JPH0232929Y2 - - Google Patents

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JPH0232929Y2
JPH0232929Y2 JP14167287U JP14167287U JPH0232929Y2 JP H0232929 Y2 JPH0232929 Y2 JP H0232929Y2 JP 14167287 U JP14167287 U JP 14167287U JP 14167287 U JP14167287 U JP 14167287U JP H0232929 Y2 JPH0232929 Y2 JP H0232929Y2
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JP
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axis
shift
shift lever
lever
control lever
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JP14167287U
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JPS6446822U (ja
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  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動変速機のシフトレバ装置、特にそ
の誤動作を防止できる自動変速機のシフトレバ装
置に関す。
[従来の技術] 従来の自動変速機のシフトレバ装置としては、
例えば、実開昭60−195225号公報に記載されたも
のが知られている。
このものは、シフトの誤操作を防止するため
に、機枠に固着したポジシヨンプレートに設けた
カム面にシフトレバの長孔から突出した上下動可
能なポジシヨンピンが係合するようになつてい
る。そして、シフト操作の際には、シフトレバ先
端のシフトレバに設けられたプツシユボタンを押
圧することにより、作動杆を介してポジシヨンピ
ンを下動させカム面との係合を解除させている。
かくて、プツシユボタンを押している間シフトレ
バは自由に動き得ることから、シフト操作が可能
となる。所望の位置へシフトした後はプツシユボ
タンを離すとポジシヨンピンがカム面と係合しシ
フトレバはそこに保持される。
プツシユボタンを押すという人為的操作が加わ
らない限り所定レンジにはシフトできないように
することで、誤つてシフトが行われるのを防いで
いる。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、かかる従来の如きポジシヨンプ
レートに設けたカム面とポジシヨンピンとを係合
させる型式のものにあつては、例えば、ドライブ
D位置からパーキングP位置にシフト操作するよ
うなときプツシユボタンを押しつつシフト操作を
行うが、運転者が迅速なシフト操作を行おうとす
るあまり操作途中でプツシユボタンを離してしま
つた場合、ポジシヨンピンが途中のリバースR位
置のカム面と係合してしまうことがある。
このような場合、運転者はP位置にシフト操作
したものと思い込んでいるにもかかわらず、実際
はR位置にシフトされていることから、思わぬ事
故を引起すというおそれがあつた。
本考案の目的は、かかる従来の事情に鑑みて、
誤操作によつてリバースレンジにシフトされるこ
とのない自動変速機のシフトレバ装置を提供する
ことにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案は車両の固
定部に固着される機枠と、機枠に対し夫々が略々
直交する第1の軸心と第2の軸心との回りに回動
可能に支持されたシフトレバと、第1の軸心の回
りに回動可能に設けられ一端部が自動変速機と連
繋されたコントロールレバと、シフトレバの第1
軸心回りの回動とリバース位置へのシフト操作の
ための第2の軸心回りの回動とを案内する案内溝
を備えた支持枠体と、シフトレバの第1の軸心回
りの回動によりコントロールレバを同一回転角で
回動させると共に、第2の軸心回りの回動により
コントロールレバをさらにリバース位置に回動さ
せる駆動伝達機構とを備えたことを特徴とする。
[作用] 本考案によれば、シフトレバは車両の固定部に
固着される機枠に対し、夫々が略々直交する第1
軸心と第2軸心との回りに回転可能に支持され
る。
そしてリバースR位置を除くP,N(ニユート
ラル)、D,2(セカンド)、L(ロー)位置へのシ
フト操作は、第1の軸心回りに支持枠体の案内溝
に沿つて回動させ、駆動伝達機構を介して一端が
自動変速機に連繋されたコントロールレバを同一
回転角回動させて行う。
リバース位置へのシフトは、シフトレバを第2
の軸心回りに支持枠体の案内溝に沿つて回動さ
せ、駆動伝達手段を介してコントロールレバをさ
らにリバース位置に回動させて行う。
従つて、リバース位置にシフトするためにはシ
フトレバを第2の軸心回りの回動させるという運
転者の意思を必要とすることから、誤操作によつ
てリバースレンジにシフトされることがないので
ある。
[実施例] 以下、本考案の実施例を添附図面に基づき説明
する。
第1図ないし第4図に本考案の一実施例を示
す。
図において、1は車体床面に固着される機枠、
2および3は機1に固定される支持脚およびポジ
シヨンプレート、4は支持脚2およびポジシヨン
プレート3に回動可能に支持された枢軸であり、
この軸心が第1軸心を構成する。
5は枢軸4に回動可能に支承されたコントロー
ルレバであり、一端が自動変速機の作動ロツド
(不図示)連繋されている。
そして、この枢軸4にはピン6が植設されてい
る。ピン6の軸心は枢軸4の第1軸心と直交する
第2軸心を構成する。
7はシフトレバであり、先端に樹脂製シフトノ
ブ8が設けられている。シフトレバ7の下端部に
はヨーク部7Aが形成され、ピン6に回動可能に
支持されている。
9はシフトレバ7の内部に挿設した作動杆、1
0は作動杆9を押圧するプツシユボタン、11は
作動杆9で駆動されるポジシヨンピン、12はポ
ジシヨンピン11および作動杆9を上方に付勢す
るスプリングである。ポジシヨンピン11はシフ
トレバ7に設けた長孔7Bから突出し、ポジシヨ
ンプレート3に設けたポジシヨンカム3Aと係合
する。
ポジシヨンカム3Aは第3図に示すようにシフ
トレバ7の2(セカンド)位置からD,N位置を
含みR0位置までは平坦なカム面を有し、この範
囲ではプツシユボタン10の押圧操作を伴わずに
シフト操作が可能であり、また2(セカンド)か
らL位置、R0位置からP位置、およびP位置か
らR0位置の間には、夫々第1ないし第3段部3
A1,3A2および3A3を有している。
ここで、R0位置とはシフトレバ7が第1図示
の位置にある状態でコントロールレバ5が自動変
速機のバルブをリバースレンジに切換えていない
位置をいう。
13はコントロールレバ5の他端に形成された
駆動伝達機構であり、円環状カム13A、支持ブ
ラケツト13B、位置決めプレート13C、波状
板ばね13Dを有している。
円環状カム13Aは第4図に示すように略々長
円形状をなし、シフトレバ7が挿通されると共に
枢軸4の軸心方向に対しその長軸方向が傾斜配置
されている。位置決めプレート13Cは支持プラ
ケツト13Bにピン13Eでもつて枢支され、先
端のフオーク13Fがシフトレバ7を挟み、かつ
後端の突起13Gが波状板ばね13Cに当接して
いる。
14は支持枠体であり、機枠1から延びる固定
脚15にビス等で固着され、上板部にシフトレバ
7が挿通される案内溝16が設けられている。案
内溝16は長方形を基本とした第1案内溝16A
および前述のR0位置の側方に切欠いて設けた第
2案内溝16Bを有する。
17はシフトレバ7のシフトポジシヨンを示す
インジケートプレートである。
上記構成になる本考案の一実施例の作用を以下
説明する。
リバースR位置を除くシフト操作のときはシフ
トレバ7が枢軸4を回転中心として回動する。こ
のときシフトレバ7は第1案内溝16Aに沿つて
回動することから左右の振れを伴うことなく操作
される。そしてL←→2←→D←→Nのシフト操作にあ
つては、円環状カム13Aを介して第3図に示す
如くコントロールレバ5を同様にシフトレバ7と
同一回転角回動させ、所望の自動変速機のレンジ
へシフトすることができる。
そこで、例えばN位置からリバースR位置にシ
フトするには、一旦、シフトレバ7を枢軸4を回
転中中心として回動しR0位置に持つてくる。こ
の操作はポジシヨンピン11がポジシヨンカム3
Aの第2段部3A2と当接係合することからプツ
シユボタン10の押圧操作を伴わずに行うことが
できる。
そして、この位置からシフトレバ7を第2案内
溝16Bに沿つて、すなわちピン6を回転中心と
して横傾させる。すると、シフトレバ7は傾斜し
た円状カム13A内を摺動し、第4図示の位置か
ら右方向に移動する過適においてコントロールレ
バ5をさらに回動させ、自動変速機のバルブをレ
バースレンジに切換えるのである。
かかるシフトレバ7の移動は、同時に位置決め
プレート13Cをも回動させ、その後端の突起1
3Gが波状ばね13Dの山部を乗り越えることか
ら、シフトレバ7は第2案内溝16B内、すなわ
ちR位置に保持される。
この状態から、さらにパーキングP位置にシフ
トするには、一旦、シフトレバ7をR0位置に戻
し(当然コントロールレバ5も戻る)、プツシユ
ボタン10を押圧操作して、通常のように枢軸4
の回りに回動しP位置に持つて行く。
ところで、例えば、D位置からP置にシフト操
作を行う場合には、通常プツシユボタン10を押
圧操操作し一気に最終位置までシフトするのが普
通である。このとき、シフト操作の途中でプツシ
ユボタン10を離してしまつた場合でも、本例に
よればポジシヨンピン11は係合するポジシヨン
カム面が存在しなくてすむことからリバースレン
ジに止留まることがなく、そのままP位置にシフ
トされてしまうのである。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば誤操作によつてリバースレジにシフトされるこ
とのない自動変速機のシフトレバ装置を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の平面図、第2図は
第1図の−線断面図、第3図は第1図の−
線断面図、第4図は第2図の−線断面図で
ある。 1……機枠、4……枢軸(第1軸心)、5……
コントロールレバ、6……ピン(第2軸心)、7
……シフトレバ、13……駆動伝達機構、14…
…支持枠体、16……案内溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車両の固定部に固着される機枠と、 該機枠に対し夫々が略々直交する第1の軸心と
    第2の軸心との回りに回動可能に支持されたシフ
    トレバと、 第1の軸心の回りに回動動可能に設けられ一端
    部が自動変速機と連繋されたコントロールレバ
    と、 前記シフトレバの第1の軸心回りの回動とリバ
    ース位置へのシフト操作のための第2の軸心回り
    の回動とを案内する案内溝を備えた支持枠体と、 前記シフトレバの第1の軸心回りの回動により
    前記コントロールレバを同一回転角で回動させる
    と共に、第2の軸心回りの回動により前記コント
    ロールレバをさらにリバース位置に回動させる駆
    動伝達機構と を備えたことを特徴とする自動変速機のシフトレ
    バ装置。
JP14167287U 1987-09-18 1987-09-18 Expired JPH0232929Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14167287U JPH0232929Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18

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JP14167287U JPH0232929Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18

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Publication Number Publication Date
JPS6446822U JPS6446822U (ja) 1989-03-23
JPH0232929Y2 true JPH0232929Y2 (ja) 1990-09-05

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