JP2595083Y2 - 車両用ステアリングホイールの給電構成 - Google Patents

車両用ステアリングホイールの給電構成

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JP2595083Y2
JP2595083Y2 JP1993015138U JP1513893U JP2595083Y2 JP 2595083 Y2 JP2595083 Y2 JP 2595083Y2 JP 1993015138 U JP1993015138 U JP 1993015138U JP 1513893 U JP1513893 U JP 1513893U JP 2595083 Y2 JP2595083 Y2 JP 2595083Y2
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則夫 内山
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ナイルス部品株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両における固定側か
らステアリングホイールに電力を供給する、車両用ステ
アリングホイールの給電構成の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、舵角センサを備えた車両用ステア
リングホイールの給電構成としては、例えば、特開昭6
0―230379号公報に係る技術などがある。これ
は、固定側であるコンビネーションスイッチに下側ハウ
ジングを固着し、相対する上側ハウジングをステアリン
グホイールの下面に固着した構成である。しかして、上
側ハウジングに設けたスライダが、下側ハウジングの上
面に配備した環状のコンタクトリング上を摺動すること
により、固定側からステアリングホイールに電力を供給
する。また、下側ハウジングに固着した発光ダイオード
とフォトトランジスタで構成する舵角センサは、上側ハ
ウジングと共に回転する回転板の回転角を検出する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、固定側とステアリングホイールと
の電気的接続が、下側ハウジングに備えたコンタクトリ
ングと、上側ハウジングに備えたスライダとの摺接によ
り行うものであり、構成が複雑である。特に、ステアリ
ングホイールに備えたホーンスイッチによりホーンを鳴
音させる、いわゆるホーン回路に固定側から給電する構
成のように、単一の導電路だけの場合には、上記従来の
技術を使用すると高価格を招来することになる。またこ
のような場合に、例えば、実開平2−110557号公
報に係る技術を用いて、回転板や舵角センサを迂回した
位置で、コンタクトピンとコンタクトプレートとの摺接
により電気的接続をすることも考えられるが、広いスペ
ースを必要とし、車両のステアリング回りのような狭い
場所に適用することは困難である。
【0004】本考案は、上記課題に鑑み考案したもので
あり、部品点数が少く簡易な構成で、かつ省スペース化
を図った車両用ステアリングホイールの給電構成を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、当該目的を達
成するために、ステアリングホイールと固定側との間
に、当該ステアリングホイールと共に回転する導電性の
弾性接片を備えかつスリットを配設した回転板を介在
し、前記ステアリングホイールは、前記回転板の弾性接
片に接触する導電体を配設し、前記固定側は、ケースを
構成し、該ケースに前記回転板摺接しかつ固定側端子
に電気接続するコンタクトピース、及び当該回転板の回
転角を検出する舵角センサを備えたことを特徴とする車
両用ステアリングホイールの給電構成を構成する。
【0006】
【実施例】本考案に係る好適な一実施例を添付図面に基
づき詳述する。1は車両の固定側としてのケースであ
り、図1で示すようにターンシグナルスイッチ2とワイ
パスイッチ3を嵌着している。ケース1の中央には図2
で示すように、ステアリングシャフト4を挿通してい
る。ステアリングシャフト4は上端にステアリングホイ
ール5を固着している。6は筒状のキャンセルカムであ
り、ステアリングシャフト4に嵌装して当該ステアリン
グホイール5と共に回転する。また、キャンセルカム6
はケース1の中央に回転自在に支持され、ターンシグナ
ルスイッチ2の右折または左折操作状態を中立状態にキ
ャンセルするカム部(図示せず)を突設している。キャ
ンセルカム6は上端面に、ステアリングシャフト4と同
芯で導電性を有する円盤状の回転板7を、ネジ8で固着
している。回転板7は、外周近傍の周囲において上下に
貫通する多数のスリット7aを等間隔で穿設している。
【0007】9は舵角センサであり、ケース1にネジ1
0で固着し、回転板7のスリット7aを介して対向する
発光ダイオードとフォトトランジスタ(図示せず)を配
設している。11はコンタクトピースであり、導電性を
有する棒状に形成してケース1に配設し、導電性を有す
る圧縮バネ12によって回転板7側に付勢されている。
しかしてコンタクトピース11は、固定側端子13と回
転板7との間を電気的に導通している。
【0008】ステアリングホイール5の下面には、ステ
アリングシャフト4と同芯で環状に形成した、導電性を
有する導電体14を固着している。回転板7は導電体1
4と対向する面に、導電性かつ弾性を有する一対の弾性
接片15を、例えば、スポット溶接やカシメ,ネジ止め
等で固着している。なお、弾性接片15は、回転板7と
一体形成した構成でもよい。しかして、弾性接片15は
先端側が導電体14と圧接して、回転板7と電気的に導
通している。
【0009】次に、上記構成に係る作動を説明する。ス
テアリングホイール5を右回転または左回転に操作する
と、ステアリングシャフト4及びキャンセルカム6は同
方向に回転する。しかして、回転板7はステアリングホ
イール5と共に回転する。この場合、回転板7に固着し
た一対の弾性接片15と導電体14の位置関係が変化し
ないので、当該回転板7と導電体14とは常に電気的に
導通している。また、回転板7は常にコンタクトピース
11と摺接かつ電気的に導通している。従って、ケース
1からステアリングホイール5のホーンスイッチ(図示
せず)などに電力を供給される。また、舵角センサ9は
発光ダイオードが発する光信号を、各スリット7aを介
してフォトトランジスタが受信することにより、ステア
リングホイール5の回転方向及び回転角を検出する。
【0010】尚、上記実施例において、回転板7はケー
ス1とステアリングホイール5間に介在すると共に、該
ステアリングホイール5の回転操作に応じて回転する構
成であればよい。また、コンタクトピース11は棒状の
構成に限定されず、例えば板バネによる摺動接片の構成
でもよい。
【0011】
【考案の効果】以上詳述したように本考案の構成によれ
ば、ステアリングホイールと固定側との間に、当該ステ
アリングホイールと共に回転する導電性の弾性接片を備
えかつスリットを配設した回転板を介在し、前記ステア
リングホイールは、前記回転板の弾性接片に接触する導
電体を配設し、前記固定則は、ケースを構成し、該ケー
スに前記回転板に摺接しかつ固定側端子に電気接続する
コンタクトピース、及び当該回転板の回転角を検出する
舵角センサを備えた構成にしたことにより、部品数が少
なく簡易な構成でかつ省スペース化の、車両用ステアリ
ングホイールの給電構成を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る一実施例を示す分解斜視図であ
る。
【図2】図1で示す構成の要部組立断面図である。
【符号の説明】
1 ケース(固定側) 5 ステアリングホイール 7 回転板 9 舵角センサ 11 コンタクトピース 14 導電体 15 弾性接片

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングホイールと固定側との間
    に、当該ステアリングホイールと共に回転する導電性の
    弾性接片を備えかつスリットを配設した回転板を介在
    し、前記ステアリングホイールは、前記回転板の弾性接
    片に接触する導電体を配設し、 前記固定側は、ケースを構成し、該ケースに前記回転板
    摺接しかつ固定側端子に電気接続するコンタクトピー
    ス、及び当該回転板の回転角を検出する舵角センサを
    たことを特徴とする車両用ステアリングホイールの給
    電構成。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57182543A (en) * 1981-05-06 1982-11-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd Remote control device fitted on steering wheel of automobile
JPS60230379A (ja) * 1984-04-28 1985-11-15 ナイルス部品株式会社 自動車用スリツプリング
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JP2538188Y2 (ja) * 1991-03-13 1997-06-11 ナイルス部品株式会社 車両用ステアリングホィールの給電構成

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