JPH0213805Y2 - - Google Patents

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JPH0213805Y2
JPH0213805Y2 JP18315284U JP18315284U JPH0213805Y2 JP H0213805 Y2 JPH0213805 Y2 JP H0213805Y2 JP 18315284 U JP18315284 U JP 18315284U JP 18315284 U JP18315284 U JP 18315284U JP H0213805 Y2 JPH0213805 Y2 JP H0213805Y2
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JP
Japan
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shaft
spring
positioning
shift
locking member
Prior art date
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JP18315284U
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JPS6197663U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、変速装置の変速用摺動歯車を摺動
操作するシフト機構の位置決め等に供される位置
決め装置に関する。
(ロ) 技術的背景及び問題点 従来の変速装置のシフト機構としては、例え
ば、運転席近傍位置に配設されたチエンジレバー
を揺動操作することにより、シフトセレクトシヤ
フトをその摺動範囲内において軸心方向に摺動操
作してシフトフオークを介して変速用摺動歯車を
摺し、所期の変速操作を行なうように構成されて
いる。
このようにして行われる変速操作において、シ
フトフオークの位置を規定するために自動車工学
全書編集委員会発行「自動車工学全書9巻動力伝
達装置」42〜43頁昭和55年11月20日初版発行)に
記載のようにシフトフオークを取付けたシヤフト
に位置決め用の凹入部を設けシヤフトを所期の変
速位置に摺動させたときに前記凹入部にステール
ボール等のごとき係合体をスプリングの付勢力に
よつて嵌合させるように構成したものがある。
しかしながら、このような従来のシフト機構に
あつては、係合体を付勢するためのスプリングの
付勢力を固定的に設定していたため、この付勢力
が弱い場合は、凹入部から係合体が不測に離脱す
る慮れがあつて、シフトフオークの位置規定が確
実に行えなくなるという問題点があり、逆に付勢
力が強い場合には、シフトセレクトシヤフトの摺
動操作が重くなり、操作性が悪くなるという問題
点があつた。
(ハ) 考案の目的 この考案は、このような従来の問題点に鑑みな
されたもので、シフトセレクトシヤフトの凹入部
からの係合体の不測な離脱を防止してシフトフオ
ークの位置規定を確実強固に行なうことができ、
しかも、シフトフオークシヤフトの摺動操作を極
めて軽く行なうことができるシフト機構の提供を
目的としている。
(ニ) 考案の構成 上記目的を達成するためにこの考案は、軸心方
向に適宜間隔を隔てて複数の位置決め部が形成さ
れると共にケースに摺動自在に支持され前記軸方
向移動が行なわれるシヤフトと、このシヤフトを
軸方向移動させるレバーと、前記位置決め部のい
づれかに嵌合するチエツク体と、このチエツク体
に一端側が当接しチエツク体を常に前記位置決め
部への嵌合側へ付勢するスプリングと、このスプ
リングの他端側に当接し前記レバーと共に回動す
る係止部材と、この係止部材に設けられレバー操
作時にスプリングの付勢力を緩める逃げ凹部を備
えた係止部材とよりなる構成とした。
(ホ) 実施例 以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第1図はこの考案の一実施例に係るシフト機構
の一部省略縦断面図、第2図は一部省略平面図を
示すものである。シヤフト1はシフトケース3の
支持孔5に軸心方向へ摺動自在に支持されてい
る。このシヤフト1には、図外のシフトフオーク
が連動連結されるとともに、シフトフオークの位
置を規定する複数(図面では2個)の位置決め部
としての位置決め凹入部7a,7bが適宜な間隔
をもつて設けられている。
前記シフトケース3の支持孔5の上部には、筒
状体9が一体的に突設され、この筒状体9には前
記支持孔5に直交する方向の貫通孔11が設けら
れている。この貫通孔11には、前記シヤフト1
の位置決め凹入部7a,7bのいづれかへ選択的
に係合するスチールボール等のごときチエツク体
13と、このチエツク体13をシヤフト1側へ常
に付勢する適宜な付勢力を有するスプリング15
と、このスプリング15を押圧するプラグ17と
が嵌装されている。前記プラグ17は、貫通孔1
1に摺動自在に設けられている。
一方、シフトケース3には、シフトアーム軸1
9が回転自在に支持されている。このシフトアー
ム軸19は、前記支持孔5に直交する方向に設け
られている。シフトアーム軸19の下端には、シ
ヤフト1に設けられた左右一対の係止突部21
a,21b間に適宜の間隙lをもつて挿入される
シフトアーム23が一体的に設けられている。シ
フトアーム23の先端部は、部分球面23aに形
成されている。また、シフトアーム軸19の先端
には、図外の操作アームが連動連結されるととも
に、前記筒状体9の貫通孔11の上面に係合する
係止部材としてのプラグ係止部材25が連動連結
されている。このプラグ係止部材25は図外のレ
バー操作に連動する。
前記プラグ係止部材25の下面には、第3図に
示すようにシヤフト1の位置決め凹入部7a,7
bが貫通孔11の直下に位置するときに、プラグ
17を下方へ押圧する押圧面27aと、シヤフト
1の位置決め凹入部7aと位置決め凹入部7bと
の間に形成される軽径部1aが貫通孔11の下方
に位置するときにプラグ17の下方への押圧を緩
和する逃げ凹部P内の緩和面27bとを有するカ
ム面27がプラグ係止部材25の回動軌跡面上に
形成されている。
従つて、プラグ17がプラグ係止部材25の押
圧面27aに係止されるときは、スプリング15
が所期の付勢力を有し、緩和面27bに係止され
るときにはスプリング15の付勢力が緩和され
る。
つぎに、上記構成の作用を説明する。
シフトセレクトシヤフトが第1図に示される位
置にあるときには位置決め凹入部7bにチエツク
体13が係合されている。このとき、プラグ係止
部材23は第2図及び第3図に示されるQ1の位
置にあり、カム面27の押圧面27aによつてプ
ラグ17が押圧され、スプリング15が所期の付
勢力を発揮してチエツク体13は位置決め凹入部
7bに押圧係合されている。この状態から図外の
レバー操作によりシヤフト1を摺動操作して、第
8図及び第9図に示される位置に切換える場合に
は、図外のレバーを揺動操作することにより、シ
フトアーム軸19が回動されシフトアーム23の
一部分球面23aが係止突部21a側から21b
側へlだけ空振り回動される。同時にプラグ係止
部材25が第1図中矢印A方向に回動されて第2
図及び第3図に示されるQ2の位置に移動され、
プラグ17はカム面27の緩和面27bに係止さ
れる。従つて、位置決め凹入部7bに係合するチ
エツク体13を押圧しているスプリング15の付
勢力が緩和される(第4図及び第5図参照)。続
けて図外のレバーを揺動操作すればシフトアーム
23を介してシヤフト1が第1図中右方向へ摺動
される。このシヤフト1の摺動に際しては、プラ
グ係止部材25が第2図及び第3図に示される
Q2〜Q3の位置にあり、プラグ17がカム面27
の緩和面27bに係止されてスプリング15の付
勢力が緩和されているのでチエツク体13はスプ
リング15の付勢力に抗してシヤフト1の軸径部
1b上に持上げられる(第6図及び第7図参照)。
さらに、図外のレバーを揺動操作すれば、シヤフ
ト1がさらに第1図右方へ摺動されるとともにプ
ラグ係止部材25が第2図及び第3図に示される
Q4の位置となり、位置決め凹入部7aにチエツ
ク体13が係合されると同時に、カム面27の押
圧面27aで係止されるプラグ17によつてスプ
リング15が所期の付勢力を発揮してチエツク体
13は位置決め凹入部7aに押圧係合される(第
8図及び第9図参照)。
(ヘ) 考案の効果 以上説明してきたように、この考案の構成によ
れば、シヤフトの位置決め部にチエツク体が係合
した状態では、スプリングによる所期の付勢力に
よつて確実かつ強固にチエツク体を位置決め部に
係合させることができる。従つて、位置決め部か
らのチエツク体の不側な離脱を防止することがで
きる。
一方、シヤフトを移動操作するときには、チエ
ツク体を付勢するスプリングの付勢力が緩和され
るから、シヤフトの摺動操作を軽く行なうことが
できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係るシフト機構
の一部省略縦断面図、第2図は一部省略平面図、
第3図はプラグ係止部材のカム面を示す縦断面図
第4図、第6図および第8図は作用状態を示す縦
断面図、第5図、第7図、及び第9図はそれぞれ
第4図、第6図及び第8図の平面図である。 1……シヤフト、3……ケース、7a,7b…
…位置決め凹入部、13……チエツク体、15…
…スプリング、25……係止部材、P……逃げ凹
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸心方向に適宜間隔を隔てて複数の位置決め部
    が形成されると共にケースに軸方向移動自在に支
    持され前記軸方向移動が行なわれるシヤフトと、
    このシヤフトを軸方向移動させるレバーと、前記
    位置決め部のいづれかに嵌合するチエツク体と、
    このチエツク体に一端側が当接しチエツク体を常
    に前記位置決め部への嵌合側へ付勢するスプリン
    グと、このスプリングの他端側に当接し前記レバ
    ーと共に回動する係止部材と、この係止部材に設
    けられレバー操作時にスプリングの付勢力を緩め
    る逃げ凹部を備えた係止部材とよりなる位置決め
    装置。
JP18315284U 1984-12-04 1984-12-04 Expired JPH0213805Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18315284U JPH0213805Y2 (ja) 1984-12-04 1984-12-04

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18315284U JPH0213805Y2 (ja) 1984-12-04 1984-12-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6197663U JPS6197663U (ja) 1986-06-23
JPH0213805Y2 true JPH0213805Y2 (ja) 1990-04-16

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ID=30740664

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JP18315284U Expired JPH0213805Y2 (ja) 1984-12-04 1984-12-04

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