JPS6410367B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6410367B2
JPS6410367B2 JP7034781A JP7034781A JPS6410367B2 JP S6410367 B2 JPS6410367 B2 JP S6410367B2 JP 7034781 A JP7034781 A JP 7034781A JP 7034781 A JP7034781 A JP 7034781A JP S6410367 B2 JPS6410367 B2 JP S6410367B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operating lever
parking position
pin
slope
hole
Prior art date
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Expired
Application number
JP7034781A
Other languages
English (en)
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JPS57186524A (en
Inventor
Shinsaku Tsuji
Shikibu Kubota
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP7034781A priority Critical patent/JPS57186524A/ja
Publication of JPS57186524A publication Critical patent/JPS57186524A/ja
Publication of JPS6410367B2 publication Critical patent/JPS6410367B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/08Range selector apparatus
    • F16H59/10Range selector apparatus comprising levers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/0278Constructional features of the selector lever, e.g. grip parts, mounting or manufacturing
    • F16H2059/0282Lever handles with lock mechanisms, e.g. for allowing selection of reverse gear or releasing lever from park position
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/24Providing feel, e.g. to enable selection

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は自動変速機の操作装置、詳しくは自
動変速機の変速状態をセレクトする操作レバーの
改良に関する。
従来の自動変速機の操作装置としては、例えば
第1図、第2図に示すようなものがある。(例え
ば、実開昭55−168429号公報参照)。同図におい
て、1は車体、例えばフロアであり、このフロア
1にはブラケツト2が固着されている。ブラケツ
ト2には回転軸3がボルト4を介して回転自在に
支持され、この回転軸3には円筒状の操作レバー
5が固着されている。また、6は操作レバー5と
近接してブラケツト2に立設されたポジシヨンプ
レートである。操作レバー5の先端にはノブ7が
固定され、このノブ7には第2図中左右方向に延
在する収納孔8が形成されている。収納孔8内に
は第2図中上下方向に延在する係合孔9aを有す
るプツシユボタン9が摺動自在に収納され、この
プツシユボタン9は収納孔8内に介装されたスプ
リング10により収納孔8から突出するよう付勢
されている。11は操作レバー5内に遊挿された
ロツドであり、このロツド11の上端には斜面1
2を有し、前記プツシユボタン9の係合孔9aに
挿入されるカム13が固定されている。ロツド1
1の下端部には前記操作レバー5より突出するピ
ン14が固定され、このピン14とロツド11に
固定されたリテーナ15との間にはロツド11を
第2図中上方に付勢するスプリング16が介装さ
れている。したがつて、ロツド11はプツシユボ
タン9を収納孔8内に押し込むことによりスプリ
ング16に抗して第2図中下方に移動されること
になる。また、第3図に詳示するように、前記ポ
ジシヨンプレート6には操作レバー5のセレクト
位置決め用の孔17が形成されており、この孔1
7内には前記ピン14が挿入されている。ピン1
4が係合する孔17の係合面は、前記回転軸3の
軸線を中心とする半径の異なる複数の同心の円弧
面18,19,20,21,22と、これらの円
弧面18,19,20,21,22間を連続し、
回転軸3の軸線に対して半径方向に延在する段差
面と、により構成されている。円弧面21上には
異なつたセレクト状態を示す位置N,D,D2
設けられており、ピン14がこれらの位置N,
D,D2にあるときには自動変速機(図示してい
ない)はそれぞれニユートラル車輛を例えば第1
速、第2速、第3速に自動的にシフトするギヤ比
パターンで前進させるセレクト状態、車輛を例え
ば第1速と第2速とのみシフト可能なギヤ比パタ
ーンで前進させるセレクト状態にセレクトされ
る。また、円弧面18,20上には異なつたセレ
クト状態を示すパーキング位置Pとリバース位置
Rとが設けられており、ピン14がパーキング位
置Pおよびリバース位置Rにあるときは、自動変
速機はそれぞれ車輛を駐車させ、また、車輛を後
進させるセレクト状態にセレクトされる。したが
つて、操作レバー5のパーキング位置Pとリバー
ス位置Rとは円弧面19、すなわち突出部24を
挾んで隣接して配置されていることになる。23
はその一端が回転軸3に固着されたレバーであ
り、このレバー23の他端はリンケージ等を介し
て図示していない自動変速機のマニユアルバルブ
に連結されている。さらに、図示していないが、
自動変速機には操作レバー5がパーキング位置
P、リバース位置Nに操作されたときのみエンジ
ンを始動可能なインヒビタスイツチが設置されて
いる。しかしながら、このような従来の自動変速
機の操作装置にあつては、操作レバー5をリバー
ス位置Rからパーキング位置Pへ切換えると、こ
れに応じてパーキングポールが自動変速機のアウ
トプツトシヤフトと一体のパーキングギヤに噛合
うよう作用するが、この場合パーキングポールと
パーキングギヤの歯とが整合していないと、いわ
ゆる待ち機構にてパーキングポールをパーキング
ギヤに所定の力で押圧し続け、車がわずか動いて
パーキングポールと前記歯とが整合すると噛合つ
てパーキングするようになつている。従つて、操
作レバー4には自動変速機内部のマニユアルプレ
ートにおけるデイテント機構による反力のみなら
ず、待ち機構の反力を受けることになる。待ち機
構による反力は非整合の状態でパーキングポール
がパーキングギヤに押圧されていると大きく、こ
れらが噛合おうとして近づくとき減少し、噛合つ
た後は再び増大するので、操作レバーとこのスト
ローク位置との関係は第4図のようになり、リバ
ース位置Rとパーキング位置Pとの間で2つのピ
ークが発生する。
従つて、運転者が自動変速機のセレクト用イン
ジケータを確認せず、前記第1のピークで操作レ
バー5がパーキング位置Pに移動したと誤認し、
セレクト操作を止めてしまうと、ピン14が突出
部24の円弧面19上で止まつてしまい、運転者
が車外に出てドアを閉めるとき等に発生する振動
で操作レバー5がリバース位置Rへ戻され、運転
者の意に反して動き出してしまうといつた恐れが
あつた。
本発明は上記従来の問題点に着目してなされた
もので、リバース位置からパーキング位置にセレ
クトする際に、パーキング位置側への案内力を操
作レバーに作用させることにより、誤つて両位置
の間に操作レバーが止め置かれた場合でも、操作
レバーを正しくパーキング位置に進め、もつて、
不本意なリバース位置への復帰を回避することを
目的としている。
以下、この発明を図面に基づき説明する。
第5図〜第9図はこの発明の第1実施例を示す
図である。なお、従来と同一部分には同一符号を
付して説明する。第5図、第6図において、1は
車体、例えばフロアであり、このフロア1にはブ
ラケツト2が固着されている。ブラケツト2には
回転軸3がボルト4を介して回転自在に支持さ
れ、この回転軸3には円筒状の操作レバー5が固
着されている。また、6は操作レバー5と近接し
てブラケツト2に立設されたポジシヨンプレート
である。操作レバー5の先端にはノブ7が固定さ
れ、このノブ7には第7図中左右方向に延在する
収納孔8が形成されている。収納孔8内には第6
図中上下方向に延在する係合孔9aを有するプツ
シユボタン(押釦)9が摺動自在に収納され、こ
のプツシユボタン9は収納孔8内に介装されたス
プリング10により収納孔8から突出するよう付
勢されている。11は操作レバー5内に遊挿され
たロツドであり、このロツド11の上端には斜面
12を有し前記プツシユボタン9の係合孔9aに
挿入されているカム13が固定されている。ロツ
ド11の下端部には前記操作レバー5より突出す
るピン14が固定され、このピン14とロツド1
1に固定されたリテーナ15との間にはロツド1
1を第7図中上方に付勢する第1のスプリングと
してのスプリング16が介装されている。したが
つて、ロツド11はプツシユボタン9を収納孔8
内に押し込むことによりスプリング16に抗して
第7図中下方に移動されることになる。また、第
7図に詳示するように、前記ポジシヨンプレート
6には操作レバー5のセレクト位置決め用の孔1
7が形成されており、この孔17内には前記ピン
14が挿入されている。ピン14が係合する孔1
7の係合面は前記回転軸3の軸線を中心とする径
の異なる同心円弧面18,20,21,22と、
円弧面18,20間で円弧面20から円弧面18
に向つて半径方向外方に傾斜した傾斜面31と、
これらの円弧面18、傾斜面31、円弧面20,
21,22間を連続し、回転軸3の軸線に対して
半径方向に延在する段差面と、により構成されて
いる。すなわち、これらの円弧面18,20間に
は半径方向内側に向けて突出部24が形成されて
いることになる。円弧面18上にはパーキング位
置Pが円弧面20上にはリバース位置Rが、円弧
面21上には3つの位置N,D,D2が円弧面2
2上には位置D1がそれぞれ設けられており、ピ
ン14がこれらの位置P,R,N,D,D2,D1
に係合しているとき、自動変速機はそれぞれ、駐
車させるセレクト状態、ニユートラル状態、ある
ギヤ比パターンで前進させるセレクト状態(例え
ば第1速、第2速、第3速にシフト可能な状態)、
異なつたギヤ比パターンで前進させるセレクト状
態(例えば第1速と第2速とのみにシフト可能な
状態)、さらに異なつたギヤ比パターンで前進さ
せるセレクト状態(例えば第1速のみで前進走行
する状態)になるようセレクトされる。したがつ
て、操作レバー5のパーキング位置Pとリバース
位置Rとは傾斜面31を挾んで隣接して配置され
ていることになる。この傾斜面31は前記ピン1
4が前記突出部24に係合したとき、このピン1
4をパーキング位置Pまで強制的に案内するよう
形成してある。したがつて、操作レバー5をリバ
ース位置Rからパーキング位置Pへと若干傾動さ
せてピン14を傾斜面31の頂部に位置させた後
は、ピン14が傾斜面31の傾斜に沿つて案内さ
れる結果、操作レバー5にはパーキング位置P方
向への傾動を助勢する力(以下、第1の案内力と
いう)が作用し、不本意なリバース位置R側への
復帰が回避される。32は円筒状の連動部材であ
り、操作レバー5と同じ回動中心を有して連動す
るように回転軸3に固定されている。連動部材3
2の回動面はポジシヨンプレート6の面内にあ
る。33は連動部材32の自由端部32aに摺動
自在に挿入されたボールシートである。ボールシ
ート33の一端、すなわち、連動部材32に挿入
された側は連動部材32内に圧入された図示しな
い第2のスプリングとしての圧縮バネに当接して
いる。この圧縮バネによりボールシート33は連
動部材32の自由端外方に弾性的に付勢されてい
る。ボールシート33の他端には凹部が設けら
れ、凹部にはチエツク体としてのボール35が回
転自在に嵌入されてその一部を外部に突出して保
持されている。ボール35の外部に突出した部分
はポジシヨンプレート6に形成された孔36の係
合面37に上記圧縮バネの付勢力に相当する押圧
力で常時当接している。係合面37には回転軸3
の軸線を中心とする径上に操作レバー5の各セレ
クト位置に対応して凹部41,42,43,4
4,45,46を形成し、これらの凹部間の突起
47,48,49,50,51を前記ボール35
が乗り越える際に、節度感を発生させるようにし
てある。また、リバース位置Pの凹部42とパー
キング位置Pの凹部41との間の突起47は第9
図に拡大して示すようにリバース位置R側の傾斜
面53がパーキング位置P側の傾斜面52より急
傾斜となるよう、また他の突起48,49,5
0,51よりもさらに突出するよう形成してあ
る。したがつて、ボール35が突起48の頂点か
らわわずかでもパーキング位置P側にある場合に
は、圧縮バネによつてボール35が傾斜面52に
押圧される結果、このボール35を保持する連動
部材32が傾斜面52に沿つて案内され、連動部
材32は操作レバー5と連動しているから、操作
レバー5に対してパーキング位置P側への傾動を
助勢する力(以下、第2の案内力という)が作用
することとなる。これらのボール35、連動部材
32、凹部41……46、突起47……51はチ
エツク機構を構成する。23はその一端が回転軸
3に固着されたレバーであり、このレバー23の
他端はリンケージ等を介して図示していない自動
変速機のマニユアルレバーにより切換えられるマ
ニユアルバルブに連結されている。
次に、この発明による上記第1実施例の作用を
説明する。第5図に示すようにピン14は、今、
位置Dに係合しているとする。この状態から自動
変速機のセレクト位置を例えば位置D2に移動さ
せるにはプツシユボタン9を押し込むことなく操
作レバー5を第6図中矢印A方向に回動させる。
このとき、ピン14は円弧面21を摺動して位置
DよりD2に移動する。一方、操作レバー5と連
動する連動部材32は孔36内を回動し、ボール
35は回転しながら凹部44から突起50を乗り
越えて凹部45に移動する。この状態をさらに詳
しく説明すると、操作レバー5と連動する連動部
材32の回動により、ボール35は凹部44から
移動し、突起50に当接するが、この突起50を
乗り越えるには操作レバー5の回動力を強めて、
ボール35を圧縮バネの弾性力に抗して連動部材
32内方に移動させなければならない。このとき
発生する操作レバー5の回動に対する抵抗力を位
置Dから位置D2へのセレクト位置の切り換え節
度感として感じることができる。この節度感は、
圧縮バネの弾性力のみによるものである。なぜな
ら、ボール35は回転移動するため小さなころが
りが摩擦を生ずるのみであり、節度感にはほとん
ど影響を与えない。したがつて、圧縮バネのバネ
定数または突起50のどちらか一方あるいは両方
を変化させることにより節度感の大きさを自由に
しかも簡単に調節することができる。
次に、自動変速機のセレクト位置をリバース位
置Rからパーキング位置Pにセレクトするには、
プツシユボタン9を押し込むとともに、操作レバ
ー5を第5図中矢印B方向にさらに回動させる。
この結果、ピン14は、突出部24を乗り越えパ
ーキング位置Pに位置する。また、これにより自
動変速機はパーキング位置Pにセレクトされる。
この操作中、操作レバー5と連動する連動部材
32の回動により、ボール35は凹部42から突
起47を乗り越えて凹部41に移動するが、突起
47が他の突起より突出量が大きくかつ傾斜面5
3が急な角度を有しているので、運転者は操作レ
バー5のリバース位置Rへの移動時他のセレクト
作動時よりさらに強い力でリバース位置R側へ押
さねばならない。これにより運転者はセレクト操
作の節度感を感じる。この場合、第10図に示す
ように待ち機構を有する自動変速機のセレクトチ
エツク機構側からの反力(a)が前述のように2つの
ピーク(a1),(a2)を有するにもかかわらず、ボ
ール35が突起47を乗り越えるときの反力(b)が
ピーク(b1)の図中左右で異なつた大きさで変わ
るので、これらの合力は(c)のようにピークが1つ
だけとなり、これを運転者が操作力として感じ
る。ボール35が突起47のピークを乗り越え傾
斜面52に位置すると、ばねによりボール35が
傾斜面52を押圧する力の分力により操作レバー
5がパーキング位置Pへ付勢される。このときピ
ン14も傾斜面31に沿つてガイドされながら移
動して確実にパーキング位置Pに位置せられる。
すなわち、リバース位置Rからパーキング位置P
へセレクトする過程において、チエツク機構のボ
ール35が突起47のピーク(頂点)を乗り超え
た後は、上述の第2の案内力が操作レバーに作用
してパーキング位置Pへの傾動操作が連続される
結果、操作レバー5がリバース位置Rとパーキン
グ位置Pの間に止め置かれるといつたことがな
く、したがつて、リバース位置Rへの不本意な復
帰が回避される。また、操作レバー5に作用する
力は上記第2の案内力に加えて、上述の第1の案
内力も作用し、より確実にパーキング位置Pへの
セレクト操作が行える。
他のセレクト操作は前述の位置Dから位置D1
へのセレクト操作と同様だが、ニユートラル位置
Nからリバース位置Rへのセレクト操作時、およ
び位置D1から位置D2へのセレクト操作時はボタ
ン9を押し込む必要があるのは言うまでもない。
このように本実施例ではリバース位置Rからパ
ーキング位置Pへのセレクト操作時、従来のよう
に待ち機構による節度感の不明瞭さをなくし適切
な操作フイーリングが得られると共に、節度感の
ピークを越した後操作力を抜いても、操作レバー
5が自動的にパーキング位置Pへの付勢力が働い
て移動するので、確実にパーキング位置Pに操作
レバー5をセレクトすることが可能となる。
第11図は本発明の第2実施例を示す。この実
施例では第1実施例におけるリバース位置Rとパ
ーキング位置Pとの間に設けた突起47を、この
パーキング位置P側の傾斜面がリバース位置R側
の傾斜面より急傾斜となるようにした点のみが第
1実施例と異なり、他は第1実施例と同じである
のでその説明を省略する。
この実施例にあつても、第1実施例と同様な効
果を得ることができるが、リバース位置Rからパ
ーキング位置Pへのセレクト操作に要する操作力
が第1実施例に比べゆつくり大きくなるようにし
てあり、最小限必要なストロークは増すが楽に操
作できる。
なお、上記各実施例にあつては突起を各セレク
ト位置間にそれぞれ設けたが、リバース位置とパ
ーキング位置との間のみ用いても、前記不具合を
解消できることはいうまでもない。また係合面3
7をポジシヨンプレート6に設ける装置全体をコ
ンパクトにできる。
以上のように本発明にあつては、車体に回動自
在に支持され自動変速機の変速パターンをセレク
トする操作レバーと、操作レバー内に設けられ、
操作レバー頭部の押釦が押圧されると、第1のス
プリングの付勢力に抗して操作レバー内を軸方向
に下降するロツドと、このロツドの下端部に固定
され操作レバーより突出するピンと、このピンが
挿入される操作レバーのセレクト位置決め用の孔
を有し車体に固定されたポジシヨンプレートと、
セレクト位置決め用孔の側壁を構成し操作レバー
の回転中心と同心の円周上に設けられ、前記ピン
が第1のスプリングの付勢力に相当する押圧力で
係合する円弧面と、この円弧面上に隣接するよう
配置された操作レバーのパーキング位置とリバー
ス位置との間で円弧面から突出する突出部と、を
備えた自動変速機の操作装置において、前記突出
部にリバース位置側からパーキング位置側へ向つ
て突出量が減少する傾斜面を設け、さらに、前記
ポジシヨンプレートに形成された係合面と、第2
のスプリングによる付勢力を受けて該係合面に常
時押圧されるチエツク体と、を有するチエツク機
構をを設け、該チエツク機構の係合面のパーキン
グ位置とリバース位置との間に、頂点からパーキ
ング位置側へ向かう傾斜面の傾きの方が、頂点か
らリバース位置側へ向かう傾斜面の傾きよりも急
傾斜となる突起を形成したので、セレクト操作時
の操作レバー反力のピークを1つだけにして最適
な操作フイーリングを得ることができ、このピー
クを越した後操作レバーを押圧するのを止めても
チエツク機構による力と突出部の傾斜面とにより
ピンがパーキング位置へ移動するよう操作レバー
を付勢する結果、操作レバーをパーキング位置に
確実にセレクトでき、誤操作を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動変速機の操作装置を示す概
略正面図、第2図は第1図の―矢視断面図、
第3図は第1図の要部拡大図、第4図は第1図の
操作装置によるセレクト操作のストロークと操作
力との関係を示す図、第5図はこの発明に係る自
動変速機の操作装置の一実施例を示す概略正面
図、第6図は第5図の―矢視断面図、第7、
第8、第9図は第5図の要部拡大図、第10図は
第5図の本発明操作装置によるリバース位置Rか
らパーキング位置Pへのセレクト操作のストロー
クと操作力との関係を示す図、第11図はこのさ
らに他の実施例の要部を示す第9図と同様の概略
拡大図である。 1……車体、5……操作レバー、6……ポジシ
ヨンプレート、9……プツシユボタン(押釦)、
11……ロツド、14……ピン、16……スプリ
ング(第1のスプリング)、17……位置決め用
の孔、18,20,21,22……円弧面、24
……突出部、31……傾斜面、35……ボール
(チエツク体)、37……係合面、47………突
起、52,53……傾斜面、P……パーキング位
置、R……リバース位置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 車体に回動自在に支持され自動変速機の変速
    パターンをセレクトする操作レバーと、操作レバ
    ー内に設けられ、操作レバー頭部の押釦が押圧さ
    れると、第1のスプリングの付勢力に抗して操作
    レバー内を軸方向に下降するロツドと、このロツ
    ドの下端部に固定され操作レバーより突出するピ
    ンと、このピンが挿入される操作レバーのセレク
    ト位置決め用の孔を有し車体に固定されたポジシ
    ヨンプレートと、セレクト位置決め用孔の側壁を
    構成し操作レバーの回転中心と同心の円周上に設
    けられ、前記ピンが第1のスプリングの付勢力に
    相当する押圧力で係合する円弧面と、この円弧面
    上に隣接するよう配置された操作レバーのパーキ
    ング位置とリバース位置との間で円弧面から突出
    する突出部と、を備えた自動変速機の操作装置に
    おいて、前記突出部にリバース位置側からパーキ
    ング位置側へ向つて突出量が減少する傾斜面を設
    け、さらに、前記ポジシヨンプレートに形成され
    た係合面と、第2のスプリングによる付勢力を受
    けて該係合面に常時押圧されるチエツク体と、を
    有するチエツク機構を設け、該チエツク機構の係
    合面のパーキング位置とリバース位置との間に、
    頂点からパーキング位置側へ向かう傾斜面の傾き
    の方が、頂点からリバース位置側へ向かう傾斜面
    の傾きよりも急傾斜となる突起を形成したことを
    特徴とする自動変速機の操作装置。
JP7034781A 1981-05-11 1981-05-11 Control device of automatic speed changer Granted JPS57186524A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7034781A JPS57186524A (en) 1981-05-11 1981-05-11 Control device of automatic speed changer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7034781A JPS57186524A (en) 1981-05-11 1981-05-11 Control device of automatic speed changer

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57186524A JPS57186524A (en) 1982-11-17
JPS6410367B2 true JPS6410367B2 (ja) 1989-02-21

Family

ID=13428796

Family Applications (1)

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JP7034781A Granted JPS57186524A (en) 1981-05-11 1981-05-11 Control device of automatic speed changer

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