジD1セカンドレンジ2およびローレンジ1
が一列に配列されている。
これら各ポジションへ切り換えるための従来のシフトレ
バ−装置としては、車体に対して回動自在に設けられた
筒状のシフトレバ−と、このシフトレバ−の上端に取り
付けられたシフトレバ−ノブと、このノブ内に形成され
てシフトレバ−の軸線に対してほぼ直角方向に延びる盲
孔内に摺動自在に嵌合されたノブボタンと、このノブボ
タンを突出方向に付勢するリターンスプリングと、ノブ
ボタンに形成された傾斜カムに摺接しノブボタンの押動
に連動してシフトレバ−の孔内をその軸方向に移動する
ディテントロッドと、このディテントロッドに付設され
てシフトレバ−プレートのカム孔に係合するスロッテッ
ドピンと、ディテントロッドをその軸方向に付勢してス
ロッテッドピンをシフトレバ−プレートのカム孔に係止
させるリターン子プリングとを備え、ノブボタンの押圧
操作によってきわめて簡単に切り換え操作が可能な所謂
押しボタン式のシフトレバ−装置が知られている(例え
ば、実公昭48−4242N公報、実開昭53−148
434号公報参照)。
バ−装置としては、車体に対して回動自在に設けられた
筒状のシフトレバ−と、このシフトレバ−の上端に取り
付けられたシフトレバ−ノブと、このノブ内に形成され
てシフトレバ−の軸線に対してほぼ直角方向に延びる盲
孔内に摺動自在に嵌合されたノブボタンと、このノブボ
タンを突出方向に付勢するリターンスプリングと、ノブ
ボタンに形成された傾斜カムに摺接しノブボタンの押動
に連動してシフトレバ−の孔内をその軸方向に移動する
ディテントロッドと、このディテントロッドに付設され
てシフトレバ−プレートのカム孔に係合するスロッテッ
ドピンと、ディテントロッドをその軸方向に付勢してス
ロッテッドピンをシフトレバ−プレートのカム孔に係止
させるリターン子プリングとを備え、ノブボタンの押圧
操作によってきわめて簡単に切り換え操作が可能な所謂
押しボタン式のシフトレバ−装置が知られている(例え
ば、実公昭48−4242N公報、実開昭53−148
434号公報参照)。
そして、シフトレバ−プレートに形成される明白形状の
カム孔は、使用頻度の高いポジション領域と使用頻度の
低いポジション領域とが区別さて設定されており、ノブ
ボタンの中間ストローク位置にて使用頻度の高いポジシ
ョン領域、ノブボタンの全ストロークにて使用頻度の低
いポジション領域を含む全ポジションへの切り換えが可
能となるように構成されている。
カム孔は、使用頻度の高いポジション領域と使用頻度の
低いポジション領域とが区別さて設定されており、ノブ
ボタンの中間ストローク位置にて使用頻度の高いポジシ
ョン領域、ノブボタンの全ストロークにて使用頻度の低
いポジション領域を含む全ポジションへの切り換えが可
能となるように構成されている。
しかしながら、上述のような構造の従来のシフトレバ−
装置は、ノブボタンの傾斜カムが一つの連結した傾斜面
にて形成されており、しかもリターンスプリングはほぼ
直線的なばね力であるため、ディテントロッドおよびノ
ブボタンを介して指に伝わる反力もほぼ直線的である。
装置は、ノブボタンの傾斜カムが一つの連結した傾斜面
にて形成されており、しかもリターンスプリングはほぼ
直線的なばね力であるため、ディテントロッドおよびノ
ブボタンを介して指に伝わる反力もほぼ直線的である。
しかるに、ノブボタンを押したとき、スロッテッドピン
が何れの位置にあるのか感知できず、上述した使用頻度
の高いポジション領域に対応する中間ストローク位置に
てノブボタンを停止させることは非常に微妙な操作であ
って熟練を要する。
が何れの位置にあるのか感知できず、上述した使用頻度
の高いポジション領域に対応する中間ストローク位置に
てノブボタンを停止させることは非常に微妙な操作であ
って熟練を要する。
その結果、例えば、Pレンジにてエンジン始動後にノブ
ボタンを押圧してDレンジに切り換える場合、インジケ
ータをよく見てゆっくり操作しなければ往々にして2レ
ンジまたはルンジにミスシフトするという問題点があっ
た。
ボタンを押圧してDレンジに切り換える場合、インジケ
ータをよく見てゆっくり操作しなければ往々にして2レ
ンジまたはルンジにミスシフトするという問題点があっ
た。
従って、本考案の技術的課題は、このようなミスシフト
をより確実に防止するとともに操作性の向上をはかるこ
とにある。
をより確実に防止するとともに操作性の向上をはかるこ
とにある。
そこで本考案は、上述の問題点を解決するための手段と
して、次のような構成を採用したものである。
して、次のような構成を採用したものである。
。すなわち、本考案はノブボタン操作を2段式としたも
のであり、図面に示すように前述した押しボタン式シフ
トレバ−装置において、ノブボタン3に形成される傾斜
カム30を第1の傾斜面31と中間平面32および第2
の傾斜面33から形成する一方、シフトレバ−プレート
7のカム孔70における使用頻度の高いポジション領域
と使用頻度の低いポジション領域との境に第1の傾斜面
31の有効高さ11よりも高い高さL工のステップ状段
部74aを形成し、さらにほぼ第2の傾斜面33の作動
範囲において作用する第2のリターンスプリング9を設
けたことを特徴とする。
のであり、図面に示すように前述した押しボタン式シフ
トレバ−装置において、ノブボタン3に形成される傾斜
カム30を第1の傾斜面31と中間平面32および第2
の傾斜面33から形成する一方、シフトレバ−プレート
7のカム孔70における使用頻度の高いポジション領域
と使用頻度の低いポジション領域との境に第1の傾斜面
31の有効高さ11よりも高い高さL工のステップ状段
部74aを形成し、さらにほぼ第2の傾斜面33の作動
範囲において作用する第2のリターンスプリング9を設
けたことを特徴とする。
上述の手段によれば、ノブボタン3を押すと、先ず第1
の傾斜面31によってディテントロッド5が軸方向に移
動し、次いでディテントロッド5の上端が中間平面32
に摺接して第2の傾斜面33に当接するとともに、第2
のリターンスプリング9が圧縮されようとする。
の傾斜面31によってディテントロッド5が軸方向に移
動し、次いでディテントロッド5の上端が中間平面32
に摺接して第2の傾斜面33に当接するとともに、第2
のリターンスプリング9が圧縮されようとする。
従って、ディテントロッド5の上端と中間平面32とが
摺接するノブボタン3を途中まで押し込んだ中間ストロ
ークA工時点では、ディテントロッド5側のリターンス
プリング8は作用せずノブボタン3側のリターンスプリ
ング4のみしか作用しないため、ノブボタン3の操作力
が一端軽くなり、次いで第2の傾斜面33および第2の
リターンスプリング9の作用によりノブボタン3の操作
力が急激に重くなる。
摺接するノブボタン3を途中まで押し込んだ中間ストロ
ークA工時点では、ディテントロッド5側のリターンス
プリング8は作用せずノブボタン3側のリターンスプリ
ング4のみしか作用しないため、ノブボタン3の操作力
が一端軽くなり、次いで第2の傾斜面33および第2の
リターンスプリング9の作用によりノブボタン3の操作
力が急激に重くなる。
従って、ノブボタン3を介して指に伝わる感触によって
十分な節度感が与えられる。
十分な節度感が与えられる。
そして、コノ状態では使用頻度の高いポジション領域(
例えば、P、 R,N、 Dレンジ)には切り換え可能
であるが、使用頻度の低いポジション領域(例えば、2
.ルンジ)には切り換えることができない。
例えば、P、 R,N、 Dレンジ)には切り換え可能
であるが、使用頻度の低いポジション領域(例えば、2
.ルンジ)には切り換えることができない。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。
。
第1図および第2図は、本考委の一実施例に係るシフト
レバ−装置を示すものである。
レバ−装置を示すものである。
1は、図示しない車体に対して回動自在に設けられた筒
状のシフトレバ−を示しており、その上端にはシフトレ
バ−ノブ2が取り付けられている。
状のシフトレバ−を示しており、その上端にはシフトレ
バ−ノブ2が取り付けられている。
このノブ2内にはシフトレバ−1の軸線に対してほぼ直
角方向に延びる盲孔2aが形成され、この盲孔2a内に
常時コンブレッションカを有するリターンスプリング4
を介してノブボタン3が摺動自在に嵌合されている。
角方向に延びる盲孔2aが形成され、この盲孔2a内に
常時コンブレッションカを有するリターンスプリング4
を介してノブボタン3が摺動自在に嵌合されている。
ノブボタン3には傾斜カム30が形成されており、この
傾斜カム30内に後述するディチントロッドの上端が臨
んでいる。
傾斜カム30内に後述するディチントロッドの上端が臨
んでいる。
シフトレバ−1の中空孔1a内にはディテントロッド5
が挿入されており、その上端に傾斜面5aを有する大径
のノブスリーブ5bが一体に設けられており、下端には
シフトレバ−1に形成したスリットを貫通して外部に突
出するスロッテッドピン6が付設されている。
が挿入されており、その上端に傾斜面5aを有する大径
のノブスリーブ5bが一体に設けられており、下端には
シフトレバ−1に形成したスリットを貫通して外部に突
出するスロッテッドピン6が付設されている。
このスロッテッドピン6の外端は、シフトレバ−1の回
動力向に平行に車体に固定されたシフトレバ−プレート
7の後述する凹凸形状のカム孔70に係合するようにな
っている。
動力向に平行に車体に固定されたシフトレバ−プレート
7の後述する凹凸形状のカム孔70に係合するようにな
っている。
ディテントロッド5の下部とシフトレバー1間には、デ
ィテントロッド5を上方に付勢して前記スロッテッドピ
ン6をシフトレバ−プレート7のカム孔70に係止させ
る常時フンプレッション力を有するリターンスプリング
8が介在されている。
ィテントロッド5を上方に付勢して前記スロッテッドピ
ン6をシフトレバ−プレート7のカム孔70に係止させ
る常時フンプレッション力を有するリターンスプリング
8が介在されている。
そして、ノブボタン3を指で押圧することにより、ノブ
ボタン3の押動に連動し2てディテントロッド5をシフ
トレバ−の中空孔1a内を軸方向に移動させ、スロッテ
ッドピン6とカム孔70との係合を解除して所定のポジ
ションに切り換え可能となるよう構成されている。
ボタン3の押動に連動し2てディテントロッド5をシフ
トレバ−の中空孔1a内を軸方向に移動させ、スロッテ
ッドピン6とカム孔70との係合を解除して所定のポジ
ションに切り換え可能となるよう構成されている。
なお、シフトレバ−1の下端は、公知のようにコントロ
ールシャフト(図示せず)に固定され、このコントロー
ルシャフトを回動することによってコントロールレバー
およびコントロールレバーを介してマニュアルバルブ(
図示せず)を操作して自動変速機の変速操作をなすよう
になっている。
ールシャフト(図示せず)に固定され、このコントロー
ルシャフトを回動することによってコントロールレバー
およびコントロールレバーを介してマニュアルバルブ(
図示せず)を操作して自動変速機の変速操作をなすよう
になっている。
さて、この実施例においては、第1図に示すように傾斜
カム30は、第1の傾斜面31と、ノブボタン3の軸線
に平行な中間平面32および第2の傾斜面33から形成
されている。
カム30は、第1の傾斜面31と、ノブボタン3の軸線
に平行な中間平面32および第2の傾斜面33から形成
されている。
第1の傾斜面31の有効高さく奥部34から中間平面3
2)は11に設定され、第2の傾斜面33の有効高さく
中間平面32から下面35)は1□に設定されている。
2)は11に設定され、第2の傾斜面33の有効高さく
中間平面32から下面35)は1□に設定されている。
また、第2図に示すように、カム孔70は、シフトレバ
−1の回動中心を中心とする異なる同心円弧面?1,7
2,73,74.75と、これらの円弧面間を連結して
シフトレバ−1の回動中心に対し放射方向に延在するス
テップ状段部71at 72 at 73 at
74 at 75 aとからなる凹凸形状に形成さ
れている。
−1の回動中心を中心とする異なる同心円弧面?1,7
2,73,74.75と、これらの円弧面間を連結して
シフトレバ−1の回動中心に対し放射方向に延在するス
テップ状段部71at 72 at 73 at
74 at 75 aとからなる凹凸形状に形成さ
れている。
そして、使用頻度の高いポジション領域と使用頻度の低
いポジション領域との境に、この実施例においては、D
レンジと2レンジ間のステップ状段部74aの高さL□
を、前記第1の傾斜面31の有効高さ1□よりも高く設
定している。
いポジション領域との境に、この実施例においては、D
レンジと2レンジ間のステップ状段部74aの高さL□
を、前記第1の傾斜面31の有効高さ1□よりも高く設
定している。
このステップ状段部74aの高さLlは、Dレンジ領域
73から2レンジ領域74に向けて比較的強い力にてシ
フトレバ−1を操作してもスロッテッドピン6がステッ
プ状段部74aを乗り越えないようにするために、上記
高さ11+スロツテツドピン6の直径よりも大きいこと
が望ましい。
73から2レンジ領域74に向けて比較的強い力にてシ
フトレバ−1を操作してもスロッテッドピン6がステッ
プ状段部74aを乗り越えないようにするために、上記
高さ11+スロツテツドピン6の直径よりも大きいこと
が望ましい。
なお、当然ながら、ステップ状段部74aの高さ秋は傾
斜カム30の有効高さ13(1□+1゜)よりも小さく
設定されている。
斜カム30の有効高さ13(1□+1゜)よりも小さく
設定されている。
さらに、はぼ前記第2の傾斜面33の作動範囲において
作用する第2のリターンスプリング9が設けられている
。
作用する第2のリターンスプリング9が設けられている
。
この実施例においては、ノブボタン3側のリターンスプ
リング4に対して同心状に配置されている。
リング4に対して同心状に配置されている。
この第2リターンスプリング9はその一端が盲孔2aの
底面に、他端がシフトレバ−ノブ2に固定されたスナッ
プリング等の環状のストッパ9aに係止されたリテーナ
9bに接して常時コンブレツションカを有する。
底面に、他端がシフトレバ−ノブ2に固定されたスナッ
プリング等の環状のストッパ9aに係止されたリテーナ
9bに接して常時コンブレツションカを有する。
ストッパ9aは複数のピンであってもよい。
ストッパ9aの内径はノブボタン3の外径よりも大きく
、またリテーナ9bの内径はノブボタン3の外径よりも
小さく設定されている。
、またリテーナ9bの内径はノブボタン3の外径よりも
小さく設定されている。
そして、ノブボタン3を押圧することにより、ディテン
トロッド5の上端が傾斜カム30の中間平面32に摺接
して第2の傾斜面33と当接した時点、すなわち、第1
図に示すように、ノブボタン3をストロークA□だけ押
し込んだとき、ノブボタン3の端面とリテーナ9bとが
当接するような位置関係に設定されている。
トロッド5の上端が傾斜カム30の中間平面32に摺接
して第2の傾斜面33と当接した時点、すなわち、第1
図に示すように、ノブボタン3をストロークA□だけ押
し込んだとき、ノブボタン3の端面とリテーナ9bとが
当接するような位置関係に設定されている。
従って、リテーナスプリング4および8に抗してノブボ
タン3を押すと、先ず第1の傾斜面31によってディテ
ントロッド5が軸方向に移動し、次いでディテントロッ
ド5の上端が中間平面32に摺接して第2の傾斜面33
に当接するとともに、第2のリターンスプリング9が圧
縮されようとする。
タン3を押すと、先ず第1の傾斜面31によってディテ
ントロッド5が軸方向に移動し、次いでディテントロッ
ド5の上端が中間平面32に摺接して第2の傾斜面33
に当接するとともに、第2のリターンスプリング9が圧
縮されようとする。
ディテントロッド5の上端と中間平面32とが摺接する
ノブボタン3を途中まで押し込んだ時点では、ディテン
トロッド5側のリターンスプリング8は作用せずノブボ
タン3側のリターンスプリング4のみしか作用しないた
め、ノブボタン3の操作力が一端軽くなる。
ノブボタン3を途中まで押し込んだ時点では、ディテン
トロッド5側のリターンスプリング8は作用せずノブボ
タン3側のリターンスプリング4のみしか作用しないた
め、ノブボタン3の操作力が一端軽くなる。
次いで、ディテントロッド5の上端が第2の傾斜面33
に当接すると、両リターンスプリング4および8に加え
て第2のリターンスプリング9も作用するようになる。
に当接すると、両リターンスプリング4および8に加え
て第2のリターンスプリング9も作用するようになる。
従って、ノブボタン3の操作力が急激に重くなるため、
ノブボタン3を介して指に伝わる感触によって十分な節
度感が与えられ、ノブボタン3をストロークA1だけ押
し込んだ使用頻度の高いポジション領域であるこを感知
することができる。
ノブボタン3を介して指に伝わる感触によって十分な節
度感が与えられ、ノブボタン3をストロークA1だけ押
し込んだ使用頻度の高いポジション領域であるこを感知
することができる。
そして、この状態(ノブボタン位置)では、ステップ状
段部74aによって使用頻度の低いポジション領域(例
えば、2.ルンジ)への切り換えが阻止される。
段部74aによって使用頻度の低いポジション領域(例
えば、2.ルンジ)への切り換えが阻止される。
使用頻度の低いポジションへの切り換えは、ノブボタン
3をさらに押してストロークaだけ変位させることによ
って可能となる。
3をさらに押してストロークaだけ変位させることによ
って可能となる。
なお、上述したノブボタン3のストロークA0直後の節
度感(反力の大きさ)は、傾斜カム30の形状および第
2のリターンスプリング9のばね力の大きさを選定する
ことにより任意に、かつ容易に設定することができる。
度感(反力の大きさ)は、傾斜カム30の形状および第
2のリターンスプリング9のばね力の大きさを選定する
ことにより任意に、かつ容易に設定することができる。
この結果、例えば、Pレンジにてエンジン始動後にノブ
ボタン3を押圧してDレンジに切り換える場合、インジ
ケータを見なくても確実にDレンジに切り換えることが
でき、2レンジまたはルンジへのミスシフトを防止する
ことができる。
ボタン3を押圧してDレンジに切り換える場合、インジ
ケータを見なくても確実にDレンジに切り換えることが
でき、2レンジまたはルンジへのミスシフトを防止する
ことができる。
また、傾斜カム30に中間平面を設けたので、使用頻度
の高いポジション領域に対応するノブボタン押し込み位
置の保持も容易である。
の高いポジション領域に対応するノブボタン押し込み位
置の保持も容易である。
以上のように本考案によれば、使用頻度の高いポジショ
ン領域から使用頻度の低いポジション領域へのミスシフ
トを防止することができるとともに、シフトレバ−の操
作性を向上することができるという優れた効果を奏する
。
ン領域から使用頻度の低いポジション領域へのミスシフ
トを防止することができるとともに、シフトレバ−の操
作性を向上することができるという優れた効果を奏する
。
図面は本考案の一実施例に係るシフトレバ−装置を示す
もであり、第1図は要部縦断面図、第2図はシフトレバ
−プレートの正面図である。 1・・・・・・シフトレバ−11a・・・・・・シフト
レバ−の中空孔、2・・・・・・シフトレバ−ノブ、2
a・・・・・・盲孔、3・・・・・・ノブボタン、30
・・・・・・傾斜カム、31・・・・・・第1の傾斜面
、32・・・・・・中間平面、33・曲・第2の傾斜面
、4・・・・・・リターンスプリング、5・・・・・・
ディテントロッド、6・・・・・・スロッテッドピン、
7・・・・・・シフトレバ−プレート、70・・・・・
・カム孔、74a・・・・・・ステップ状段部、訃・・
・・・リターンスプリング、9・・・・・・第2のリタ
ーンスプリング、1□・・・・・・第1の傾斜面31の
有効高さ、ち・・・・・・ステップ状段部74aの高さ
。
もであり、第1図は要部縦断面図、第2図はシフトレバ
−プレートの正面図である。 1・・・・・・シフトレバ−11a・・・・・・シフト
レバ−の中空孔、2・・・・・・シフトレバ−ノブ、2
a・・・・・・盲孔、3・・・・・・ノブボタン、30
・・・・・・傾斜カム、31・・・・・・第1の傾斜面
、32・・・・・・中間平面、33・曲・第2の傾斜面
、4・・・・・・リターンスプリング、5・・・・・・
ディテントロッド、6・・・・・・スロッテッドピン、
7・・・・・・シフトレバ−プレート、70・・・・・
・カム孔、74a・・・・・・ステップ状段部、訃・・
・・・リターンスプリング、9・・・・・・第2のリタ
ーンスプリング、1□・・・・・・第1の傾斜面31の
有効高さ、ち・・・・・・ステップ状段部74aの高さ
。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 車体に対して回動自在に設けられた筒状のシフトレバ−
と、このシフトレバ−の上端に取す付けられたシフトレ
バ−ノブと、このノブ内に形成されて前記シフトレバ−
の軸線に対゛してほぼ直角方向に延びる盲孔内に摺動自
在に嵌合されたノブボタンと、このノブボタンを突出方
向に付勢するリターンスプリングと、前記ノブボタンに
形成された傾斜カムに摺接しノブボタンの押動に連動し
て前記シフトレバ−の孔内をその軸方向に移動するディ
テントロッドと、このディテントロッドに付設されてシ
フトレバ−プレートのカム孔に係合するスロッテッドピ
ンと、前記ディテントロッドをその軸方向に付勢して前
記スロッテッドピンを前記シフトレバ−プレートのカム
孔に係止させるリターンスプリングとを備えた車両用自
動変速機のシフトレバ−装置において、 前記傾斜カムを第1の傾斜面と中間平面および第2の傾
斜面から形成する一方、前記カム孔における使用頻度の
高いポジション領域と使用頻度の低いポジション領域と
の境に前記第1の傾斜面の有効高さ11よりも高い高さ
Lのステップ状段部を形成し、さらにほぼ前記第2の傾
斜面の作動範囲において作用する第2のリターンスプリ
ングを設けたことを特徴とする車両用自動変速機のシフ
トレバ−装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6838479U JPS6030088Y2 (ja) | 1979-05-22 | 1979-05-22 | 車両用自動変速機のシフトレバ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6838479U JPS6030088Y2 (ja) | 1979-05-22 | 1979-05-22 | 車両用自動変速機のシフトレバ−装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55168429U JPS55168429U (ja) | 1980-12-03 |
JPS6030088Y2 true JPS6030088Y2 (ja) | 1985-09-10 |
Family
ID=29302252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6838479U Expired JPS6030088Y2 (ja) | 1979-05-22 | 1979-05-22 | 車両用自動変速機のシフトレバ−装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6030088Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010059758A (ko) * | 1999-12-30 | 2001-07-06 | 이계안 | 자동 변속기용 변속 레버의 이동 제한 장치 |
-
1979
- 1979-05-22 JP JP6838479U patent/JPS6030088Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55168429U (ja) | 1980-12-03 |
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