JP2545795Y2 - スロットルポジションセンサ - Google Patents

スロットルポジションセンサ

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JP2545795Y2
JP2545795Y2 JP3117191U JP3117191U JP2545795Y2 JP 2545795 Y2 JP2545795 Y2 JP 2545795Y2 JP 3117191 U JP3117191 U JP 3117191U JP 3117191 U JP3117191 U JP 3117191U JP 2545795 Y2 JP2545795 Y2 JP 2545795Y2
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JP
Japan
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housing
cover
substrate
position sensor
seal member
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JP3117191U
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JPH04119342U (ja
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孝紀 松浪
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Aisan Industry Co Ltd
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Aisan Industry Co Ltd
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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、内燃機関に装着される
スロットルポジションセンサに関し、特にハウジングと
カバーとの間を確実にシールするシール部材を具備した
スロットルポジションセンサに係る。
【0002】
【従来の技術】電子制御燃料噴射装置を搭載した内燃機
関においては、スロットルポジションセンサが装着され
ており、その出力信号が燃料噴射制御等に供される。こ
のスロットルポジションセンサはスロットルバルブシャ
フトに連結され、通常、スロットルバルブ開度(以下、
スロットル開度という)に応じて変化するスロットル開
度信号と、アイドル域か出力域かによりオンオフするア
イドル信号が出力される。
【0003】このようなスロットルポジションセンサに
おいては、ハウジングとカバーとの間には図6乃至図8
に示したようなシール部材が介装されている。このシー
ル部材は、図6に示す側がカバー側(上側)となるよう
に配置され、図8に示す側がハウジング側(下側)とな
るように配置されるもので、図7に示すように表裏面の
形状が異なっている。即ち、図6に示す側(これを表面
とする)にはリブ91が立設されており、図8に示す側
(これを裏面とする)には押接部92が形成されると共
に全周に亘りリブ93が立設されている。このため、誤
組付を防止すべく図6に示すようにカバー側に「上」と
いう文字が突設されており、目視にて識別し得るように
構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】然し乍ら、上記のスロ
ットルポジションセンサにおいては、シール部材が表裏
面で異なる形状であるので、組付けが困難であり、識別
用の文字が突設されているとはいっても、これを目視に
て確認する必要があり誤組付防止策としては十分ではな
い。また、上記シール部材を製造するための型材は、上
型と下型とで形状を異ならせる必要がある。
【0005】そこで、本考案は製造が容易で、確実に誤
組付を防止し得るシール部材を備えたスロットルポジシ
ョンセンサを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案は、開口段部を有するハウジングと、該ハウ
ジングに回動自在に支持するシャフトと、該シャフトの
先端部に設け前記ハウジング内に収容する回転体と、前
記ハウジング内に収容し前記回転体に対し所定距離を隔
てて支持する基板と、前記ハウジングの開口段部に周縁
部を固定するカバーと、該カバーと前記基板との間に介
装し前記基板を押接すると共に前記ハウジングの開口段
部と前記カバーとの間に挟持するシール部材を備えたス
ロットルポジションセンサにおいて、前記シール部材
が、周縁部の内側に位置する表裏面の各々の同一部分に
同一形状のリブを立設した弾性を有する板体であって、
板体の周縁部のみを前記ハウジングの開口段部と前記
カバーとの間に挟持し、前記板体の一方の面に立設した
リブが前記カバーに当接すると共に、前記板体の他方の
面に立設したリブが前記基板に当接するように配置した
ものである。
【0007】
【作用】上記の構成になるスロットルポジションセンサ
においては、ハウジングとカバーとの間には上記のシー
ル部材が介装され、その周縁部がハウジングの開口段部
とカバーとの間に挟持されるので、十分なシール性が確
保されると共に、シール部材の一方の面のリブがカバー
に当接すると共に、他方の面のリブが基板に当接するよ
うに配置されるので、安定した状態で基板が保持され
る。また、スロットルポジションセンサの製造時には、
上記のシール部材は表裏対称であるので、それ自体容易
に製造し得ると共に、ハウジングに対する表裏の誤組付
けも生じない。而して、上記スロットルポジションセン
サを内燃機関に装着し、スロットルバルブに連動してシ
ャフトが回転すると、回転体が基板に対して相対的に回
転する。この相対的な回転に応じ、基板からシャフトの
回転に応じた信号が出力される。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
する。図1及び図2は本考案の一実施例に係るスロット
ルポジションセンサ1を示すもので、図示しないスロッ
トルボデーに装着され、シャフト2が図示しないスロッ
トルシャフトに連動して回動するように支持されてい
る。即ち、スロットルポジションセンサ1は隣接する二
つの凹部3a,3bを有する合成樹脂製のハウジング3
を備え、これら凹部3a,3b間の隔壁3cに、軸受4
を介してシャフト2が回動自在に支持されている。
【0009】シャフト2の一端にはハウジング3の一方
の凹部3a内に収容されたレバー5が固着されており、
レバー5は図示しないスロットルシャフトに連結されて
いる。ハウジング3とレバー5との間にはリターンスプ
リング6が介装されており、レバー5が所定の初期位置
方向に付勢されている。従って、図示しないスロットル
バルブの開作動に伴い、スロットルシャフトに連動する
レバー5がリターンスプリング6の付勢力に抗して駆動
され、シャフト2が回動するように構成されている。
【0010】そして、基板10がハウジング3の凹部3
b内に配設されている。この基板10の図1の下側の板
面には、図2に示すように導体11a,11b、抵抗体
12a、及び導体12bが印刷されている。
【0011】基板10の端部には図2に示す複数のター
ミナル7a乃至7dが接続されている。ターミナル7a
乃至7dは図1に示すようにハウジング3内に埋設され
ており、側方に延出してハウジング3と一体にコネクタ
8が形成されている。ターミナル7aは図示しない電源
に接続され、ターミナル7dは接地される。これらター
ミナル7a,7d間に抵抗体12aが接続されており、
所定の電圧が印加される。ターミナル7bは導体12b
に接続されており、後述するようにターミナル7bから
スロットル開度に応じた電圧信号が出力される。そし
て、ターミナル7cは導体11bに接続されており、タ
ーミナル7dに接続された導体11aと導通状態にある
ときに所定電圧のアイドル信号が出力される。
【0012】一方、シャフト2の軸方向先端部には本考
案にいう回転体たる円錐台状のロータ20が設けられ、
ハウジング3の他方の凹部3b内に収容されている。ロ
ータ20の頂面には、図2に示すような二又ブラシの可
動接点21,22が固着されている。可動接点21は一
方のブラシが導体11aに押接し他方のブラシが導体1
1bに押接するように配置され、可動接点22は一方の
ブラシが抵抗体12aに押接し他方のブラシが導体12
bに押接するように配置されている。而して、抵抗体1
2aと導体12bが可動接点22を介して導通し、導体
11aと導体11bが可動接点21を介して導通し得る
ように構成されている。
【0013】上記基板10及びロータ20はハウジング
3の凹部3b内に収容されており、この凹部3bはシー
ル部材9を介して合成樹脂製のカバー13により密閉さ
れている。シール部材9はゴム製の板体で、図3及び図
4に示すように表裏面の各々の同一部分に円環状のリブ
9a,9bが立設されており、表裏対称に形成されてい
る。従って、シール部材9を成形するための金型は上型
と下型を同一形状に形成すればよいので製造が容易であ
る。また、シール部材9は表裏の区別が無いので組付時
にはどちら側としてもよく、良好な作業性が得られる。
尚、本実施例ではリブ9a,9bは円環状としたが、表
裏対称であればどの様な形状としてもよい。
【0014】図5に拡大して示すように、ハウジング3
の開口段部3dには環状突起3eが形成されている。ま
た、カバー13の周縁部にも環状突起13aが形成され
ている。尚、この環状突起13aの外周縁部は傾斜面に
形成されている。
【0015】而して、シール部材9がハウジング3の開
口段部3dに配置され、その上にカバー13が配置され
た後、ハウジング3の開口端部に形成された爪部3fが
折曲され、この爪3eと開口段部3dの間にカバー13
とシール部材9の周縁部が挟持される。このとき、シー
ル部材9の周縁部は環状突起3eとカバー13の環状突
起13aによって圧縮され、その弾性力によって十分な
シール性が確保される。同時に、リブ9aがカバー13
に当接しリブ9bが基板10に当接しており、ハウジン
グ3の段部3gに支持された基板10に対し、シール部
材9がリブ9a,9b部分の弾性力によって押接してい
るので、基板10は安定した状態で保持される。
【0016】以上の構成になる本実施例のスロットルポ
ジションセンサ1によれば、図示しないスロットルバル
ブに連動してレバー5が駆動され、シャフト2が軸受4
内で回動する。このシャフト2の回動に応じ、先ず可動
接点21が導体11a,11bから離脱し、導通状態に
あった導体11a,11b間が開放する。これによりタ
ーミナル7cの所定電圧信号が消失し、アイドル状態が
解除されたことが検出される。同時に、可動接点22が
抵抗体12a及び導体12b上を摺動し、シャフト2の
回転角度に応じてターミナル7a,7b間の抵抗値が変
化する。而して、ターミナル7bからシャフト2の回転
角度に比例した電圧信号、即ちスロットル開度信号が出
力される。
【0017】尚、上記実施例は、可動接点21,22と
抵抗体12a等との摺動作用によってスロットル開度及
びアイドル位置を検出するものであるが、例えば特開平
2−298815号公報に記載の磁気抵抗素子を用いた
スロットルポジションセンサにも適用し得る。
【0018】
【考案の効果】本考案は上述のように構成されているの
で以下に記載の効果を奏する。即ち、本考案のスロット
ルポジションセンサによれば、ハウジングとカバーとの
間には、周縁部の内側に位置する表裏面の各々の同一部
分に同一形状のリブが立設されたシール部材が介装さ
、その周縁部のみがハウジングの開口段部とカバーと
の間に挟持されるように構成されているので、シール部
材の誤組付が生ずることはなく十分なシール性を確保す
ることができる。しかも、シール部材の一方の面のリブ
がカバーに当接すると共に、他方の面のリブが基板に当
接するように配置されるので、安定した状態で基板を保
持することができる。また、上記シール部材は容易に製
造することができるので、従来に比しコストダウンとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のスロットルポジションセン
サの縦断面図である。
【図2】本考案の一実施例のスロットルポジションセン
サにおける基板及びターミナルの平面図である。
【図3】本考案の一実施例におけるシール部材の断面図
である。
【図4】本考案の一実施例におけるシール部材の平面図
である。
【図5】本考案の一実施例におけるシール部材の組付状
態を示す拡大断面図である。
【図6】従来のシール部材の平面図である。
【図7】従来のシール部材の断面図である。
【図8】従来のシール部材の底面図である。
【符号の説明】
1 スロットルポジションセンサ 2 シャフト 3 ハウジング 3d 開口段部 3f 爪部 9 シール部材 9a,9b リブ 10 基板 11a,11b 導体 12a 抵抗体 12b 導体 13 カバー 20 ロータ(回転体)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口段部を有するハウジングと、該ハウ
    ジングに回動自在に支持するシャフトと、該シャフトの
    先端部に設け前記ハウジング内に収容する回転体と、前
    記ハウジング内に収容し前記回転体に対し所定距離を隔
    てて支持する基板と、前記ハウジングの開口段部に周縁
    部を固定するカバーと、該カバーと前記基板との間に介
    装し前記基板を押接すると共に前記ハウジングの開口段
    部と前記カバーとの間に挟持するシール部材を備えたス
    ロットルポジションセンサにおいて、前記シール部材
    が、周縁部の内側に位置する表裏面の各々の同一部分に
    同一形状のリブを立設した弾性を有する板体であって、
    板体の周縁部のみを前記ハウジングの開口段部と前記
    カバーとの間に挟持し、前記板体の一方の面に立設した
    リブが前記カバーに当接すると共に、前記板体の他方の
    面に立設したリブが前記基板に当接するように配置した
    ことを特徴とするスロットルポジションセンサ。
JP3117191U 1991-04-05 1991-04-05 スロットルポジションセンサ Expired - Lifetime JP2545795Y2 (ja)

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JPH04119342U JPH04119342U (ja) 1992-10-26
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