JPH0431696Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0431696Y2 JPH0431696Y2 JP1982092588U JP9258882U JPH0431696Y2 JP H0431696 Y2 JPH0431696 Y2 JP H0431696Y2 JP 1982092588 U JP1982092588 U JP 1982092588U JP 9258882 U JP9258882 U JP 9258882U JP H0431696 Y2 JPH0431696 Y2 JP H0431696Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable shaft
- contact
- metal plate
- movable
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 35
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 6
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 6
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 5
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 5
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 1
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は電気スイツチの改良に関するもので
ある。
ある。
近年、自動車などでスロツトル弁などの正確な
位置に検出するために、安価な電気スイツチが多
く使用されている。しかし、従来から市販されて
いるマイクロスイツチやリードスイツチでは、こ
れらの本来の構造上から、スイツチのON時動作
位置とOFF時動作位置とが異なるために、いわ
ゆるヒステリシス現象が生じ、スロツトル弁など
の正確な位置が検出されないという欠点があつ
た。
位置に検出するために、安価な電気スイツチが多
く使用されている。しかし、従来から市販されて
いるマイクロスイツチやリードスイツチでは、こ
れらの本来の構造上から、スイツチのON時動作
位置とOFF時動作位置とが異なるために、いわ
ゆるヒステリシス現象が生じ、スロツトル弁など
の正確な位置が検出されないという欠点があつ
た。
この考案は、上述した欠点を除去しようとする
ものであつて、可動接点と可動軸を一体化し、可
動軸の摺動部および止り面を一体成形した合成樹
脂製の軸受けを用いるなどにより、ヒステリシス
現象がなく、また自動車などの苛酷な環境条件下
で使用しても正確なスイツチ機能をもつ安価な電
気スイツチを提供することを目的としている。
ものであつて、可動接点と可動軸を一体化し、可
動軸の摺動部および止り面を一体成形した合成樹
脂製の軸受けを用いるなどにより、ヒステリシス
現象がなく、また自動車などの苛酷な環境条件下
で使用しても正確なスイツチ機能をもつ安価な電
気スイツチを提供することを目的としている。
以下、この考案の一実施例を図について説明す
る。
る。
第1図は、この考案による電気スイツチの一使
用例を示し、内燃機関における吸気系の概略図で
ある。第1図において、1は内燃機関本体、2は
気化器、3は気化器2に装着されているスロツト
ル弁、4はスロツトル弁3に連結されたスロツト
ルレバー、5はこの考案による電気スイツチであ
り、この電気スイツチ5はスロツトルレバー4で
ON,OFF動作されるように吸気系に装着され、
図示しない制御装置に接続されている。
用例を示し、内燃機関における吸気系の概略図で
ある。第1図において、1は内燃機関本体、2は
気化器、3は気化器2に装着されているスロツト
ル弁、4はスロツトル弁3に連結されたスロツト
ルレバー、5はこの考案による電気スイツチであ
り、この電気スイツチ5はスロツトルレバー4で
ON,OFF動作されるように吸気系に装着され、
図示しない制御装置に接続されている。
第2図は第1図に示すこの考案の一実施例によ
る電気スイツチ5の縦断面図である。第2図にお
いて、6は金属ケースであり、この金属ケース6
の一端部外周には電気スイツチ5の取付手段であ
るねじ部6aが形成されている。7は金属製の可
動軸であり、この軸7の小径側端面が可動接点8
となつている。9は可動軸7にこれの段部7aに
支持されて嵌合、固定された金属板である。10
は金属ケース6に嵌合された軸受であり、この軸
受10は可動軸7が摺動自在に嵌挿された摺動部
10aと上記金属板9が当接される止り面15と
を一体成形した合成樹脂によつて構成されてい
る。11は導電性金属板であり、軸受10の大径
側端面に支持されている。12は可動軸7復帰用
のスプリングであり、金属板9と導電性金属板1
1との間に介在されて電気回路の一部を構成して
いる。13は固定接点であり、ターミナル14に
固定されて上記可動接点8と対向配置され、可動
軸7が動作して可動接点8と固定接点13の接点
面が当接しONとなつた時に可動軸7の止り面の
役割を果している。16は絶縁材で構成されたサ
ポートであり、金属ケース6に嵌合され、上記固
定接点13を囲みかつ導電性金属板11を挾んで
軸受け10と共に金属ケース6に固定し、さらに
ターミナル14と導電性金属板11とを絶縁して
いる。16ターミナル14を囲んで金属ケース6
にこれのかしめによつて固定され、上記サポート
16を導電金属板11を介して金属ケース6の段
6bに押付けているカバーである。
る電気スイツチ5の縦断面図である。第2図にお
いて、6は金属ケースであり、この金属ケース6
の一端部外周には電気スイツチ5の取付手段であ
るねじ部6aが形成されている。7は金属製の可
動軸であり、この軸7の小径側端面が可動接点8
となつている。9は可動軸7にこれの段部7aに
支持されて嵌合、固定された金属板である。10
は金属ケース6に嵌合された軸受であり、この軸
受10は可動軸7が摺動自在に嵌挿された摺動部
10aと上記金属板9が当接される止り面15と
を一体成形した合成樹脂によつて構成されてい
る。11は導電性金属板であり、軸受10の大径
側端面に支持されている。12は可動軸7復帰用
のスプリングであり、金属板9と導電性金属板1
1との間に介在されて電気回路の一部を構成して
いる。13は固定接点であり、ターミナル14に
固定されて上記可動接点8と対向配置され、可動
軸7が動作して可動接点8と固定接点13の接点
面が当接しONとなつた時に可動軸7の止り面の
役割を果している。16は絶縁材で構成されたサ
ポートであり、金属ケース6に嵌合され、上記固
定接点13を囲みかつ導電性金属板11を挾んで
軸受け10と共に金属ケース6に固定し、さらに
ターミナル14と導電性金属板11とを絶縁して
いる。16ターミナル14を囲んで金属ケース6
にこれのかしめによつて固定され、上記サポート
16を導電金属板11を介して金属ケース6の段
6bに押付けているカバーである。
次に、以上のように構成された電気スイツチ5
の作用を動作と共に説明する。
の作用を動作と共に説明する。
第1図において、電気スイツチ5はスロツトル
弁3のアイドル位置の検出を行う。すなわち、ス
ロツトル弁3がアイドル位置になると、スロツト
ル弁3に連結されたスロツトルレバー4が電気ス
イツチ5の可動軸7の金属ケース6から突出して
いる反可動接点側端を押し、可動接点8が固定接
点13に当接してON動作する。これによつて、
電気信号が制御装置に伝達されて、内燃機関本体
1が最適な運転状態となるように制御される。
弁3のアイドル位置の検出を行う。すなわち、ス
ロツトル弁3がアイドル位置になると、スロツト
ル弁3に連結されたスロツトルレバー4が電気ス
イツチ5の可動軸7の金属ケース6から突出して
いる反可動接点側端を押し、可動接点8が固定接
点13に当接してON動作する。これによつて、
電気信号が制御装置に伝達されて、内燃機関本体
1が最適な運転状態となるように制御される。
この実施例の電気スイツチ5は、可動接点8と
可動軸7とが一体であり、また可動接点8が固定
接点13に当接する構成になつているため、接点
部にはヒステリシス現象を生じることがなく、し
たがつて、スロツトル弁3のアイドル位置を正確
に検出することができる。また、可動軸7と可動
接点8が一体構造であると、ON,OFF動作時な
どの可動軸7の摺動による摩耗粉が接点部に飛散
する恐れがあるが、この実施例の電気スイツチ5
では、合成樹脂製の軸受10に可動軸7の摺動部
を入れたことにより、可動軸7の摺動による摩耗
粉の発生を防止している。そして、上記軸受け1
0は、可動軸7に固定された金属板9の止り面1
5を囲んでいると共に、導電性金属板11で、サ
ポート16およびカバー17を介して金属ケース
6に固定されているので、可動軸7の動作時に導
電金属板9が止り面15に衝突する際の衝撃を、
止り面15が軸受10の一部で合成樹脂で形成さ
れていることで緩和し、金属板9の止り面への衝
突時に摩耗粉が発生するのを防止している。さら
に、合成樹脂製の軸受10を用いたので、内燃機
関のように振動加速度が20G以上になるなどの苛
酷な使用条件で電気スイツチ5を用いても、金属
ケース6に内蔵された可動軸7が振動して、摩耗
粉が発生するなどの不具合が生じるのを防止でき
る利点もある。
可動軸7とが一体であり、また可動接点8が固定
接点13に当接する構成になつているため、接点
部にはヒステリシス現象を生じることがなく、し
たがつて、スロツトル弁3のアイドル位置を正確
に検出することができる。また、可動軸7と可動
接点8が一体構造であると、ON,OFF動作時な
どの可動軸7の摺動による摩耗粉が接点部に飛散
する恐れがあるが、この実施例の電気スイツチ5
では、合成樹脂製の軸受10に可動軸7の摺動部
を入れたことにより、可動軸7の摺動による摩耗
粉の発生を防止している。そして、上記軸受け1
0は、可動軸7に固定された金属板9の止り面1
5を囲んでいると共に、導電性金属板11で、サ
ポート16およびカバー17を介して金属ケース
6に固定されているので、可動軸7の動作時に導
電金属板9が止り面15に衝突する際の衝撃を、
止り面15が軸受10の一部で合成樹脂で形成さ
れていることで緩和し、金属板9の止り面への衝
突時に摩耗粉が発生するのを防止している。さら
に、合成樹脂製の軸受10を用いたので、内燃機
関のように振動加速度が20G以上になるなどの苛
酷な使用条件で電気スイツチ5を用いても、金属
ケース6に内蔵された可動軸7が振動して、摩耗
粉が発生するなどの不具合が生じるのを防止でき
る利点もある。
この実施例の電気スイツチ5は、電気回路がタ
ーミナル14→固定接点13→可動接点8、可動
軸7→金属板9→スプリング12→導電性金属板
11→金属ケース6により構成されて接地され、
他の電気回路がターミナル14→固定接点13→
可動接点8、可動軸7→スロツトルレバー4によ
り構成されて接地されるという、可動軸7と可動
接点8が一体であることによる利点がある。すな
わち、この実施例のものは、電気回路にリード線
を使用していないために非常に小形にでき、また
上記電気回路の構成部品として、スプリング1
2、金属板9のように電気回路以外の機能を有す
るものを兼用させているので、構造が簡単である
という利点がある。
ーミナル14→固定接点13→可動接点8、可動
軸7→金属板9→スプリング12→導電性金属板
11→金属ケース6により構成されて接地され、
他の電気回路がターミナル14→固定接点13→
可動接点8、可動軸7→スロツトルレバー4によ
り構成されて接地されるという、可動軸7と可動
接点8が一体であることによる利点がある。すな
わち、この実施例のものは、電気回路にリード線
を使用していないために非常に小形にでき、また
上記電気回路の構成部品として、スプリング1
2、金属板9のように電気回路以外の機能を有す
るものを兼用させているので、構造が簡単である
という利点がある。
以上説明したように、この考案の電気スイツチ
は、オンオフ動作のヒステリシス現象がなく、ま
た、小形で構造が簡素化され、しかも動作時の摩
耗粉の発生も防止され、安価に提供できると共に
苛酷な使用条件下でも電気スイツチとしての機能
を損なうことがなく耐久性と信頼性に優れるとい
う効果がある。
は、オンオフ動作のヒステリシス現象がなく、ま
た、小形で構造が簡素化され、しかも動作時の摩
耗粉の発生も防止され、安価に提供できると共に
苛酷な使用条件下でも電気スイツチとしての機能
を損なうことがなく耐久性と信頼性に優れるとい
う効果がある。
第1図はこの考案による電気スイツチの一使用
例を示す概略構成説明図、第2図はこの考案の一
実施例による電気スイツチを示す縦断面図であ
る。 5……電気スイツチ、6……金属ケース、7…
…可動軸、8……可動接点、9……金属板、10
……軸受、11……導電性金属板、12……スプ
リング、13……固定接点、14……ターミナ
ル、15……止り面、16……カバー。なお、図
中同一符号は同一部分を示す。
例を示す概略構成説明図、第2図はこの考案の一
実施例による電気スイツチを示す縦断面図であ
る。 5……電気スイツチ、6……金属ケース、7…
…可動軸、8……可動接点、9……金属板、10
……軸受、11……導電性金属板、12……スプ
リング、13……固定接点、14……ターミナ
ル、15……止り面、16……カバー。なお、図
中同一符号は同一部分を示す。
Claims (1)
- 一端側に可動接点8を一体に設けた可動軸7
と、上記可動接点8が当接するように可動接点8
と対向して配設した固定接点13とを備え、上記
可動軸7の軸受10を、可動軸7の摺動部および
止り面15が一体成形された合成樹脂で構成する
と共に、固定接点13を囲んでいる絶縁材製のサ
ポート16との接合面と軸受10との間に導電性
金属板11を挾んで金属ケース6に固定し、可動
軸7に固定されて止り面15に当接される金属板
9と上記導電性金属板11との間に可動軸7復帰
用のスプリング12を電気回路の一部を兼用させ
て介在させたことを特徴とする電気スイツチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9258882U JPS58193520U (ja) | 1982-06-19 | 1982-06-19 | 電気スイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9258882U JPS58193520U (ja) | 1982-06-19 | 1982-06-19 | 電気スイツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58193520U JPS58193520U (ja) | 1983-12-23 |
JPH0431696Y2 true JPH0431696Y2 (ja) | 1992-07-30 |
Family
ID=30100604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9258882U Granted JPS58193520U (ja) | 1982-06-19 | 1982-06-19 | 電気スイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58193520U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0751702Y2 (ja) * | 1986-10-01 | 1995-11-22 | 株式会社横尾製作所 | 小型スイツチ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5444214U (ja) * | 1977-08-30 | 1979-03-27 |
-
1982
- 1982-06-19 JP JP9258882U patent/JPS58193520U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5444214U (ja) * | 1977-08-30 | 1979-03-27 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58193520U (ja) | 1983-12-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4688420A (en) | Throttle valve position-detecting device for a vehicle engine | |
US4183467A (en) | Fluid control valves | |
US10921843B2 (en) | Accelerator pedal device | |
JPH037572Y2 (ja) | ||
US10739810B2 (en) | Accelerator pedal device | |
JPH0431696Y2 (ja) | ||
US4350967A (en) | Two-temperature thermally responsive fast idle control switch | |
US4815317A (en) | Idling mode detecting switch for an internal-combustion engine | |
JP4708598B2 (ja) | 圧力スイッチ | |
US4335601A (en) | Fuel injection nozzle with movement switch | |
US5214959A (en) | Idle position detection switch for engines | |
JPH0236085Y2 (ja) | ||
JP2603402Y2 (ja) | 圧力スイッチ | |
JPH017963Y2 (ja) | ||
JPH0124830Y2 (ja) | ||
US5228187A (en) | Method of making an idle position detection switch for engines | |
JPS6337300Y2 (ja) | ||
JPS6115252Y2 (ja) | ||
JP2004095531A (ja) | 圧力スイッチ | |
JPS6182047U (ja) | ||
JPH0231718Y2 (ja) | ||
JPH0218502Y2 (ja) | ||
JPH059468Y2 (ja) | ||
JPS63105746U (ja) | ||
JPH0736264Y2 (ja) | 水温計ユニット |