JP3208347B2 - 自動変速機用ゲート式シフトレバー装置 - Google Patents

自動変速機用ゲート式シフトレバー装置

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JP3208347B2
JP3208347B2 JP07383497A JP7383497A JP3208347B2 JP 3208347 B2 JP3208347 B2 JP 3208347B2 JP 07383497 A JP07383497 A JP 07383497A JP 7383497 A JP7383497 A JP 7383497A JP 3208347 B2 JP3208347 B2 JP 3208347B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の自動変速
機用シフトレバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動変速機用シフトレバー装置には、自
動車の発進時の誤操作を防止するため、シフトロック機
構が設けられている。シフトロック機構では、シフトレ
バーがPレンジにシフトされていることを専用の位置検
出スイッチによって検出している。自動車では、走行制
御等の関係からシフトレバーがどのレンジにシフトされ
ているのかを検出する必要がある。シフトレバーが車両
前後方向および車両左右方向に可動なゲート式シフトレ
バー装置では、車両前後方向のシフトレバーの動きはロ
ッドを介してトランスミッション(図示略)に伝達され
るので、シフトレバーの車両前後方向の位置はトランス
ミッション側で検出することができるが、車両左右方向
のシフトレバーの動きはトランスミッションに伝達され
ない。そのため、ゲート式シフトレバー装置では、特定
のレンジにはシフトレバーの車両左右方向の位置を検出
する位置検出スイッチ(たとえばマイクロスイッチ)が
設けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のシフト
レバー装置には、つぎの問題がある。 ゲート式シフトレバー装置では、シフトロック機構
用の位置検出スイッチの他に、シフトレバーの車両左右
方向の位置を検出する複数の位置検出スイッチが必要と
なる。そのため、シフトレバー装置に取付けられる位置
検出スイッチの数が多くなり、コストが高くなる。 シフトレバー装置の大きさは、車両への搭載上の理
由から制限されており、シフトレバー装置に複数の位置
検出スイッチを設けることは、取付けスペースの点から
困難となる。本発明の目的は、シフトレバーの位置を検
出する位置検出スイッチを削減することができる自動変
速機用シフトレバー装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明はつぎの通りである。 (1)(イ)ベースプレートと、 (ロ)前記ベースプレートに対して 車両前後方向および
車両左右方向に揺動可能なシフトレバーと前記ベースプレートに取り付けられ車両左右方向
に延びるシャフトと、 (ニ )一端部で前記シャフトに上下方向に回動可能に支
持されることにより前記ベースプレートに対して上下方
向に回動可能に設けられ、 前記シフトレバーの車両左右方向の揺動によりシフトレ
バーがPレンジにシフトされた際にはシフトレバーの第
1のカム面への押圧により上方に回動し、 前記シフトレバーの車両左右方向の揺動によりシフトレ
バーがPレンジ以外の特定のレンジにシフトされた際に
はシフトレバーの第2のカム面への押圧により下方に
動し、略一定の角度に保持される、 スイッチドライブロッドと、 ()前記ベースプレートの外周部で前記スイッチドラ
イブロッドの他端部に対応させて設けられ、 前記スイッチドライブロッドと連結されるホルダと、 該スイッチドライブロッドの回動に伴う前記ホルダの移
動により移動する可動接点と、 前記シフトレバーがPレンジに位置決めされている状態
では前記可動接点と接触する固定接点と、 前記シフトレバーがPレンジ以外の特定のレンジに位置
決めされている状態では前記可動接点と接触する別の固
定接点と、 を有する1個の位置検出スイッチと、 を備えた自動変速機用ゲート式シフトレバー装置。
(2) ベースプレートと、 前記ベースプレートに対して 車両前後方向および車両左
右方向に揺動可能なシフトレバーと、前記ベースプレートに固定して取り付けられ車両左右方
向に延びるシャフトと、 記シフトレバーに取付けられシフトボタンの操作によ
って該シフトレバーの長手方向へ摺動可能なディテント
ピンと、 前記シフトレバーの前記ディテントピン近傍に設けられ
たボス部と、 一端部で前記シャフトに上下方向に回動可能に支持され
ることにより前記ベースプレートに対して上下方向に回
動可能に設けられ、前記シフトレバーの車両左右方向の
揺動により上下方向に揺動可能に設けられたリンクと、 Pレンジにおける前記ディテントピンと嵌合し、該ディ
テントピンの摺動に伴い前記リンクを回動させる、前記
リンクに設けられた嵌合部と、 前記シフトレバーの前記ボス部と摺接し、該シフトレバ
ーをPレンジ以外の車両前後方向に揺動させたときに前
記リンクを所定の角度に保ち、前記シフトレバーを車両
左右方向に揺動させたときに前記リンクを回動させる、
前記リンクに設けられたカム溝と、 前記リンクに係合し該リンクの回動に伴って移動する可
動接点を備えたホルダーと、前記可動接点と接触可能な
複数の固定接点と、を有する、リンク他端部に対応して
して設けられた1個の位置検出スイッチと、 を備え、 前記シフトレバーがPレンジにシフトされたときの前記
リンクの回動位置で、前記位置検出スイッチの特定の固
定接点と可動接点とが接触し、前記シフトレバーが車両
左右方向に揺動したときの前記リンクの回動位置で、前
記位置検出スイッチの別の固定接点と可動接点とが接触
するように構成した、 自動変速機用ゲート式シフトレバー装置。
【0005】上記(1)の装置では、シフトレバーがP
レンジに対し車両左右方向に離れた位置にある場合は、
シフトレバーは第1のカム面を押圧せず、この位置から
シフトレバーを車両左右方向に揺動させシフトレバーを
Pレンジにシフトさせた場合は、シフトレバーによる第
1のカム面への押圧によってスイッチドライブロッドの
回動角が変化する。位置検出スイッチのホルダは、スイ
ッチドライブロッドの動きと連動するので、シフトレバ
ーがPレンジにシフトされた状態では可動接点は固定接
点に接触し、シフトレバーがPレンジにあることが検出
される。シフトレバーを車両左右方向へ揺動させシフト
レバーをPレンジ以外の特定のレンジにシフトさせた場
合は、シフトレバーが第2のカム面を押圧し、スイッチ
ドライブロッドは所定方向と反対方向に回動して略一定
の角度に保持される。この状態では、可動接点が別の固
定接点に接触するので、シフトレバーが特定のレンジに
あることが検出される。位置検出スイッチは、ホルダ、
可動接点、複数の固定接点を有しているので、1つの位
置検出スイッチでシフトレバーがPレンジにあるか他の
特定のレンジにあるかを検出でき、位置検出スイッチが
削減される。上記(2)の装置では、シフトレバーをP
レンジにシフトさせた状態では、シフトレバーのディテ
ントピンはリンクの嵌合部と嵌合するので、リンクはデ
ィテントピンの摺動方向に回動する。位置検出スイッチ
のホルダは、リンクの回動に伴って移動するので、シフ
トレバーがPレンジにシフトされている状態では可動接
点が複数の固定接点の1つと接触し、シフトレバーがP
レンジにシフトされていることが検出される。シフトレ
バーをPレンジを除き車両前後方向に揺動させたときに
は、ディテントピンとリンクの嵌合部との嵌合が解除さ
れ、ボス部とカム溝との摺接によりリンクは所定の角度
に保たれる。ここで、シフトレバーを車両左右方向にシ
フトさせた状態では、ボス部によってカム溝内面が押圧
され、リンクはさらに回動し別の角度に保たれる。この
場合は、可動接点は別の固定接点と接触するので、シフ
トレバーがPレンジ以外の特定のレンジにシフトされて
いることが検出される。位置検出スイッチは、ホルダ、
可動接点、複数の固定接点を有するので、1つの位置検
出スイッチでシフトレバーがPレンジにあるか他の特定
のレンジにあるかを検出でき、位置検出スイッチが削減
される。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜図7は本発明の第1実施例
を示しており、図8〜図13は本発明の第2実施例を示
している。全実施例にわたって共通する部分には、全実
施例にわたって同じ符号を付してある。はじめに、全実
施例にわたって共通する構造について、たとえば図1お
よび図2を参照して説明する。図1に示すように、2は
車体(図示略)側に固定されるベースプレートを示して
いる。ベースプレート2は、たとえば合成樹脂からな
る。ベースプレート2の下部には、車両左右方向に延び
るシャフト4が取付けられている。シャフト4は、軸芯
まわりに回動可能となっている。シャフト4の近傍に
は、上方に延びるシフトレバー6が配置されている。シ
フトレバー6は、下部がシャフト4をまたぐように二股
に形成されている。シャフト4とシフトレバー6の下部
は、車両前後方向に延びる1本の連結ピン8を介して連
結されている。シフトレバー6は、シャフト4を中心と
して車両前後方向に揺動可能であり、連結ピン8を中心
として車両左右方向に揺動可能である。これにより、シ
フトレバー6は、ベースプレート2に対して車両前後方
向および車両左右方向に揺動可能となっている。ベース
プレート2には、シフトレバー6を各レンジに位置決め
するディテント部10が形成されている。シフトレバー
6は、図2に示すように、図示しないスプリングにより
車両左右方向(矢印F方向)に付勢されており、この付
勢力によりシフトレバー6はディテント部10の側面の
一側に押し付けられている。シフトレバー装置には、上
記スプリングの付勢力に抗してシフトレバー6をディテ
ント部10の一側の側面から離れた位置に位置決めする
節度機構7が設けられている。シャフト4には、下方に
延びるアーム12が取付けられている。アーム12の下
部は、ロッド(図示略)を介してトランスミッション
(図示略)に連結されている。
【0007】シフトレバー6は、Pレンジ、Rレンジ、
Nレンジ、Dレンジ、3レンジ、2レンジ、Lレンジに
それぞれシフト可能となっている。Pレンジは、車両の
駐停車時に使用され、Rレンジは車両の後退時に使用さ
れる。Nレンジは、ニュートラルレンジであり、エンジ
ンの回転駆動力が車輪に伝達されない。Dレンジは、ド
ライブレンジであり、アクセルペダル(図示略)の踏み
込み量に応じた変速比(たとえば1〜4速)に自動選択
される。3レンジは、Dレンジのうち1〜3速の範囲に
固定して使用するものであり、2レンジはDレンジのう
ち1〜2速の範囲に固定して使用するものである。
【0008】つぎに、各実施例に共通の作用を説明す
る。シフトレバー6を車両前後方向にシフトさせた場合
は、アーム12がシャフト4を中心として車両前後方向
に回動する。アーム12の動きは、ロッドを介してトラ
ンスミッションに伝達されるので、トランスミッション
によってシフトレバー6が車両前後方向のどのレンジに
シフトされているかを検出することができる。シフトレ
バー6を車両左右方向にシフトさせた場合は、アーム1
2は車両前後方向に回動しないので、シフトレバー6の
動きはトランスミッションに伝達されない。そのた
め、、シフトレバー6が車両前後方向のレンジにシフト
されているか否かは、後述する位置検出スイッチにより
検出される。
【0009】つぎに、本発明の各実施例の特有の部分を
説明する。本発明の第1実施例では、図1〜図7に示す
ように、シフトレバー6は、Pレンジ、Rレンジ、Nレ
ンジ、Dレンジ、3レンジ、2レンジ、Lレンジの他
に、4レンジにもシフト可能となっている。図2に示す
ように、DレンジおよびLレンジを除き、各レンジは車
両前後方向に間隔をもって配置されている。Dレンジ
は、4レンジに対して車両左右方向に位置し、かつ車両
前後方向の位置は4レンジと同一になっている。同様
に、Lレンジは、2レンジに対して車両左右方向に位置
し、かつ車両前後方向の位置は2レンジと同一になって
いる。図2のDレンジでは、アクセルペダル(図示略)
の踏み込み量に応じて1〜5速のうちいずれかの変速比
に自動選択される。4レンジは、Dレンジのうち1〜4
速の範囲に固定して使用するものである。節度機構7
は、図2に示すように、Dレンジと4レンジとの間、お
よびLレンジと2レンジとの間にそれぞれ設けられてい
る。Dレンジと4レンジとの間の節度機構7は、シフト
レバー6を矢印F方向に付勢するスプリングの付勢力に
抗してシフトレバー6をDレンジに保持する。Lレンジ
と2レンジとの間の節度機構7は、同様に上記スプリン
グの付勢力に抗してシフトレバー6をLレンジに保持す
る。
【0010】シフトレバー6には、車両左右方向に突出
するボス部6aが形成されている。ベースプレート2の
側壁の近傍には、水平方向に延びる板状の部材からなる
スイッチドライブロッド22が配置されている。スイッ
チドライブロッド22は、一端部がベースプレート2に
取付けられたシャフト20に回動可能に支持されてい
る。これにより、スイッチドライブロッド22は、シャ
フト20を中心として上下方向に回動可能となってい
る。スイッチドライブロッド22の他端部には、略U字
状の係合部28が形成されている。係合部28は、後述
する位置検出スイッチ42のホルダ44と上下方向に係
合している。ベースプレート2の側壁には、車両左右方
向に突出する固定部30が形成されている。固定部30
には、スプリング32が固定されている。スプリング3
2は、たとえば両端部が外方に延びるトーションスプリ
ングからなり、コイル状の中央部分が固定部30に固定
されている。スプリング32は、一端部がスイッチドラ
イブロッド22の上面側に連結されており、他端部がス
イッチドライブロッド22の下面側に連結されている。
スプリング32は、スイッチドライブロッド22の他端
部が中立位置(上下方向の所定位置)にくるようにスイ
ッチドライブロッド22を付勢している。
【0011】スイッチドライブロッド22には、ボス部
6aが接触可能な第1のカム面24と第2のカム面26
が形成されている。第1のカム面24は、スイッチドラ
イブロッド22の一方の側面に形成されており、車両左
右方向に突出している。第2のカム面は、スイッチドラ
イブロッド22の上面に形成されている。スイッチドラ
イブロッド22は、シフトレバー6がPレンジにシフト
された状態では、第1のカム面24がボス部6aに押圧
され、シフトレバー6が4レンジ、3レンジ、2レンジ
にシフトされた状態では、第2のカム面26がボス部6
aによって押圧されるようになっている。
【0012】ベースプレート2には、ECUユニット4
0が取付けられている。ECUユニット40には、位置
検出スイッチ42が組み込まれている。位置検出スイッ
チ42は、図6に示すように、スイッチハウジング(図
示略)、ホルダ44、可動接点46a、46b、46
c、スイッチ基板48、固定接点(P1接点)48a、
固定接点(P2接点)48b、固定接点(D−4接点)
48c、固定接点(2−L接点)48dを有している。
ホルダ44は、ECUユニット40に固定されたスイッ
チハウジングに、上下方向に可動に支持されている。各
可動接点46a、46b、46cは、ホルダ44に上下
方向に間隔をもって取付けられている。各固定接点48
a、48b、48c、48dは、上下左右方向に間隔を
もってスイッチ基板48に設けられている。各可動接点
46a、46b、46cは、ホルダ44と共に上下方向
に移動し、上記各固定接点48a、48b、48c、4
8dと接触可能となっている。
【0013】P1接点48aは、シフトロック機構のた
めに設けられている。P1接点48aは、可動接点46
bとの接触によりON(導通)となり、可動接点46b
との非接触によりOFF(非導通)となる。シフトロッ
ク機構は、シフトレバー6がPレンジにあるときにブレ
ーキペダルを踏み込むことにより、シフトレバー6の動
きを阻止するシフトロック部材50をソレノイド(図示
略)により駆動し、シフトレバー6をPレンジから他の
レンジにシフト可能とする。P2接点48bは、キーイ
ンタロック機構のために設けられている。P2接点48
bは、可動接点46cとの接触によりON(導通)とな
り、可動接点46cとの非接触によりOFF(非導通)
となる。キーインタロック機構は、P2接点48bがO
N(導通状態)のときには、エンジンキーをキーシリン
ダから抜けないようにストッパー(図示略)を駆動させ
るものである。図7に示すように、P2接点48bは、
シフトレバー6がPレンジにある以外は、カムロック位
置からLレンジに至るまで全てのレンジでONとなる。
ここで、カムロック位置とは、シフトレバー6をPレン
ジから車両右方向に動かし、シフトレバー6が図2のシ
フトロック部材50に当たった位置である。D−4接点
48cは、シフトレバー6がDレンジまたは4レンジに
あるかを検出するものである。D−4接点48cは、可
動接点46aとの接触によりON(導通)となり、可動
接点46aとの非接触によりOFF(非導通)となる。
2−L接点48dは、シフトレバー6が2レンジまたは
Lレンジにあるかを検出するものである。2−L接点4
8dは、D−4接点48cと同様に、可動接点46aと
の接触によりON(導通)となり、可動接点46aとの
非接触によりOFF(非導通)となる。本実施例では、
D−4接点48cと2−L接点48dは、同時にONと
する必要がないので、可動接点48aの共用化が可能と
なり、1つの可動接点48aのみでD−4接点48cと
2−L接点48dをON、OFFさせることができる。
【0014】つぎに、第1実施例の作用を説明する。シ
フトレバー6がPレンジにシフトされている場合は、シ
フトレバー6のボス部6aによってスイッチドライブロ
ッド22の第1のカム面24が押圧され、図5の(イ)
に示すように、スイッチドライブロッド22はほぼ水平
状態に保たれる。この状態では、位置検出スイッチ42
のホルダ44は、図6の(イ)に示す位置に位置決めさ
れ、かつ固定接点であるP1接点48a、P2接点48
b、D−4接点48c、2−L接点48dは、各可動接
点46a、46b、46cとの接触または非接触によ
り、図7に示すようにONまたはOFFとなる。
【0015】シフトレバー6がカムロック位置にシフト
された場合は、シフトレバー6のボス部6aは第1のカ
ム面24の傾斜部と接触しており、スイッチドライブロ
ッド22は、図1に示すようにスプリング32により中
立位置の近傍まで回動する。この状態では、位置検出ス
イッチ42のホルダ44は、図6の(ロ)に示す位置に
位置決めされ、かつP1接点48a、P2接点48b、
D−4接点48c、2−L接点48dは、各可動接点4
6a、46b、46cとの接触または非接触により、図
7に示すようにONまたはOFFとなる。
【0016】シフトレバー6がR、N、D、Lレンジに
シフトされた場合は、シフトレバー6のボス部6aは、
第1のカム面24および第2のカム面26のいずれとも
非接触状態となり、スイッチドライブロッド22はスプ
リング32により中立位置まで押し下げられる。たとえ
ば、図5の(ロ)はシフトレバー6がNレンジにシフト
されている状態を示しており、図5の(ハ)はシフトレ
バー6がDレンジにシフトされている状態を示してい
る。シフトレバー6がR、N、D、Lレンジにシフトさ
れた状態では、位置検出スイッチ42のホルダ44は、
図6の(ハ)に示す位置に位置決めされ、かつP1接点
48a、P2接点48b、D−4接点48c、2−L接
点48dは、各可動接点46a、46b、46cとの接
触または非接触により、図7に示すようにONまたはO
FF状態となる。
【0017】シフトレバー6が4、3、2レンジにシフ
トされた場合は、シフトレバー6のボス部6aが第2の
カム面26と接触し、スイッチドライブロッド22は中
立位置よりもさらに押し下げられる。この場合は、図5
の(ニ)〜(ホ)に示すように、ボス部6aは第2のカ
ム面26の各部位と接触することになるが、スイッチド
ライブロッド22は、ほぼ一定の角度に保持される。シ
フトレバー6が4、3、2レンジにシフトされた状態で
は、位置検出スイッチ42のホルダ44は、図5の
(ニ)に示す位置に位置決めされ、かつP1接点48
a、P2接点48b、D−4接点48c、2−L接点4
8dは、各可動接点46a、46b、46cとの接触ま
たは非接触により、図7に示すようにONまたはOFF
状態となる。
【0018】Dレンジと4レンジとは、図2に示すよう
に、車両前後方向には同一位置であり、このうち4レン
ジにシフトレバー6がシフトしていることは、トランス
ミッション側で検出することができる。シフトレバー6
を4レンジからDレンジにシフトさせた状態では、シフ
トレバーは車両前後方向には4レンジと同一の位置にあ
るが、スイッチドライブロッド22の回動角は変化して
いるので、可動接点46aの位置が変わり、4レンジと
Dレンジとの区別が可能となる。同様に、2レンジとL
レンジとは、車両前後方向には同一であり、このうち2
レンジにシフトレバー6がシフトしていることは、トラ
ンスミッション側で検出することができる。シフトレバ
ー6を2レンジからLレンジにシフトさせた状態では、
シフトレバーは車両前後方向には2レンジと同一の位置
にあるが、スイッチドライブロッド22の回動角が変化
するので、可動接点46aの位置が変わり、2レンジと
Lレンジとの区別が可能となる。
【0019】位置検出スイッチ42は、ホルダ44、可
動接点46a、46b、46c、固定接点(P1接点)
48a、固定接点(P2接点)48b、固定接点(D−
4接点)48c、固定接点(2−L接点)48dを有し
ているので、1つの位置検出スイッチ42でシフトレバ
ー6がPレンジ、カムロック位置、Dレンジ、Lレンジ
にあるのを検出することができる。そのため、複数の位
置検出スイッチ(マイクロスイッチ)は不要となり、位
置検出スイッチを削減することができる。また、位置検
出スイッチの削減により、ワイヤハーネス、コネクタの
結線作業も少なくなり、組み付け工数の低減がはかれ
る。
【0020】従来装置では、シフトレバーのシフト位置
を検出する位置検出スイッチは、ディテント部の上側に
取付けられていたが、シフトレバー装置の高さは、他の
内装部品の意匠性や操作性等の理由により制限されてい
るため、位置検出スイッチを設けるその分だけ、ディテ
ント部の位置を低くせざるを得なかった。そのため、シ
フレバーの揺動支点からディテント部までの距離がシフ
レバーの揺動支点からシフトレバーのノブまでの距離に
比べて著しく小となり、シフトレバーのシフト操作時に
はディテント部には過大な力が作用し、強度上不利な構
造となっていた。これに対し、本実施例では、位置検出
スイッチ42がベースプレート2の側面部に設けられて
いるので、ディテント部10の高さを低くする必要がな
く、シフトレバー6の揺動支点とディテント部10との
間の距離を大に設定することができる。したがって、デ
ィテント部10にはシフトレバー6との当接時に大きな
荷重は作用しなくなり、ベースプレート2は強度的に有
利となる。
【0021】第2実施例では、図8〜図13に示すよう
に、シフトレバー6は、Pレンジ、Rレンジ、Nレン
ジ、Dレンジ、3レンジ、2レンジ、Lレンジにそれぞ
れシフト可能となっている。各レンジは、Lレンジを除
き車両前後方向に間隔をもって配置されている。各レン
ジのうちPレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジ、3
レンジ、2レンジは、車両前後方向に直線状に配置され
ている。Lレンジは、2レンジに対して車両左右方向に
位置し、かつ車両前後方向の位置は2レンジと同一にな
っている。図12に示すDレンジでは、アクセルペダル
(図示略)の踏み込み量に応じて1〜4速のうちいずれ
かの変速比に自動選択される。
【0022】シフトレバー6のノブには、シフトボタン
(図示略)が設けられている。シフトボタンは、図9に
示すように、シフトレバー6内に配置されたディテント
ロッド54と連結されている。ディテントロッド54の
下端部には、ディテントピン60が取付けられている。
ディテントロッド54は、シフトレバー6内に配置され
たスプリング56によって上方に付勢されている。ディ
テントピン60は、シフトボタンの操作によりシフトレ
バー6の長手方向(軸方向)に可動である。図示例で
は、ディテント部10は、ディテントピン60と車両前
後方向に係合する係合部10aと、係合部10aの上方
に位置しシフトレバー6と車両左右方向で接触するディ
テント壁部10bとからなる。シフトレバー6は、ディ
テントピン60が係合部10aと係合している状態では
車両前後方向に移動不可能である。ディテントピン60
と係合部10aとの係合解除は、シフトボタンを押圧す
ることにより行なわれる。節度機構7は、図示例ではL
レンジと2レンジとの間に設けられている。図12の節
度機構7は、シフトレバー6を矢印F方向に付勢するス
プリング(図示略)の付勢力に抗してシフトレバー6を
Lレンジに位置決めするものである。
【0023】図10に示すように、シフトレバー6にお
けるディテントピン60と下端部との間には、車両左右
方向に突出する円柱状のボス部6bが形成されている。
ベースプレート2の側壁の近傍には、車両前後方向に延
びる板状のリンク62が配置されている。リンク62の
一端部は、ベースプレート2に固定されたシャフト63
に回動可能に支持されている。これにより、リンク62
は、シャフト63を中心として上下方向に回動可能とな
っている。リンク62の上部には、シフトレバー6がP
レンジにシフトされた場合に、ディテントピン60が嵌
合可能な嵌合部62aが形成されている。リンク62
は、嵌合部62aにディテントピン60が嵌合した場合
は、ディテントピン60の上方への移動に伴って上方に
回動する。
【0024】リンク62の中央部分には、ボス部6bが
挿入される略L字状のカム溝64が形成されている。カ
ム溝64は、シフトレバー6を車両前後方向に移動させ
たときのボス部6bの移動軌跡と同一方向に延びるガイ
ド部64aと、ガイド部64aの一端から下方に延びる
逃げ部64bとからなる。リンク62は、Pレンジを除
きシフトレバー6を車両前後方向に移動させた場合は、
ボス部6bとガイド部64aとの摺接により所定の回動
角に保持される。シフトレバー6がPレンジにシフトさ
れている状態では、ボス部6aは逃げ部64bに位置
し、リンク62の上方への回動が許容される。リンク6
2は、シフトレバー6を2レンジからLレンジにシフト
させた場合は、ボス部6bによるガイド部64aの押圧
により下方に回動する。リンク62の他端部には、後述
する位置検出スイッチ72のホルダ74と上下方向に係
合する係合部66が形成されている。
【0025】ベースプレート2には、位置検出スイッチ
72が取付けられている。位置検出スイッチ72は、図
11に示すように、スイッチハウジング(図示略)、ホ
ルダ74、可動接点76、固定接点78、79を有して
いる。ホルダ74は、スイッチハウジングに上下方向に
可動に支持されている。各固定接点78、79は、上下
方向に間隔をもって配置されている。可動接点76は、
ホルダ74と共に上下方向に移動し、各固定接点78、
79と接触可能となっている。可動接点76は、シフト
レバー6がPレンジにシフトされリンク62が上方に回
動した状態で固定接点78と接触し、シフトレバー6が
2レンジからLレンジにシフトされリンク62が下方に
回動した状態で固定接点79と接触する。Pレンジを除
きシフトレバー6を車両前後方向に移動させた場合は、
ボス部6bとガイド部64aとの摺接によりリンク62
が所定の回動角に保持され、可動接点76はいずれの固
定接点78、79とも接触しない。
【0026】シフトレバー6がPレンジにシフトされた
状態で、かつリンク62が最上方に回動したことを検出
するのは、車両の発進時の誤操作を防止するシフトロッ
ク機構のためである。シフトロック機構は、シフトレバ
ー6がPレンジにある状態でブレーキペダル(図示略)
を踏み込まない場合は、ソレノイド80の非励磁により
リンク62がシフトロック部材82と干渉し、シフトボ
タンによるディテントピン60の押し下げを阻止する。
【0027】つぎに、第2実施例の作用を説明する。シ
フトレバー6をPレンジ〜Rレンジの間で車両前後方向
にシフトさせる場合は、シフトボタンを押圧してディテ
ントピン60を押し下げ、ディテントピン60と係合部
10aとの係合を解除する。シフトレバー6を、たとえ
ばNレンジからPレンジにシフトさせた場合は、ディテ
ントピン60はリンク62の嵌合部62aと嵌合する。
ディテントピン60が取付けられるディテントロッド5
4は、スプリング56によって上方に付勢されているの
で、リンク62はディテントピン60の上方への移動に
伴って上方に回動する。ディテントロッド54の上方へ
の移動が、シフトボタンに設けられた図示しないストッ
パー機構によって止められると、リンク62の回動は停
止する。リンク62には、位置検出スイッチ72のホル
ダ74と係合しているので、シフトレバー6がPレンジ
にシフトされた場合は、ホルダ74は図8の2点鎖線
(イ)に示す位置に位置決めされる。この状態では、図
11の可動接点76は固定接点78と接触するので、シ
フトレバー6がPレンジにあり、かつシフトロック状態
にあることが検出される。
【0028】シフトレバー6をPレンジから他のレンジ
にシフトさせる場合は、シフトロックを解除しないと、
シフトボタンを押圧してもディテントピン60を押し下
げることができない。シフトロック解除は、ブレーキペ
ダルを踏み込んでソレノイド80を励磁させ、シフトロ
ック部材82をソレノイド80側に移動させることによ
り行なわれる。シフトロックが解除された状態では、リ
ンク62の下方への回動が可能となるので、シフトボタ
ンの押圧によりリンク62はディテントピン60ととも
に下方に移動し、ディテントピン60とディテント部1
0aとの係合が解除される。ディテントピン60は、リ
ンク62の嵌合部62aに嵌合しているので、ディテン
トピン60が押し下げられた場合は、リンク62も下方
に回動する。この状態で、シフトレバー6をPレンジを
除く車両前後方向の他のレンジにシフトさせると、ボス
部6bはカム溝64のガイド部64aと摺接し、リンク
62の角度は一定に保たれる。そのため、Rレンジ〜2
レンジでは、位置検出スイッチ72のホルダ74は図8
の実線(ロ)に示す位置に位置決めされる。この場合の
位置検出スイッチ72の可動接点76は、いずれの固定
接点78、79とも接触しないが、Pレンジ〜2レンジ
までは、各レンジが車両前後方向に順に配置されている
ので、シフトレバー6の動きをトランスミッションに伝
達することができ、トランスミッション側でシフトレバ
ー6がどのレンジにあるかを検出することができる。
【0029】シフトレバー6の2レンジからLレンジへ
のシフトチェンジは、シフトレバー6を車両左右方向に
移動させることにより行なわれる。シフトレバー6がL
レンジに向かう際は、カム溝64のガイド部64aがボ
ス部6bによって押圧されるので、リンク62は下方に
回動し、位置検出スイッチ72のホルダ74は図8の2
点鎖線(ハ)に示す位置に位置決めされる。この場合の
位置検出スイッチ72の可動接点76は、固定接点79
と接触するので、シフトレバー6がLレンジにシフトさ
れていることが検出される。ボス部6bの押圧によるリ
ンク62の下方への回動は、ディテント部10の車両左
右方向の形状を変えれば他のレンジでも可能であるの
で、図13に示すように、Dレンジと4レンジとの間で
シフトレバー6を車両左右方向にシフト可能な構造とし
てもよい。
【0030】位置検出スイッチ72は、ホルダ74、可
動接点76、固定接点78、79を有しているので、1
つの位置検出スイッチ72で、シフトレバー6がPレン
ジでシフトロックされている状態を検出できるととも
に、シフトレバー6がLレンジにシフトされていること
を検出することが可能となる。すなわち、位置検出スイ
ッチ72には、シフトロック状態を検出する他に、シフ
トレバー6がLレンジにシフトされていることを検出す
る機能を持たせているので、シフトレバー6がLレンジ
にシフトされていることを検出する位置検出スイッチを
別個に設ける必要がなく、位置検出スイッチが削減され
る。
【0031】
【発明の効果】請求項1の装置によれば、第1のカム面
と第2のカム面とを有するスイッチドライブロッドをベ
ースプレートに対して回動可能に設け、シフトレバーに
よる第1のカム面または第2のカム面の押圧によりスイ
ッチドライブロッドの回動角を変化させて位置検出スイ
ッチの可動接点を移動させ、可動接点を各固定接点に接
触させるようにしたので、1つの位置検出スイッチでシ
フトレバーがPレンジにあるか他の特定のレンジにある
かを検出することができ、位置検出スイッチを削減する
ことができる。請求項2の装置によれば、嵌合部とカム
溝とを有するリンクをベースプレートに回動可能に設
け、シフトレバーのシフトチェンジによりリンクの回動
角を変化させて位置検出スイッチの可動接点を移動さ
せ、可動接点を各固定接点に接触させるようにしたの
で、1つの位置検出スイッチでシフトレバーがPレンジ
にあるか他の特定のレンジにあるかを検出することがで
き、位置検出スイッチを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る自動変速機用シフト
レバー装置の要部透視断面図である。
【図2】図1の装置のゲートパターン図である。
【図3】図1の装置におけるスイッチドライブロッド近
傍の斜視図である。
【図4】図1の装置におけるシフレバーとスイッチドラ
イブロッドとの位置関係を示す側面図である。
【図5】図1の装置におけるシフトレバーが各レンジに
シフトされた場合のスイッチドライブロッドの位置を示
す模式図である。
【図6】図1の装置における位置検出スイッチの接点構
成を示す正面図である。
【図7】図1の位置検出スイッチの作動チャートであ
る。
【図8】本発明の第2実施例に係る自動変速機用シフト
レバー装置の要部透視断面図である。
【図9】図8の装置におけるシフトレバーの部分拡大断
面図である。
【図10】図8のシフレバーを別方向からみた側面図で
ある。
【図11】図8の装置における位置検出スイッチの接点
構成を示す正面図である。
【図12】図8の装置のゲートパターン図である。
【図13】図12の変形例を示す平面図である。
【符号の説明】
2 ベースプレート 6 シフトレバー 10 ディテント部 22 スイッチドライブロッド 24 第1のカム面 26 第2のカム面 42 位置検出スイッチ 44 ホルダ 46a、46b、46c 可動接点 48a、48b、48c、48d 固定接点 60 ディテントピン 62 リンク 72 位置検出スイッチ 76 可動接点 78、79 固定接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−4702(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 20/02 F16H 59/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (イ)ベースプレートと、 (ロ)前記ベースプレートに対して 車両前後方向および
    車両左右方向に揺動可能なシフトレバーと前記ベースプレートに取り付けられ車両左右方向
    に延びるシャフトと、 (ニ )一端部で前記シャフトに上下方向に回動可能に支
    持されることにより前記ベースプレートに対して上下方
    向に回動可能に設けられ、 前記シフトレバーの車両左右方向の揺動によりシフトレ
    バーがPレンジにシフトされた際にはシフトレバーの第
    1のカム面への押圧により上方に回動し、 前記シフトレバーの車両左右方向の揺動によりシフトレ
    バーがPレンジ以外の特定のレンジにシフトされた際に
    はシフトレバーの第2のカム面への押圧により下方に
    動し、略一定の角度に保持される、 スイッチドライブロッドと、 ()前記ベースプレートの外周部で前記スイッチドラ
    イブロッドの他端部に対応させて設けられ、 前記スイッチドライブロッドと連結されるホルダと、 該スイッチドライブロッドの回動に伴う前記ホルダの移
    動により移動する可動接点と、 前記シフトレバーがPレンジに位置決めされている状態
    では前記可動接点と接触する固定接点と、 前記シフトレバーがPレンジ以外の特定のレンジに位置
    決めされている状態では前記可動接点と接触する別の固
    定接点と、 を有する1個の位置検出スイッチと、 を備えた自動変速機用ゲート式シフトレバー装置。
  2. 【請求項2】 ベースプレートと、 前記ベースプレートに対して 車両前後方向および車両左
    右方向に揺動可能なシフトレバーと、前記ベースプレートに固定して取り付けられ車両左右方
    向に延びるシャフトと、 記シフトレバーに取付けられシフトボタンの操作によ
    って該シフトレバーの長手方向へ摺動可能なディテント
    ピンと、 前記シフトレバーの前記ディテントピン近傍に設けられ
    たボス部と、 一端部で前記シャフトに上下方向に回動可能に支持され
    ることにより前記ベースプレートに対して上下方向に回
    動可能に設けられ、前記シフトレバーの車両左右方向の
    揺動により上下方向に揺動可能に設けられたリンクと、 Pレンジにおける前記ディテントピンと嵌合し、該ディ
    テントピンの摺動に伴い前記リンクを回動させる、前記
    リンクに設けられた嵌合部と、 前記シフトレバーの前記ボス部と摺接し、該シフトレバ
    ーをPレンジ以外の車両前後方向に揺動させたときに前
    記リンクを所定の角度に保ち、前記シフトレバーを車両
    左右方向に揺動させたときに前記リンクを回動させる、
    前記リンクに設けられたカム溝と、 前記リンクに係合し該リンクの回動に伴って移動する可
    動接点を備えたホルダーと、前記可動接点と接触可能な
    複数の固定接点と、を有する、リンク他端部に対応して
    して設けられた1個の位置検出スイッチと、 を備え、 前記シフトレバーがPレンジにシフトされたときの前記
    リンクの回動位置で、前記位置検出スイッチの特定の固
    定接点と可動接点とが接触し、前記シフトレバーが車両
    左右方向に揺動したときの前記リンクの回動位置で、前
    記位置検出スイッチの別の固定接点と可動接点とが接触
    するように構成した、自動変速機用ゲート式シフトレバ
    ー装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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