JPS62137244A - 車両用タ−ンシグナルのオ−トリタ−ン装置 - Google Patents

車両用タ−ンシグナルのオ−トリタ−ン装置

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JPS62137244A
JPS62137244A JP60278568A JP27856885A JPS62137244A JP S62137244 A JPS62137244 A JP S62137244A JP 60278568 A JP60278568 A JP 60278568A JP 27856885 A JP27856885 A JP 27856885A JP S62137244 A JPS62137244 A JP S62137244A
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JP
Japan
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cancel
pin
cam
operating lever
guide
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JP60278568A
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Kiyoshi Sashita
指田 潔
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Toyo Denso Co Ltd
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Toyo Denso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A0発明の目的 (11産業上の利用分野 本発明は、ステアリングシャツI・の外周面近傍に配設
されるスイッチケースに、スイッチ作動部を前記スイッ
チケース内に、また握り部を前記スイッチケース外にそ
れぞれ位置させた操作レバーを前記ステアリングシャフ
トと略直交する平面内で回動自在に設け、前記スイッチ
ケースと前記スイッチ作動部との間に前記操作レバーを
中立位置、その−側の右折位置および他側の左折位置に
それぞれ保持するストップ機構を設けた車両用ターンシ
グナルのオートリターン装置に関する。
(2)  従来の技術 従来、この種装置として、ステアリングシャフトと一体
に回動するキャンセルピンの回動軌跡内、外へのキャン
セルカムの進退およびキャンセルピンとの衝合に伴うキ
ャンセルカムの回動の両案内ヲキャンセルカムに突設さ
れた1本のガイドピンとスイッチケースに形成された1
本の長孔状ガイド溝との協働により行い、また右折およ
び左折位置に在るアンロック状態の操作レバーの中立位
置への復帰をキャンセルカムと、それと係合し得る一対
の弾性腕との協働により行い、さらに操作レバーが右折
および左折位置でロック状態のとき前記弾性腕の弾性を
利用してキャンセルピンの回動を許容するようにしたも
のが知られている(実開昭57−199146号公報参
照)。
(3)  発明が解決しようとする問題点しかしながら
、前記のように1本のガイドピンと1本のガイド溝によ
りキャンセルカムの案内を行うと、キャンセルカムが回
動し易くその進退方向の案内が不安定になるという問題
がある。また弾性腕は合成樹脂より構成され、しかも長
いので熱により形状変化を発生し易く、アンロック状態
の操作レバーの復帰動作および操作レバーがロック状態
のときのキャンセルピンの回動が不安定になるという問
題もある。
本発明は前記従来の問題を解決し得る前記オートリター
ン装置を提供することを目的とする。
B0発明の構成 (1)  問題点を解決するための手段本発明は、キャ
ンセルカムが前記操作レバーの中立位置では前記ステア
リングシャフトの外周面に一体に設けられたキャンセル
ピンの回動軌跡外に後退し、一方前記操作レバーの右折
および左折位置では前記キャンセルピンの回動軌跡内に
前進して前記キャンセルピンの車両旋回方向と順方向お
よび逆方向への回動により該キャンセルピンと衝合して
回動し得るように、前記キャンセルカムを前記スイッチ
作動部に重合配設し、前記キャンセルカムの、前記スイ
ッチ作動部と反対側の面に該キャンセルカムの進退方向
と略直交する直線上に並ぶ一対のガイドピンを突設し、
前記両ガイドピンの進退および一方の前記ガイドビンを
支点とした他方のガイドピンの回動を案内すべく、前記
両ガイドピンを挿通する一対のガイド溝を前記スイッチ
ケースに設け、前記キャンセルピンの前記順方向への回
動に伴う前記キャンセルカムの回動時それと非係合であ
るが、該キャンセルピンの前記逆方向への回動に伴う前
記キャンセルカムの回動時それと係合する一対のキャン
セル突起を、前記スイッチ作動部のキャンセルカム重合
面に、前記キャンセルカムとの保合位置から離脱位置へ
回動し得るように突設し、前記両キャンセル突起と前記
スイッチケースとの間にそれらキャンセル突起を前記係
合位置に付勢するばねを介装し、前記ば加のセット荷重
を、前記操作レバーが右折または左折位置でアンロック
状態のとき前記一方のキャンセル突起を前記係合位置に
保持して前記操作レバーの中立位置への復帰を許容し、
一方前記操作レバーが前記一方の位置でロック状態のと
き前記キャンセルカムとの保合に伴う前記一方のキャン
セル突起の前記離脱位置への回動を許容して前記キャン
セルピンが前記逆方向へ回動し得るように設定したこと
を特徴とする。
(2)作 用 操作レバーを中立位置から右折または左折位置に回動す
ると、キャンセルカムは2本のガイドピンと2木のガイ
ド溝によってキャンセルピンの回動軌跡内に確実に前進
する。そして操作レバーのアンロック状態においてキャ
ンセルピンの車両旋回方向と逆方向への回動によりそれ
と衝合してキャンセルカムが回動すると、そのキャンセ
ルカムがキャンセル突起に係合して操作レバーが中立位
置に復帰する。
一方、右折および左折位置で操作レバーがロック状態の
とき、キャンセルピンの前記逆方向への回動によりそれ
と衝合してキャンセルカムが回動しキャンセル突起に係
合すると、そのキャンセル突起が回動してキャンセルカ
ムから離脱するのでキャンセルピンが前記方向へ回動す
る。
(3)実施例 第1図に示すように、ステアリングシャフト1の外周面
近傍において合成樹脂製スイッチケース2がそれと一体
の取付部3を介してステアリングシャフト回りの固定部
材4に取付けられる。スイッチケース2は、上面を開放
した四角形のケース本体5と、その開口を閉じて複数の
小ねじ6によりケース本体5に固定された蓋体7とより
なる。
第2.第6図に示すように合成樹脂製操作レバー8はス
イッチ作動部9とそれと一体の握り部1Oとを有し、そ
のスイッチ作動部9はスイッチケース2内に、また握り
部10はスイッチケース2外にそれぞれ配設される。ス
イッチ作動部9は平面略半円形をなす主体部分9aとそ
の主体部分9aの舷側に突設されて握り部10に連なる
突出部分9bとを有する。突出部分9bの両外側面は円
弧面11に形成され、それら円弧面11の上縁に庇12
が突設される。ケース本体5においてステアリングシャ
フト1と対向する側壁13と反対側の側壁14に切欠き
部14aが設けられ、その切欠き部14aの対向内面は
円弧面15に形成される。突出部分9bの百円弧面11
はケース本体5の百円弧面15にそれぞれ回動自在に嵌
合され、また両底12は切欠き部14aの開口に形成さ
れた段部16に係合する。また突出部分9bの上面に回
動軸17が突設され、その回動軸17は蓋体7の軸受孔
18に摺合される。
第3.第6図に明示するようにステアリングシャフト1
と対向するケース本体5の側壁13内面に平面円弧状を
なすガイド突部19が突設され、そのガイド突部19は
主体部分9aの外側面に開口するガイド17120に摺
合される。
ガイド突部19の両側においてケース本体5に第1.第
2頂部2L、21gを持つ一対の山形部22..22□
が突設される。また主体部分9aにおいてガイド620
0両側に、外側面に開口する一対の角孔23 (図には
一方のみ示す)がそれぞれ形成され、それら角孔23に
ばね24(図には一方のみ示す)およびそのばね24に
弾発される合成樹脂製第1.第2係合子25.,252
がこの順序でそれぞれ挿入される。
第2図に示すように両保合子251.25□が岡山形部
22.,22□における両頂部211゜212間の谷2
6に係合すると、操作レバー8は中立位置Nに保持され
る。中立位置Nに在る操作レバー8を第2図時計方向に
回動して第1係台子25、が第2頂部21□の外側斜面
27□に、また第2係台子25□が第1頂部21.の外
側斜面27、にそれぞれ係合すると、操作レバー8は右
折位置Rに保持される。中立位置Nに在る操作レバー8
を第2図反時計方向に回動して第1係合子251が第1
頂部21.の外側斜面27.に、また第2保合子25□
が第2頂部21zの外側斜面27□にそれぞれ係合する
と、操作レバー8は左折位置しに保持される。したがっ
て岡山形部22+、22g−両係金子251.25□お
よび両ばね24は操作レバー8の一対のストップ機構S
、。
S2を構成する。
操作レバー8が右折および左折位置R,Lに在るとき、
スイッチ作動部9により図示しないスイッチ機構が操作
されて、右折よび左ターンシグナルが点滅する。
上記ターンシグナルに下記のようなオートリターン装置
が設けられる。
ステアリングシャフトlに、それと一体に回動し得るよ
うに環状体28が嵌着され、その環状体28の外周面対
称位置に一対のキャンセルピン29が突設される。
第2.第3.第6図に示すように、スイッチ作動部9に
おける主体部分9aのキャンセルカム重合面としての上
面に、キャンセルピン29の回動軌跡Lo内内外外のキ
ャンセルカム30の進退を案内すべく、裾部を主体部分
9aの外周縁に位置させた千面略山形をなすガイド突起
31が突設され、そのガイド突起31の平坦な頂面31
aは、操作レバー8が中立位置Nに在るときステアリン
グシャフト1の軸心と回動軸17の軸心を結ぶ直線上に
位置する。
合成樹脂製キャンセルカム30は、平面多角形状の主体
部30aと、その主体部30aの一辺に突設されてキャ
ンセルピン29と衝合し得る係合部30bと、主体部3
0aの上面に保合部30bの延長線両側に位置するよう
に突設された一対の第1.第2ガイドピン32..32
□と、主体部30a下面に両ガイドビン321.32□
の中間に位置するように突設された摺動ビン33とを備
えている。また主体部30aにばね挿通孔35が形成さ
れ、その孔35の両端は第1.第2ガイドピン32□、
32□の配列方向と略直交する両外側面にそれぞれ開口
する。
第2図に示すように操作レバー8が中立位置Nに在ると
き、キャンセルカム30は摺動ピン33をガイド突起3
1の頂面31aに係合させ、また保合部30bをステア
リングシャフト1に向けてスイッチ作動部9の上面に重
合配設される。ケース零体5の側壁13上部に切欠き部
13aが形成され、その切欠き部13aの底面に保合部
30bが支承される。ばね挿通孔35に挿通されたコイ
ル状ばね37の両端は、ケース本体5にその切欠き部1
3aを挟むように突設された一対の係止ピン38間に張
設される。このばね37の引張力によりキャンセルカム
30は常時ステアリングシャフト1に接近する方向に付
勢され、操作レバー8の中立位置Nではキャンセルカム
30がキャンセルピン29の回動軌跡LO外に後退する
が、操作レバー8の右折または左折位置R,Lへの回動
によりガイド突起33が同方向に回動すると、摺動ピン
33がガイド突起31の回動方向後側の第1または第2
斜面39.,39□を下ってキャンセルカム30はキャ
ンセルピン29の回動軌跡り。
内に前進する。その後操作レバー8が中立位置Nに復帰
すると、前記と逆にキャンセルカム30がキャンセルピ
ン29の回動軌跡LO外に後退する。
以上のようにキャンセルカム30はキャンセルピン29
の回動軌跡LOに対して進退し、このキャンセルカム3
0の進退時第1.第2ガイドピン32、.32□をキャ
ンセルカム30の進退方向と略直交する直線上に並ぶよ
うに構成してキャンセルカム30の係合部30bをキャ
ンセルピン29の回動軌跡Lo内、外に直線移動させる
ようになっている。
即ち、第1.第2ガイドピン32..32□の進退を案
内すべく、ガイドピン32..32□を押通する一対の
第1.第2ガイド溝40..402が両ガイドピン32
.,32□の進退方向と略平行に蓋体7に形成される。
キャンセルカム30の前進端は第1.第2ガイドピン3
2..32tが第1.第2ガイド溝40..40.のス
テアリングシャフト側端部に位置することにより規制さ
れ、その状態においてはキャンセルカム30の係合部3
0bがキャンセルピン29の回動軌跡り。
内に位置する。
またキャンセルピン29の車両旋回方向と順方向および
逆方向回動によりキャンセルピン29が係合部30bに
衝合したときキャンセルカム30の回動を許容し得るよ
うに両ガイド溝40.,40□の形状が決められている
。即ち、両ガイド溝40、.40□の相対向する百円側
面40aは第1または第2ガイドピン32..32□を
支点として第2または第1ガイドピン321,32□が
回動し得るように円弧面に形成される。
第2A、第6図に明示するように、合成樹脂製キャンセ
ルプレート41は、その主体部41a上面に長手方向−
側縁に沿う平面コ字形の凹陥部42を有し、またその主
体部41a下面の長手方向両端部にそれぞれ平面略台形
状をなす突起部43r、43zを有する。側突起部43
1.43□は主体部42aの長手方向二等分線に関して
線対称の関係にある。側突起部43+、43tの短い上
底部43aは主体部41aの両端面から突出し、また一
方の斜面43bは主体部41aの凹陥部42が沿う側と
反対側の側面に沿い、他方の斜面43cと長い下底43
d間の第1.第2弧状隅部44、.44□は凹陥部42
が沿う側の側面より内側に位置する。
スイッチ作動部9の主体部分9aにおいて、上向きに開
口する一対の凹部451.45□がガイド突起31と回
動軸17を結ぶ直線の両側に位置するように形成され、
キャンセルプレート41がその凹陥部42をガイド突起
31に向け、また両凹部451,45□に側突起部43
.,4’3□をそれぞれ嵌めて主体部分9aの上面に重
合配設される。第4図に明示するように、両凹部45.
45□の外側縁に押圧機49がその一部で凹部45..
45□を覆うように小ねじ50により取付けられ、これ
によりキャンセルプレート41の外れ止めがなされる。
第2A、第5図に明示するように、キャンセルプレート
41の凹陥部42が沿う側と反対側の側面において、そ
の長手方向両端部にばね挿入孔51がそれぞれ開口して
おり、両ばね挿入孔51の底面とそれと対向する両凹部
45+、45□の内側面453間にコイル状ばね463
,46gがそれぞれ縮設される。キャンセルプレート4
1は両ばね46..46□の弾発力により、ガイド突起
31側に常時付勢され、第1.第2弧状隅部441,4
4□が両凹部45..45□の相隣る内側面45bおよ
び45C間の弧状隅部471.472に当接すると、キ
ャンセルプレート41の凹陥部42底面にキャンセルカ
ム30の端部が重合され、キャンセルカム30と凹陥部
42の端面が干渉しないようになっている。両凹部45
1,452の百円側面45bは、キャンセルプレート4
1の第1または第2弧状隅部44.,44□を支点とし
た回動を許容すべく円弧面に形成される。
キャンセルプレート41の第1.第2弧状隅部441.
44□が両凹部45..45゜の弧状隅部47..47
□に当接し、また操作レバー8が右折または左折位置R
,Lに在るとき、キャンセ     −ルプレート41
における凹陥部42の両側に在ってスイッチ作動部9の
上面に突出する第1または第2キャンセル突起48..
48□は、キャンセルピン29の車両旋回方向と逆方向
への回動に伴うキャンセルカム30の回動時それと係合
する係合位置に在る。
操作レバー8のアンロツタ状態においては、一方のばね
46.または462の弾発力により第1または第2キャ
ンセル突起481.48□が係合位置に保持されるので
、キャンセルカム3oの第1または第2キャンセル突起
48..48□に対する保合により操作レバー8は中立
位置Nに復帰する。
一方、操作レバー8のロック状態においては、キャンセ
ルカム30の第1または第2キャンセル突起48..4
8□に対する保合によりキャンセルプレート41は第1
または第2弧状隅部441゜44□を支点として回動し
、これにより第1または第2キャンセル突起481.4
8□はキャンセルカム30との係合を解除する離脱位置
へ移動する。′ 前記操作レバー8のアンロック、ロック状態の何れの場
合にも、キャンセルピン29の車両旋回方向と順方向へ
の回動に伴うキャンセルカム3cの回動時にはそれと第
1または第2キャンセル突起481,48□が係合しな
いようになっている。
前記のように第1.第2キヤンセル突起481゜48□
を制御すべく、両ばね46+、46gのセット荷重は、
操作レバー8が右折または左折位置R,Lでアンロツタ
状態のとき第1または第2キャンセル突起48..48
□を係合位置に保持して操作レバー8の中立位置Nへの
復帰を許容し、一方操作レバー8が前記位置RまたはL
でロック状態のときキャンセルカム30との保合に伴い
第1または第2キャンセル突起48+、48□の離脱位
置への回動を許容してキャンセルピン29が車両旋回方
向と逆方向へ回動し得るように設定される。
次にこの実施例の作用について説明する。
第2図に示すように、両係合子25.,25□7、′百
!形部221.22□の谷26に係合している状態では
操作レバー8は中立位置Nに保持され、したがって左右
のタニンシグナルは消灯している。
またキャンセルカム30はキャンセルピン290凹動軌
跡LO外に後退して、その摺動ピン33はガイド突起3
1の頂面31aに在る。このキャンセルカム30の後退
状態は両ガイドピン32I。
32□および両ガイド溝40.,402の協働によって
維持される。
第7図に示すように、操作レバー8を第2図時計方向に
回動して右折位置Rに移行すると、第1保合子25□が
一方の山形部221における第2頂部21□の外側斜面
27□に、また第2保合子25□が他方の山形部22□
における第1頂部211の外側斜面27.にそれぞれ係
合して操作レバー8が右折位置Rに保持される。これに
より右ターンシグナルが点滅して右折表示が行われる。
同時にスイッチ作動部90回動によりキャンセルカム3
0の摺動ピン33がガイド突起31の第1斜面39.を
下ってキャンセルカム30がキャンセルピン29の回動
軌跡LOに向けて前進し、その保合部30bが前記回動
軌跡LO内に位置する。この場合両ガイドピン32.,
32□が両方イド溝401.40□内を移動するのでキ
ャンセルカム30が回動することはなくその前進が確実
に行われる。
キャンセルピン29が車両の旋回方向と順方向である第
7図時計方向に回動して保合部30bに衝合すると、キ
ャンセルカム30は第2ガイドピン32□を支点として
第7図反時計方向に回動し、キャンセルカム30と第1
キヤンセル突起481との係合が回避される。したがっ
て操作レバー8は依然として右折位置Rに保持される。
キャンセルピン29が車両の旋回方向と逆方向である第
7図反時計方向に回動して保合部30bに衝合すると、
キャンセルカム30は第1ガイドピン32.を支点とし
て第7図鎖線示のように時計方向に回動し、これにより
キャンセルカム30が第1キヤンセル突起481に係合
するのでキャンセルピン29の回動力がキャンセルカム
30を介してキャンセルプレート41、したがって操作
レバー8に伝達され、操作レバー8が第7図反時計方向
に回動して中立位置Nに復帰する。同時にガイド突起3
1の前記方向への回動によりキャンセルカム30の摺動
ピン33が第1斜面39.を上って頂面31.aに至り
、これによりキャンセルカム30が前記回動軌跡Loよ
り後退してその係合部30bが回動軌跡Lo外に位置す
る。
操作レバー8が右折位置Rに保持されている状態におい
て、操作レバー8をその位WRにロックした場合、例え
ば車両の右旋回中にステアリングハンドルを左方向に回
動して車両の向きを多少変更するときに右ターンシグナ
ルを点滅状態に保つべくドライバが操作レバー8を手で
抑えて固定した場合に、キャンセルピン29が第7図反
時計方向に回動してキャンセルカム30の係合部30b
に衝合すると、キャンセルカム30が第1ガイドピン3
2.を支点として第7図時計方向に回動し第1キャンセ
ル突起48.に係合する。これによりキャンセルプレー
ト41が第8図鎖線示の状態から実線示のように一方の
ばね461を圧縮しながら第2弧状隅部44□を支点と
して第8図反時計方向に回動し、第1キャンセル突起4
8.がキャンセルカム30から離脱するのでキャンセル
ピン29の回動が許容される。
操作レバー8が左折位置しに在るときのその復帰動作お
よびその位置しにおける操作レバー8のロック状態での
キャンセルピン29の回動は、前記のように操作レバー
8が右折位置Rに在るときと同様に行われる。
C3発明の効果 本発明によれば、キャンセルピンの回動軌跡内へのキャ
ンセルカムの前進および回動軌跡外へのキャンセルカム
の後退を、それに設けられた2本のガイドピンと蓋体に
設けられた2本のガイド溝との協働により行うので、キ
ャンセルカムを回動させることなく確実に進退させてキ
ャンセルカムの進退方向の案内を安定して行うことがで
きる。
その上、キャンセルカムの回動を両ガイドピンおよび両
ガイド溝の協働により確実に行い、また一対のキャンセ
ル突起をスイ・ノチ作動部のキャンセルカム重合面に突
設してそれらキャンセル突起の熱による形状変化を抑制
したので、アンロック状態の操作レバーの復帰動作およ
び操作レバーがロック状態のときのキャンセルピンの回
動を安定して行うことができる。
さらに操作レバーにおけるスイッチ作動部のキャンセル
カム重合面内にキャンセルカムおよび一対のキャンセル
突起を酪酸めることができるので、装置の小型化を図る
上に有益である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は全体斜視図、
第2図は第1図n−n線断面図、第2A図は要部を破断
した断面図で第3図IIA−IIA線断面図に相当し、
第3.第4.第5図は第2図■−■、IV−IV、V−
V線断面図、第6図は分解斜視図、第7.第8図は作用
を説明する第2図と同様の断面図である。 L・・・左折位置、LO・・・回動軌跡、N・・・中立
位置、R・・・右折位置、S、、S2・・・ストップ機
構、1・・・ステアリングシャフト、2・・・スイッチ
ケース、8・・・操作レバー、9・・・スイッチ作動部
、10・・・握り部、29・・・キャンセルピン、30
・・・キャンセルカム、321.32□・・・第1.第
2ガイドピン、40+、40□・・・第1.第2ガイド
溝、461.46g’・・ばね、48I、48z・・・
第1.第2キヤンセル突起 特 許 出 願人 東洋電装株式会社 第8[−1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ステアリングシャフトの外周面近傍に配設されるスイッ
    チケースに、スイッチ作動部を前記スイッチケース内に
    、また握り部を前記スイッチケース外にそれぞれ位置さ
    せた操作レバーを前記ステアリングシャフトと略直交す
    る平面内で回動自在に設け、前記スイッチケースと前記
    スイッチ作動部との間に前記操作レバーを中立位置、そ
    の一側の右折位置および他側の左折位置にそれぞれ保持
    するストップ機構を設けた車両用ターンシグナルのオー
    トリターン装置であって、キャンセルカムが前記操作レ
    バーの中立位置では前記ステアリングシャフトの外周面
    に一体に設けられたキャンセルピンの回動軌跡外に後退
    し、一方前記操作レバーの右折および左折位置では前記
    キャンセルピンの回動軌跡内に前進して前記キャンセル
    ピンの車両旋回方向と順方向および逆方向への回動によ
    り該キャンセルピンと衝合して回動し得るように、前記
    キャンセルカムを前記スイッチ作動部に重合配設し、前
    記キャンセルカムの、前記スイッチ作動部と反対側の面
    に該キャンセルカムの進退方向と略直交する直線上に並
    ぶ一対のガイドピンを突設し、前記両ガイドピンの進退
    および一方の前記ガイドピンを支点とした他方のガイド
    ピンの回動を案内すべく、前記両ガイドピンを挿通する
    一対のガイド溝を前記スイッチケースに設け、前記キャ
    ンセルピンの前記順方向への回動に伴う前記キャンセル
    カムの回動時それと非係合であるが、該キャンセルピン
    の前記逆方向への回動に伴う前記キャンセルカムの回動
    時それと係合する一対のキャンセル突起を、前記スイッ
    チ作動部のキャンセルカム重合面に、前記キャンセルカ
    ムとの係合位置から離脱位置へ回動し得るように突設し
    、前記両キャンセル突起と前記スイッチケースとの間に
    それらキャンセル突起を前記係合位置に付勢するばねを
    介装し、前記ばねのセット荷重を、前記操作レバーが右
    折または左折位置でアンロック状態のとき前記一方のキ
    ャンセル突起を前記係合位置に保持して前記操作レバー
    の中立位置への復帰を許容し、一方前記操作レバーが前
    記一方の位置でロック状態のとき前記キャンセルカムと
    の係合に伴う前記一方のキャンセル突起の前記離脱位置
    への回動を許容して前記キャンセルピンが前記逆方向へ
    回動し得るように設定してなる、車両用ターンシグナル
    のオートリターン装置。
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DE3710356A1 (de) * 1986-06-16 1988-01-07 Alps Electric Co Ltd Loescheinrichtung fuer einen drehstellungs-anzeigeschalter
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