JPS605484Y2 - デジタル時計用スイツチ装置 - Google Patents

デジタル時計用スイツチ装置

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Publication number
JPS605484Y2
JPS605484Y2 JP16771778U JP16771778U JPS605484Y2 JP S605484 Y2 JPS605484 Y2 JP S605484Y2 JP 16771778 U JP16771778 U JP 16771778U JP 16771778 U JP16771778 U JP 16771778U JP S605484 Y2 JPS605484 Y2 JP S605484Y2
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JP
Japan
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contact piece
operating shaft
movable contact
space
fixed contact
Prior art date
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JP16771778U
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English (en)
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JPS5582735U (ja
Inventor
明 鈴木
Original Assignee
株式会社東海理化電機製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は単一にて二種類の操作モードを持つデジタル時
計用スイッチ装置に関する。
デジタル時計の操作モードとしては、通常、時や分箸時
刻表示の修正を行なう他に、そのうちの例えば分単位の
記号を零に戻すいわゆるリセット操作を行なうことが代
表的によく知られている。
ところが斯様なデジタル時計にあって上述の二種類の操
作モードに対応するスイッチ装置は、従来、その一つ一
つが別個に設けられており、このため、斯かる従来のデ
ジタル時計用スイッチ装置に於いては、構造の簡潔性に
欠け、殊にその一つ一つに要する操作軸やノブから延い
ては固定具や取付螺子等まで、要するに部品点数の多さ
のために全般にコスト高となる欠点があり、又、その一
つ一つの組立てや取付けも実に煩しく一層のコスト高を
生む因となっていた。
更に、上述の如く操作軸やノブ等操作系統が別々に存す
るため、特に車両用等限られたスペースに取付けるもの
にあっては取付は得ないものや取付は得ても使用者の手
の届き難い位置或いは向きに取付けられるものを生じ、
取扱い上不便であったり延いてはその不便さ故のまごつ
き等のために思わぬ危険を惹起する必配すらあった。
本考案は上述の如き事情に鑑みてなされたものであり、
従ってその目的は、二種類の操作モードに対応し、これ
を一つにまとめた簡潔な構造にて部品点数の削減並びに
組立てや取付けの容易化を図り、以て大いに安価ならし
め得ると共に、車両等にも所望に取付は得て至便且つ安
全ならしめ得、そして特には一つ一つの操作を誤りなく
確実に行なわしめ得る極めて実用的なデジタル時計用ス
イッチ装置を提供するにある。
以下本考案の一実施例につき図面を参照して説明するに
、先ず第1図に於いて、1は電気絶縁材例えば合成樹脂
から成る操作軸であり、図示を省いた一方の端部に適宜
の操作ノブ(図示せず)を有している。
2は上記操作軸1の他方の端部近くに一体形成した鍔部
で、これにはその−刃側の片面に環状溝3を形成し、他
方側の片面には第2図にも示す様に上述よりも径小な環
状溝4とこれの上方及び下方へと延びる直状溝5,5と
を形成していて、更に鍔部2の外周の上部及び下部には
突部6,6を上方及び下方に突出させて形成しており、
上記直状溝5,5は鍔部2から突部6,6まで延ばし連
続して形成している。
7は導電材例えば調合金製の可動接片であり、これは前
記操作軸1の他端部から上記環状溝4に嵌着した環状基
板8とこれの上下両方向に突出し上記直状溝5,5の夫
々に嵌着した突片9,9とから成るものにて、それらに
より前記操作軸1にこれと回動及び軸方向への移動を共
にする様に設けている。
尚、10及び11は上記可動接片7の突片9,9にあっ
てそれらの前記直状溝5,5より更に上方及び下方へと
突出した各先端部に夫々−刃側へと向けて突設した接点
である。
さて、12は操作軸1と同じ例えば合成樹脂製の筐体で
、軸方向の一方側奥部の略中央に孔13を有し、この孔
13に前記操作軸1を挿通せしめることによって、該操
作軸1の前記可動接片7部分従って鍔部2部分を囲繞す
る様に設けている。
而して斯様な筐体12の内部にはその軸方向の一方側に
鍔部2の突部6,6を除いた外周部に略合致する内周を
有する円筒形の穴14とこれの上方及び下方にあって上
記突部6.6の幅に略合致する幅を有する角形の溝15
.15とから成る第一の空間16を形成腰他方側には上
記第一の空間16に連ねてその穴14と同径の円筒形を
威す穴17とこれの上方及び下方にあって前記溝5,5
より幅広くいわば扇形に拡開した溝18,18とから成
る第二の空間19を形成している(第3図参照)。
そして、20及び21は上記第一の空間16部分特にそ
の溝15.15の各奥端部の略中央に夫々軸方向の他方
側に面する様に取着した第一の固定接片で、筐体12の
第1図中右方の壁に固定され、その端子20a、21a
が該壁を貫通して外部へ突出している。
又、22,23及び24,25は第二の空間19部分特
にその溝18,18の各奥端部の左右に夫々上記同様軸
方向の他方側に面する様に取着した第二の固定接片で、
そのうち上方の第二の固定接片22,23は筐体12の
溝18の底部を構成する壁のうち上方の溝15の左右に
位置する部分に固定され、その端子22a、23aL!
筐体12を貫通して第1図中右方に突出している。
そして、下方の第二の固定接片24,25は一枚の金属
板により第一の固定接片21と一体に形成していて、該
第−の固定接片21の第2図中左右縁部から溝15の側
壁面に沿い第1図中左方に延びて上記上方の第二の固定
接片22,23と上下対称の位置に存し、而してその端
子は第一の固定接片21と共通となっている。
尚、26は、筐体12の他方側の開放面を塞いだ蓋で、
この蓋26には前記操作軸1の環状溝4と対向する環状
溝27を形成し、これに対して筐体12の前記奥部には
環状溝3と対向する環状溝28を形成している。
そこで29は環状溝28と環状溝3との間に介設したコ
イル状のばね、他方、30は環状溝4と環状溝27との
間に介設した同じくコイル状のばねであり、これらにて
前記鍔部2延いては操作軸1と可動接片7とを軸方向に
は筐体12内の中間位置詳細には第一の空間部16中の
出口近くの部分に保持し、又、ばね29はその一端部を
第2図に示す如く筐体12に形成した溝31に掛合させ
る一方、他端部を鍔部2の前記−刃側の片面に形成した
溝(図示せず)に掛合させ、更にばね30はその一端部
を鍔部2の前記他方側の片面に形成した溝32に掛合さ
せる一方、他端部を蓋26に形成した溝(図示せず)に
掛合させ、以て鍔部2従って操作軸1及び可動接片7を
回動方向にも中間位置要するに図中左側及び右側の何れ
にも偏倚せぬ位置に保持している。
次に作用を述べるに、上記構成にあって今図示しない操
作ノブを摘み持ちこれを例えはプル操作して操作軸1を
ばね29の弾発力に抗し軸方向の一方側に移動させると
、該方向には鍔部2の突部6.6及び可動接片7の突片
9,9が第一の空間16の115.15を通って移動す
るところから、結局その移動により上記可動接片7の上
方の接点10が上方の第一の固定接片20に、又、下方
の接点11が下方の第一の固定接片21に夫々接し、よ
ってこの場合上述に基づいてデジタル時計の本体にあっ
てはこれが表示した時刻のうち例えば分単位の記号を零
に戻すいわゆるリセットが行なわれる。
而して上記操作後、先の操作ノブから手を離せば、操作
軸1はばね29の弾発力によつて鍔部2や可動接片7と
共に素早く元位置に復帰せられるものであり、ところが
この復帰した元位置では前記鍔部2の突部6,6が未だ
第一の空間16中に詳細にはその前記溝15.15中に
存するところから、操作軸1は上記突部6,6が溝15
.15中を通る軸方向には動かし得てもその突部6,6
が溝15,15の側面に当たる回動方向には動かし得な
い状況にある。
然しここで前記操作ノブを前述とは逆に例えばブツシュ
操作して操作軸1をばね30の弾発力に抗し軸方向の他
方側へと移動させれば、溝15,15中を通る突部6.
6は可動接片7の突片9,9と共にその溝15.15中
延いては第一の空間16中を脱して第二の空間19中へ
と至り、而してこの第二の空間では溝18,18が前述
の溝15.15より幅広く拡開して位置するところから
、操作軸1もその溝18,1Bの幅相当の範囲所望に回
動させ得るものであり、斯くして操作軸1を軸方向の他
方側へと移動させた後ばね29,30の捩りばね力に抗
し右に或いは左にと回動させることによって、その右方
向には前記可動接片7の上方の接点10が第2図中上方
左側の第二の固定接片22に、下方の接点11が同図中
下方右側の第二の固定接片25に夫々接し、又、左方向
には上記接点10が同図中上方右側の第二の固定接片2
3に、接点11が同図中下方左側の第二の固定接片24
に夫々接し、そのうち前者にては前記デジタル時計本体
が表示した時刻のうちの1分ヨの送りがなされて該1分
ヨの修正が行なわれ、後者にては1時ヨの送りがなされ
て該1時ヨの修正が行なわれる。
そしてこの後も操作ノブから手を離せば、操作軸1はば
ね30或いはばね29の捩りばね力及び弾発力により再
び第一の空間16中の元位置に素早く復帰せられるもの
であり、斯くして以後は次の操作を受けるまで可動接片
7が第一の固定接片20.21及び第二の固定接片22
,23,24゜25の何れにも接しない中立位置に保持
される。
尚、操作軸1を軸方向の一方側及び他方側へと移動せし
めるプル及びブツシュ操作は前述とは逆の態様にて、即
ち、操作ノブを操作軸の他方の端部を取着する等して前
述とは逆に行なう様にしても良い。
又、この操作軸1の軸方向への移動及び回動によって操
作される対象のモードも前述のリセットや時刻修正以外
のものであっても良い。
その他、本考案は上記し且つ図面に示した実施例にのみ
限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内での
種々の変更が可能なものである。
本考案は以上説明した様に、操作軸と、この操作軸にこ
れと回動及び軸方向への移動を共にする様に設けた可動
接片と、前記操作軸の前記可動接片部分を囲繞してその
軸方向の一方側に前記操作軸及び可動接片の回動を阻止
し軸方向への移動を許容する様に形成された第一の空間
を有し他方側に前記操作軸及び可動接片の回動及び軸方
向への移動を許容する様に形成された第二の空間を有す
る筐体と、この筐体の前記第一の空間部分に前記操作軸
の軸方向の一方側への移動によって前記可動接片と接す
る様に設けた第一の固定接片と、前記筐体の第二の空間
部分に前記操作軸の軸方向の他方側への移動及びその後
の回動によって前記可動接片と接する様に設けた第二の
固定接片と、これら第−及び第二の両固定接片に対し前
記操作軸を前記可動接片がその何れにも接しない中立位
置であって且つ前記第一の空間中の位置に保持する様に
設けたばねとを具備して戊るものであって、これらによ
り要するに二種類の操作モードに対応しこれを一つにま
とめた簡潔な構造にて、従来のスイッチ装置の一つ一つ
に要していた操作軸やノブから延いては固定具や取付螺
子等まで部品の多くを省くことができるものであり、従
ってその分組立てや取付は等も簡単にできて大いに安価
ならしめ得、又、車両等限られたスペースにも位置や向
き等使用者の手の届き易い形態に所望に取付けることが
でき、よって実用上至便ならしめ得るばかりか安全性も
また大いに向上させ得、そして特には第一の空間と第二
の空間との偉いにより上記二種類の操作の一つ一つを誤
りなく確実に行なわしめ得る等、数々の優れた効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したものにて、第1図は装
置全容の縦断側面図、第2図は第1図の■−■線に沿う
縦断背面図、第3図は筐体単独の斜視図、第4図は第1
図の矢印■に沿う正面図、第5図は第1図の矢印■に沿
う底面図である。 図中、1は操作軸、6は突部、7は可動接片、12は筐
体、15は溝、16は第一の空間、18は溝、19は第
二の空間、20及び21は第一の固定接片、 22乃至25は第二の固定接片、 9 及び30はばねである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作軸と、この操作軸にこれと回動及び軸方向への移動
    を共にする様に設けた可動接片と、前記操作軸の前記可
    動接片部分を囲繞してその軸方向の一方側に前記操作軸
    及び可動接片の回動を阻止し軸方向への移動を許容する
    様に形成された第一の空間を有し他方側に前記操作軸及
    び可動接片の回動及び軸方向への移動を許容する様に形
    成された第二の空間を有する筐体と、この筐体の前記第
    一の空間部分に前記操作軸の軸方向の一方側への移動に
    よって前記可動接片と接する様に設けた第一の固定接片
    と、前記筐体の第二の空間部分に前記操作軸の軸方向の
    他方側への移動及びその後の回動によって前記可動接片
    と接する様に設けた第二の固定接片と、これら第−及び
    第二の両固定接片に対し前記操作軸を前記可動接片がそ
    の何れにも接しない中立位置であって且つ前記第一の空
    間中の位置に保持する様に設けたばねとを具備して成る
    デジタル時計用スイッチ装置。
JP16771778U 1978-12-04 1978-12-04 デジタル時計用スイツチ装置 Expired JPS605484Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5582735U JPS5582735U (ja) 1980-06-07
JPS605484Y2 true JPS605484Y2 (ja) 1985-02-20

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