JPH0236085Y2 - - Google Patents

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JPH0236085Y2
JPH0236085Y2 JP1982137734U JP13773482U JPH0236085Y2 JP H0236085 Y2 JPH0236085 Y2 JP H0236085Y2 JP 1982137734 U JP1982137734 U JP 1982137734U JP 13773482 U JP13773482 U JP 13773482U JP H0236085 Y2 JPH0236085 Y2 JP H0236085Y2
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resistor
switch
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position detection
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JP1982137734U
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用のスロツトル及びアクセル等
の回転位置検出センサに関し、特にスロツトルバ
ルブシヤフトの回転に応じて電気抵抗を変える自
動車用回転位置検出センサに関する。
この種の自動車用回転位置検出センサでは、カ
ーボン抵抗体を印刷した基板と、これに対向しス
ロツトル及びアクセル等の回転に連動して動くロ
ータに取付けられた接点とによつて、エンジンへ
の燃料制御等に必要なスロツトル及びアクセル等
の回転位置を検出している。しかし従来の回転位
置検出センサでは、回転位置の検出機能のみで、
アクセルのアイドル位置の検出等に用いられる定
位置の検出機能を備えておらず、定位置検出を行
うためには回転位置検出センサ以外に機械的なス
イツチを必要とするものであつた。またこの定位
置検出用のスイツチは、機械的な構成であるが故
に耐久性及びスイツチ開閉時に生ずるチヤタリン
グ現象といつた機能上好ましからざる問題点を有
している。
本考案の目的は、自動車用として広環境下で高
耐久性を備えかつ小型・低価格化を可能にする回
転位置検出センサを提供することにある。
本考案は、抵抗体部及びスイツチ部を有する基
板と、基板の抵抗体部及びスイツチ部にそれぞれ
接触する接点と、抵抗体部及びスイツチ部を担持
して回転するロータとを備え、基板の抵抗体部及
びスイツチ部上で接点を摺動させて電気抵抗を変
えると共にスイツチを切換える自動車用回転位置
検出センサを提供するものである。このセンサ
は、スイツチ部が、ロータの回転軸を中心とする
同心円上に配置されかつ接点を介して電気的に接
続される円弧状の導体部分と集電用トラツクとを
含み、導体部分が軟質ガラス印刷体の絶縁体を挾
んで直列に配置された抵抗体印刷部分と金属導体
印刷部分とを有し、これら抵抗体印刷部分と絶縁
体と金属導体印刷部分が互いにほぼ均一な平面を
成すことを特徴とする。
この構成によれば、回転位置検出機能(抵抗体
部と接点)と定位置検出機能(スイツチ部と接
点)とを一体化して備えつつ、機械的な作動部分
を簡略化できる。そのため、構成部品を少なくし
てセンサの小型・低価格化を可能にすると共に、
センサの耐久性を高めて作動を確実にし得る。ま
た、従来の機械的な作動部分を有するスイツチに
かえて、定位置検出用にチヤタリング現象のない
摺動接点スイツチを用いているので、高信頼性の
出力信号が得られる。ことに、スイツチ部の導体
部分をほぼ均一な平面に形成して各部分間の段差
をなくすと共に、接点との摺接用に抵抗体部と同
様な抵抗体印刷部分を特に設けることによつて、
接点の摩耗防止に大いに効果がある。さらに、軟
質ガラス印刷の絶縁体は接点に付着した汚れを除
去し、かつ接点の切れを確実にするので、絶縁体
の幅を大きくする必要がなく、この部分での接点
の摩耗も少なくすることが出来る。
以下本考案の実施例を添付の図面に基づき詳細
に説明する。第1図は本考案による自動車用回転
位置検出センサの概略構成を示しており、同図中
1は絶縁基板、26はロータ、27はハウジン
グ、28はカバーである。ハウジング27はアル
ミニウム合金のダイキヤスト等で成形されたもの
で、従来のものと同様な構成であるので詳述はし
ないがロータ26を回転自在に軸支する軸受部が
設けられると共に、ロータ上の2対の接点25,
30が接触できる位置に基板1を位置決めして収
容する空所を備えている。基板1はハウジング2
7に位置決めされて収容され、かつ図示されない
ビス等の固定手段でハウジング27へ取付けられ
たカバー28により、ゴム製等の弾性クツシヨン
22を介して押圧され固定される。基板1の端子
部には、電力供給或は信号出力用のリード線29
が半田付部23によつて接続され、樹脂充填剤2
4により固定されている。一方、ロータ26はハ
ウジング27の軸受部に取付けられ、その外部連
結部32はリターンスプリング31を介してハウ
ジング27に拘束される。ロータ26と外部連結
部32は圧入結合され、スナツプワツシヤ33に
より回転方向、軸方向とも一体に結合される。こ
の様に組立てられた回転位置検出センサは、ハウ
ジングのフランジ部でスロツトルバルブ本体等に
固定されると共に、ロータの外部連結部32へ接
続される図示されないシヤフト等で回転力を伝達
される。
基板1はアルミナ又はエポキシ等の抵抗印刷用
絶縁樹脂板で、その一面には第2図に示される実
施例の場合ロータ6の回転軸を中心とする同心円
状に抵抗体及び導体が印刷されており、各端子部
を一ケ所に集中した形状となつている。カーボン
抵抗等の抵抗体部分2は一定の幅にて円弧状に印
刷され、その両端は第2b図の様に導体である
Ag等の金属を印刷したリード部8,12上へ重
複し、リード部8,12によつて端子部13,1
7へ接続されている。本実施例の場合、端子部1
3と17間の抵抗値は約5kΩに設定される。6は
導体金属を一定の幅に印刷した第1の集電用トラ
ツクで、抵抗体部分2と並行して同心円状に配置
され、リード部9により端子部14へ接続されて
おり、抵抗体部分2と共に抵抗体部を構成してい
る。抵抗体部と対向する側に配置されたスイツチ
部は、円弧状の導体部分と、導体金属を導体部分
と並行して同心円状に一定の幅にて印刷した第2
の集電用トラツク7とで構成される。スイツチ部
の導体部分は、第2図に示される様にAg又はpd
等の金属導体印刷部分3の一端をリード部11に
より端子部16へ接続すると共に、金属導体印刷
部分3の他端に軟質ガラス印刷体の絶縁体4を挾
んで抵抗体印刷部分5を設けたものである。第2
a図に明瞭に示される如く、抵抗体印刷部分5は
スイツチ部の一方の静止接点となる金属導体印刷
部分3と電気的に絶縁されており、ロータ側の接
点の摩耗を防ぐ目的で、抵抗体部分2と同様な材
質の抵抗体を接点の摺動範囲にわたつて印刷した
ものである。第2の集電用トラツクは、リード部
10によつて端子部15へ接続される。なお、金
属導体印刷部分3の長さは検出されるべき定位置
の種類に応じて任意に設定され、絶縁体4は、金
属導体印刷部分3と抵抗体印刷部分5間の絶縁を
保ちつつ、接点の摩耗を最小限に押えるために、
接点の回転角度で2度から8度の範囲の長さに設
定されるのが好適である。また抵抗体部及びスイ
ツチ部の各表面は、接点摺動時の電気ノイズを最
小にするために、それぞれ表面粗度3μ以下に研
摩されている。
第3図は本考案の回転位置センサに用いる接点
の一例を示すもので、接点25は貴金属(パリネ
イク相当)成分の10乃至20本の弾性ワイヤよりな
る1対の接点部分を有し、ロータ26に固定され
る。接点25の一対の接点部分は、基板1の抵抗
体部分2と第1の集電用トラツク6とにそれぞれ
接触し、両者を電気的に接続する。接点30も対
点25と同様な構成であり、その一対の接点部分
はスイツチ部の導体部分と第2の集電用トラツク
7とにそれぞれ接触している。
次に前述の構成になる本考案の回転位置検出セ
ンサの作動を説明する。第2図において、スロツ
トル或はアクセルからリターンスプリング31の
拘束力に勝る回転力が伝達されると、ロータ26
はそれに応じてリターンスプリング31を捩りつ
つ回転し、ロータ26に固定された接点25及び
30も同様に基板1の抵抗体部及びスイツチ部に
沿つて回転する。
第5図は本考案の回転位置検出センサの回路構
成を示すもので、この実施例の場合端子部13と
17間には直流電圧Vc=5Vが印加されており、
ロータ26の回転によつて接点25の接点部分が
抵抗体部分2上をその端部2aから反対側の端部
2bに向つて摺動するに従つて端子部14を通し
て第4図に示される様なアナログ出力電圧VAが、
スロツトルバルブシヤフトの回転位置に応じた出
力信号として得られる。本実施例では、抵抗体部
分2の端部2a及び2b間の範囲のみを接点25
が移動する様に、ロータ26はハウジング27の
図示されないストツパ装置によりその回転限界を
設定されている。又スロツトル或はアクセルが戻
され外部連結部32が逆方向に回転する場合は、
捩られていたリターンスプリングの反撥力に付勢
されてロータ26も逆方向に回転し、端子部14
の出力電圧VAはもとに戻る。
一方接点30の1対の接点部分は、ロータ26
の回転に従つて金属導体印刷部分3、絶縁体4、
抵抗体印刷部分5よりなる導体部分及び第2の集
電用トラツク7の上をそれぞれ摺動する。スイツ
チ部の端子部16は、負荷抵抗RLを介して抵抗
体部の端子部13へ接続されており、端子部15
は接地されている。従つて、接点30がスイツチ
部の金属導体印刷部分3と第2の集電用トラツク
上にある時、即ち第5図中のスイツチ部がONの
時には端子部16を通して得られる出力信号Vi
0レベルを示し、接点30がロータ26の回転に
応じて絶縁体4或は抵抗体印刷部分5上に移動し
第5図中のスイツチ部がOFFとなると、端子部
16を通して得られる出力信号Viは、端子部13
電圧を負荷抵抗RLで降下させた電圧により1レ
ベルのデジタル出力を示すものである。
この様に本考案の回転位置検出センサでは、ス
ロツトルバルブシヤフトの回転角度に対して、高
精度の直線性を有するアナログ信号VAを出力す
ることによりスロツトルバルブシヤフトの回転位
置を検出すると共に、スロツトルバルブシヤフト
の特定な定位置に応じて予め設定された角度のデ
ジタル信号Viを同時に出力し、定位置の検出を行
う。なお本実施例では、スイツチ部の導体部分と
してAg又はpd等の金属摺動接点を用い、かつ回
転角度にして2度から8度の軟質ガラス印刷体の
絶縁体を挾んで、接点の摩耗防止用の抵抗体印刷
部分を設けているため、接点25,30の貴金属
ワイヤ接点部分が接触し摺動する際に高寿命を得
ると共に、摺動ノイズを低減しチヤタリング現象
を防止して高信頼性の信号を提供するものであ
る。
なお本実施例ではスイツチ部によるデジタル出
力を1信号、1設定位置検出のみとして説明した
が、本考案はこれに限定されるものではなく多信
号、多設定位置検出も可能であることは明白であ
ろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例である自動車用回転位
置検出センサの構成を示す要部断面図、第2図は
本考案の回転位置検出センサに用いられる絶縁基
板上に形成された抵抗体部及びスイツチ部の形状
の一例を示す平面図、第2a図は同スイツチ部の
構成を示す要部拡大断面図、第2b図は同抵抗体
部の端部の構成を示す要部拡大断面図、第3図は
本考案の回転位置検出センサに用いられる接点の
一例を示す要部拡大斜視図、第4図は本考案の回
転位置検出センサが出力する信号の一例を示す線
図及び第5図は本考案の回転位置検出センサに用
いられる電気回路の構成例を示す線図である。 図において、1……基板、2……抵抗体部分、
3……金属導体印刷部分、4……絶縁体、5……
抵抗体印刷部分、6……第1の集電トラツク、7
……第2の集電トラツク、25,30……接点、
26……ロータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 抵抗体部及びスイツチ部を有する基板と、前
    記基板の抵抗体部及びスイツチ部にそれぞれ接
    触する接点と、前記抵抗体部及びスイツチ部を
    担持して回転するロータとを備え、前記基板の
    抵抗体部及びスイツチ部上で前記接点を摺動さ
    せて電気抵抗を変えると共にスイツチを切換え
    る自動車用回転位置検出センサにおいて、前記
    スイツチ部は、前記ロータの回転軸を中心とす
    る同心円上に配置されかつ前記接点を介して電
    気的に接続される円弧状の導体部分と集電用ト
    ラツクとを含み、前記導体部分は軟質ガラス印
    刷体の絶縁体を挾んで直列に配置された抵抗体
    印刷部分と金属導体印刷部分とを有し、これら
    抵抗体印刷部分と絶縁体と金属導体印刷部分が
    互いにほぼ均一な平面を成すことを特徴とする
    自動車用回転位置検出センサ。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の自動
    車用回転位置検出センサにおいて、前記軟質ガ
    ラス印刷体の絶縁体は2度から8度の角度範囲
    にわたつて形成される自動車用回転位置検出セ
    ンサ。
JP13773482U 1982-09-13 1982-09-13 自動車用回転位置検出センサ Granted JPS5941708U (ja)

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JPS5941708U JPS5941708U (ja) 1984-03-17
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JP2609633B2 (ja) * 1987-09-30 1997-05-14 株式会社東芝 角度検出器
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JPS5941708U (ja) 1984-03-17

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