JPH079310Y2 - タ−ンシグナルスイツチのキヤンセル機構 - Google Patents

タ−ンシグナルスイツチのキヤンセル機構

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JPH079310Y2
JPH079310Y2 JP1986090550U JP9055086U JPH079310Y2 JP H079310 Y2 JPH079310 Y2 JP H079310Y2 JP 1986090550 U JP1986090550 U JP 1986090550U JP 9055086 U JP9055086 U JP 9055086U JP H079310 Y2 JPH079310 Y2 JP H079310Y2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/26Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic
    • B60Q1/34Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic for indicating change of drive direction
    • B60Q1/40Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic for indicating change of drive direction having mechanical, electric or electronic automatic return to inoperative position
    • B60Q1/42Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic for indicating change of drive direction having mechanical, electric or electronic automatic return to inoperative position having mechanical automatic return to inoperative position due to steering-wheel position, e.g. with roller wheel control

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車等に備えられたターンシグナルスイツ
チ(方向指示器)に係り、特に操作レバーを中立位置に
自動復帰させるためのキヤンセル機構に関する。
〔従来の技術〕
従来よりターンシグナルスイツチは種々提供されている
が、その1例を第8図ないし第12図に基づいて説明す
る。
第8図はターンシグナルスイツチの要部を示す分解斜視
図で、同図において、1は図示せぬステアリングカバー
に取付けられたケース、2は該ケース1の凹部1a内に収
納されたスイツチ駆動体、3は該スイツチ駆動体2に連
結され前記ケース1より突出する操作レバー、4は前記
凹部1aを覆ってケース1に取付けられるカバーである。
スイツチ駆動体2の上面には、平面三角形状の係止カム
5と段落ち状の凹溝6とが設けられ、また周面の2箇所
にはめくら孔7(図では一方を省略してある)が穿設さ
れている。8は前記凹溝6内に前後進自在に収納される
カム板であり、該カム板8は比較的弾発力の大きな一対
のスプリング9によつて前進方向へ付勢されると共に、
スイツチ駆動体2にネジ止めされる一対の押え板10によ
り凹溝6からの脱落が防止されるようになつている。11
は前記めくら孔7内に摺動自在に嵌合される駆動体であ
り、これら駆動体11はスプリング12のばね力により外方
へ付勢されるようになつている。
前記ケース1の内壁には一対の山形のカム13が形成され
ており、これらカム13のカム面を前記駆動体11が摺動す
るようになつている。また14は上面に一対の突起14aを
下面に一つの係止ピン14bを有するカム体で、該カム体1
4は両端を前記カバー4に掛止された引張りばね15によ
り前方へ付勢されている。なお、該カム体14の突起14a
はカバー4に穿設した円弧状のガイド孔4aに挿入され、
係止ピン14bは前記係止カム5の山形のカム面と当接す
るようになつている。
第9図ないし第12図はかかるターンシグナルスイツチを
ステアリング装置に取付けた状態を示す平面図である。
これらの図において、16はステアリング軸、17は該ステ
アリング軸16と一体に回転し180度対向位置に2つの突
起17aを有するキヤンセルカムで、上記ケース1はその
前面が該キヤンセルカム17と対向するようにステアリン
グ装置に取付けられる。
第9図に示すように、操作レバー3が中立位置にある場
合、カム体14は下面の係止ピン14bが係止カム5の頂部
と当接することにより引張りばね15に抗して後退し、キ
ヤンセルカム17の両突起17aの回動軌跡外に位置してい
る。従って、かかる状態でステアリングホイール(図示
せず)を回転しても、キヤンセルカム17の突起17aはカ
ム体14に当接せず、スイツチ駆動体2および操作レバー
3は中立位置に維持される。
次に第10図に示すように、操作レバー3を中立位置から
例えば矢印A方向に回転すると、図中上方の駆動体(以
下、説明の都合上図示上方の駆動体に11aを、図示下方
の駆動体に11bを符す)11aがカム13の山部を乗り越える
ため、スイツチ駆動体2および操作レバー3は当該位置
でロツクされ、スイツチ駆動体2によつて例えば左折用
のスイツチ(図示せず)が動作される。また、このスイ
ツチ駆動体2の回転により係止カム5とカム板14の相対
位置が変動するため、カム体14は、引張りばね15(第8
図参照)に付勢されて係止ピン14bが係止カム5の頂部
から傾斜部へと移行し、ケース1の前面側へ突出する。
この状態から第11図に示すように、ステアリングホイー
ルが元位置に逆回転(矢印B方向に回転)すると、その
リターン動作中に突出状態にあるカム体14はキヤンセル
カム17のいずれか一方の突起17aと当接する。すると、
カム体14は図中下方の突起14aを支点として矢印C方向
に回転し、カム板8を駆動する。すなわち、カム板8は
比較的ばね力の強いスプリング9を介してスイツチ駆動
体2に連結されているため、カム板8とスイツチ駆動体
2ならびに操作レバー3は一体となつて図中時計回り方
向へ回転して第9図に示す中立位置に自動復帰し、所謂
キヤンセル動作が行われる。
一方、第9図に示す状態から運転者が操作レバー3を固
定したままステアリングホイールがリターン動作に入る
と、すなわちキヤスター効果によりステアリングホイー
ルが中立位置に復帰する際も例えば左折用のウインカを
点滅しておきたい場合、第12図に示すように、カム体14
は上記と同様にリターン動作するキヤンセルカム17のい
ずれか一方の突起17aに当接して矢印C方向に回転す
る。この場合、操作レバー3およびスイツチ駆動体2は
運転者によつて固定されているため、カム体14からカム
板8に作用する力は図中下方のスプリング9が縮小する
ことにより吸収され、上記した操作レバー3のキヤンセ
ル動作は行われない。そして、キヤンセルカム17が第12
図の矢印B方向にさらに回転してステアリングホイール
が中立位置に復帰すると、キヤンセルカム17の突起17a
はカム体14から離反し、運転者が操作レバー3から手を
離しても当該操作レバー3は第10図の状態にロツクされ
たままとなる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このように、ターンシグナルスイツチには、一方向にロ
ツクされた操作レバー3をステアリングホイールのリタ
ーン時に中立位置に自動復帰させるためのキヤンセル機
構が備えられているが、該キヤンセル機構には、操作レ
バー3をロツク状態に固定したままカム体14がキヤンセ
ルカム17と係脱するようなセイフテイ機能が必要であ
る。
そこで上記した従来例にあつては、これを実現するため
にカム板8を比較的ばね力の強いスプリング9を介して
スイツチ駆動体2に連結する機能を採用しているが、ス
プリング9のばね力を高精度に管理することは非常に困
難で、スプリング9のばね力のバラツキによりキヤンセ
ル動作に支障をきたすことがあつた。すなわち、例えば
スプリング9のばね力が強過ぎると、操作レバー3を固
定したままキヤンセル動作が行われた際に、カム板8に
作用するカム体14の力をスプリング9で吸収できず、カ
ム板8やカム体14に無理な力が作用してこれらが破損す
るおそれがあり、反対にスプリング9のばね力が弱過ぎ
ると、キヤンセル時にもスプリング9が不所望に縮んで
カム体14の力がスイツチ駆動体2まで伝達されず、キヤ
ンセル動作が不確実になるおそれがあつた。
また。このようにスプリング9を必要とする従来のキヤ
ンセル機構にあつては、多くの部品点数を要するためコ
スト高となり、さらに比較的ばね力の大きなスプリング
9を圧縮状態でカム板8とスイツチ駆動体2間に組込ま
なくてはならないため、組立作業が煩雑である等の問題
もあつた。
従って、本考案の目的は、上記した従来技術の問題点を
解消し、確実なキヤンセル動作が実現できると共に、安
価で組立作業正の良いターンシグナルスイツチのキヤン
セル機構を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記した本考案の目的は、操作レバーに連動して回転す
るスイツチ駆動体と、該スイツチ駆動体にスプリングを
介して設けられた駆動体と、該駆動体と協働して前記操
作レバーを第1および第2の動作位置ならびに中立位置
の3位置にロツク可能なカム部と、ステアリング軸に設
けられた突起によつて駆動されるカム体とを備え、第1
および第2の動作位置にロツクされた前記操作レバー
を、前記カム体によつて中立位置に自動復帰するように
したターンシグナルスイツチのキヤンセル機構におい
て、前記スイツチ駆動体に前記駆動体を前記スプリング
に抗して移動可能なスライダを設け、該スライダが前記
カム体によつて駆動されるように構成することで概略達
成される。
〔作用〕
すなわち上記の如きターンシグナルスイツチのキヤンセ
ル機構によれば、キヤンセルカムの突起によつて動作さ
れるカム体の力は、スライダを介してこれと係合する駆
動体に伝達されるため、該駆動体とカム部との係合によ
りロツクされているスイツチ駆動体および操作レバー
は、確実に中立位置に自動復帰される。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図ないし第7図とともに説
明する。
第1図は本考案の一実施例に係るターンシグナルスイツ
チの要部の分解斜視図、第2図はそのターンシグナルス
イツチに備えられるカバーにカム体を組込んだ状態を示
す裏面図、第3図はそのターンシグナルスイツチをステ
アリング装置に取付けた状態を示す平面図であり、第8
図ないし第12図に対応する部分には同一符号をつけてあ
る。
これらの図において、18は一対の係合孔18aを有するス
ライダで、該スライダ18はその舌片18bがスイツチ駆動
体2の凹部2a内に入り込んだ状態で該スイツチ駆動体2
の上面に載置されている。スライダ18の係合孔18aには
駆動体11に突設したピン23がそれぞれ挿通されており、
これらピン23はめくら孔7の上部に形成したガイド溝7a
に沿って移動できるようになつている。これらガイド溝
7aはスイツチ駆動体2と操作レバー3との連結部分から
略放射状に延びており、一方スライダ18の両係合孔18a
はガイド溝7aと一部で重なるよう実施例ではくの字状に
形成されている。
19はカム体で、該カム体19の上面には前後方向に所定の
間隔を存して第1の突起19aと第2の突起19bとが設けら
れ、また下面には第1の突起19aと同軸的に係止ピン19c
が設けられている。20はカム体19に挿通される線細工ば
ね、21は直線状の案内孔、22は扇形の逃げ孔であり、こ
れら案内孔21と逃げ孔22はカバー4の上面に連続して穿
設されている。第2図から明らかなように、カム体19の
第1の突起19aは案内孔21内に第2の突起19bは逃げ孔22
内にそれぞれ位置し、両端をカバー4に掛止された線細
工ばね20のばね力により、カム体19はケース1の前面側
に付勢されている。なお、その余の構成は、先に説明し
た従来のターンシグナルスイツチと基本的に同様であつ
て、ここでは詳細な説明を省略する。
次に、この実施例の動作を第3図ないし第7図に示す平
面図とともに説明する。
まず第3図に示すように、操作レバー3が中立位置にあ
る場合、カム体19は下面の係止ピン19cが係止カム5の
頂部と当接するため線細工ばね20に抗して後退し、ステ
アリング軸16と一体に回転するキヤンセルカム17の両突
起17aはカム体19と衝合しない。従って、かかる状態で
ステアリングホイールを回転してもカム体19は操作され
ず、操作レバー3およびスイツチ駆動体2は、両駆動体
11がケース1内壁に形成したカム13の谷部に当接するこ
とにより中立位置が維持される。
次に第4図に示すように、操作レバー3を中立位置から
例えば矢印A方向に回動すると、図中上方の駆動体11a
がスプリング12に抗してカム13の山部を乗り越えて他の
谷部へと移行し、スイツチ駆動体2および操作レバー3
は当該位置でロツクされる。なお、スイツチ駆動体2が
このように回動すると、該スイツチ駆動体2の下方に配
置したスイツチ(図示せず)がオン動作され、例えば左
折用のウインカが点滅する。一方、スイツチ駆動体2が
上記の如く回動すると、スイツチ駆動体2に設けた係止
カム5とカバー4に規制されたカム体19との相対位置が
変動するため、カム体19の係止ピン19cが係止カム5の
山部から谷部へと移行し、カム体19は線細工ばね20(第
1図および第2図参照)のばね力によりケース1の前面
側より一部が突出する。
なおこの状態で、第5図に示すように、ステアリング軸
16が操作レバー3と同方向(矢印A方向)にさらに回転
すると、キヤンセルカム17のいずれか一方の突起17aが
カム体19の突出部分と衝合してこれを駆動するが、この
場合、カム体19の第1の突起19aは案内孔21を、第2の
突起19bは逃げ孔22の図中上方の斜面に沿ってそれぞれ
移動するため、カム体19はスライダ18と当接することな
く後退し、スイツチ駆動体2および操作レバー3は第4
図に示すロツク状態に保持される。
第4図に示す状態からステアリングホイールがキヤスタ
ー効果により元位置に復帰すると、すなわち第6図に示
すようにステアリング軸16が矢印B方向に回転すると、
そのリターン動作中にキヤンセルカム17のいずれか一方
の突起17aがカム体19の突出部分と衝合してこれを駆動
する。この場合、カム体19の第1の突起19aは案内孔21
を、第2の突起19bは逃げ孔22の図中下方の斜面に沿っ
てそれぞれ移動するため、カム体19はスライダ18と当接
してこれを図中下方(矢印D方向)へスライドさせる。
そして、このようにスライダ18が矢印D方向へ移動する
と、図中上方の駆動体11aに設けたピン23がスライダ18
の係合孔18aの端部に当接して移動するため、該駆動体1
1aはスプリング12に抗してめくら孔7内を後退し、これ
により駆動体11aの先端がカム13から離反して、スイツ
チ駆動体2および操作レバー3は第3図に示す中立位置
に自動復帰する。また、このスイツチ駆動体2の復帰に
より、係止ピン19cは再び係止カム5の頂部へと移行す
るため、カム体19は線細工ばね20に抗してケース1内へ
没し、カム体19とキヤンセルカム17の突起17aとの係合
は解除される。
一方、第4図に示す状態から運転者が操作レバー3を固
定したままステアリングホイールがリターン動作に入る
と、すなわちキヤスター効果によりステアリング軸16が
第4図の矢印B方向に回転すると、カム体19はキヤンセ
ルカム17のいずれか一方の突起17aによりまず第6図に
示す位置へ移動してスライダ18を矢印D方向へ駆動し、
駆動体11aがめくら孔7内に後退する。ここで、スイツ
チ駆動体2および操作レバー3は運転者により固定され
ているため、カム体19の第1および第2の突起19a,19b
は案内孔21と逃げ孔22の図中下方の斜面とにそれぞれ沿
って第7図に示す位置まで後退する。
なお、本実施例では、かかるキヤンセル動作中に図中下
方の駆動体11bに設けられたピン23は、くの字状の係合
孔18aがガイド溝7aと直行する部分へと移行するため、
該駆動体11bはほとんど移動せず、駆動体11bの移動に起
因する負荷を低減できるようになつている。
そして、キヤンセルカム17の突起17aがカム体19を通過
すると、カム体19は線細工ばね20により第4図の突出状
態に復帰し、またスライダ18と駆動体11もスプリング12
により第4図の状態に復帰し、スイツチ駆動体2と操作
レバー3のロツク状態は維持される。
以上は操作レバー3を矢印A方向に回動して例えば左折
用のウインカを点滅させる場合についての説明である
が、操作レバー3をこれとは逆に回動して例えば右折用
のウインカを点滅させる場合は図中下方の駆動体11bが
カム13を乗り越えてロツクされ、その後は上記と同様の
動作が行われる。ただしこの場合、キヤンセル時のカム
体19は、第1および第2の突起19a,19bがそれぞれ案内
孔21と逃げ孔22の図中上方の斜面に沿って移動し、スラ
イダ18は矢印Dと反対方向に移動される。
このように構成された一実施例にあつては、キヤンセル
カム17によつて駆動されるカム体19の力をスライダ18を
介して駆動体11に直接伝達することができるため、駆動
体11とカム13との係脱が確実に行われると共に、操作レ
バー3を固定したままキヤンセル動作が行われた場合
は、キヤンセルカム17やカム体19あるいはスライダ18等
に作用する負荷をスプリング12が縮むことで吸収でき、
確実なキヤンセル動作を実現できる。また、スライダ18
と駆動体11およびスプリング12をそれぞれスイツチ駆動
体2にブロツク化した状態でこれらをケース1に組込む
ことができるため、組立作業中に駆動体11が脱落するこ
とを防止できる。
また、操作レバー3を固定したままキヤンセル動作が行
われる際、カム体19は第1の突起19aが案内孔21を、第
2の突起19bが逃げ孔22のいずれか一方の斜面をそれぞ
れ移動するため、この場合のスライダ18の移動量を抑え
ることができ、キヤンセルカム17やカム体19あるいはス
ライダ18等に作用する負荷を低減できる。さらに、この
ようにカム体19の移動範囲が従来に比べて小さいため、
カム体19を付勢する弾性手段として安価な線細工ばね20
を用いることができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、カム体に連動し
て駆動されるスライダにより駆動体を動作するようにし
たため、キヤンセル動作が確実で、安価かつ組立作業性
の良いターンシグナルスイツチのキヤンセル機構を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本考案の一実施例に係り、第1図
はターンシグナルスイツチの要部の分解斜視図、第2図
はカバーにカム体を組込んだ状態を示す裏面図、第3
図,第4図,第5図,第6図,第7図はそれぞれターン
シグナルスイツチの動作を示す平面図、第8図ないし第
12図は従来のターンシグナルスイツチに係り、第8図は
要部の分解斜視図、第9図,第10図,第11図,第12図は
それぞれの動作を示す平面図である。 1……ケース、2……スイツチ駆動体、3……操作レバ
ー、4……カバー、5……係止カム、7……めくら孔、
7a……ガイド溝、11……駆動体、12……スプリング、13
……カム(カム部)、16……ステアリング軸、17……キ
ヤンセルカム、17a……突起、18……スライダ、18a……
係合孔、19……カム体、19a……第1の突起、19b……第
2の突起、19c……係止ピン、20……線細工ばね、21…
…案内孔、22……逃げ孔、23……ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作レバーに連動して回転するスイツチ駆
    動体と、該スイツチ駆動体にスプリングを介して設けら
    れた駆動体と、該駆動体と協働して前記操作レバーを第
    1および第2の動作位置ならびに中立位置の3位置にロ
    ツク可能なカム部と、ステアリング軸に設けられた突起
    によつて駆動されるカム体とを備え、第1および第2の
    動作位置にロツクされた前記操作レバーを、前記カム体
    によつて中立位置に自動復帰するようにしたターンシグ
    ナルスイツチのキヤンセル機構において、前記スイツチ
    駆動体に前記駆動体を前記スプリングに抗して移動可能
    なスライダを設け、該スライダが前記カム体によつて駆
    動されるように構成したことを特徴とするターンシグナ
    ルスイツチのキヤンセル機構。
JP1986090550U 1986-06-16 1986-06-16 タ−ンシグナルスイツチのキヤンセル機構 Expired - Lifetime JPH079310Y2 (ja)

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