JP2604158Y2 - ジョイスティックコントローラ - Google Patents
ジョイスティックコントローラInfo
- Publication number
- JP2604158Y2 JP2604158Y2 JP1994017144U JP1714494U JP2604158Y2 JP 2604158 Y2 JP2604158 Y2 JP 2604158Y2 JP 1994017144 U JP1994017144 U JP 1994017144U JP 1714494 U JP1714494 U JP 1714494U JP 2604158 Y2 JP2604158 Y2 JP 2604158Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- knob
- shaft
- joystick controller
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ジョイスティックコ
ントローラ、特に建設機械用等で非常に環境の悪い所で
使用されても大丈夫なように設計されたジョイスティッ
クコントローラに関する。
ントローラ、特に建設機械用等で非常に環境の悪い所で
使用されても大丈夫なように設計されたジョイスティッ
クコントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】ジョイスティックコントローラとしては
従来種々のものが提案されており、図4はその一例であ
る。この図4のジョイスティックコントローラはツマミ
を全方向に傾倒自在としたもので、同図において1は下
方支持点を中心に傾倒自在となっている操作軸、2は操
作軸1に固定されたツマミ、3は圧縮コイルバネ(スプ
リング)、4は円筒状のスプリング受け、5は軸受け、
6はスプリング受け台である。
従来種々のものが提案されており、図4はその一例であ
る。この図4のジョイスティックコントローラはツマミ
を全方向に傾倒自在としたもので、同図において1は下
方支持点を中心に傾倒自在となっている操作軸、2は操
作軸1に固定されたツマミ、3は圧縮コイルバネ(スプ
リング)、4は円筒状のスプリング受け、5は軸受け、
6はスプリング受け台である。
【0003】スプリング3は操作軸1の周りに巻回さ
れ、上側及び下側スプリング受け4により付勢されてい
る。スプリング受け4はスプリング3により付勢され、
下方のスプリング受け台6に摺接する。操作軸1を傾倒
させることによりスプリング受け4のツバ部がスプリン
グ受け台6上を滑り、スプリング3を圧縮し、操作軸1
を離すと、スプリング3の弾性力により元に戻る。軸受
け5は下側スプリング受け4に圧入され、操作軸1と下
側スプリング受け4間の軸方向移動をスムーズにする。
スプリング受け台6はケース7の上方底面と下側スプリ
ング受け4間に嵌入され、耐摩耗性の材料から成る。
れ、上側及び下側スプリング受け4により付勢されてい
る。スプリング受け4はスプリング3により付勢され、
下方のスプリング受け台6に摺接する。操作軸1を傾倒
させることによりスプリング受け4のツバ部がスプリン
グ受け台6上を滑り、スプリング3を圧縮し、操作軸1
を離すと、スプリング3の弾性力により元に戻る。軸受
け5は下側スプリング受け4に圧入され、操作軸1と下
側スプリング受け4間の軸方向移動をスムーズにする。
スプリング受け台6はケース7の上方底面と下側スプリ
ング受け4間に嵌入され、耐摩耗性の材料から成る。
【0004】8は球状体で、ケース7の内壁部に固定さ
れた支軸9に回転自在に保持され、中心部と貫通する操
作軸1を移動止め10により固定している。11は可変
抵抗器で、回転シャフト12、摺動子機構、抵抗体、端
子(共に図示せず)等から成り、シャフト12の回転角
度に合った抵抗値又は電圧の変化を端子より取り出す構
造となっており、ケース7の側面に固定されている。
れた支軸9に回転自在に保持され、中心部と貫通する操
作軸1を移動止め10により固定している。11は可変
抵抗器で、回転シャフト12、摺動子機構、抵抗体、端
子(共に図示せず)等から成り、シャフト12の回転角
度に合った抵抗値又は電圧の変化を端子より取り出す構
造となっており、ケース7の側面に固定されている。
【0005】13はU字形の形状から成り、操作軸1の
貫通する溝を有し、その両端が回転シャフト12に固定
された揺動板である。操作軸1を傾倒させると揺動板1
3が前後に振れて、可変抵抗器11のシャフト12を回
転させる。14は柔軟性があり、ヒダの付いたゴムカバ
ーであって、上方を上側スプリング受け4の部分に、下
側をパネル15の部分で固定してある。16は取付用パ
ネル、17は蓋である。
貫通する溝を有し、その両端が回転シャフト12に固定
された揺動板である。操作軸1を傾倒させると揺動板1
3が前後に振れて、可変抵抗器11のシャフト12を回
転させる。14は柔軟性があり、ヒダの付いたゴムカバ
ーであって、上方を上側スプリング受け4の部分に、下
側をパネル15の部分で固定してある。16は取付用パ
ネル、17は蓋である。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】この図4の如き従来の
ジョイスティックコントローラは、環境の悪い所で使用
するには適していない。即ち、この従来のジョイスティ
ックコントローラを塵や水滴のかかりやすい悪環境下で
使用した場合、ケース7の内部及び可変抵抗器11の内
部に塵や水滴が容易に侵入し、使用不能となってしま
う。また操作軸1の上部はゴムカバー14で覆われてい
るものの、このゴムカバー14が劣化して破れや割れが
生じると、そこから塵や水滴が容易に侵入してしまう。
ジョイスティックコントローラは、環境の悪い所で使用
するには適していない。即ち、この従来のジョイスティ
ックコントローラを塵や水滴のかかりやすい悪環境下で
使用した場合、ケース7の内部及び可変抵抗器11の内
部に塵や水滴が容易に侵入し、使用不能となってしま
う。また操作軸1の上部はゴムカバー14で覆われてい
るものの、このゴムカバー14が劣化して破れや割れが
生じると、そこから塵や水滴が容易に侵入してしまう。
【0007】本考案は斯る点に鑑みてなされたもので、
構造的に防塵・防水効果に優れ、悪環境下での使用に耐
えうるジョイスティックコントローラを提供することを
目的とする。
構造的に防塵・防水効果に優れ、悪環境下での使用に耐
えうるジョイスティックコントローラを提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この考案によるジョイス
ティックコントローラは、内部に電気的変換器が収納さ
れたケース22と、このケース22の一側方から突出す
る電気的変換器のシャフト28に固定され、かつケース
22が収まる形状の切欠き部21を有しケース22の上
方及びシャフト28が突出する一側方を覆う形状に形成
されたツマミ20と、電気的変換器の収納部を塞ぐよう
にケース22に取付けられた蓋34と、この蓋34の周
面部に設けられ、この蓋34とケース22との隙間を密
閉するシール部材37と、を備えて構成されている。
ティックコントローラは、内部に電気的変換器が収納さ
れたケース22と、このケース22の一側方から突出す
る電気的変換器のシャフト28に固定され、かつケース
22が収まる形状の切欠き部21を有しケース22の上
方及びシャフト28が突出する一側方を覆う形状に形成
されたツマミ20と、電気的変換器の収納部を塞ぐよう
にケース22に取付けられた蓋34と、この蓋34の周
面部に設けられ、この蓋34とケース22との隙間を密
閉するシール部材37と、を備えて構成されている。
【0009】
【作用】本考案によるジョイスティックコントローラ
は、ツマミ20の切欠き部21の部分にケース22が収
まり、ケース22の上方及びシャフト28が突出する一
側方がツマミ20で覆われた構造であるため、シャフト
28の突出部からケース22内に塵や水滴が入りにく
く、またケース22の外表面からの塵や水滴の侵入は蓋
34及びシール部37によって確実に防止されるので、
優れた防塵、防水効果が得られ、しかも防塵、防水を図
る箇所が少なくて済むので構造が簡略化される。
は、ツマミ20の切欠き部21の部分にケース22が収
まり、ケース22の上方及びシャフト28が突出する一
側方がツマミ20で覆われた構造であるため、シャフト
28の突出部からケース22内に塵や水滴が入りにく
く、またケース22の外表面からの塵や水滴の侵入は蓋
34及びシール部37によって確実に防止されるので、
優れた防塵、防水効果が得られ、しかも防塵、防水を図
る箇所が少なくて済むので構造が簡略化される。
【0010】
【実施例】以下、図1〜図3を参照しながら本考案の実
施例について詳細に説明する。
施例について詳細に説明する。
【0011】図において22は電気的変換器としての可
変抵抗器が収納されたケース、20は可変抵抗器の操作
部材であるツマミである。ツマミ20は、ケース20の
一側方(本例では後側方)に突出する可変抵抗器のシャ
フト28に固定され、かつケース22が収まる形状の切
欠き部21を有しケース22の上方及びシャフト28が
突出する後側方を覆う形状に形成されている。
変抵抗器が収納されたケース、20は可変抵抗器の操作
部材であるツマミである。ツマミ20は、ケース20の
一側方(本例では後側方)に突出する可変抵抗器のシャ
フト28に固定され、かつケース22が収まる形状の切
欠き部21を有しケース22の上方及びシャフト28が
突出する後側方を覆う形状に形成されている。
【0012】また、切欠き部21内にはケース22の背
後にスプリングリターン機構が設けられる。このスプリ
ングリターン機構はねじりコイルバネ(スプリング)2
3、シャフト28に回動自在に取付けられた円筒状のス
プリング受け24、金属製のピン25から成る。スプリ
ング23の両端の延長部はケース22に固定されたピン
25とツマミ20に固定されたピン25を挟み固定され
ている。ツマミ20を左右に倒すとツマミ20に固定さ
れたピン25がバネ力に抗して回転し、ツマミ20を離
すと元の位置に戻る構成となっている。このピン25は
ツマミ20及びケース22に圧入又はねじ込みにより取
付けられている。このピン25は平行ピンの代わりに割
りピンを用いてもよい。
後にスプリングリターン機構が設けられる。このスプリ
ングリターン機構はねじりコイルバネ(スプリング)2
3、シャフト28に回動自在に取付けられた円筒状のス
プリング受け24、金属製のピン25から成る。スプリ
ング23の両端の延長部はケース22に固定されたピン
25とツマミ20に固定されたピン25を挟み固定され
ている。ツマミ20を左右に倒すとツマミ20に固定さ
れたピン25がバネ力に抗して回転し、ツマミ20を離
すと元の位置に戻る構成となっている。このピン25は
ツマミ20及びケース22に圧入又はねじ込みにより取
付けられている。このピン25は平行ピンの代わりに割
りピンを用いてもよい。
【0013】ケース22の内部にはスライド絶縁部26
及びエレメント基板27から成る可変抵抗器が内蔵さ
れ、28はその操作軸であるシャフト、29はその軸受
けである。シャフト28はその一端に止めネジ30でツ
マミ20が固定され、その他端にはスライド絶縁部26
が一体に形成されており、軸受け29に回転自在に支持
されている。なお、止めネジ30はピン等を用いてもよ
い。軸受け29は耐摩耗性のメタル又は樹脂から成り、
ケース22の中心部に埋込んで一体に形成されている。
及びエレメント基板27から成る可変抵抗器が内蔵さ
れ、28はその操作軸であるシャフト、29はその軸受
けである。シャフト28はその一端に止めネジ30でツ
マミ20が固定され、その他端にはスライド絶縁部26
が一体に形成されており、軸受け29に回転自在に支持
されている。なお、止めネジ30はピン等を用いてもよ
い。軸受け29は耐摩耗性のメタル又は樹脂から成り、
ケース22の中心部に埋込んで一体に形成されている。
【0014】ツマミ20の一端には上述の如くスプリン
グリターン機構を駆動させるためのピン25が設けら
れ、その上部には可変抵抗器のシャフト28が挿入され
てネジ30で固定され、ツマミ20を左右に倒すことに
よりシャフト28が回転するようになっている。
グリターン機構を駆動させるためのピン25が設けら
れ、その上部には可変抵抗器のシャフト28が挿入され
てネジ30で固定され、ツマミ20を左右に倒すことに
よりシャフト28が回転するようになっている。
【0015】また、ケース22は上部にツマミ20の回
動範囲を制限するためのストッパ用突起49、下部に取
付け用穴部31を持つ突起32及び中央部に可変抵抗器
の収まる収納凹部33を有する。
動範囲を制限するためのストッパ用突起49、下部に取
付け用穴部31を持つ突起32及び中央部に可変抵抗器
の収まる収納凹部33を有する。
【0016】34は収納凹部33に塵埃や水滴等が入ら
ぬように収納凹部33を塞ぐための蓋で、ハメ込み、ネ
ジ込み等でケース22に固定される。この蓋34の周面
部にはリング溝35が形成され、ここにゴム又はプラス
チック製のOリング等によりなる弾性部材(シール部
材)37が嵌め付けられており、この弾性部材37によ
って蓋37とケース22との間の隙間が密閉(シール)
されている。
ぬように収納凹部33を塞ぐための蓋で、ハメ込み、ネ
ジ込み等でケース22に固定される。この蓋34の周面
部にはリング溝35が形成され、ここにゴム又はプラス
チック製のOリング等によりなる弾性部材(シール部
材)37が嵌め付けられており、この弾性部材37によ
って蓋37とケース22との間の隙間が密閉(シール)
されている。
【0017】36はシャフト28の突出部シール用の弾
性部材で、塵埃や水滴がシャフト28の突出部よりケー
ス内部に侵入するのを防止する。この弾性部材36は上
述の弾性部材37と同じ材料を用いることができる。3
8はスペーサで弾性部材36の軸方向の移動を制限して
いる。39はシャフトの軸方向移動を制限するためのハ
サミ座金である。
性部材で、塵埃や水滴がシャフト28の突出部よりケー
ス内部に侵入するのを防止する。この弾性部材36は上
述の弾性部材37と同じ材料を用いることができる。3
8はスペーサで弾性部材36の軸方向の移動を制限して
いる。39はシャフトの軸方向移動を制限するためのハ
サミ座金である。
【0018】エレメント基板27は図3に示すように一
体に形成された抵抗体40、集電体41及び電極42を
有する。43は抵抗体40の両端の電極部及び集電体4
1の電極部に取付けた端子、44は端子43に連結さ
れ、ケース22の外側に引き出されるリード線、45は
防振用のパッキンである。
体に形成された抵抗体40、集電体41及び電極42を
有する。43は抵抗体40の両端の電極部及び集電体4
1の電極部に取付けた端子、44は端子43に連結さ
れ、ケース22の外側に引き出されるリード線、45は
防振用のパッキンである。
【0019】また、スライド絶縁部26は図1Bに示す
ように抵抗体40及び集電体41を摺動し、抵抗値又は
電圧の変化を取り出す接点46及び一端に接点46を溶
接又は半田付けにより取り付けられたバネ性のスライド
レバー47を有する。また、48はケース22に設けら
れたストッパ用切欠き部である。従って、図2におい
て、ツマミ20を左右に回動させると、突起49が切欠
き部48に当接し、ツマミ20の回動範囲が制限され
る。
ように抵抗体40及び集電体41を摺動し、抵抗値又は
電圧の変化を取り出す接点46及び一端に接点46を溶
接又は半田付けにより取り付けられたバネ性のスライド
レバー47を有する。また、48はケース22に設けら
れたストッパ用切欠き部である。従って、図2におい
て、ツマミ20を左右に回動させると、突起49が切欠
き部48に当接し、ツマミ20の回動範囲が制限され
る。
【0020】以上の如く構成される本実施例のジョイス
ティックコントローラは、ツマミ20の切欠き部21の
部分に収まるように電気的変換器のケース22が配設さ
れている構造であるため、特に防塵、防水効果に優れて
いるものである。
ティックコントローラは、ツマミ20の切欠き部21の
部分に収まるように電気的変換器のケース22が配設さ
れている構造であるため、特に防塵、防水効果に優れて
いるものである。
【0021】即ち、ツマミ20はケース22が収まる切
欠き部21を有しケース22の上方及びシャフト28が
突出する後側方を覆う形状に形成されているため、ケー
ス22の後側部のシャフト28の突出部からケース22
内に塵や水滴が入りにくく、特に環境の悪い所で使用す
る場合の防塵・防水性に優れている。
欠き部21を有しケース22の上方及びシャフト28が
突出する後側方を覆う形状に形成されているため、ケー
ス22の後側部のシャフト28の突出部からケース22
内に塵や水滴が入りにくく、特に環境の悪い所で使用す
る場合の防塵・防水性に優れている。
【0022】またケース22の外表面側からの塵や水滴
の侵入は、蓋34及びこの蓋34とケース22との間の
隙間を密閉する弾性部材37によって確実に防止され
る。
の侵入は、蓋34及びこの蓋34とケース22との間の
隙間を密閉する弾性部材37によって確実に防止され
る。
【0023】このように本実施例のジョイスティックコ
ントローラは、防塵、防水効果に優れ、しかも防塵、防
水を図るための対策を施す箇所が少なくて済むので構成
が簡単であり、このため全体的にコンパクトに構成さ
れ、かつ低コストで製造できるものである。
ントローラは、防塵、防水効果に優れ、しかも防塵、防
水を図るための対策を施す箇所が少なくて済むので構成
が簡単であり、このため全体的にコンパクトに構成さ
れ、かつ低コストで製造できるものである。
【0024】なお、上述の実施例ではケース22に内蔵
する電気的変換器として可変抵抗器の場合を例にとり説
明したが、これに限定されず、他の変換器例えばロータ
リスイッチやエンコーダ等にも同様に適用できる。
する電気的変換器として可変抵抗器の場合を例にとり説
明したが、これに限定されず、他の変換器例えばロータ
リスイッチやエンコーダ等にも同様に適用できる。
【0025】また、上述の実施例ではケース22の背後
にスプリングリターン機構を取付けた場合であるが、こ
れを取り外したものもこの考案に含まれることは云うま
でもない。
にスプリングリターン機構を取付けた場合であるが、こ
れを取り外したものもこの考案に含まれることは云うま
でもない。
【0026】
【考案の効果】以上の説明で明らかな如く本考案のジョ
イスティックコントローラは、ツマミの切欠き部の部分
にケースが収まり、ケースの上方及びシャフトが突出す
る一側方がツマミで覆われた構造であるため、シャフト
の突出部からケース内に塵や水滴が入りにくく、またケ
ースの外表面からの塵や水滴の侵入は蓋及びシール部材
によって確実に防止されるので、優れた防塵、防水効果
が得られ、しかも防塵、防水を図る箇所が少なくて済む
ので構造が簡略化される等、従来にはない優れた効果を
有する。
イスティックコントローラは、ツマミの切欠き部の部分
にケースが収まり、ケースの上方及びシャフトが突出す
る一側方がツマミで覆われた構造であるため、シャフト
の突出部からケース内に塵や水滴が入りにくく、またケ
ースの外表面からの塵や水滴の侵入は蓋及びシール部材
によって確実に防止されるので、優れた防塵、防水効果
が得られ、しかも防塵、防水を図る箇所が少なくて済む
ので構造が簡略化される等、従来にはない優れた効果を
有する。
【図1】本考案の実施例を示す図で、Aはジョイスティ
ックコントローラの縦断側面図、Bはその可変抵抗器の
一部(スライド絶縁部)の詳細を示す図である。
ックコントローラの縦断側面図、Bはその可変抵抗器の
一部(スライド絶縁部)の詳細を示す図である。
【図2】実施例のジョイスティックコントローラの正面
図である。
図である。
【図3】実施例のジョイスティックコントローラの一部
断面にした正面図である。
断面にした正面図である。
【図4】従来のジョイスティックコントローラの縦断面
図である。
図である。
20 ツマミ 21 切欠き部 22 ケース 26 スライド絶縁部 27 エレメント基板 28 シャフト 29 軸受け 34 蓋 37 弾性部材(シール部材) 48 切欠き部 49 突起
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/033 G05G 1/06 H01C 10/32 H01H 21/00
Claims (2)
- 【請求項1】 内部に電気的変換器が収納されたケース
と、 このケースの一側方から突出する電気的変換器のシャフ
トに固定され、かつ上記ケースが収まる形状の切欠き部
を有し上記ケースの上方及び上記シャフトが突出する一
側方を覆う形状に形成されたツマミと、 上記電気的変換器の収納部を塞ぐように上記ケースに取
付けられた蓋と、 この蓋の周面部に設けられ、この蓋と上記ケースとの隙
間を密閉するシール部材と、 を備えてなるジョイスティックコントローラ。 - 【請求項2】 上記ケースと上記ツマミとの間は、上記
ツマミの回動範囲を制限するための手段が設けられ、こ
の手段は、上記ケース側に設けられたストッパ用突起
と、上記ツマミ側に設けられたストッパ用切欠き部と、
により構成されてなる請求項1に記載のジョイスティッ
クコントローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994017144U JP2604158Y2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | ジョイスティックコントローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994017144U JP2604158Y2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | ジョイスティックコントローラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0743708U JPH0743708U (ja) | 1995-09-05 |
JP2604158Y2 true JP2604158Y2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=11935812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994017144U Expired - Lifetime JP2604158Y2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | ジョイスティックコントローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2604158Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101399122B1 (ko) * | 2012-10-15 | 2014-09-24 | 장근대 | 게임기용 조이스틱 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5822624B2 (ja) * | 1978-09-26 | 1983-05-10 | 三晃金属工業株式会社 | 外囲体 |
JPS5833687U (ja) * | 1981-08-31 | 1983-03-04 | ワイケイケイ株式会社 | 額縁付パネル |
JPS6057105U (ja) * | 1983-09-28 | 1985-04-20 | 日本電産コパル株式会社 | ジョイスティック用ポテンショメ−タ |
JPS6026158U (ja) * | 1984-06-25 | 1985-02-22 | 松下電工株式会社 | リレー |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP1994017144U patent/JP2604158Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0743708U (ja) | 1995-09-05 |
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