JP2003004144A - シャフトの防滴構造 - Google Patents
シャフトの防滴構造Info
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- JP2003004144A JP2003004144A JP2001184531A JP2001184531A JP2003004144A JP 2003004144 A JP2003004144 A JP 2003004144A JP 2001184531 A JP2001184531 A JP 2001184531A JP 2001184531 A JP2001184531 A JP 2001184531A JP 2003004144 A JP2003004144 A JP 2003004144A
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- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Abstract
防滴構造を提供する。 【解決手段】出入または回転運動するシャフト5とシャ
フト5に対して垂直な平面を有する操作パネル1との間
での防滴作用を有するシャフトの防滴構造において、操
作つまみ6内に先端が閉じた平面曲線となるスカート状
のヘラ7bを有するパッキング7を取付け、シャフト5
の先端を操作つまみ6に挿着しパッキング7の先端を前
記操作パネル1に接触させた。
Description
造に係わり、特に、固定部材に対して出入または回転す
るシャフトの防滴構造に関する。
ッチ等のロータリ部品のシャフトの防滴構造の従来の例
を図4および図5により説明する。図4に示す操作パネ
ル1の穴を介してボリューム、ロータリエンコーダ、ス
イッチ等のロータリ部品の本体12が締着される。ロー
タリ部品の端子16、16は操作パネル1内部に配置さ
れた図示していない部材と接続される。
リ部品本体12と一体の軸受13は操作パネル1の穴を
挿通し、軸受13の外周に設けられたねじと螺合するナ
ット14とロータリ部品本体12とで操作パネル1を挟
むようにしてロータリ部品本体12が締着されるが、ロ
ータリ部品本体12と操作パネル1との間にパッキング
17を介在させて操作パネル1の穴から水が操作パネル
1内部に入ることが防がれる。
うために、図5に示すようにシャフト15と軸受13と
の間に0リング18が介装される。また、ロータリ部品
本体12内部の防滴のために図5に示すようにロータリ
部品本体12のケースと内部部材との間にシール材19
が介装される。
されたシャフトの防滴構造ではシャフトに取り付けられ
たつまみとケース(操作パネル)との間に屈曲自在の防
水パッキンいわゆるブーツが配置されている。
ト防滴構造において、0リングを用いるものは0リング
取り付けのための部材の特別の加工が必要となり、ま
た、0リング取り付けのために組み立て工数が大きくな
るという問題があった。
されたシャフトの防滴構造ではブーツと接触する溝や壁
を特殊構造とする必要があり、製造コストが高くなると
いう問題があった。
のであって、その目的とするところは、簡単な構造で組
み立て工数も少ないシャフトの防滴構造を提供すること
にある。
滴構造は、出入または回転運動するシャフトと前記シャ
フトに対して垂直な平面を有する操作パネルとの間での
防滴作用を有するシャフトの防滴構造において、操作つ
まみ内に先端が閉じた平面曲線となるスカート状のヘラ
を有するパッキングを取付け、前記シャフトの先端を前
記操作つまみに挿着し前記パッキングの先端を前記操作
パネルに接触させたものである。
前記パッキングが前記操作つまみ内に嵌着され操作つま
みと一体化されるものである。
出入または回転運動するシャフトと前記シャフトに対し
て垂直な平面を有するロータリ部品本体との間での防滴
作用を有するシャフトの防滴構造において、先端が閉じ
た平面曲線となるスカート状のヘラを有するパッキング
を前記シャフトに取付け、前記パッキングの先端を前記
ロータリ部品本体に接触させたものである。
の防滴構造を図面に基づいて説明する。図1(a)はこ
の発明の第1の実施例であるシャフトの防滴構造を示す
断面図、図1(b)は図1(a)におけるA−A断面
図、図2は同シャフトの防滴構造に用いられる部材を示
す分解斜視図である。
ューム、ロータリエンコーダ、スイッチ等のロータリ部
品の本体2が締着される。すなわち、シャフト5を回転
自在に支持するロータリ部品本体2と一体の軸受3はシ
ャフトに対して垂直な平面を有する操作パネル1の穴を
挿通し、軸受3の外周に設けられたねじと螺合するナッ
ト4とロータリ部品本体2とで操作パネル1を挟むよう
にしてロータリ部品本体2が締着される。
の矢印で示すようにパッキング7が嵌着される。ゴム等
の弾性体からなるパッキング7の上部には4個のボス7
a、7a…が設けられており、下部には先端が円形状
(平面曲線)となるスカート状のヘラ7bが形成されて
いる。パッキング7を図2の矢印で示すようにつまみ6
に押し込むことにより、パッキング7のボス7a、7a
…間につまみ6の凹部に形成された係合片21が挿入さ
れパッキング7がつまみ6に取り付けられる。
つまみ6を操作パネル1に締着されたロータリ部品のシ
ャフト5の先端に嵌着することによりパッキング7のス
カート状のヘラ7bが押し広げられた状態で操作パネル
1の表面に圧接される。このようにしてパッキング7に
よりシャフト5の軸受部の防滴が行われる。
特別な加工が不要であり、組み立てもパッキング7をつ
まみ6に押し込む工程が増えるだけであり、組み立て工
数も少なく製造コストが安くなる。また、シャフト5が
出入する場合もパッキング7の撓みにより防滴構造の保
持が可能となる。
7に設けられた突起部20とつまみ6の内壁がパッキン
グ7をつまみ6内に押し込んだ際、密着してつまみ6内
への防水効果も高めている。
造を持たせる必要もなく、かつ、防滴対応した部品を使
用する必要がなくなるため、部品選択の幅を広げること
ができる。
スイッチ等の回転するシャフトに対する防滴構造でない
ため容易に防滴構造を持たせることができる。
ものにもスカート部分の変形により対応することができ
てこの発明の防滴構造が適用可能である。
フトの防滴構造を示す斜視図である。この例では、ステ
ッピングモータ8の回転軸であるシャフト9にかしめ金
具10を介してパッキング11が取り付けられる。パッ
キング11のスカート状のヘラ11bはステッピングモ
ータ8の前面に圧接されてシャフト9の周囲の防滴が行
われる。このようにステッピングモータ等の回転軸にこ
の発明を適用することができる。
ば、操作パネルやロータリ部品等の本体を防滴構造とし
なくても容易に防滴対策を行うことができる。
ャフトの防滴構造を示す断面図、図1(b)は図1
(a)におけるA−A断面図である。
分解斜視図である。
構造を示す斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 出入または回転運動するシャフトと前記
シャフトに対して垂直な平面を有する操作パネルとの間
での防滴作用を有するシャフトの防滴構造において、操
作つまみ内に先端が閉じた平面曲線となるスカート状の
ヘラを有するパッキングを取付け、前記シャフトの先端
を前記操作つまみに挿着し前記パッキングの先端を前記
操作パネルに接触させたことを特徴とするシャフトの防
滴構造。 - 【請求項2】 前記パッキングは前記操作つまみ内に嵌
着され操作つまみと一体化されることを特徴とする請求
項1のシャフトの防滴構造。 - 【請求項3】 出入または回転運動するシャフトと前記
シャフトに対して垂直な平面を有するロータリ部品本体
との間での防滴作用を有するシャフトの防滴構造におい
て、先端が閉じた平面曲線となるスカート状のヘラを有
するパッキングを前記シャフトに取付け、前記パッキン
グの先端を前記ロータリ部品本体に接触させたことを特
徴とするシャフトの防滴構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001184531A JP2003004144A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | シャフトの防滴構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001184531A JP2003004144A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | シャフトの防滴構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003004144A true JP2003004144A (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=19024279
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001184531A Pending JP2003004144A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | シャフトの防滴構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003004144A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005023159A1 (de) * | 2005-05-19 | 2006-11-23 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Schaltervorrichtung, insbesondere Drehschaltervorrichtung |
CN100370165C (zh) * | 2004-08-26 | 2008-02-20 | 株式会社三社电机制作所 | 防滴构造 |
JP2011077317A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Icom Inc | 回転操作部材の取付け構造 |
JP2019027607A (ja) * | 2017-07-25 | 2019-02-21 | 株式会社ハーマン | ガスコンロ |
JP2020136106A (ja) * | 2019-02-21 | 2020-08-31 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 加熱調理器 |
-
2001
- 2001-06-19 JP JP2001184531A patent/JP2003004144A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100370165C (zh) * | 2004-08-26 | 2008-02-20 | 株式会社三社电机制作所 | 防滴构造 |
DE102005023159A1 (de) * | 2005-05-19 | 2006-11-23 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Schaltervorrichtung, insbesondere Drehschaltervorrichtung |
JP2011077317A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Icom Inc | 回転操作部材の取付け構造 |
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JP2020136106A (ja) * | 2019-02-21 | 2020-08-31 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 加熱調理器 |
JP7129613B2 (ja) | 2019-02-21 | 2022-09-02 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 加熱調理器 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060929 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061031 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061225 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070508 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070911 |