JP3043325U - 両軸受けリール変速機構造 - Google Patents

両軸受けリール変速機構造

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JP3043325U
JP3043325U JP1997003783U JP378397U JP3043325U JP 3043325 U JP3043325 U JP 3043325U JP 1997003783 U JP1997003783 U JP 1997003783U JP 378397 U JP378397 U JP 378397U JP 3043325 U JP3043325 U JP 3043325U
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hollow shaft
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尚久 片桐
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Abstract

(57)【要約】 【課題】変速切り換えをスムーズ、且つ、確実に行い得
る両軸受けリールの変速機を提供することにある。 【解決手段】使用者の手における操作ボタンの押し操作
又は回転操作によって切り替え軸にカム機構が作用し、
この作用によって切り替え軸がスライド及び回転して高
速用及び低速用のメインギアにクラッチを係脱させて両
軸受けリールの変速機の変速切り換え行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、両軸受けリールにおけるスプールの回転を高速及び低速に切り替え る変速機構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、両軸受けリールにおけるスプールの回転を高速及び低速に切り替え る変速機は既に知られていて、例えば、ハンドル軸周りと、スプールの中心線周 りとに、スプールを低速回転させる1組の第1及び第2低速用ギアと、高速回転 させる1組の第1及び第2高速用ギアとを設け、ハンドル軸周りに設けた第1低 速用ギア及び第1高速用ギアとの間に、前記ハンドル軸の回転を前記第1低速用 ギア及び第1高速用ギアの一方に選択的に伝えるシフターを設ける一方、操作体 の突出部には該操作体の押操作位置を保持する保持レバーを配置した構造のもの がある。
【0003】 上記操作体を押すとシフターは低速ギアの方向へ、保持レバーを解除するとシ フターは高速ギアの方向へ夫々ばねの反力によってスライドしてギアと係合する ことになる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の変速機構は上記したように、ばねの反力を用いてシフタ ーをスライドさせるために、シフターとギアとが係合してその間に回転力が加わ ってシフターとギアが食いついてしまう場合、ばねの反力だけではシフターをス ライドさせにくいということがある。 このため、低速から高速、又は高速から低速への変速切り替え操作に難があっ た。
【0005】 本考案は、上記従来事情に鑑みなされたものでその目的とするところは、変速 切り替えをスムーズ、且つ、確実に行い得る両軸受けリールの変速機を提供する ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成する為に本考案が講じた技術的手段は、ハンドルを固着し た中空軸の先端に高速用及び低速用二つのメインギア並列状、且つ、遊転自在に 嵌装すると共に、スプールを支承したスプールシャフトには前記高速用及び低速 用二つのメインギアに夫々噛合う高速用及び低速用二つのピニオンギアを設け、 前記二つのメインギアの間に中空軸と一体回転するクラッチ板を中空軸の軸線に 沿って弾発摺動可能に設けて前記二つのメインギアに対して係脱切り替え可能と し、前記中空軸内には前記クラッチ板を弾発摺動させる切り替え軸を摺動自在に 嵌挿し、該切り替え軸周面に切り欠き溝を形成すると共に、中空軸内に該切り欠 き溝に係脱可能に係合する弾性片を設け、更にハンドル側の中空軸端部と、切り 替え軸における中空軸端部より突出する端部とに亘って前記切り替え軸の摺動操 作を行う操作部を設けた変速機構造において、該操作部は、切り替え軸における 中空軸端部より突出する端部に切り替え軸の摺動操作を行う操作ボタンを固定し 、該操作ボタンと、中空軸におけるハンドル側の端部とに亘って操作ボタンの操 作により切り替え軸を軸方向にスライドさせるカム機構を前記切り欠き溝と同数 設けたことである。
【0007】 上記カム機構は、操作ボタンの押し操作又は回転操作により切り替え軸を軸方 向にスライド、且つ、回動させ得る構造であればよく、具体的には、操作ボタン と中空軸におけるハンドル側の端部とに相対して、中空軸より突出する切り替え 軸を囲むように同軸を中心とする円弧状立ち上げ部を設け、該立ち上げ部先端に 傾斜面を形成すると共に、この傾斜面の最低点から連続して最高点側の立ち上げ 部の基部までフラット面を形成し、他方、該傾斜面と対向する突起を設けてなり 、前記突起の軸線がフラット面から傾斜面の最低点を超えて傾斜面に接触したと きに上記弾性片が切り欠き溝から外れるようにしたことで達成できる。
【0008】 上記技術的手段によると以下の作用効果を奏する。尚、上記傾斜面及びフラッ ト面と、突起は操作ボタンと中空軸に相対して配設されていればよいものである が、以下の説明では傾斜面及びフラット面を中空軸に配設し、突起を操作ボタン に配設したものとして説明する。
【0009】 上記変則機構を高速回転から低速回転に切り替える場合は、操作ボタンを押し 込むと切り替え軸がスライドすると共に、クラッチ板が低速用メインギアに係合 し、且つ、弾性片が切り欠き溝に係合して切り替え軸を掛止する。このとき、突 起がフラット面に面しているときは押し操作される操作ボタンはそのまま押し込 まれ、突起が傾斜面に面しているときは押し操作される操作ボタンは、突起が傾 斜面に沿ってフラット面まで移動するから回転しながら押し込まれることになる 。
【0010】 又、操作ボタンの押し操作における切り替え軸の動作は、クラッチ板が低速用 メインギアに係合後、更に突起がフラット面と接触するまでスライドし、操作ボ タンが止まった時点で同ボタンから手を離すとクラッチ板に作用している弾発力 によって多少操作ボタン側へ戻る。この戻りは、傾斜面に沿って移動する突起が フラット面に至っても接触したままだと、操作ボタンの回転操作により切り替え 軸を回転させて切り欠き溝に係合している弾性片を外す場合、同時に切り替え軸 は回転しながらスライドしようとするため、弾性片が切り欠き溝に引っかかった 状態で操作ボタンが動かなくなってしまうことから、切り替え軸を戻すことによ り突起と傾斜面の間に間隔を生じさせ、この間隔により切り替え軸を回転させて 弾性片を切り欠き溝から外した後に、スライドさせることを可能にする。
【0011】 又、低速回転から高速回転に切り替える場合は、上記操作ボタンを回転させる と、その回転に伴って切り替え軸が回転して弾性片を切り欠き溝から外す。この とき突起は操作ボタンの回転に伴って傾斜面に接触するまで移動する。このまま 操作ボタンを回転させると突起が傾斜面に沿って移動し、切り替え軸をスライド させる。そしてこのスライドに伴ってクラッチ板が低速用メインギアから外れて 高速用メインギアに係合される。
【0012】 更に、上記カム機構と切り欠き溝が同数であると共に、突起の軸線が傾斜面方 向に移動してフラット面の端部を超えると共に、突起が傾斜面に接触したときに 、上記弾性片が切り欠き溝から外れるようにしているため、弾性片が切り欠き溝 に係合している状態では突起は必ずフラット面に面する位置にされる。
【0013】 したがって、切り替え軸のスライド操作を全て手によってできるため、変速切 り替えをスムーズ、且つ、確実に行うことができる。
【0014】 又、上記した切り欠き溝が単数の場合は、上記カム機構における立ち上げ面と 突起を単数設け、切り欠き溝が複数の場合は、立ち上げ面と突起を切り欠き溝と 同数設ければよい。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下本考案の実施の形態を図面に基づいて説明すると、図1は本考案の変速機 構造を用いてなる両軸受けリールを示し、リール本体の側板Aに貫通取り付けさ れた軸受け筒Bに中空軸1が回動可能に挿通され、その中空軸1に高速用のメイ ンギア2と低速用のメインギア3が設けられ、他方スプールシャフトCには前記 高速用及び低速用二つのメインギア2,3に夫々噛合う高速用のピニオンギア2 Aと低速用のピニオンギア3Aが設けられている。
【0016】 中空軸1は上記側板Aの内側に突出する端部に所定長さの十字状の割り溝4を 切り欠き形成し、その割り溝4が形成された軸部の外側に前記高速用及び低速用 二つのメインギア2,3が回動自在に嵌装され、他方側板Aの外側に突出する中 空軸1の端部にはハンドル5と後述するカム機構6の一部を構成するカム板61と が夫々嵌合されナット7によって締め付け固定されている。
【0017】 上記中空軸内1には切り替え軸8が軸方向にスライド自在に嵌装されており、 その切り替え軸のメインギア側の端部にクラッチ9が弾発摺動自在に嵌合され、 他方ハンドル5側の中空軸1から突出する端部に、切り替え軸をスライド操作す る操作ボタン10が固定されている。この操作ボタンには、後述するカム機構6の 一部を構成する突起62が設けられている。
【0018】 上記構成を図2乃至図4に基づいて詳述すると、上記切り替えシャフト8の中 程には小径部81が設けられ、その小径部81におけるギア側の側部には該小径部81 の外周面に連続してその周面を2個所平坦に切り欠いて切欠係合部82を形成し、 該切欠係合部82以外の外周面は切り替え軸8の外周面と連続するようにされてい る。このように形成した切欠係合部82に中空軸1内に設けられた弾性片11が係脱 することにより、切り替え軸8のスライドが阻止又は可能にされる。
【0019】 上記弾性片11は、ばね板を略D型状に折り曲げて形成され、その弾性片11は切 り替え軸8の小径部81から鍔部83付近に亘って中空軸1の内側に配置される保持 筒12内に収容されている。すなわち、保持筒12の外周面に弾性片11が嵌合される 溝121 が環状に形成され、且つ、溝121 の一部を保持筒12の内面まで到達させて 略三日月状に切り欠いて開口部122 を形成し、その開口部122 に切り替え軸8の 外周面が臨むようにする。又、溝121 を形成する位置は、切り替え軸8を操作ボ タン10でスライドさせた際、小径部81に連続して設けた切欠係合部82と対向する 位置とする。したがって、弾性片11の円弧部は溝121 に嵌合し、直線部は開孔部 122 を横切るように収容される。(図2(c) 参照)
【0020】 高速用及び低速用二つのメインギア2,3は夫々異なる歯数を備えており、相 対するメインギアとの対向面に凹部21,31を形成し、この凹部の内周に内歯22, 32を形成すると共に、並列配置したギア間にはスペーサEが装着されて両メイン ギア間の間隔を保持している。そして中空軸1の端部には止輪13が嵌合装着され てメインギア2,3の脱落が防止され、両メインギアの凹部21,31間には該両メ インギアと係脱切り替え自在なクラッチ板9が収納されている。
【0021】 クラッチ板9は外周に両メインギアの内歯21,31 と噛合う外歯91が形成され、 中空軸1に対して軸方向にスライド自在、且つ、一体回転するようにされている 。 又、上記クラッチ板9は切り替え軸8に設けられた止輪84と鍔部83との間に位 置し、鍔部83とクラッチ板9との間に装着されたコイルスプリングFによって常 に止輪84方向へ付勢されている。
【0022】 上述したカム機構6は、中空軸1に固定されたカム板61と、操作ボタン10に設 けられた突起62とで構成されている。カム板61は、中空軸1に固定される円形の 基板611 に、その周囲に沿って操作ボタン10方向へ突出する2個の立ち上げ部61 2 ,612 を一体的に設け、この立ち上げ部の先端に傾斜面613 ,613 を形成して ある。この立ち上げ部612 は、その傾斜面613 が基板61から連続状に形成され、 該傾斜面613 の最高点から基板611 まで垂直に至る垂直面614 が形成された側面 視略三角形状にされている。又、このように形成した立ち上げ部612 相互は、周 方向に傾斜面613 基部と垂直面614 基部の間にフラット615 面を残して配置され ている。
【0023】 一方突起62は、上記立ち上げ部612 における傾斜面612 に対向すると共に、接 触可能に設けられている。又、このようにしたカム機構6を構成する夫々の位置 関係は、前記突起62の軸線が傾斜面613 方向に移動して傾斜面613 の基部を超え ると共に、突起62が傾斜面613 に接触したときに、上記弾性片11が切欠係合部82 から外れるようにした位置とする。( 図5参照) すなわち図8に示すとおり、( g)突起62がフラット面615 の範囲内では弾性片11は切り欠き係合部82と係合し ている低速回転状態であり、(h)突起62が傾斜面の範囲では弾性片の係合は外 れた状態で切り換え状態であり、(i)突起が傾斜面の最高点を超したときに高 速回転状態になる。
【0024】 以下、上記した変速機の切り替え動作を説明すると、高速回転状態では、操作 ボタン10が押し操作可能になっており、すなわち切り替え軸8が側板Aの外側方 向へスライドしてクラッチ板9が高速用メインギア2に係合している。このとき 弾性片11における直線部は切り替え軸8の外周面に弾接している。( 図2 参照)
【0025】 上記高速回転から低速回転に切り替える場合は、操作ボタン10を押し込むと切 り替え軸8がスライドすると共に、そのスライドに伴ってクラッチ板9が高速用 メインギア2から外れ、低速用メインギア3に係合する。このとき、弾性片にお ける直線部は切り欠き係合部に係合して切り替え軸を掛止する。(図3参照)
【0026】 尚、弾性片11を切り欠き係合部82に図6に示すように完全に係合させるには、 操作ボタン10を押し操作した後、該ボタンを傾斜面613 と逆方向に突起62が立ち 上げ面612 における垂直面614 に当接するまで回転させればよい。又、突起62が フラット面615 に面しているときは押し操作される操作ボタンは10そのまま押し 込まれ、突起62が傾斜面613 に面しているときは押し操作される操作ボタン10は 、突起62が傾斜面613 に沿ってフラット面615 まで移動するから回転しながら押 し込まれることになる。
【0027】 上記した切り替え動作では図4及び図5 に示すとおり、操作ボタン10は突起62 がフラット面615 と接触するまで押し込まれ、切り替え軸8はクラッチ板9が低 速用メインギア3に係合後、更にスライドする。そして、操作ボタン10が止まっ た時点で同ボタンから手を離すとクラッチ板9に作用している弾発力によって多 少操作ボタン10側へ戻って上記図3のような状態になる。
【0028】 この戻りは、傾斜面613 に沿って移動する突起10がフラット面615 に至っても 接触したままだと、操作ボタン10の回転操作により切り替え軸8を回転させて切 り欠き係合部82に係合している弾性片11を外す場合、同時に切り替え軸8は回転 しながらスライドしようとするため、弾性片11が切り欠き係合部に引っかかった 状態で操作ボタン10が動かなくなってしまうことから、切り替え軸8を戻すこと により突起62と傾斜面613 の間に間隔Gを生じさせ、この間隔Gにより切り替 え軸8を回転させて弾性片11を切り欠き係合部82から外した後に、スライドさせ ることが可能になる。
【0029】 又、低速回転から高速回転に切り替える場合は、上記操作ボタン10を傾斜面61 3 方向に回転させると、その回転に伴って切り替え軸8が回転して弾性片11を切 り欠き係合部から外す。このとき突起62は操作ボタン10の回転に伴って傾斜面61 3 に接触するまで移動する。このまま操作ボタン10を回転させると突起62が傾斜 面613 に沿って移動し、切り替え軸8をスライドさせる。そしてこのスライドに 伴ってクラッチ板9 が低速用メインギア3から外れて高速用メインギア2に係合 される。
【図面の簡単な説明】
【図1】両軸受けリールの一部切欠平面図で高速状態に
セットした状態を示す。
【図2】(a)は図1の要部拡大図、(b)は(a)の
(b)−(b)断面図、(c)は(a)の(c)−
(c)断面図。
【図3】(d)は低速状態にセットした状態の要部拡大
図、(e)は(d)の(e)−(e)断面図、(f)は
(d)の(f)−(f)断面図。
【図4】弾性片が切り欠き係合部に係合した状態の断面
図。
【図5】切り替えシャフトが回転して弾性片の係合を外
した状態の断面図。
【図6】操作ボタンを限界まで押し込んだ状態の要部拡
大図。
【図7】操作ボタンの戻り状態を示すカム機構の展開模
式図。
【図8】カム機構の展開模式図で(g)低速状態、
(h)切り替え状態、(i)高速状態を夫々示す。
【符号の説明】
1:中空軸 2:高速用メインギア 3:低速用メ
インギア C:スプールシャフト 2A:高速用ピニオンギア 3A:低速用ピニオンギア 6:カム機構 8:切
り替え軸 9:クラッチ板 10:操作ボタン 11:弾性片 82:切り欠き係合部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドルを固着した中空軸の先端に高速用
    及び低速用二つのメインギア並列状、且つ、遊転自在に
    嵌装すると共に、スプールを支承したスプールシャフト
    には前記高速用及び低速用二つのメインギアに夫々噛合
    う高速用及び低速用二つのピニオンギアを設け、前記二
    つのメインギアの間に中空軸と一体回転するクラッチ板
    を中空軸の軸線に沿って弾発摺動可能に設けて前記二つ
    のメインギアに対して係脱切り替え可能とし、前記中空
    軸内には前記クラッチ板を弾発摺動させる切り替え軸を
    摺動自在に嵌挿し、該切り替え軸周面に切り欠き溝を形
    成すると共に、中空軸内に該切り欠き溝に係脱可能に係
    合する弾性片を設け、更にハンドル側の中空軸端部と、
    切り替え軸における中空軸端部より突出する端部とに亘
    って前記切り替え軸の摺動操作を行う操作部を設けた変
    速機構造において、該操作部は、切り替え軸における中
    空軸端部より突出する端部に切り替え軸の摺動操作を行
    う操作ボタンを固定し、該操作ボタンと、中空軸におけ
    るハンドル側の端部とに亘って操作ボタンの操作により
    切り替え軸を軸方向にスライドさせるカム機構を前記切
    り欠き溝と同数設けたことを特徴とする両軸受けリール
    の変速機構造。
  2. 【請求項2】上記カム機構は、操作ボタンと中空軸にお
    けるハンドル側の端部とに相対して、中空軸より突出す
    る切り替え軸を囲むように同軸を中心とする円弧状立ち
    上げ部を設け、該立ち上げ部先端に傾斜面を形成すると
    共に、この傾斜面の最低点から連続して最高点側の立ち
    上げ部の基部までフラット面を形成し、他方、該傾斜面
    と対向する突起を設けてなり、前記突起の軸線がフラッ
    ト面から傾斜面の最低点を超えて傾斜面に接触したとき
    に上記弾性片が切り欠き溝から外れるようにしたことを
    特徴とする請求項1に記載の両軸受けリールの変速機構
    造。
  3. 【請求項3】上記カム機構におけるカム面と突起が単
    数、又は、複数であることを特徴とする請求項1又は請
    求項2いずれかに記載の両軸受けリールの変速機構造。
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